JPH04122736U - 永久アンカー工法用保護剤入りヘツドキヤツプ - Google Patents

永久アンカー工法用保護剤入りヘツドキヤツプ

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JPH04122736U
JPH04122736U JP5600791U JP5600791U JPH04122736U JP H04122736 U JPH04122736 U JP H04122736U JP 5600791 U JP5600791 U JP 5600791U JP 5600791 U JP5600791 U JP 5600791U JP H04122736 U JPH04122736 U JP H04122736U
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JP
Japan
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protective agent
head
anchor
head cap
anchor head
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JP5600791U
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勝利 村上
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】永久アンカー工法のアンカーヘッド部が時日経
過のうちに発錆しアンカーの効果を損なうことが多々あ
ったが、これはグリスなど防錆油を鋳鉄製ヘッドカバー
装着のあと注入するので、入れ忘れがあったり、入れて
も時日経過のうちに抜けてしまうからであった。本考案
は新しいアンカーヘッド保護の提案である。 【構成】プラスチツク製コップ状容器に変性ポリサルフ
ァイド、変性シリコン等の保護剤が充填され蓋を装着し
たものを用意し、蓋を取ってこれをアンカーヘッドにか
ぶせたあと、鋳鉄製アンカーヘッドをかぶせる。また、
点検のためキャップを取り外した際、保護剤がヘッド周
辺に残留しないよう保護剤面に柔軟な薄いプラスチック
フィルムを載置したものも用意した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、山岳等の斜面の安定、地下空洞掘削、建築物の転倒、浮き上がり防 止、各種構造物の安定工事の際に適用される永久アンカー工法用のアンカーテン ドンのアンカーヘッド部に装着して、防錆、保護の用に供する保護剤入りヘッド キャップである。
【0002】
【従来の技術】
永久アンカー工法のアンカーテンドンのヘッド部の保護には、従来は防錆油注 入孔を有する鉄製ヘッドキャップが装着され、このヘッドキャップ内にグリスそ の他の防錆油を注入して保護していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来法の欠陥は、アンカーヘッド部に鉄製のヘッドキャップを装着して、その 後にキャップ内部にグリス等を注入していたため、作業が煩雑であり、かつ、グ リス注入の忘れがあっても外部から確認が不可能であることに加え、後から注入 するグリス、防錆油等は耐候性、耐熱性に欠陥があるため、長期間の保護の用に は不適当であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の欠点を解決するため、耐候性、耐油性の優れたプラスチック、 たとえば、硬質塩化ビニール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アクリル 樹脂等のコップ状容器を成型により作成し、そのなかに、変性ポリサルファイド 、変性シリコン等の保護剤を充填し、コップ上部に蓋を装着したものを用意し、 保護剤入りコップの蓋を取り去り、永久アンカー工法のアンカーヘッドにかぶせ て装着することにより、高温にも低温にも耐久性があり、かつ従来法のようなグ リスの入れ忘れがなく、手間も不要な保護剤入りヘッドキャップを開発したので ある。このヘッドキャップをアンカーヘッドにかぶせて装着のあと、従来使用さ れてきた鉄製ヘッドキャップを装着すればよく、その装着の際、保護剤入りキャ ップの装着の点検も行うことができるのである。
【0005】 また、請求項2に示すものはコップ状容器に保護剤充填のあと、その表面に柔 軟な薄いプラスチックフィルムを載置したものであり、これは経年後ヘッド部の 点検のため、ヘッドカバーを取り外した際、粘ちょうな保護剤がヘッドに付着し ていないため、キャップ交換の作業が行い易いのである。
【0006】
【作 用】
本考案保護剤入りヘッドキャップをアンカーヘッドにかぶせると、粘度の高い ポリサルファイドやシリコンが、アンカーヘッド部の支持板やPC鋼より線など を被覆するように流動するので保護は完壁である。
【0007】
【実施例】
図1に断面図を示すように、厚さ0.2mmの硬質塩化ビニール樹脂板を成型 してコップ状容器を成型し、そのなかへ変性ポリサルファイド樹脂粘ちょう体を 充填し、テフロンシートにより作成した蓋を強粘着剤により貼付して本考案永久 アンカー工法に使用するアンカーヘッド装着用保護剤入りヘッドキャップを得た 。これを、永久アンカー工法におけるアコーデオンコネクターのコルゲートシー スへのねじ込み、設置、緊張定着、PC鋼より線切断の諸工程ののち、アンカー ヘッド部にかぶせて装着し、更に鋳鉄製キャップを取り付けて工程を終了した。 この方法を採用すると、従来のような鋳鉄製キャップをかぶせたあと、グリスな どの防錆油を注入する方法に比較して、作業が簡単で楽であり、将来にわたって 保護効果が大きいと推定された。
【0008】
【図面の簡単な説明】
図1は、本考案請求項1に示す永久アンカー工法用保護
剤入りヘッドキャップの断面図、図2は、請求項2に示
すものの断面図、図3は、図1のものがアンカーヘッド
に装着された状態を示す側面図である。
【0009】
【符号の説明】
1 プラスチック製コップ状容器 2 保護剤 3 蓋 4 柔軟な薄いプラスチックフィルム 5 アンカーヘッド 6 鉄製ヘッドキャップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐候性、耐油性に優れたプラスチック製
    コップ状容器に、変性ポリサルファイド、変性シリコン
    等の保護剤が充填され蓋が装着された、永久アンカー工
    法に使用するアンカーヘッドに装着してヘッド部の防
    錆、保護の用に供する保護剤入りヘッドキャップ。
  2. 【請求項2】 耐候性、耐油性に優れたプラスチック製
    コップ状容器に、変性ポリサルファイド、変性シリコン
    等の保護剤が充填され、その保護剤の表面に柔軟で薄い
    プラスチックフィルムが載置されたあと蓋が装着され
    た、永久アンカー工法に使用するアンカーヘッドに装着
    してヘッド部の防錆、保護の用に供する保護剤入りヘッ
    ドキャップ。
JP5600791U 1991-04-16 1991-04-16 永久アンカー工法用保護剤入りヘツドキヤツプ Pending JPH04122736U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1037188A (ja) * 1996-07-23 1998-02-10 Zenitaka Corp グランドアンカーのヘッドキャップ
JP2000064277A (ja) * 1998-08-26 2000-02-29 Ohbayashi Corp アンカー頭部の定着構造
JP2003336256A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Okabe Co Ltd アンカーキャップの施工方法及びアンカーキャップ
JP2022034382A (ja) * 2020-08-18 2022-03-03 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社 テンドンの頭部定着構造

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