JPH04122682U - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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Publication number
JPH04122682U
JPH04122682U JP3274091U JP3274091U JPH04122682U JP H04122682 U JPH04122682 U JP H04122682U JP 3274091 U JP3274091 U JP 3274091U JP 3274091 U JP3274091 U JP 3274091U JP H04122682 U JPH04122682 U JP H04122682U
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JP
Japan
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nozzle
box
chips
cleaning liquid
cleaning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3274091U
Other languages
English (en)
Inventor
清 中川
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークを循環する洗浄液で洗浄する洗浄装置
のノズル25に、洗浄液の中に含まれている切粉がつま
りにくいようにする。 【構成】 箱型ノズルヘッダ3の側面3bの下部に開放
ノズル29を設ける。底面3cには、開放ノズル29へ
向けて下る傾斜面を形成する。パイプ27から供給され
る洗浄液は、所定の圧力及び流量で各ノズル25から放
出されるだけでなく、常時開放ノズル29からも流出す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、機械加工後のワーク洗浄に使用される洗浄装置に関し、特に、循環 する洗浄液に含まれる切粉がノズルにつまるのを防止できる箱型ノズルヘッダの 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の洗浄装置の一例を図2〜図4に基づいて説明する。図2は全体の概略平 面図である。図3は図2の要部を表す系統図である。図4は図3の箱型ノズルヘ ッダを表す斜視図である。
【0003】 機械加工品、例えば自動車エンジンのシリンダなどのワーク1は、加工後にネ ジ孔に切粉などが付着している場合があり、洗浄装置で洗浄して排除する必要が ある。ワーク1は、一対の箱型ノズルヘッダ3の間に搬入され、側面に取付けら れた多数のノズルから洗浄液が勢いよく吹きつけられる。使用された洗浄液はパ イプ4からダーティタンク5に流れ込む。このダーティタンク5内にはモップコ ンベア7が動いており、モップコンベア7の下側に存在するマグネット9により 引きつけられた切粉11、あるいは、重力によって沈殿した切粉11は、モップ コンベア7の上に乗り、モップコンベア7の動きに伴ってダーティタンク5の外 に運び出される。すなわち、ローラー13を回って反転したモップコンベア7は 、ホッパー15の縁でしごかれ、切粉11がホッパー15内に落下する。落下し た切粉は、ホッパー15が設けられている台車17にたまる。たまった切粉11 は台車17によって屋外に排出される。このようにして大部分の切粉11が取り のぞかれた洗浄液は、せき19を乗り越えて隣接するクリーンタンク21に流入 し、さらにポンプ23によってくみ出され、再び箱型ノズルヘッダ3に送られる 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、従来の洗浄装置によれば、循環して使用される洗浄液には少量 の切粉11が常に含まれており、図4に示す箱型ノズルヘッダ3の底部にたまっ てノズル25がつまる原因となる不都合があった。ノズル25につまった切粉1 1は取り除くのに時間がかかり、保守作業を面倒なものにして生産性向上を妨げ ていた。
【0005】 本考案は以上の問題点を解決するためになされたもので、ノズルに切粉がたま りにくい箱型ノズルヘッダを備えた洗浄装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するためになされたもので、機械加工後のワーク に付着している切粉を循環する洗浄液で洗い流す洗浄装置において、側面に複数 のノズルが取付けられる箱型ノズルヘッダの側面下部に開放ノズルを設け、該箱 型ノズルヘッダの底面に、前記開放ノズルへ向けて下り斜面となる傾斜面を形成 したことを特徴とする洗浄装置である。
【0007】
【作用】
ノズルから洗浄液を放射してワークを洗浄している間、洗浄液の一部は常に開 放ノズルから放出される。この時、箱型ノズルヘッダの底部にたまろうとする切 粉は傾斜面に沿って開放ノズル側へ流れ、やがて箱型ノズルヘッダの外に洗浄液 と共に放出される。従って、切粉が箱型ノズルヘッダ内にたまりにくくなり、切 粉によってノズルがつまるのを防止できる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。なお、図1の箱型ノズルヘ ッダ3を有する洗浄装置の全体構成は、従来例を示す図2および図3と同様とす る。
【0009】 図1に示した箱型ノズルヘッダ3は、略中空直方体の側面3aに多数のノズル 25が取付けられ、洗浄液は上面に連通するパイプ27を通って供給される。こ の箱型ノズルヘッダ3の側面3b下部に開放ノズル29を設け、その途中に流量 調整弁31を取付ける。また、箱型ノズルヘッダ3の底面3cには、開放ノズル 29を設けた側面3bへ向けて下り斜面となるように、適当な傾斜面を形成して ある。なお、開放ノズル29の径は、ノズル25から所定の圧力で放射する洗浄 液の総流量以上の流量を確保できるようにするのが好ましい。
【0010】 以下、本実施例の作用について説明する。パイプ27を通って送られてきた洗 浄液は、その一部が多数のノズル25から放射されてワーク1を洗浄し、残りが 開放ノズル29から放出される。箱型ノズルヘッダ3の内部では、洗浄液内に含 まれる切粉が、自重で底面3cに落下すると共に、開放ノズル29へ向かう流れ の主流に導かれて流出する。また、底面3cに落下した切粉も傾斜面に沿って開 放ノズル29へ導かれ、底面3cにたまることなく洗浄液と共に流出する。この ため、箱型ノズルヘッダ3内に切粉がたまりにくくなり、ヘッダ内部に存在する 切粉の量も少なくなるので、切粉がノズル25につまってしまう可能性は大幅に 減少する。
【0011】 なお、開放ノズル29に設けた流量調整弁31の開度を適宜操作することによ り、ノズル25及び開放ノズル29から放出される洗浄液の流量や圧力を最適な 状態に容易に調整できる。また、開放ノズル29の径を十分に大きなものとして 、必要に応じて流量調整弁31を全開にすれば、箱型ヘッダ3内にたまりかけた 切粉を開放ノズル29へ向かう洗浄液の流れの勢いで排出することも可能である 。
【0012】 なおまた、洗浄液に含まれる少量の切粉を完全に取り除くためには、クリーニ ングタンク内などにフィルターを設ける方法もあるが、フィルターの保守に要す るコストや工数を考えると、本考案のものに優位性がある。
【0013】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の洗浄装置によれば、常時開放されている開放ノ ズルから一定の洗浄液が放出され続けることにより、また、自重で落下した切粉 を底面の傾斜で開放ノズルに導くことにより、洗浄液に含まれている切粉がノズ ルヘッダの底部にたまろうとするのを防止して外部に放出するので、ノズルに切 粉がつまりにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す洗浄装置のノズルヘッ
ダの斜視図である。
【図2】従来の洗浄装置を示す概略平面図である。
【図3】図2の要部を示す系統図である。
【図4】図3のノズルヘッダを示す斜視図である。
【符号の説明】 1 ワーク 3 ノズルヘッダ 5 ダーティタンク 7 モップコンベア 9 マグネット 11 切粉 13 ローラー 15 ホッパー 17 台車 19 せき 21 クリーンタンク 23 ポンプ 27 パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械加工後のワークに付着している切粉を
    循環する洗浄液で洗い流す洗浄装置において、側面に複
    数のノズルが取付けられる箱型ノズルヘッダの側面下部
    に開放ノズルを設け、該箱型ノズルヘッダの底面に、前
    記開放ノズルへ向けて下り斜面となる傾斜面を形成した
    ことを特徴とする洗浄装置。
JP3274091U 1991-04-12 1991-04-12 洗浄装置 Withdrawn JPH04122682U (ja)

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JP3274091U JPH04122682U (ja) 1991-04-12 1991-04-12 洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3274091U JPH04122682U (ja) 1991-04-12 1991-04-12 洗浄装置

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JPH04122682U true JPH04122682U (ja) 1992-11-04

Family

ID=31915629

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JP3274091U Withdrawn JPH04122682U (ja) 1991-04-12 1991-04-12 洗浄装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015123377A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社滋賀山下 洗浄機構、洗浄ブロー装置及び洗浄装置
JP2015134337A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 Necエナジーデバイス株式会社 洗浄液噴出部材、洗浄システム及び洗浄方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015123377A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社滋賀山下 洗浄機構、洗浄ブロー装置及び洗浄装置
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950713