JPH04122603A - マット調樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

マット調樹脂成形品の製造方法

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JPH04122603A
JPH04122603A JP24421190A JP24421190A JPH04122603A JP H04122603 A JPH04122603 A JP H04122603A JP 24421190 A JP24421190 A JP 24421190A JP 24421190 A JP24421190 A JP 24421190A JP H04122603 A JPH04122603 A JP H04122603A
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JP
Japan
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release agent
mold
layer
resin
gelcoat
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Pending
Application number
JP24421190A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Motomatsu
本松 英一
Tomio Sugiyama
杉山 富雄
Koichiro Fukuhara
福原 宏一郎
Motohiro Kosaka
匂坂 元洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は人造石等の樹脂成形品、例えば人造大理石模様
の樹脂成形品等の製造方法、更に詳しくは汚れ難いマッ
ト調樹脂成形品の製造方法に関する。
(従来の技術) マット調の人造大理石模様の樹脂成形品は従来より提供
されているが、その製造には、成形後、成形品表面をサ
ンディング処理又はブラスト処理により荒らしてマット
調に仕上げるという方法がとられている。
(発明が解決しようとする課題) しかし乍ら、上記従来の方法は製品表面にゲルコート層
表面部を削り取った微細な傷を無数につけることになる
ため、その傷内に汚れが侵入して付着し易く、しかも−
旦付着した汚れは落ち難くなり、耐汚染性に優れた製品
を製造できない。
また上記方法はマット調に仕上げるための作業に時間が
かかるという問題もある。
本発明は従来技術が有する上記問題点に鑑みコなされた
もので、第1に耐汚染性に優れたマツ調樹脂成形品を製
造することを目的とする。
また次に上記のようなマット調樹脂成形品を舊易に製造
することをも目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明のマット調村脂成形品
の製造方法では、成形型に、粒径が0〜5.0μmで、
比重が離型剤のそれと同等若しくは小さい微粉末粒子を
混在分散させた離型剤層苓形成して乾燥させる工程と、
上記離型剤層上にケルコート樹脂を塗布し、加熱硬化さ
せる工程と、ゲルコート層の上に充填材を混合した樹脂
を注型して加熱硬化させる工程と、脱型する工程と、肱
型した成形品の表面から離型剤を除去する工程とを逐次
実施する。
(作 用) 以上のように構成した本発明のマット調樹脂成形品の製
造方法によれば、製品のゲルコート層表面には離型剤と
共に除去される微粉末粒子により微細な凹凸が形成され
、この微細な凹凸により製品表面はマット調を呈する。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基つき図面を参照しつつ、更に
詳細かつ具体的に説明する。
図示実施例は平板状製品、例えばカウンターに本発明を
適用したものであり、図中Aは成形型を示している。
成形型Aは成形作業に先立ち、先ず型内面を清掃する。
次に微粉末粒子1をポリビニールアルコール等の離型剤
2に混入分散せしめ、この微粉末粒子1を混入した離型
剤2を清掃が終了した成形型に2QOg/mを目安にス
プレー塗布し、充分乾燥させて、型面に微粉末粒子1が
混在分散する離型剤層aを形成することにより型面に微
粉末粒子1による微細な凹凸を付与する。
尚、この微粉末粒子1による型面への微細な凹凸の付与
は、離型剤2と微粉末粒子1を別々にスプレーして型面
に微粉末粒子1が混在分散する離型剤層aを形成するこ
とにより行うことも可能である。
ただしこの場合、微粉末粒子1は離型剤2塗布後、離型
剤2が乾燥する以前にスプレーする必要がある。
上記、微粉末粒子1は離型剤層a内に沈み込まないよう
に比重が離型剤2のそれと同等若しくは小さいものであ
る必要があり、離型剤2に反応しない物質、例えばシリ
カのような無機質のものが望ましい。
上記微粉末粒子1の離型剤2に対する混合割合は5重量
%以上、好ましくは5〜10重量%である。
10重量%以上混合しても製品の表面状態には大差がな
く、5重量%以下であると光沢が出てしまう。
また微粉末粒子1の粒径は0.5〜5.0μmとするこ
とが可能であるが1〜3μmとするのが望ましい。
粒径0.5μm以下であると光沢が出てマット調になら
ず、5.0μm以上であると得られる製品は表面が汚れ
易くなる。
ここで、試験により得られた微粉末粒子lの粒径と製品
の耐汚染性の関係を示す。
試験方法 粒径が夫々 1.8μm152μm、12.0μmの微
粉末粒子を用いて本発明方法により製造した人造大理石
の試験片に汚染物質を約2CIIlになるように滴下ま
たは付着させて、乾燥しないようにラップでカバーして
24時間放置し、その後、水ふき、中性洗剤ふき、エタ
ノールふきを順に行い、汚染跡を調べた。
次に上記離型剤層aの上にポリエステル系等のゲルコー
ト樹脂3をスプレー塗布し、その後80〜50°Cの温
度て10〜60分間加熱し、これを硬化させてケルコー
ト層すを形成する。
上記ゲルコート樹脂は無色透明のみてはなく、任意の顔
料を添加して着色したり、砕石等を入れ細形石調の加飾
層とすることか可能である。
続いて、上記硬化したゲルコート層すの上に、ポリエス
テル系、アクリル系等の注型樹脂に、はぼ倍量の水酸化
アルミニウム、炭酸カルシウム等の充填材を混合、撹拌
し分散を良好にした注型材4を注型し、その後、型組み
を行い、約80〜50℃で10〜40分加熱し、硬化さ
せて基材層Cをゲルコート層すと一体に形成する。
上記注型材は所望の色の顔料を添加し、着色することも
任意である。
次に、上記基材層Cが硬化したら成形品Bを常法により
エアー圧を利用して脱型し、この脱型した成形品Bを5
0°Cの硬化室内で90〜180分間放置し、完全硬化
を行う。
そして最後に、成形品8表面についた離形剤層aを水あ
るいは温水により拭き取り製品Cを得る。
而して、微粉末粒子1の凹凸かゲルコート層す表面に転
写されることによってマット調で、かつ汚れ難い樹脂成
形品が得られる。
(効 果) 本発明は以上のように構成したから下記するような効果
を奏する。
(1)離型材層に混在分散させた微粉末粒子か転写され
た表面の微細な凹凸によりマット調とするので表面が汚
れ難く、耐汚染性に優れたマット調の樹脂成形品を製造
することができる。
(2)表面状態の調整が微粉末粒子の粒径の選択により
容易に行うことができると共に、表面の仕上げあるいは
加工作業を必要としないので、製造作業が容易である。
(3)ブライト調樹脂成形品の成形型と同じ型を用いて
製造することかでき専用型を必要としないので、多品種
少量生産への対応もし易い。
(4)ゲルコート層が損なわれないので、製品の浸水性
を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明マット調樹脂成形品の製造方法の実施例を
工程順に示す説明図で、第1図は離型剤層形成工程、第
2図はゲルコート層形成工程、第3図は基材層注型工程
、第4図は脱型工程、第5図は製品を夫々示し、各々一
部拡大して示しである。 A 成形型      B 成形品 C・製品       a 離型剤層 bニゲルツー1層   C基材層 1 微粉末粒子    2 離型剤 3ニゲルコート樹脂  4・注型材 特許 出 願人  東陶機器株式会社 α〕 ℃)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)成形型Aに、粒径が0.5〜5.0μmで、比重
    が離型剤2のそれと同等若しくは小さい微粉末粒子1が
    混在分散する離型剤層aを形成して乾燥させる工程、 (b)上記離型剤層a上にゲルコート樹脂3を塗布し、
    加熱硬化させてゲルコート層bを形成する工程、 (c)ゲルコート層bの上に充填材を混合した樹脂4を
    注型して加熱硬化させ、基材層cを形成する工程、 (d)脱型する工程、 (e)脱型した成形品B表面から離型剤2を除去する工
    程、 を逐次実施することを特徴とするマット調樹脂成型品の
    製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998015592A1 (en) * 1996-10-07 1998-04-16 E.I. Du Pont De Nemours And Company Controlled gloss fluoropolymer films

Cited By (2)

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WO1998015592A1 (en) * 1996-10-07 1998-04-16 E.I. Du Pont De Nemours And Company Controlled gloss fluoropolymer films
US5972472A (en) * 1996-10-07 1999-10-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process of forming controlled gloss fluoropolymer films

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