JPH04122407A - 水洗水処理方法 - Google Patents

水洗水処理方法

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Publication number
JPH04122407A
JPH04122407A JP2238972A JP23897290A JPH04122407A JP H04122407 A JPH04122407 A JP H04122407A JP 2238972 A JP2238972 A JP 2238972A JP 23897290 A JP23897290 A JP 23897290A JP H04122407 A JPH04122407 A JP H04122407A
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JP
Japan
Prior art keywords
washing
water
washing water
reverse osmosis
osmosis membrane
Prior art date
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Pending
Application number
JP2238972A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
博司 小林
Toru Takeda
透 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04122407A publication Critical patent/JPH04122407A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−にの利用分野〕 本発明は、特に、界面活性剤水溶液、エマルジョン洗浄
剤、アルカリ洗浄剤等の水系洗浄剤や水すずぎを必要と
する有機溶剤を主体とした重水系洗浄剤による、金属、
ガラス、セラミックス等の脱脂洗浄やプリント基板のば
んだフラックス洗浄の水洗工程より排出される、界面活
性剤および/またはアルカリによる乳化物を含む水洗水
を処理して水洗工程に戻し、水洗水として循環使用する
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、公害問題、環境保護に対する認識の高まりから、
生産設備をクローズド化し、環境を汚染する物質をでき
る限り系外に排出しないようにする努力が払われている
。この動きの中で、脱脂洗浄やフラックス洗浄の水洗工
程で使われる水洗水を循環使用し、系外に出さないよう
にすることが行われるようになった。
水系洗浄剤または重水系洗浄剤による脱脂洗浄やフラッ
クス洗浄の水洗工程から排出される水洗水には、洗浄剤
や汚れに由来する界面活性剤、油、有機溶剤、ロジン、
アルカリ金属塩等が多量に混入してくる。この水洗水を
循環使用するためには、循環系の中で、混入物を除去処
理する必要がある。
その処理方法として、界面活性剤、油、有機溶剤、ロジ
ン等の有機成分に対しては、活性炭、活性汚泥、限外濾
過、逆浸透、凝集沈澱等があり、金属イオン、アルカリ
金属塩等のイオン成分に対しては、イオン交換樹脂、電
気透析、逆浸透等がある。
これらのうち脱脂洗浄やフラックス洗浄の水洗工程にお
ける水洗水の循環使用における処理方法を考えた場合、
短期間のうちに高度の処理を行い水洗水として使用可能
なまでに上記汚濁成分を除去できること、さらに、コン
バク1〜な装置からなり、洗浄機に付設可能なことが望
まれる。この観点から見ると、活性汚泥、凝集沈澱法は
、設備が大規模であり、処理に時間がかかり、工場全体
の排水を処理することには向くが、洗浄機単体の水洗水
のクローズド化に用いることは不向きである。
したがって、これらの処理方法の中では、逆浸透、限外
濾過、活性炭、イオン交換樹脂、電気透析を組み合わせ
た方法が比較的利用し易いと考えられる。
さらに、界面活性剤、有機溶剤、アルカリ塩等の洗浄剤
有効成分をも再使用することを考慮した場合、逆浸透法
が有力である。限外濾過では、水洗水に溶解した界面活
性剤や有機溶剤等の有機成分やイオン成分を濃縮するこ
とはできない。イオン交換樹脂や電気透析では、界面活
性剤、有機溶剤等の有機物を回収することばできない。
逆浸透以外に有機物を除去する方法としては、活性炭処
理があるが、この方法では、有機物を回収することはで
きない。
逆浸透法によって有機成分とイオン成分を除去した水洗
水を得ると同時に、洗浄剤成分を濃縮し、これを洗浄工
程に戻すことが可能となり、洗浄工程を高度にクローズ
ド化することかできる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、水系洗浄剤または半水系洗浄剤による脱
脂洗浄やフラックス洗浄から出る水洗水中には、洗浄剤
中の界面活性剤やアルカリによる、油、ロジン等の乳化
物が含まれる。これは、洗浄剤成分により、乳化した汚
れ成分であり、再利用すべき洗浄剤成分とは区別すべき
不用成分である。
この乳化物を含んだ水洗水をこのまま逆浸透膜処理すれ
ば、必要な洗浄剤成分と共に不用な汚れ成分まで濃縮す
るとともに、逆浸透膜への有機物負荷が高くなり、水洗
水として再使用する透過水中の有機成分レベルを押し上
げることになる。透過水中の有機成分レベルが高くなる
と水洗水として再使用するには好ましくない。また、こ
の濃縮液を洗浄工程に戻せば、洗浄によって除去した汚
れをも戻すことになり好ましくない。
これらの見地から、水洗水中の乳化物を除去してから逆
浸透膜処理することが望まれる。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明者らは、鋭意検討した結果、特定の繊維シートを
用いることにより、簡単且つコンパクトな装置を用いる
方法で水洗水中に含まれる乳化物を除去し、逆浸透法に
よる水洗水の循環使用と洗浄剤有効成分の回収が効率的
に可能となることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
すなわら、本発明は、脱脂洗浄またはフラックス洗浄の
水洗工程より排出される、界面活性剤および/またはア
ルカリによる乳化物を含む水洗水を処理して水洗工程に
戻し、循環使用する方法において、この水洗水を、単繊
維直径0.1〜10μmの繊維を主体とし、繊維充填率
が10〜70%、厚さ0.1〜70mmの繊維状シート
に通した後に、逆浸透膜処理し、水洗工程に戻すことを
特徴とする水洗水処理方法である。
本発明で用いる「繊維状シート1は、織布、編布、不織
布のいずれでもよい。また、この「繊維状シート」を構
成する繊維は、何ら限定されるものではないが、例えば
、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート等のポリエステル系共重合体の繊維、ポリヘキサ
メチレンアジパミド、ポリカプラミド等のポリアミド繊
維、ポリアミド・イミド繊維、芳香族ポリアミド繊維、
ポリパラオキシベンゾエート等のポリエステルエーテル
の繊維、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリテ
トラフルオロエチレン等のハロゲン含有重合体の繊維、
ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンの繊
維、各種アクリル繊維およびポリビニルアルコール系繊
維、再生セルロス、アセテート、木綿、麻、絹、羊毛等
の天然繊維が挙げられる。これらの繊維は単独あるいは
組合せて使用される。また、これら繊維をジメチルポリ
シロキサンやパーフルオロアルキル基を持ったフン素糸
樹脂等て撥水加工処理したものも使用可能である。
本発明で用いる[繊維状シート1を構成する繊維の単繊
維直径は0.1〜10μmのものを主体とし、好ましく
は単繊維直径2μW以下のものを主体とする。1主体と
する−1とは、繊維状シートを構成する繊維の総重量に
対して、上i2=の単繊維直径を有する繊維の総重量が
50%以上であることである。
単繊維直径が10μmより大きくなると、充分な乳化物
除去性能が得られな(なる。また、単繊維直径0.1μ
m未満の繊維は、工業上これを得るのが困ガfである。
「繊維充填率」は、下記式 化物除去能力が低く、70%を越えると事実上工業的に
使用可能な液透過性が得られない。
繊維状シートの厚みば0.1〜70mmである。厚みが
0.1mm未満の場合、乳化油の分離能力が充分でなく
、70mmを越えると液透過時の圧力損失が大きくなり
過ぎる。
本発明で用いる繊維状シーI・は、平膜状、円筒状、ス
パイラル状、プリーツ状等、任意の形態で用いることが
できる。処理効率の面から、繊維状シートは、プリーツ
状の形態で用いるのが好ましい。また、繊維状シーI・
は、1枚あるいは複数枚の重ね合わせによって使用され
、通液方法は、重力による液透過、圧送による液透過等
任意の方法を採ることができ、なんら限定されるもので
はない。
本発明で用いる繊維状シートに対して、補強等の目的で
金網、プラスチック、繊維構造体等の補強剤を用いるこ
とも可能である。また、本発明で用いる繊維状シートに
水洗水を通ず前にゴミ等を捕集するためのプレフィルタ
−1例えば膜状、わた状のゴミ捕集材を置くことも可能
である。
本発明で用いる繊維状シートについては、特開昭6]、
−257210号公報、特開昭61−257211号公
報、特開昭63−257212号公報、特開昭63−1
56508号公報に詳述されているものを用いることが
できる。
なかでも、旭化成工業I11より商標「ニーチック」と
して販売されている繊維状シー1〜が好適に用いられる
逆浸透膜処理装置としては、通常、洗浄剤有効成分であ
る濃縮液を溜めるリザーバータンク、逆浸透膜へ水洗水
を送るポンプ、および逆浸透膜からなる循環系を構成し
たものが用いられる。膜の種類、操作圧力等の条件は、
処理する水洗水の性状、透過液量、回収液量等により適
宜選択される。
なお、繊維状シート通過及び逆浸透膜処理して得られる
透過水を、さらに、活性炭やイオン交換樹脂で処理して
、高度に精製した水洗水として再使用することも可能で
ある。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ、本発明を更に具体的に説明する。
実施例1〜5及び比較例1 炭酸ソーダ、ケイ酸ソーダ、界面活性剤、油、ロジンを
含む水洗水(透過率44%、COD640ppm)を、
フィルターホルダーに装着した第2表に示す繊維状シー
)A−Eに通し、ついで、合成高分子系の逆浸透膜〔日
東電工■製、商品名: NTR−71973で処理(操
作圧力30kg/cffl) L、た。繊維状シー1−
通過後の水洗水の透過率、CODおよび導電率、逆浸透
膜通過後の水洗水の透過率、CODおよび導電率を測定
した。その結果を第1表に示す。
比較のため繊維状シートを通さない場合について実施し
た。その結果を第1表に示す。
また、逆浸透膜による濃縮液を用いた洗浄試験結果を第
3表に示す。
なお、上記透過率は、可視吸光計で550nmにて測定
した値で、この数値が大きいほど乳化物の量が少ないこ
とを示し、透過率100%は乳化物が見られないことを
示す。また、CODは、JIS−KO102(1986
)に記載の方法により測定した値で、この数値が小さい
ほど有機物の量が少ないことを示す。
さらに、導電率は、電気化学計器■製、導電率計AOL
−40て測定1−7た稙である。
以下余白 ■ 〔発明の効果〕 本発明の方法を用いることにより、簡単に逆浸透膜への
有機物負荷を大幅に低減することができ、透過水の有機
物レベルをも低減し、良質な水洗水を再生利用できる。
また、得られた濃縮液は洗浄液として再使用可能なもの
となり、水洗水の再利用とあわせて、水洗工程を高度に
クローズド化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の水洗水処理方法の1実施態様を示し
たものである。 ■は繊維シートを装着したフィルターホルダー2は逆浸
透膜処理装置、 3は洗浄槽、 4は水洗槽、 5は水洗水循環経路、 6は濃縮液返送経路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.脱脂洗浄またはフラックス洗浄の水洗工程より排出
    される、界面活性剤および/またはアルカリによる乳化
    物を含む水洗水を処理して水洗工程に戻し、循環使用す
    る方法において、この水洗水を、単繊維直径0.1〜1
    0μmの繊維を主体とし、繊維充填率が10〜70%、
    厚さ0.1〜70mmの繊維状シートに通した後に逆浸
    透膜処理し、水洗工程に戻すことを特徴とする水洗水処
    理方法。
JP2238972A 1990-09-11 1990-09-11 水洗水処理方法 Pending JPH04122407A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005230775A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Kurita Water Ind Ltd 水処理装置及び水処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005230775A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Kurita Water Ind Ltd 水処理装置及び水処理方法

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