JPH04122202A - 形状記憶合金からなる形状保持材を装着した靴 - Google Patents
形状記憶合金からなる形状保持材を装着した靴Info
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- JPH04122202A JPH04122202A JP24306790A JP24306790A JPH04122202A JP H04122202 A JPH04122202 A JP H04122202A JP 24306790 A JP24306790 A JP 24306790A JP 24306790 A JP24306790 A JP 24306790A JP H04122202 A JPH04122202 A JP H04122202A
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は靴の形状を保持するために形状記憶合金を装着
した靴に関する。
した靴に関する。
従来から、靴の使用による変形とくに履口の拡大形状の
崩れを防止するために、履口に形状記憶合金を使用する
こと自体は特開昭５８−１３７０６号公報、実開昭６３
−５９５０５号公報、実開昭６３−７７５０２号公報、
実開昭６３−１２７４Ｃ１５号公報、実開昭６３−１６
６００７号公報、実開昭６３−１８５６０６号公報等に
開示されているように本願の出願前から公知である。
崩れを防止するために、履口に形状記憶合金を使用する
こと自体は特開昭５８−１３７０６号公報、実開昭６３
−５９５０５号公報、実開昭６３−７７５０２号公報、
実開昭６３−１２７４Ｃ１５号公報、実開昭６３−１６
６００７号公報、実開昭６３−１８５６０６号公報等に
開示されているように本願の出願前から公知である。
ところが、上記従来の形状記憶合金を取付けた靴は、使
用者が靴を履いた状態における形状の崩れを防止するた
めに、形状記憶合金として専らその加熱による形状復活
温度Ａｆ’点が常温あるいは常温以下にあるものが使用
されてきた。
用者が靴を履いた状態における形状の崩れを防止するた
めに、形状記憶合金として専らその加熱による形状復活
温度Ａｆ’点が常温あるいは常温以下にあるものが使用
されてきた。
そのため、人が靴を履いた状態においては使用した形状
記憶合金は強い弾性を有し、これが使用中足首部分に喰
い込み痛みを与えたり、長期間の履用で形状記憶合金が
折れたりするという欠点があり、そのため、折角靴本来
のデザイナ−が意図した靴の履き心地が失われるという
欠点があり、とくに靴の履き心地を重視した高級靴には
適用されていなかった。
記憶合金は強い弾性を有し、これが使用中足首部分に喰
い込み痛みを与えたり、長期間の履用で形状記憶合金が
折れたりするという欠点があり、そのため、折角靴本来
のデザイナ−が意図した靴の履き心地が失われるという
欠点があり、とくに靴の履き心地を重視した高級靴には
適用されていなかった。
本発明において解決すべき課題は、従来の靴に形状記憶
合金を取付ける基本的な考え方から脱却して、使用中は
靴本来のデザインから来る履き心地を享受することがで
き、靴を脱いだときに、形状筋れを積極的に矯正する機
能を有する靴を提供することにある。
合金を取付ける基本的な考え方から脱却して、使用中は
靴本来のデザインから来る履き心地を享受することがで
き、靴を脱いだときに、形状筋れを積極的に矯正する機
能を有する靴を提供することにある。
本発明の靴は、加熱により形状が回復する温度Ａｆ’点
が４０〜５０℃の間にある形状記憶合金からなる形状保
持材を装着したことを特徴とする。
が４０〜５０℃の間にある形状記憶合金からなる形状保
持材を装着したことを特徴とする。
本発明において、加熱により形状が回復する温度Ａｆ’
点は、直線材をＯｔ付近で４５°に曲げたのち、徐々に
昇温する過程で直線状に復活する温度によって特定する
ものである。
点は、直線材をＯｔ付近で４５°に曲げたのち、徐々に
昇温する過程で直線状に復活する温度によって特定する
ものである。
このＡｆ’点は、四季を通して定温とすることもできる
が、夏期では５０℃近傍、冬季では４０℃近傍のものが
好ましい。
が、夏期では５０℃近傍、冬季では４０℃近傍のものが
好ましい。
このような、Ａｆ’点を有する合金としては、例えば、
昭和６２年６月２３日日刊工業新聞社発行「形状記憶合
金とその使い方」の第２０３頁に記載のＴ１−Ｎｉ 合
金の組成を適宜変更して使用できる。
昭和６２年６月２３日日刊工業新聞社発行「形状記憶合
金とその使い方」の第２０３頁に記載のＴ１−Ｎｉ 合
金の組成を適宜変更して使用できる。
〔作用〕
靴を履いた状態における足の温度は、外気の温度にもよ
るが、通常の場合、３５℃から２０℃の間にあり、この
使用温度は上記Ａｆ”点より以下の温度で使用される。
るが、通常の場合、３５℃から２０℃の間にあり、この
使用温度は上記Ａｆ”点より以下の温度で使用される。
そのたｔ、形状保持材として使用されている形状記憶合
金の弾性はＡｆ’点以上の場合より低い弾怪値で使用さ
れることになる。
金の弾性はＡｆ’点以上の場合より低い弾怪値で使用さ
れることになる。
したがって、靴本来の履き心地が形状記憶合金製の形状
保持材の弾性によって影響を受けることがなく、靴自体
の設計通りの履き心地が得られる。
保持材の弾性によって影響を受けることがなく、靴自体
の設計通りの履き心地が得られる。
第１図に１として示す形状保持部材を下記の表に示す各
種の形状記憶合金を用いて作成した。形状保持部材１は
径が１ｍｍ、長さ１５０ｍｍの針金を０字状に成形した
後、４５０℃で熱処理して形状記憶処理を行った。
種の形状記憶合金を用いて作成した。形状保持部材１は
径が１ｍｍ、長さ１５０ｍｍの針金を０字状に成形した
後、４５０℃で熱処理して形状記憶処理を行った。
次いで、この形状記憶処理後の成形体を氷水中に３０分
間浸漬したのち、第２図に示すように直線部を４５°に
曲げ、その後、全体を徐々に昇温する過程で全体形状が
第１図に示す形状に回復する温度を以てＡｆ’点とした
。
間浸漬したのち、第２図に示すように直線部を４５°に
曲げ、その後、全体を徐々に昇温する過程で全体形状が
第１図に示す形状に回復する温度を以てＡｆ’点とした
。
第１表に使用した各合金組成と上記の方法で測定したＡ
ｆ’点を示す。
ｆ’点を示す。
同表においてＮα１〜ｋ ２は本発明の実施例であり、
またＮα３は比較例を示す。
形状を回復した成形体のその先端部をエポキシ樹脂２に
よって処理して靴を傷めないための保護処理を行って形
状保持部材とし、これを第３図に示すカンガル−革製の
スリッポンタイプの靴の履き口３に適用した。
よって処理して靴を傷めないための保護処理を行って形
状保持部材とし、これを第３図に示すカンガル−革製の
スリッポンタイプの靴の履き口３に適用した。
外気温度が１８℃における上記形状保持部材１との人体
の足首の轟接部分における表面温度は２８℃の状態で１
日当たり８時間の履用を行った。
の足首の轟接部分における表面温度は２８℃の状態で１
日当たり８時間の履用を行った。
Ｎα１及びＮα２の合金による保持材を使用した靴は履
心地も良く、６力月間の履用でも形状記憶合金に異状は
なく、履口形状の変形はわずかであった。
心地も良く、６力月間の履用でも形状記憶合金に異状は
なく、履口形状の変形はわずかであった。
これに対して、Ｎα３の合金による保持材を使用した靴
は履き始めより痛みを感じたが、そのまま我慢して履用
を続けたところ４力月目に片方の形状記憶合金が折れた
ため履用を中止した。
は履き始めより痛みを感じたが、そのまま我慢して履用
を続けたところ４力月目に片方の形状記憶合金が折れた
ため履用を中止した。
この結果は、本発明の場合、保持材の弾性が履用中は略
６０％に低下して足首を圧迫することがないことによる
。
６０％に低下して足首を圧迫することがないことによる
。
さらにＮｏ、 １及びＮα２の靴の履口部を強制的に変
形させ、ドライヤーによってＡｆ’点以上に加温させた
ところ、はぼ元の履口形状に戻った。
形させ、ドライヤーによってＡｆ’点以上に加温させた
ところ、はぼ元の履口形状に戻った。
本発明によって以下の効果を奏することができる。
（１）通常の高級化と同一の履心地が得られ、履口形状
の変形が少ない。
の変形が少ない。
長期間の履用にも形状記憶合金が耐え得ることができ、
勿論破損することもない。
勿論破損することもない。
長期間の履用で、靴の履口が変形した場合でも、ドライ
ヤー等で加温すると元の履口形状にもどる。
ヤー等で加温すると元の履口形状にもどる。
第１図は本発明の形状配憶合金製の形状保持部材の外形
を示す。第２図は第１図に示す形状保持部材を形成する
形状記憶合金のＡｆ’点測定態様を示す。 第３図は形状保持部材を装着した靴の態様を示す図であ
る。 １：形状保持部材 ２；エポキシ樹脂 ３：靴の雁き口
を示す。第２図は第１図に示す形状保持部材を形成する
形状記憶合金のＡｆ’点測定態様を示す。 第３図は形状保持部材を装着した靴の態様を示す図であ
る。 １：形状保持部材 ２；エポキシ樹脂 ３：靴の雁き口
Claims (1)
- １、加熱による形状復活温度Ａｆ′点が４０〜５０℃の
間にある形状記憶合金からなる形状保持材を装着した靴
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24306790A JPH0714362B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 形状記憶合金からなる形状保持材を装着した靴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24306790A JPH0714362B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 形状記憶合金からなる形状保持材を装着した靴 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122202A true JPH04122202A (ja) | 1992-04-22 |
| JPH0714362B2 JPH0714362B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=17098305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24306790A Expired - Lifetime JPH0714362B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 形状記憶合金からなる形状保持材を装着した靴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714362B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001041595A1 (en) * | 1999-12-11 | 2001-06-14 | Texon Uk Limited | Element suitable for use in retaining the shape of part of a shoe upper, shoe comprising such an element and a method of making the shoe |
| WO2007083359A1 (ja) * | 2006-01-17 | 2007-07-26 | Fo & Kore, Inc. | ズボン |
| CN107326251A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-11-07 | 瑞安市金球鞋材有限公司 | 安全鞋包头的制作配方及加工安全鞋包头的模具 |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP24306790A patent/JPH0714362B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001041595A1 (en) * | 1999-12-11 | 2001-06-14 | Texon Uk Limited | Element suitable for use in retaining the shape of part of a shoe upper, shoe comprising such an element and a method of making the shoe |
| WO2007083359A1 (ja) * | 2006-01-17 | 2007-07-26 | Fo & Kore, Inc. | ズボン |
| CN107326251A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-11-07 | 瑞安市金球鞋材有限公司 | 安全鞋包头的制作配方及加工安全鞋包头的模具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0714362B2 (ja) | 1995-02-22 |
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