JPH04121883A - 磁気ヘッド支持体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置等の磁気ヘッド支持体に関す
る。

〔従来の技術〕

第４図、第５図は従来の磁気ヘッド支持体の第１、第２
の例を示す側面図である。

第４図に示す第１の例では、磁気ヘッド支点２の高さは
支持体１上の磁気ヘッド可動体貼付面３と同じに、即ち
寸法Ｂ＝０になっている。

また第５図に示す第２の例では、磁気ヘッド支点２は支
持体１上の磁気ヘッド可動体貼付面３より高く、即ち寸
法Ｃ〉０になるような構造をとっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

これら従来の磁気ヘッド支持体における磁気ヘッド支点
の高さは、上述したように支持体上の磁気ヘッド可動体
貼付面と一致するか高くなるように設計されていたため
、媒体と磁気ヘッドが接触している状態において双方の
接触による動摩際力等により磁気ヘッド可動体がスティ
ックスリップした状態を引き起こし、記録再生時におけ
る波形の振動もしくは異音が発生していた。また、磁気
ヘッド摺動面における面姿勢（ロール角、ピッチ角）が
不安定となり、面姿勢を調整する工数がかかるばかりで
なく、面姿勢のばらつきが大きいため品質を十分には保
証できないという問題点があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の磁気ヘッド支持体は、記録媒体に記録再生を行
う磁気ヘッド及び磁気ヘッド可動体を支持する支持体に
おいて、前記磁気ヘッド及び磁気ヘッド可動体をフレキ
シブルに動作させる配列に設置している。また前記配列
は前記磁気ヘッドの支点高さを前記支持体上の前記磁気
ヘッド可動体の貼付面より低くしたものである。

〔実施例〕

次に、本発明について第１図〜第３図を参照して説明す
る。

第１図は本発明の磁気ヘッド支持体の一実施例を示す側
面図、第２図、第３図は本発明の一適用例を示す磁気ヘ
ッド支持体の分解斜視図１組立後斜視図である。

第３図、第４図に示すように支持体１上に磁気ヘッド可
動体５を搭載し、支持体１は磁気ヘッド支点２が磁気ヘ
ッド４の支点となるように支持する。

ここで、本実施例は第１図に示すように、磁気ヘッド可
動体貼付面３により磁気ヘッド支点２の方が寸法Ａだけ
低くなる構造をとっている。なお寸法Ａの設計値はＱ、
１ｍｍ以下が望ましい。

このような配列にすると、媒体と磁気へ・ンドが接触し
ている状態での双方の接触による動摩擦力等による磁気
ヘッド可動体のスティックスリ・ンブが改善される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、磁気ヘッド及び磁気ヘッ
ド可動体をフレキシブルに動作させるために磁気ヘッド
支点高さを支持体上の磁気ヘッド可動体貼付面より低く
したので、媒体と磁気ヘッドが接触している状態での双
方の接触による動摩擦力等による磁気ヘッド可動体のス
ティックスリップが改善され、記録再生時における波形
の振動もしくは異音の発生等が少なくなる。

また、磁気ヘッド支点による突き上げがないので、磁気
ヘッド摺動面における面姿勢を常に安定的に一定に保つ
ことができ、面姿勢調整工数が大幅に削減でき、さらに
面姿勢における品質も向上するという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気ヘッド支持体の一実施例を示す側
面図、第２図、第３図は本発明の一適用例を示す磁気ヘ
ッド支持体の分解斜視図１組立後斜視図、第４図、第５
図は従来の磁気ヘッドの支持体の第１．第２の例を示す
側面図である。 １・・・支持体、２・・・磁気ヘッド支点、３・・・磁
気ヘッド可動体貼付面、４・・・磁気ヘッド、５・・・
磁気ヘッド可動体。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、記録媒体に記録再生を行う磁気ヘッド及び磁気ヘッ
   ド可動体を支持する支持体において、前記磁気ヘッド及
   び磁気ヘッド可動体をフレキシブルに動作させる配列に
   設置したことを特徴とする磁気ヘッド支持体。 ２、前記配列は前記磁気ヘッドの支点高さを前記支持体
   上の前記磁気ヘッド可動体の貼付面より低くしたもので
   あることを特徴とする請求項１記載の磁気ヘッド支持体
   。