JP2601249B2 - 回転形記憶装置 - Google Patents

回転形記憶装置

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JP2601249B2
JP2601249B2 JP1249896A JP1249896A JP2601249B2 JP 2601249 B2 JP2601249 B2 JP 2601249B2 JP 1249896 A JP1249896 A JP 1249896A JP 1249896 A JP1249896 A JP 1249896A JP 2601249 B2 JP2601249 B2 JP 2601249B2
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transducer
slider
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芳徳 竹内
宏 大東
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転形記憶装置の浮上形
トランスデューサ支持装置に係り、特にトランスデュー
サの浮上量が小さく、かつトランスデューサ荷重の小さ
な高密度記憶装置に好適なトランスデューサ支持装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】回転形記憶装置はたとえば特開昭55-869
2号公報に開示されているように、回転する記憶媒体と
情報の読み書きをするトランスデューサを該トランスデ
ューサを支持するトランスデューサ支持装置と該トラン
スデューサを前記回転記憶媒体の希望する任意の半径位
置にアクセスし、かつそこに保持するアクセス装置を具
備している。従来の前記トランスデューサ支持装置は例
えば特開昭55-22296号公報に開示されているように、低
可撓性横枠によって連結される2つの外側可撓性指部を
形成する矩形切欠部と前記横枠から前記切欠部へ向けて
延設される可撓体中央指部とを有する可撓体と前記可撓
体を支持する弾性部と荷重用ビーム部とを兼用した剛性
構造体と該剛性構造体と前記中央舌部との間に配設され
た荷重用突起部とを具備し、前記中央舌部にトランスデ
ューサを搭載したエア・ベアリング・スライダが取付け
られていた。前記剛性構造体の弾性部は該トランスデュ
ーサ支持装置の根元側、すなわちアクセス機構側に設け
られ、組立時の円板面に対するアクセス機構の組立公差
及び円板の変形や振動による円板面の上下方向の動きに
対して、前記荷重用ビーム部が前記エア・ベアリング・
スライダを円板面に押付ける押付け荷重の変化をできる
だけ小さくする目的で、円板面に垂直方向の動きに対し
ては軟らかく構成されている。これに対してエア・ベア
リング・スライダの浮上量変化に対するばね定数は非常
に剛で前記弾性部のばね定数の100倍以上程度の大き
なばね定数である。また前記荷重用突起部及びそれと対
向する前記荷重用ビーム部も円板面に垂直方向の荷重に
対して非常に大きなばね常数を有している。
【0003】回転形記憶装置の動作状態においては、円
板の回転によって空気の流れが発生し、その流れの中に
置かれた荷重用ビーム部には円板面に垂直方向の揚力が
作用する。この揚力はエア・ベアリング・スライダに対
する押付力の増加分と前記剛性構造体の弾性部を取付け
ているアクセス機構による支持力の増加分とで支持され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は前記揚
力のほとんどが前記エア・ベアリング・スライダの押付
力の増加によって支持されてしまっている点についての
配慮がされておらず、前記揚力によって大きな浮上量変
化が発生してしまう問題があった。
【0005】本発明の目的は前記荷重用ビームに作用す
る揚力をエア・ベアリング・スライダとアクセス機構部
とで負担することによって、揚力による浮上量変化の少
いトランスデューサ支持装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題は前記剛構造支
持体の前記荷重用突起部との対向位置に第2の弾性部を
設けることにより、達成される。
【0007】
【作用】荷重用ビーム部に作用する揚力によって、前記
剛構造支持体の弾性部と前記第2の弾性部とは共に変形
する。このとき、該両弾性部に配分される支持力はその
和が揚力に等しく、その量は両弾性部の変形量に逆比例
する。そして、前記第2の弾性部に配分された支持力が
浮上量変化を起す力となる。したがって、第2の弾性部
を設けることによって浮上量変化を起す力は著るしく軽
減され、浮上変化を小さくすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を第1図及至第3図
により説明する。
【0009】第1図は本発明の平面図、第2図は側面図
である。回転円板(記憶媒体)1の希望する任意の半径
位置にトランスデューサ2をアクセスするためのトラン
スデューサ支持装置3と図示はしていないがアクセス装
置の先端部であるアクセス装置アーム4を示している。
トランスデューサ支持装置3は低可撓性横枠5で連結さ
れた2本の可撓性指部6を形成する矩形切欠部7と該切
欠部へ向けて延伸した可撓性中央舌部8とを有する可撓
体9と、前記可撓体9を支持する弾性部10、荷重用ビ
ーム部11、第2の弾性部12とから成る比較的剛な剛
構造支持体13と前記中央舌部と前記第2の弾性部12
との間に配設された荷重用突起部14とを具備し、前記
中央舌部8にトランスデューサ2を搭載したエア・ベア
リング・スライダ15が取付けられている。
【0010】第3図は第2の弾性部12付近の詳細を示
す平面図で、2本のスリット16を剛構造支持体13の
荷重用ビーム11の前記荷重用突起部14に対向する部
分に穿設することによって第2の弾性部12を設けてい
る。
【0011】本実施例によれば、荷重用ビーム部11に
第2図に示すような揚力Fが作用したとき、弾性部10
と第2の弾性部12とが共に変形する。このため、Fを
エア・ベアリング・スライダ15とアクセス機構アーム
4とで分担して負担することができ、従来Fのほとんど
をエア・ベアリング・スライダ15で負担していたのに
比較して、エア・ベアリング・スライダ15にかかる荷
重のFによる変化が軽減され、浮上量の変化量が軽減で
きる。
【0012】第4図は第2の実施例の第2の弾性部12
部分の詳細を示している。本実施例においては荷重用ビ
ーム部11の先端にビーム矩形切欠部17を穿設し、片
持タイプの第2の弾性部12を形成している。本実施例
によれば、第2の弾性部12をさらに柔に形成できるの
で、エア・ベアリング・スライダにかかる荷重をさらに
軽減できる。
【0013】第5図は第3の実施例における第2の弾性
部12付近の詳細を示す平面図である。本実施例ではビ
ーム矩形切欠部17を第4図に示す第2の実施例とは逆
に荷重用ビーム部の先端例が片持タイプの第2の弾性部
12の自由端になるように形成している。本実施例によ
れば、第2の弾性部12のばね常数を自由に選択できる
利点がある。
【0014】第6図は第4の実施例における第2の弾性
部に付近の詳細を示す平面図である。本実施例では、荷
重用ビーム部11の先端部のフランジ18を除いて第2
の弾性部14を形成している。本実施例によればフラン
ジ18形成のためのプレス作業において第2の弾性部1
2がプレス部分から離れているのでプレス作業が容易に
なる利点がある。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、荷重用ビーム部に作用
する流体力によるエア・ベアリング・スライダの押付力
の変化を軽減できるのでトランスデューサの浮上量の変
化が軽減でき、信号の読み書きを安定して行なえ、かつ
スライダとディスクとの接触の可能性も軽減できる効果
がある。浮上量の変化を軽減できる割合は弾性部10と
第2の弾性部12とのばね定数の比にほぼ比例し、すく
なくとも従来の2/3以下に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施例の正面図である。
【図2】図2は第1図の側面図である。
【図3】図3は図1、図2に示す実施例における第2の
弾性部の詳細を示す平面図である。
【図4】図4は本発明の他の実施例における第2の弾性
部の詳細を示す平面図である。
【図5】図5は本発明の他の実施例における第2の弾性
部の詳細を示す平面図である。
【図6】図6は本発明の他の実施例における第2の弾性
部の詳細を示す平面図である。
【符号の説明】
1…回転円板、2…トランスデューサ、3…トランスデ
ューサ支持装置、4…アクセス装置アーム、5…低可撓
性横枠、6…可撓性指部、7…矩形切欠部、8…可撓性
中央舌部、9…可撓体、10…弾性部、11…荷重用ビ
ーム部、12…第2の弾性部、13…剛構造支持体、1
4…荷重用突起部、15…エア・ベアリング・スライ
ダ、16…スリット、17…ビーム矩形切欠部、18…
フランジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 謙一郎 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−167172(JP,A) 実開 昭58−176261(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エア・ベアリング・スライダと該スライダ
    を取付ける取付部、可撓性指部並びに結合部を有する柔
    構造支持体と、弾性部並びに荷重用ビーム部とから構成
    される剛構造支持体とを具備するトランスデューサ支持
    装置で前記スライダを記憶媒体上に支持して情報の読み
    書きをする回転形記憶装置において、前記柔構造支持体
    の結合部に対向する前記剛構造支持体部分を第2の弾性
    部によって構成したトランスデューサ支持装置を備えた
    ことを特徴とする回転形記憶装置。
JP1249896A 1996-01-29 1996-01-29 回転形記憶装置 Expired - Lifetime JP2601249B2 (ja)

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JPH08249850A JPH08249850A (ja) 1996-09-27
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US5973882A (en) * 1996-08-07 1999-10-26 Hutchinson Technology, Inc. Moment-flex head suspension
US6147839A (en) * 1996-12-23 2000-11-14 Hutchinson Technology, Inc. Head suspension with outriggers extending across a spring region

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JPH08249850A (ja) 1996-09-27

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