JPH04120885U - ガラスドア - Google Patents

ガラスドア

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JPH04120885U
JPH04120885U JP2561791U JP2561791U JPH04120885U JP H04120885 U JPH04120885 U JP H04120885U JP 2561791 U JP2561791 U JP 2561791U JP 2561791 U JP2561791 U JP 2561791U JP H04120885 U JPH04120885 U JP H04120885U
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glass
door
plate
glass plate
glass support
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JP2561791U
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Inventor
謙治 藤木
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朝日ウツドテツク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアの外観を損なうことなく開閉時における
ガラス板のがたつきを防止する。 【構成】 ガラス板(1) の周縁部をガラス支持パッキン
(3) の溝(2) にはめ込む。框(4) にガラス支持パッキン
(3) を挾む前後一対の額縁部材(5) を固定する。一対の
額縁部材(5) の内縁部(5a)でガラス支持パッキン(3) の
内側面を覆う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ガラスドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のガラスドアは、図3に示されているように、ガラス板(1) の周縁部が框 (14)に所定間隔をおいて固着せられた前後一対の額縁部材(15)の間に挿入せられ 、ガラス板(1) と各額縁部材(15)との間には、一定の隙間が保たれている。この ような隙間が設けられているのは、ドアに反りや狂いが発生してもガラス板を框 に取付けることができるようにするためである。ところが、このような隙間があ るとガラス板が不安定であり、ドアを開閉するさいにガラス板のがたつきによる ガラス鳴り現象が生じる。そこでこの現象を防止するため、直径5mm、厚さ2mm 程度で平坦面に接着剤が塗布されかつ反対側が球面状となされた円形パッキン(1 6)が上記隙間に所定間隔おきに差込まれている。
【0003】 なお、図3において、(17)(18)は框(14)を構成する一対の芯材および両面の化 粧板であり、一対の芯材(17)は両面の化粧板(18)の両側部に配され、その中間は 中空状となされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のガラスドアでは、ガラス板と各額縁部材との隙間に差込まれた円形 パッキンが隙間の外からみえて体裁が悪いのみらなず、円形パッキンを差込み易 くするため、ドアの反りおよび狂いを考慮した以上の大きい隙間を設けねばなら ず、その結果隙間にごみがたまり易いという問題があった。
【0005】 この考案の目的は、ドアの外観を損なうことなく開閉時におけるガラス板のが たつきを防止しかつ従来のごみだまりの問題を解消しうるガラスドアを提供する ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案によるガラスドアは、上記の目的を達成するために、ガラス板と、ガ ラス板の周縁部がはめ込まれた溝を有するガラス支持パッキンと、ガラス支持パ ッキンを前後から挾むとともに、内縁部がガラス支持パッキンの内側面を覆うよ うに框に配された前後一対の額縁部材とを備えているものである。
【0007】 なお、この明細書において、「内」とはドアの中心を向いた方向を指す。
【0008】 ガラス板には、通常、強化ガラスが用いられる。ガラス支持パッキンの材料と しては、軟質塩化ビニル、ゴムなどが用いられるが、これは必ずしもガラス板の 周縁部全体に配する必要はなく、長さ20〜30mmのものを400〜600mm間 隔に配すれば十分である。
【0009】 框は、後記実施例に示すように、主芯板と、主芯板を挾んでこれに接着せられ た副芯板と、各副芯板の表面に接着せられかつ化粧基板およびこれに貼付けられ た化粧単板よりなる化粧部材と、主芯板、両副芯板および両化粧基板の露出外側 面に接着せられた縁縁とよりなる構造のものが好ましい。この場合、框の主芯板 には、合板、集成材、中質繊維板などのようにドアの保形に役立つ剛性を有する 材料が用いられる。副芯板には、ドアの軽量化をはかるため、バルサ、杉、ペル ポック、ファルカータのような低比重材を用いることが好ましく、またドアの低 廉化をはかるために低級材が用いられることもある。さらにドアの軽量化のため には、副芯板に溝付加工が施され、ドア内に中空部が設けられることもある。化 粧基板には、中質繊維板、薄い合板、ハードボード、薄いパーティクルボード、 樹脂含浸紙などが用いられるが、なかでも中質繊維板が適当であり、その厚さは 1.5〜3.0mmである。また化粧単板の厚さは0.3〜0.6mmでよい。
【0010】
【作用】
この考案によるガラスドアは、ガラス板の周縁部がガラス支持パッキンの溝に はめ込まれ、ガラス支持パッキンが前後一対の額縁部材で前後から挾まれている ので、ドアの開閉時にガラス板ががたつかないし、ガラス板と各額縁部材との隙 間を大きくさせる原因となっていた従来の円形パッキンが不必要となる。
【0011】 また前後一対の額縁部材は、その内縁部がガラス支持パッキンの内側面を覆う ように框に配されているので、ガラス支持パッキンは外からみえない。
【0012】
【実施例】
この考案の実施例を、図1および2を参照して説明する。
【0013】 図示のガラスドアは、ガラス板(1) と、ガラス板(1) の周縁部がはめ込まれた 溝(2) を有するガラス支持パッキン(3) と、ガラス支持パッキン(3) を前後から 挾むとともに、内縁部(5a)がガラス支持パッキン(3) の内側面(3a)を覆うように 框(4) に配された前後一対の額縁部材(5) とを備えている。
【0014】 ガラス支持パッキン(3) は、横断面方形であり、ガラス板(1) の周縁部に所定 間隔おきに配されている。額縁部材(5) の内縁部(5a)は、横断面方形のガラス支 持パッキン(3) の内側面にそうように直角に折曲げられかつガラス板(1) に対し ドアの反りや狂いを見込んで若干の隙間(S) を保つようになされている。
【0015】 框(4) は、主芯板(6) と、主芯板(6) を挾んでこれに接着せられた副芯板(7) と、各副芯板(7) の表面に接着せられかつ化粧基板(8) およびこれに貼付けられ た化粧単板(9) よりなる化粧部材(10)と、主芯板(6) 、両副芯板(7) および両化 粧基板(8) の露出外側面に接着せられた縁板(11)とよりなる。
【0016】 主芯板(6) および両化粧部材(10)は同じ幅であり、両副芯板(7) はこれらより 幅が狭くかつ縁板(11)側に寄せられている。その結果、縁板(11)の反対側におけ る主芯板(6) と両化粧部材(10)との間には、それぞれ空間が生じるので、これら の空間に各額縁部材(5) の基部(5b)が挿入せられ、芯板(6) と化粧部材(10)の化 粧基板(8) に接着せられている。
【0017】 ガラスドアの形態は、図2に示されているような縦横4つの框(4) に1枚のガ ラス板(1) が取付けられたものに限らず、さらに中央に1本の縦框が組合わされ たものや、上下の横框(4) の間に1ないし複数の横框を組合わされたものがあり 、これらの場合複数のガラス板が用いられている。このさいも各ガラス板の周縁 部は、図1に示された構造により支持される。
【0018】
【考案の効果】
この考案のガラスドアによれば、ドアの開閉時にガラス板ががたつかず、ガラ ス鳴りを生じない。
【0019】 またガラス板と各額縁部材との隙間を大きくさせる原因となっていた円形パッ キンが不必要となるので、従来のごみだまりの問題を解消しうる。
【0020】 さらにガラス支持パッキンは外からみえないから、ガラス支持パッキンが存在 するにもかかわらず、ドアの外観を損なうことがない。
【提出日】平成3年5月10日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 框は、後記実施例に示すように、主芯板と、主芯板を挾んでこれ に接着せられた副芯板と、各副芯板の表面に接着せられかつ化粧基板およびこれ に貼付けられた化粧単板よりなる化粧部材と、主芯板、両副芯板および両化粧基 板の露出外側面に接着せられた縁とよりなる構造のものが好ましい。この場合 、框の主芯板には、合板、集成材、中質繊維板などのようにドアの保形に役立つ 剛性を有する材料が用いられる。副芯板には、ドアの軽量化をはかるため、バル サ、杉、ペルポック、ファルカータのような低比重材を用いることが好ましく、 またドアの低廉化をはかるために低級材が用いられることもある。さらにドアの 軽量化のためには、副芯板に溝付加工が施され、ドア内に中空部が設けられるこ ともある。化粧基板には、中質繊維板、薄い合板、ハードボード、薄いパーティ クルボード、樹脂含浸紙などが用いられるが、なかでも中質繊維板が適当であり 、その厚さは1.5〜3.0mmである。また化粧単板の厚さは0.3〜0.6mm でよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I線にそう拡大断面図である。
【図2】ドアの正面図である。
【図3】従来のドアの図1に相当する断面図である。
【符号の説明】
(1) ガラス板 (2) 溝 (3) ガラス支持パッキン (4) 框 (5) 額縁部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板(1) と、ガラス板(1) の周縁部
    がはめ込まれた溝(2) を有するガラス支持パッキン(3)
    と、ガラス支持パッキン(3) を前後から挾むとともに、
    内縁部(4a)がガラス支持パッキン(3) の内側面(3a)を覆
    うように框(4) に配された前後一対の額縁部材(5) とを
    備えているガラスドア。
JP1991025617U 1991-04-16 1991-04-16 ガラスドア Expired - Lifetime JP2541399Y2 (ja)

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JP1991025617U JP2541399Y2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 ガラスドア

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11131923A (ja) * 1997-10-28 1999-05-18 Eidai Co Ltd ドア框
JP2020186542A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 トヨタホーム株式会社 窓部材の取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54120652A (en) * 1978-03-13 1979-09-19 Mitsubishi Electric Corp Preparation of aqueous solution of organic high polymer

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