JPH04120633A - プロセッサの故障診断装置 - Google Patents
プロセッサの故障診断装置Info
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- JPH04120633A JPH04120633A JP24014190A JP24014190A JPH04120633A JP H04120633 A JPH04120633 A JP H04120633A JP 24014190 A JP24014190 A JP 24014190A JP 24014190 A JP24014190 A JP 24014190A JP H04120633 A JPH04120633 A JP H04120633A
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Links
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Landscapes
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、プロセッサの故障をリアルタイムで発見し
て対処することを可能にしたプロセッサの故障診断装置
に関する。
て対処することを可能にしたプロセッサの故障診断装置
に関する。
(従来の技術)
従来のマイクロプロセッサにあっては、内部にテストパ
ターン発生器やデータ圧縮器を備え、これらを用いてセ
ルフテストを行なうものがある。
ターン発生器やデータ圧縮器を備え、これらを用いてセ
ルフテストを行なうものがある。
特に、マイクロプログラム制御方式によるマイクロプロ
セッサにあっては、セルフテストの制御を柔軟に行なえ
るため、ハードウェアによるセルフテストとマイクロプ
ログラムによるセルフテストを併用して、高い故障検出
率を得ることが可能てある。
セッサにあっては、セルフテストの制御を柔軟に行なえ
るため、ハードウェアによるセルフテストとマイクロプ
ログラムによるセルフテストを併用して、高い故障検出
率を得ることが可能てある。
マイクロプロセッサのセルフテストには、内蔵したRA
Mやキャッシュメモリにおける読み出し/書込みテスト
、内蔵したROMにおける読み出しテスト、内部レジス
タや演算器のテスト等がある。このようなセルフテスト
は、テストパターン発生器によって発生されたテストデ
ータをテスト対象に与え、その結果を圧縮器によって圧
縮し、圧縮したテスト結果と期待値とを比較してテスト
結果の良否が判定される。
Mやキャッシュメモリにおける読み出し/書込みテスト
、内蔵したROMにおける読み出しテスト、内部レジス
タや演算器のテスト等がある。このようなセルフテスト
は、テストパターン発生器によって発生されたテストデ
ータをテスト対象に与え、その結果を圧縮器によって圧
縮し、圧縮したテスト結果と期待値とを比較してテスト
結果の良否が判定される。
このようなセルフテストをシステムに組み込まれたマイ
クロプロセッサで行なう場合には、−膜面にシステムの
起動時にマイクロプロセッサをリセット状態にすること
によってセルフテストが開始されていた。そして、セル
フテストの全テスト項目が終了してテスト結果の良否が
得られた後、マイクロプログラムは通常の処理動作に移
行し、システムか稼働されていた。
クロプロセッサで行なう場合には、−膜面にシステムの
起動時にマイクロプロセッサをリセット状態にすること
によってセルフテストが開始されていた。そして、セル
フテストの全テスト項目が終了してテスト結果の良否が
得られた後、マイクロプログラムは通常の処理動作に移
行し、システムか稼働されていた。
(発明が解決しようとする課題)
上記したように、システムに組込まれたマイクロプロセ
ッサのセルフテストにあっては、システムを起動する際
に実行されるリセット動作によってのみ行なわれるよう
になっていた。すなわち、マイクロプロセッサをセルフ
テストする場合には、プロセッサをリセット状態にして
、システムが稼働中の場合には、システムを停止させな
ければならなかった。
ッサのセルフテストにあっては、システムを起動する際
に実行されるリセット動作によってのみ行なわれるよう
になっていた。すなわち、マイクロプロセッサをセルフ
テストする場合には、プロセッサをリセット状態にして
、システムが稼働中の場合には、システムを停止させな
ければならなかった。
このため、マイクロプロセッサの通常動作中における故
障を発見することは不可能であるとともに、システムの
稼働時においても同様であった。
障を発見することは不可能であるとともに、システムの
稼働時においても同様であった。
したがって、マイクロプロセッサに故障か生した場合に
は、直ちにシステムを停止させたり、故障の内容に応じ
た自己修復を行なうことが極めて困難となり、プロセッ
サやシステムにおける信頼性の低下を招いていた。
は、直ちにシステムを停止させたり、故障の内容に応じ
た自己修復を行なうことが極めて困難となり、プロセッ
サやシステムにおける信頼性の低下を招いていた。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであり
、その目的とするところは、通常処理中であってもセル
フテストの開始を可能にするとともに、セルフテストを
中断された状態から再開することを可能にして、リアル
タイムで故障を検出、報知し、プロセッサやプロセッサ
が組み込まれたシステムにおける信頼性を向上させるこ
とができるプロセッサの故障診断装置を提供することに
ある。
、その目的とするところは、通常処理中であってもセル
フテストの開始を可能にするとともに、セルフテストを
中断された状態から再開することを可能にして、リアル
タイムで故障を検出、報知し、プロセッサやプロセッサ
が組み込まれたシステムにおける信頼性を向上させるこ
とができるプロセッサの故障診断装置を提供することに
ある。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、この発明は、プロセッサに
おける通常処理状態とセルフテスト状態との間の状態遷
移を制御する状態遷移制御手段と、前記状態遷移制御手
段によってプロセッサがセルフテスト状態から通常処理
状態へ状態遷移された時に、セルフテスト状態時に実行
されて状態遷移時に中断されたそれぞれのセルフテスト
対象におけるセルフテストに関する情報を保持する保持
手段と、前記状態遷移制御手段によってプロセッサが通
常処理状態からセルフテスト状態へ状態遷移された時に
、前記保持手段に保持されたそれぞれの情報に基づいて
それぞれのセルフテスト対象におけるセルフテストを中
断された状態から再開し、評価する実行手段と、前記実
行手段の評価結果に基づいてプロセッサに故障が発見さ
れた場合には、これを報知する報知手段とから構成され
る。
おける通常処理状態とセルフテスト状態との間の状態遷
移を制御する状態遷移制御手段と、前記状態遷移制御手
段によってプロセッサがセルフテスト状態から通常処理
状態へ状態遷移された時に、セルフテスト状態時に実行
されて状態遷移時に中断されたそれぞれのセルフテスト
対象におけるセルフテストに関する情報を保持する保持
手段と、前記状態遷移制御手段によってプロセッサが通
常処理状態からセルフテスト状態へ状態遷移された時に
、前記保持手段に保持されたそれぞれの情報に基づいて
それぞれのセルフテスト対象におけるセルフテストを中
断された状態から再開し、評価する実行手段と、前記実
行手段の評価結果に基づいてプロセッサに故障が発見さ
れた場合には、これを報知する報知手段とから構成され
る。
(作用)
上記構成において、この発明は、プロセッサの通常処理
中にセルフテストの実行可能な条件か満足されると、そ
れぞれのセルフテスト対象のセルフテストを並行して実
行し、セルフテストの実行中にセルフテストが中断され
ると、それまで実行されていたセルフテストに関する情
報を保持して通常処理状態へ戻り、再びセルフテストを
再開する時には、保持された情報にしたがって中断され
た状態からセルフテストを再開実行するようにしている
。
中にセルフテストの実行可能な条件か満足されると、そ
れぞれのセルフテスト対象のセルフテストを並行して実
行し、セルフテストの実行中にセルフテストが中断され
ると、それまで実行されていたセルフテストに関する情
報を保持して通常処理状態へ戻り、再びセルフテストを
再開する時には、保持された情報にしたがって中断され
た状態からセルフテストを再開実行するようにしている
。
(実施例)
以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係わる故障診断装置を適
用したマイクロプロセッサの要部構成を示すブロック図
である。
用したマイクロプロセッサの要部構成を示すブロック図
である。
第1図に示す実施例のプロセッサは、プロセッサの通常
動作中にセルフテストの開始を指令する機械語命令を実
行することによって、プロセッサの通常処理の合い間に
セルフテストを開始実行し、外部割込みの発生によりそ
れまで実行していたセルフテストを中断して通常処理に
戻るといった動作を行ない、セルフテストを通常動作の
合い間に離散的に実行するようにしている。
動作中にセルフテストの開始を指令する機械語命令を実
行することによって、プロセッサの通常処理の合い間に
セルフテストを開始実行し、外部割込みの発生によりそ
れまで実行していたセルフテストを中断して通常処理に
戻るといった動作を行ない、セルフテストを通常動作の
合い間に離散的に実行するようにしている。
第1図において、マイクロプロセッサは、主要な機能ブ
ロックとして、機械語命令を格納している命令キャッシ
ュメモリ10.PLAからなル命令デコーダ11、命令
デコーダ11のデコード結果により格納されたマイクロ
命令がアクセスされるマイクロROMI 2、命令デコ
ーダ11のデコード結果により演算時に用いられるデー
タがアクセスされるデータキャッシュメモリ13、デー
タキャッシュメモリ13及びレジスタ群15から読出さ
れたデータに基づいて演算処理を行なう演算器]4を備
えている。
ロックとして、機械語命令を格納している命令キャッシ
ュメモリ10.PLAからなル命令デコーダ11、命令
デコーダ11のデコード結果により格納されたマイクロ
命令がアクセスされるマイクロROMI 2、命令デコ
ーダ11のデコード結果により演算時に用いられるデー
タがアクセスされるデータキャッシュメモリ13、デー
タキャッシュメモリ13及びレジスタ群15から読出さ
れたデータに基づいて演算処理を行なう演算器]4を備
えている。
これらの機能ブロックは、それぞれ対応した制御部16
により通常動作及びセルフテスト動作か制御されており
、セルフテスト時にはセルフテストの結果がそれぞれ対
応したデータ圧縮器17て圧縮されて保持される。それ
ぞれの制御部16には、それぞれに対応して制御情報退
避部18か設けられており、プロセッサがセルフテスト
状態から通常処理状態へ遷移した際に、それまで実行さ
れていたセルフテストに関する情報か、制御情報退避部
18に退避されて保持される。保持された情報は、再度
セルフテストか開始された時に、対応する制御部16に
与えられる。
により通常動作及びセルフテスト動作か制御されており
、セルフテスト時にはセルフテストの結果がそれぞれ対
応したデータ圧縮器17て圧縮されて保持される。それ
ぞれの制御部16には、それぞれに対応して制御情報退
避部18か設けられており、プロセッサがセルフテスト
状態から通常処理状態へ遷移した際に、それまで実行さ
れていたセルフテストに関する情報か、制御情報退避部
18に退避されて保持される。保持された情報は、再度
セルフテストか開始された時に、対応する制御部16に
与えられる。
また、プロセッサは、割込みコントローラ]つとセルフ
テストコントローラ20を備えており、セルフテスト状
態から通常状態への遷移を指令する外部割込みを受ける
割込みコントローラ]9の出力と、通常処理状態からセ
ルフテスト状態への遷移を指令するセルフテスト開始命
令を入力とするセルフテストコントローラ20によって
それぞれの制御部16及び制御情報退避部18が制御さ
れ、プロセッサにおける通常処理とセルフテストの状態
遷移が制御されている。
テストコントローラ20を備えており、セルフテスト状
態から通常状態への遷移を指令する外部割込みを受ける
割込みコントローラ]9の出力と、通常処理状態からセ
ルフテスト状態への遷移を指令するセルフテスト開始命
令を入力とするセルフテストコントローラ20によって
それぞれの制御部16及び制御情報退避部18が制御さ
れ、プロセッサにおける通常処理とセルフテストの状態
遷移が制御されている。
このような構成において、プロセッサは、第2図に示す
フローチャートにしたがって、通常処理とセルフテスト
が行なわれる。
フローチャートにしたがって、通常処理とセルフテスト
が行なわれる。
第2図において、プロセッサが通常処理状態にあって(
ステップ200)、セルフテスト開始命令が実行された
か否がか判別され(ステップ210)、セルフテスト開
始命令が実行された場合には、さらに、このセルフテス
ト開始命令が実行されるまで行なわれていた通常処理の
直前まで実行されていたセルフテストか中断された状態
にあるのか、あるいはすべてのセルフテストが終了した
状態にあるのかか判別される(ステップ220)。
ステップ200)、セルフテスト開始命令が実行された
か否がか判別され(ステップ210)、セルフテスト開
始命令が実行された場合には、さらに、このセルフテス
ト開始命令が実行されるまで行なわれていた通常処理の
直前まで実行されていたセルフテストか中断された状態
にあるのか、あるいはすべてのセルフテストが終了した
状態にあるのかか判別される(ステップ220)。
判別結果において、セルフテストが中断状態にある場合
には、前回のセルフテスト状態から通常処理状態の遷移
において、それまで行なわれていたセルフテストに関す
る情報がそれぞれの制御情報退避部18から制御部16
へ与えられ(ステップ230)、この情報に基づいてセ
ルフテストが中断された状態から再開される(ステップ
240)一方、すべてのセルフテストが終了している場
合には、セルフテストが最初から開始される(ステップ
250)。
には、前回のセルフテスト状態から通常処理状態の遷移
において、それまで行なわれていたセルフテストに関す
る情報がそれぞれの制御情報退避部18から制御部16
へ与えられ(ステップ230)、この情報に基づいてセ
ルフテストが中断された状態から再開される(ステップ
240)一方、すべてのセルフテストが終了している場
合には、セルフテストが最初から開始される(ステップ
250)。
このようにしてセルフテストが開始され、セルフテスト
の実行により得られたテスト結果かそれぞれの圧縮器1
7によって圧縮されながらセルフテストが進行する(ス
テップ260)。このような状態にあって、セルフテス
トが終了したか否かが判別され(ステップ270)、終
了した場合には圧縮されたテスト結果が評価されて合否
が判定され、不具合が生している場合にはエラー信号が
セルフテストコントローラ20から出力される(ステッ
プ280)。
の実行により得られたテスト結果かそれぞれの圧縮器1
7によって圧縮されながらセルフテストが進行する(ス
テップ260)。このような状態にあって、セルフテス
トが終了したか否かが判別され(ステップ270)、終
了した場合には圧縮されたテスト結果が評価されて合否
が判定され、不具合が生している場合にはエラー信号が
セルフテストコントローラ20から出力される(ステッ
プ280)。
一方、セルフテストが終了せず進行している時及び、セ
ルフテストの合否か出力された後に、外部割込みか発生
したか否かが判別され(ステップ290)、外部割込み
が発生せずセルフテストが終了していない場合には、セ
ルフテストは進行され、セルフテストが終了している場
合には外部割込みの発生待ちとなる。
ルフテストの合否か出力された後に、外部割込みか発生
したか否かが判別され(ステップ290)、外部割込み
が発生せずセルフテストが終了していない場合には、セ
ルフテストは進行され、セルフテストが終了している場
合には外部割込みの発生待ちとなる。
一方、外部割込みか発生した場合には、それまで実行さ
れていたセルフテストに関する情報かそれぞれの制御情
報退避部18に退避されて保持され、通常処理が行なわ
れる。
れていたセルフテストに関する情報かそれぞれの制御情
報退避部18に退避されて保持され、通常処理が行なわ
れる。
このように、プロセッサは、第3図に示す如く、テスト
の開始を指令する機械語命令となるセルフテスト開始命
令(TSTART)やウェイト命令が実行されると、通
常処理状態からテスト状態へ遷移し、テスト状態時に外
部割込みか発生すると、テスト状態から通常状態へ遷移
するといった状態遷移を、例えば第4図に示すように、
定期的に交互に繰り返し行なうことによって、通常処理
の合い間にセルフテストを行なうことができるようにな
る。
の開始を指令する機械語命令となるセルフテスト開始命
令(TSTART)やウェイト命令が実行されると、通
常処理状態からテスト状態へ遷移し、テスト状態時に外
部割込みか発生すると、テスト状態から通常状態へ遷移
するといった状態遷移を、例えば第4図に示すように、
定期的に交互に繰り返し行なうことによって、通常処理
の合い間にセルフテストを行なうことができるようにな
る。
また、プロセッサの通常処理の合い間に実行されるセル
フテストか中断された後、再びセルフテストが再開され
る際には、それまで実行されていたセルフテストに関す
る情報か退避されて保持されているため、この情報に基
づいて中断された時点からセルフテストが再開される。
フテストか中断された後、再びセルフテストが再開され
る際には、それまで実行されていたセルフテストに関す
る情報か退避されて保持されているため、この情報に基
づいて中断された時点からセルフテストが再開される。
次に、マイクロプロセッサの具体的な構成を示し、具体
的なセルフテストの実行手順と通常処理とセルフテスト
との状態遷移について詳説する。
的なセルフテストの実行手順と通常処理とセルフテスト
との状態遷移について詳説する。
第5図は第1図に示したマイクロプロセッサの具体的な
構成を示すブロフク図である。
構成を示すブロフク図である。
第5図において、プロセッサは、命令フェッチユニット
(■FU)51、命令デコードユニット(IDU)52
、マイクロ制御ユニット(MCU)53、オペランドフ
ェッチユニット(OFU)54、実行ユニット(EXU
)55を通常処理の主要な構成要素として備え、乱数発
生器56、テスト制御回路57、テスト制御レジスタ5
8をセルフテスト動作の主要な構成要素として備えてい
る。
(■FU)51、命令デコードユニット(IDU)52
、マイクロ制御ユニット(MCU)53、オペランドフ
ェッチユニット(OFU)54、実行ユニット(EXU
)55を通常処理の主要な構成要素として備え、乱数発
生器56、テスト制御回路57、テスト制御レジスタ5
8をセルフテスト動作の主要な構成要素として備えてい
る。
IFU51は、実行しようとする機械語命令を読込むブ
ロックであり、読込む命令のアドレスを保持する命令フ
ェッチアドレスレジスタ(IFAR)511から順次出
力されるアドレスによって命令キャッシュメモリ(1−
CACHE)512から機械語命令を読み出し、読出し
た命令を命令レジスタ(INR)513に保持する。読
込もうとする命令が命令キャッシュメモリ512にない
場合には、外部メモリ(図示せず)から読込まれる。
ロックであり、読込む命令のアドレスを保持する命令フ
ェッチアドレスレジスタ(IFAR)511から順次出
力されるアドレスによって命令キャッシュメモリ(1−
CACHE)512から機械語命令を読み出し、読出し
た命令を命令レジスタ(INR)513に保持する。読
込もうとする命令が命令キャッシュメモリ512にない
場合には、外部メモリ(図示せず)から読込まれる。
IFU5]は、セルフテストを実行するだめのテスト制
御回路5〕4と圧縮器515を備えている。テスト制御
回路514は、IFU51における命令キャッシュメモ
リ512のセルフテストシーケンスを制御し、命令キャ
ッシュメモリ512に書込まれるテストデータの発生と
内部状態を制御する。このようなテスト制御回路は、I
DU32、MCU33.0FU54にも備えられており
、それぞれのユニットのセルフテストシーケンスを制御
し、セルフテスト対象に書込まれるテストデータの発生
と内部状態を制御する。
御回路5〕4と圧縮器515を備えている。テスト制御
回路514は、IFU51における命令キャッシュメモ
リ512のセルフテストシーケンスを制御し、命令キャ
ッシュメモリ512に書込まれるテストデータの発生と
内部状態を制御する。このようなテスト制御回路は、I
DU32、MCU33.0FU54にも備えられており
、それぞれのユニットのセルフテストシーケンスを制御
し、セルフテスト対象に書込まれるテストデータの発生
と内部状態を制御する。
圧縮器515は、LFSR(Linear Feed
back 5hift Register)で構成
され、テスト対象からの出力データを排他的論理和をと
ることによって圧縮し、圧縮されたデータか内部バス5
9に出力されて期待値と比較され、テスト結果の評価が
行なわれる。このような圧縮器は、それぞれのユニット
に備えられて、同様の動作処理を行なう。
back 5hift Register)で構成
され、テスト対象からの出力データを排他的論理和をと
ることによって圧縮し、圧縮されたデータか内部バス5
9に出力されて期待値と比較され、テスト結果の評価が
行なわれる。このような圧縮器は、それぞれのユニット
に備えられて、同様の動作処理を行なう。
IDU32は、IFU51によって読込まれた機械語命
令を、命令デコートのシーケンスを制御するデコード制
御回路521の制御の下に、PLA522によってデコ
ートし、機械語命令に対応したマイクロ命令の先頭アド
レスを生成するとともに、オペランドのアドレスを生成
する。生成されたマイクロ命令の先頭アドレスはMCU
33に与えられ、オペランドのアドレスは0FU54に
与えられる。
令を、命令デコートのシーケンスを制御するデコード制
御回路521の制御の下に、PLA522によってデコ
ートし、機械語命令に対応したマイクロ命令の先頭アド
レスを生成するとともに、オペランドのアドレスを生成
する。生成されたマイクロ命令の先頭アドレスはMCU
33に与えられ、オペランドのアドレスは0FU54に
与えられる。
MCU33は、マイクロプログラムのシーケンスを制御
するROMアドレス発生器531によって、IDU32
から与えられるマイクロ命令の先頭アドレスから順次ア
ドレスを発生し、このアドレスによってマイクロ命令を
格納しているマイクロROM (MROM)5B2から
マイクロ命令を読み出し、読出したマイクロ命令をマイ
クロ命令レジスタ(MIR)533に保持する。ROM
アドレス発生器531は、アドレスを連続的に生成する
とともに、割込みや分岐処理におけるアドレスを生成し
、セルフテスト時には、テストアトlメスを生成してM
ROM532に供給する。
するROMアドレス発生器531によって、IDU32
から与えられるマイクロ命令の先頭アドレスから順次ア
ドレスを発生し、このアドレスによってマイクロ命令を
格納しているマイクロROM (MROM)5B2から
マイクロ命令を読み出し、読出したマイクロ命令をマイ
クロ命令レジスタ(MIR)533に保持する。ROM
アドレス発生器531は、アドレスを連続的に生成する
とともに、割込みや分岐処理におけるアドレスを生成し
、セルフテスト時には、テストアトlメスを生成してM
ROM532に供給する。
0FU54は、IDU32から与えられるオペランドア
ドレスによって、データキャッシュメモリ(D−CAC
HE)54 ]あるいは外部メモリからオペランドデー
タを読込み、読込んたオペランドデータをオペランドレ
ジスタ(OPR)542に保持する。保持されたオペラ
ンドデータは、内部バス59を介してEXU55に与え
られるっEXU55は、MCU33のMIR533から
与えられるマイクロ命令にしたかって、0FU54から
与えられるオペランドデータや汎用レジスタ(REG)
55mのデータを用いて、演算器(A L U) 55
2により演算処理を行ない、演算結果を汎用レジスタ5
51に保持する。
ドレスによって、データキャッシュメモリ(D−CAC
HE)54 ]あるいは外部メモリからオペランドデー
タを読込み、読込んたオペランドデータをオペランドレ
ジスタ(OPR)542に保持する。保持されたオペラ
ンドデータは、内部バス59を介してEXU55に与え
られるっEXU55は、MCU33のMIR533から
与えられるマイクロ命令にしたかって、0FU54から
与えられるオペランドデータや汎用レジスタ(REG)
55mのデータを用いて、演算器(A L U) 55
2により演算処理を行ない、演算結果を汎用レジスタ5
51に保持する。
乱数発生器56は、セルフテスト時のテストデータとな
る乱数及びその反転乱数を発生し、発生した乱数が内部
のレジスタや演算器に与えられる。
る乱数及びその反転乱数を発生し、発生した乱数が内部
のレジスタや演算器に与えられる。
テスト制御回路57は、それぞれのユニットに備えられ
たテスト制御回路かユニット内のテスト1象のテストデ
ーケンスを制御するのに対し、て、プロセッサ全体とし
てのテストデーゲンスを制御する。
たテスト制御回路かユニット内のテスト1象のテストデ
ーケンスを制御するのに対し、て、プロセッサ全体とし
てのテストデーゲンスを制御する。
テスト制御レジスタ58は、それぞれのセルフテストの
状態を示す情報を保持するレジスタであり、第6図に示
すように、R5E、PSE、DSE、ISE、MSEか
らなる6ビソトて構成されている。R5Eで示すビット
はM ROM 532におけるセルフテストの状態を示
し、PSEで不すビットはPLA522におけるセルフ
テストの状態を示し、DSEで示すビットはデータキャ
ッシュメモリ541におけるセルフテストの状態を示し
、ISEて示すビットは命令キャッ/ユメモリ512に
おけるセルフテストの状態を示し1、MSEで示すビッ
トはマイクロ命令におけるセルフテストの状態を示して
いる。
状態を示す情報を保持するレジスタであり、第6図に示
すように、R5E、PSE、DSE、ISE、MSEか
らなる6ビソトて構成されている。R5Eで示すビット
はM ROM 532におけるセルフテストの状態を示
し、PSEで不すビットはPLA522におけるセルフ
テストの状態を示し、DSEで示すビットはデータキャ
ッシュメモリ541におけるセルフテストの状態を示し
、ISEて示すビットは命令キャッ/ユメモリ512に
おけるセルフテストの状態を示し1、MSEで示すビッ
トはマイクロ命令におけるセルフテストの状態を示して
いる。
これらのビットか“1”の場合には、セルフテストか実
行中であるか、あるいはセルフテストの実行中に中断さ
れたことを示す。一方、“0”の場合には、セルフテス
トが終了したことを示す。
行中であるか、あるいはセルフテストの実行中に中断さ
れたことを示す。一方、“0”の場合には、セルフテス
トが終了したことを示す。
このような構成において、プロセッサでは第7図に示す
処理フローにしたかってセルフテストか実行処理される
。
処理フローにしたかってセルフテストか実行処理される
。
第7図において、セルフテスト開始命令か実行されてプ
ロセッサがセルフテスト状態になると、マイクロ命令に
よってテスト制御レジスタ58のPSEビット、DSE
ビット、ISEビット及びR5Eビットに“1mがセッ
トされ、PLA522、データキャッシュメモリ541
、命令キャッシュメモリ512、MROM5B2におけ
るそれぞれのセルフテストが開始され、並行して実行さ
れる(ステップ700)。
ロセッサがセルフテスト状態になると、マイクロ命令に
よってテスト制御レジスタ58のPSEビット、DSE
ビット、ISEビット及びR5Eビットに“1mがセッ
トされ、PLA522、データキャッシュメモリ541
、命令キャッシュメモリ512、MROM5B2におけ
るそれぞれのセルフテストが開始され、並行して実行さ
れる(ステップ700)。
それぞれのセルフテストの実行中において、MROM5
32のテスト中にあっては、プロセッサの制御権はマイ
クロ命令からハードウェアに移行しており、MROM5
32のセルフテストが終了すると(ステップ701)テ
スト制御回路534によりR5EビットがOにセットさ
れ、制御権はマイクロ命令に再び移行し、MROM5B
2の圧縮されたテスト結果はMCU33の圧縮器535
から内部バス59を介してEXU55の圧縮器553に
転送される(ステップ702 )。 また、マイクロ命
令によってPSEビットか調べられ、PLA522のセ
ルフテストか終了しているか占かが判別され(ステップ
703)、終了している場合には、PLA522の圧縮
されたテスト結果がIDU32の圧縮器524から内部
バス59を介してEXU55の圧縮器553に転送され
る(ステップ704)。 さらに、マイクロ命令によっ
てDSEビットか調べられ、データキャソンユメモリ5
41のセルフテストが終了しているか否かが判別され(
ステップ705)、終了している場合には、データキャ
ッシュメモリ54]の圧縮されたテスト結果が0FU5
4の圧縮器544から内部ハス59を介してEXU55
の圧縮器553に転送される。なお、テスト制御レジス
タ58の各ビットは、各テスト制御回路によってリセッ
ト(0にセット)され、マイクロプログラムて0になっ
たことが判定される。
32のテスト中にあっては、プロセッサの制御権はマイ
クロ命令からハードウェアに移行しており、MROM5
32のセルフテストが終了すると(ステップ701)テ
スト制御回路534によりR5EビットがOにセットさ
れ、制御権はマイクロ命令に再び移行し、MROM5B
2の圧縮されたテスト結果はMCU33の圧縮器535
から内部バス59を介してEXU55の圧縮器553に
転送される(ステップ702 )。 また、マイクロ命
令によってPSEビットか調べられ、PLA522のセ
ルフテストか終了しているか占かが判別され(ステップ
703)、終了している場合には、PLA522の圧縮
されたテスト結果がIDU32の圧縮器524から内部
バス59を介してEXU55の圧縮器553に転送され
る(ステップ704)。 さらに、マイクロ命令によっ
てDSEビットか調べられ、データキャソンユメモリ5
41のセルフテストが終了しているか否かが判別され(
ステップ705)、終了している場合には、データキャ
ッシュメモリ54]の圧縮されたテスト結果が0FU5
4の圧縮器544から内部ハス59を介してEXU55
の圧縮器553に転送される。なお、テスト制御レジス
タ58の各ビットは、各テスト制御回路によってリセッ
ト(0にセット)され、マイクロプログラムて0になっ
たことが判定される。
命令キャッシュメモリ512においても、同様な処理が
行なわれる(ステップ707,708)。
行なわれる(ステップ707,708)。
このようにして、上記したセルフテストの対象となる構
成のセルフテストか終了すると、次に、マイクロ命令に
よってMSEビットに“1“がセットされて、マイクロ
命令セルフテストが開始実行される。マイクロ命令セル
フテストでは、乱数発生器56から発生される乱数デー
タが内部レジスタやALU552に書込まれ、それぞれ
の出力結果かEXU55の圧縮器553に転送されてセ
ルフテストか実行される(ステップ709.710)。
成のセルフテストか終了すると、次に、マイクロ命令に
よってMSEビットに“1“がセットされて、マイクロ
命令セルフテストが開始実行される。マイクロ命令セル
フテストでは、乱数発生器56から発生される乱数デー
タが内部レジスタやALU552に書込まれ、それぞれ
の出力結果かEXU55の圧縮器553に転送されてセ
ルフテストか実行される(ステップ709.710)。
EXU55の圧縮器553に転送された圧縮セルフテス
ト結果は予め容易された期待値と比較され、セルフテス
トの合否が判定される(ステップ711)。比較結果に
おいて、圧縮されたテスト結果が期待値と一致していな
い場合には、内部において不具合が発生していることを
示すハングアップ信号が外部に出力され、プロセッサの
動作が停止される。
ト結果は予め容易された期待値と比較され、セルフテス
トの合否が判定される(ステップ711)。比較結果に
おいて、圧縮されたテスト結果が期待値と一致していな
い場合には、内部において不具合が発生していることを
示すハングアップ信号が外部に出力され、プロセッサの
動作が停止される。
一方、比較結果が一致している場合には、マイクロ命令
によってMSEビットに“0”がセットされてマイクロ
命令セルフテストが終了しくステップ71.3)、再び
PLA522、データキャッシュメモリ54]、命令キ
ャッシュメモリ512及びMROM532のセルフテス
トが開始される。
によってMSEビットに“0”がセットされてマイクロ
命令セルフテストが終了しくステップ71.3)、再び
PLA522、データキャッシュメモリ54]、命令キ
ャッシュメモリ512及びMROM532のセルフテス
トが開始される。
次に、マイクロ制御ユニット(MCU)52においてセ
ルフテストの対象となるMROM532のセルフテスト
を詳説する。
ルフテストの対象となるMROM532のセルフテスト
を詳説する。
第8図はMCU32の詳細な構成を示すブロック図であ
り、第5図と同符号のものは同一物である。
り、第5図と同符号のものは同一物である。
第8図において、MCU33のROMアドレス発生器5
31は、ROMアドレスセレクタ(R5EL)81、テ
スト用のマイクロアドレスレジスタ(TMAR)82、
通常処理用のマイクロアドレスレジスタ(MAR)8B
、人力アドレスセレクタ(TSEL)84、サブルーチ
ンスタック(SST)86及びインクリメンタ(INC
)85を備えている。
31は、ROMアドレスセレクタ(R5EL)81、テ
スト用のマイクロアドレスレジスタ(TMAR)82、
通常処理用のマイクロアドレスレジスタ(MAR)8B
、人力アドレスセレクタ(TSEL)84、サブルーチ
ンスタック(SST)86及びインクリメンタ(INC
)85を備えている。
R5EL81は、MROM5B2に供給されるアドレス
を択一的に選択するセレクタであり、次に示す第1−〜
第6の入力の中から選択信号(rselc)にしたかっ
て選択する。
を択一的に選択するセレクタであり、次に示す第1−〜
第6の入力の中から選択信号(rselc)にしたかっ
て選択する。
第1の入力は、IDU32のPLA522から与えられ
るマイクロ命令の先頭アドレスであり、機械語命令の実
行を開始する際に選択される。
るマイクロ命令の先頭アドレスであり、機械語命令の実
行を開始する際に選択される。
第2の入力は、割込みが発生した時にマイクロプログラ
ムを強制的に分岐させる際の分岐先のアドレスである。
ムを強制的に分岐させる際の分岐先のアドレスである。
第3の入力は、MROM532のセルフテストが終了し
て、制御権かマイクロ命令に移行する際の処理プログラ
ムの先頭アドレスであり、マイクロ命令によるセルフテ
ストの開始番地となる。
て、制御権かマイクロ命令に移行する際の処理プログラ
ムの先頭アドレスであり、マイクロ命令によるセルフテ
ストの開始番地となる。
第4の入力は、マイクロブグラムの分岐先のアドレスで
あり、MIR533から与えられる。
あり、MIR533から与えられる。
第5の人力は、現在実行しているマイクロ命令のアドレ
スにインクリメンタ85によって“1゛を加算したアド
レスとなる。
スにインクリメンタ85によって“1゛を加算したアド
レスとなる。
第6の人力は、サブルーチンスタック5ST86のデー
タで、サブルーチン分岐した後にザブルーチンから戻る
際の戻り番地となる。
タで、サブルーチン分岐した後にザブルーチンから戻る
際の戻り番地となる。
これらの入力アドレスは、R5EL81によって択一的
に選択されて、TMAR8B及びMAR84に与えられ
る。
に選択されて、TMAR8B及びMAR84に与えられ
る。
TMAR82は、MROM532のセルフテスト時及び
マイクロ命令セルフテスト時にMROM532に供給さ
れる入力アトレスを保持するレジスタであり、セルフテ
スト時に“1“レベルとなる書込み信号(tmarw)
によって人力アドレスを取り込んで保持し、保持した入
力アドレスを順次インクリメントする。
マイクロ命令セルフテスト時にMROM532に供給さ
れる入力アトレスを保持するレジスタであり、セルフテ
スト時に“1“レベルとなる書込み信号(tmarw)
によって人力アドレスを取り込んで保持し、保持した入
力アドレスを順次インクリメントする。
MAR83は、MROM532の通常処理状態時にMR
OM532に供給される入力アドレスを保持するレジス
タであり、通常処理状態時に“1ルベルとなる書込み信
号(marw)によって入力アドレスを取り込んで保持
する。
OM532に供給される入力アドレスを保持するレジス
タであり、通常処理状態時に“1ルベルとなる書込み信
号(marw)によって入力アドレスを取り込んで保持
する。
TSEL84は、選択信号(tselc)に基づいてセ
ルフテスト時にはTMAR82に保持されている入力ア
ドレスを選択し、通常処理時にはMAR83に保持され
ている入力アドレスを選択し、選択した入力アドレスを
MROM532及びlNC85に与える。
ルフテスト時にはTMAR82に保持されている入力ア
ドレスを選択し、通常処理時にはMAR83に保持され
ている入力アドレスを選択し、選択した入力アドレスを
MROM532及びlNC85に与える。
LFSR535は、MROM532のセルフテスト時に
MROM532から読出された出力を、書込み信号(m
1 f s rw)にしたがって取り込んで圧縮し、
圧縮データを内部バス59に出力する。
MROM532から読出された出力を、書込み信号(m
1 f s rw)にしたがって取り込んで圧縮し、
圧縮データを内部バス59に出力する。
MIR533は、MROM5B2から読出されたマイク
ロ命令を、書込み信号(771jrw)にしたがって取
り込んで保持するレジスタであり、保持されたマイクロ
命令はR5EL81及びNOP発生器(NOPG)87
に与えられる。
ロ命令を、書込み信号(771jrw)にしたがって取
り込んで保持するレジスタであり、保持されたマイクロ
命令はR5EL81及びNOP発生器(NOPG)87
に与えられる。
NOP発生器87は、#J御倍信号n o p)にした
がってMIR533から与えられるマイクロ命令を無効
とする回路であり、無効とする場合には、MIR33か
ら与えられたマイクロ命令に代えてNOP命令(プロセ
ッサが実質的な処理を行なわない命令)をマイクロ命令
バス88に出力し、無効としない場合には、MIR53
3から与えられたマイクロ命令をマイクロ命令ノ・ス8
8に出力する。
がってMIR533から与えられるマイクロ命令を無効
とする回路であり、無効とする場合には、MIR33か
ら与えられたマイクロ命令に代えてNOP命令(プロセ
ッサが実質的な処理を行なわない命令)をマイクロ命令
バス88に出力し、無効としない場合には、MIR53
3から与えられたマイクロ命令をマイクロ命令ノ・ス8
8に出力する。
次に、このような構成におけるセルフテストの処理動作
を、第9図に示す動作タイミングチャドを参照して説明
する。
を、第9図に示す動作タイミングチャドを参照して説明
する。
まずはじめに、MROM532のダンプテストとマイク
ロ命令セルフテストが実行される動作タイミングを、第
9図(a)を参照して説明する。
ロ命令セルフテストが実行される動作タイミングを、第
9図(a)を参照して説明する。
テスト開始命令(TSTART)が実行されて、プロセ
ッサが通常処理状態からセルフテスト状態に遷移すると
、サイクルT2において、MROM532のダンプテス
トが実行中であることを示すR3Eビットに“1“をセ
ットするマイクロ命令が実行される。
ッサが通常処理状態からセルフテスト状態に遷移すると
、サイクルT2において、MROM532のダンプテス
トが実行中であることを示すR3Eビットに“1“をセ
ットするマイクロ命令が実行される。
次のサイクルT3では、実行されたマイクロ命令によっ
てR3Eビット “1”がセットされるとともに、TM
AR82にダンプテストの開始アドレスとして“0”が
セットされる。また、LFSR535の書込み信号(m
lfsrw)か“1”レベル、N0PG87の制御信号
(n o p)が“1”レベルとなり、マイクロ命令バ
ス88にはNOP命令が出力されることになる。
てR3Eビット “1”がセットされるとともに、TM
AR82にダンプテストの開始アドレスとして“0”が
セットされる。また、LFSR535の書込み信号(m
lfsrw)か“1”レベル、N0PG87の制御信号
(n o p)が“1”レベルとなり、マイクロ命令バ
ス88にはNOP命令が出力されることになる。
移行のサイクルT4〜T8では、TMAR83にセット
される人力アドレスか順次カウントアツプされ、この人
力アドレスかTSEL84を介してMROM532に供
給される。これにより、MROM5B2から読出された
出力データはLFSR535に与えられて圧縮される。
される人力アドレスか順次カウントアツプされ、この人
力アドレスかTSEL84を介してMROM532に供
給される。これにより、MROM5B2から読出された
出力データはLFSR535に与えられて圧縮される。
このようにして、MROM532のダンプテストが実行
され、サイクルT8てダンプテストが終了する。
され、サイクルT8てダンプテストが終了する。
次のサイクルT9ては、R3Eビットに“0”がセット
されて、MROM532におけるダンプテストの終了が
示される。一方、MSEビットには“1”がセットされ
て、制御信号(mlfsrW)は“0”レベル、MIR
533の書込み信号(mirw)は“1“レベルになる
とともに、マイクロ命令セルフテストの開始アドレス
a”がTMAR82にセットされ、マイクロ命令セルフ
テストが開始される。
されて、MROM532におけるダンプテストの終了が
示される。一方、MSEビットには“1”がセットされ
て、制御信号(mlfsrW)は“0”レベル、MIR
533の書込み信号(mirw)は“1“レベルになる
とともに、マイクロ命令セルフテストの開始アドレス
a”がTMAR82にセットされ、マイクロ命令セルフ
テストが開始される。
次のサイクルTIOでは、N0PG87の制御信号(n
o p)か“0”レベルとなり、TMAR83からT
SEL84を介してMROM532に順次カウントアツ
プして与えられる人力アドレスによってMROM532
から読出されたマイクロ命令がMIR53Bにセットさ
れて順次実行され、マイクロ命令セルフテストが実行さ
れる。
o p)か“0”レベルとなり、TMAR83からT
SEL84を介してMROM532に順次カウントアツ
プして与えられる人力アドレスによってMROM532
から読出されたマイクロ命令がMIR53Bにセットさ
れて順次実行され、マイクロ命令セルフテストが実行さ
れる。
次に、MROM532におけるダンプテスト中に外部割
込み(INTR)が発生し、テストを中断してプロセッ
サが通常状態に戻り、外部割込み処理を実行した後、再
びセルフテストを再開するといった動作を、第9図(b
)を参照して説明する。
込み(INTR)が発生し、テストを中断してプロセッ
サが通常状態に戻り、外部割込み処理を実行した後、再
びセルフテストを再開するといった動作を、第9図(b
)を参照して説明する。
まず、サイクルT2において、MROM5B2における
ダンプテストの開始を指示するマイクロ命令が実行され
るとともに、TMAR8Bの書込み信号(tmarw)
が“1″レベルとなり、TMAR83はR3EL81に
よって選択された入力アドレスがセットされる状態とな
る。
ダンプテストの開始を指示するマイクロ命令が実行され
るとともに、TMAR8Bの書込み信号(tmarw)
が“1″レベルとなり、TMAR83はR3EL81に
よって選択された入力アドレスがセットされる状態とな
る。
次のサイクルT3では、前サイクルで実行されたマイク
ロ命令によりR3Eビットに“1″がセツトされ、TM
AR82にダンプテストの開始アドレスとして“0”か
セットされる。さらに、TSEL84の選択信号(ts
elc)か“1”レベルとなり、LFSR535の書込
み信号(mlfsrw) も“1” レベルとなる。
ロ命令によりR3Eビットに“1″がセツトされ、TM
AR82にダンプテストの開始アドレスとして“0”か
セットされる。さらに、TSEL84の選択信号(ts
elc)か“1”レベルとなり、LFSR535の書込
み信号(mlfsrw) も“1” レベルとなる。
次のサイクルT4及びサイクルT5ては、カウントアツ
プされる人力アトレスがMROM532に供給され、M
ROM532から読出されたデータがLFSR535に
与えられて圧縮される。
プされる人力アトレスがMROM532に供給され、M
ROM532から読出されたデータがLFSR535に
与えられて圧縮される。
次のサイクルT5ては、外部割込み(INTR)が実行
される。
される。
次のサイクルT6では、前サイクルT5て外部割込みが
発生したことにより、TMAR82の書込み信号(tm
arw)が“0”レベル、MAR83の書込み信号(m
arw)が“1″レベル、TSEL84の選択信号(t
selc)が“0“レベルとなり、プロセッサはセルフ
テスト状態から通常処理状態に遷移する。この時に、T
MAR82の書込み信号(tmarw)は“0”レベル
となるため、サイクルT6てTMAR82にセットされ
た人力アトレス“003h”はそのまま保持されること
になる。
発生したことにより、TMAR82の書込み信号(tm
arw)が“0”レベル、MAR83の書込み信号(m
arw)が“1″レベル、TSEL84の選択信号(t
selc)が“0“レベルとなり、プロセッサはセルフ
テスト状態から通常処理状態に遷移する。この時に、T
MAR82の書込み信号(tmarw)は“0”レベル
となるため、サイクルT6てTMAR82にセットされ
た人力アトレス“003h”はそのまま保持されること
になる。
次のサイクルT7ては、割込み処理を実行するマイクロ
プログラムの先頭アドレス“b゛かR5EL81によっ
て選択され、選択された先頭アドレス“b”かMAR8
3にセットされる。
プログラムの先頭アドレス“b゛かR5EL81によっ
て選択され、選択された先頭アドレス“b”かMAR8
3にセットされる。
移行のサイクルT8〜サイクルTIOては、割込み処理
が実行され、サイクルTIOて割込み処理が終了すると
、再びMROM532のダンプテストの開始を指示する
マイクロ命令が実行される。
が実行され、サイクルTIOて割込み処理が終了すると
、再びMROM532のダンプテストの開始を指示する
マイクロ命令が実行される。
これにより、次のサイクルTllては、TSELの選択
信号(tselc)か“1”レベル、TMAR82の書
込み信号(tmarw)が“]”レベルとなり、MRO
M532のダンプテストが再開される。
信号(tselc)か“1”レベル、TMAR82の書
込み信号(tmarw)が“]”レベルとなり、MRO
M532のダンプテストが再開される。
この時に、R5Eビットは“1”がセットされた状態で
保持されているため、TMAR82はリセットされず“
0”はセットされない。このため、ダンプテストが中断
された時にTMAR82に保持されていた入力アドレス
”003 h″が、テストの再開によってMROM53
2に入力アドレスとして与えられる。したがって、ダン
プテストが中断されて再開された時には、中断された時
点のダンプテストから継続してテストを再開することか
できるようになる。
保持されているため、TMAR82はリセットされず“
0”はセットされない。このため、ダンプテストが中断
された時にTMAR82に保持されていた入力アドレス
”003 h″が、テストの再開によってMROM53
2に入力アドレスとして与えられる。したがって、ダン
プテストが中断されて再開された時には、中断された時
点のダンプテストから継続してテストを再開することか
できるようになる。
セルフテストの対象は、上記したMROM532の他に
例えばIDU32ではPLA522かあり、QFU54
てはデータキャッシュメモリ541がある。次に、これ
らのセルフテストの手順を説明する。
例えばIDU32ではPLA522かあり、QFU54
てはデータキャッシュメモリ541がある。次に、これ
らのセルフテストの手順を説明する。
第10図はPLA522のセルフテストに係わる構成を
示す図であり、同図を用いてPLA522のセルフテス
トについて説明する。
示す図であり、同図を用いてPLA522のセルフテス
トについて説明する。
第10図において、PLA522のセルフテストは、最
初にAND平面1001のテストが行なわれ、その後O
R平面1002のテストが行なわれる。
初にAND平面1001のテストが行なわれ、その後O
R平面1002のテストが行なわれる。
まず、プロセッサが通常状態にあっては、IFU51か
ら与えられて命令レジスタ1003にセットされた命令
コードがセレクタ(PSEL)1004によって選択さ
れてAND平而1面01に与えられる。
ら与えられて命令レジスタ1003にセットされた命令
コードがセレクタ(PSEL)1004によって選択さ
れてAND平而1面01に与えられる。
一方、セルフテスト状態にあっては、インクリメンタ(
INC)1005によりカウントアツプされてPLAテ
ストレジスタ(PLATR)1006に順次セットされ
るテストデータがPSEL1004により選択されてA
ND平面1001に与えられる。この時に、OR平面1
002のテスト時にAND平面1001の積項線を順次
活性化するエクストラ・アンド・アレー(EAA)10
07は非活性状態となる。
INC)1005によりカウントアツプされてPLAテ
ストレジスタ(PLATR)1006に順次セットされ
るテストデータがPSEL1004により選択されてA
ND平面1001に与えられる。この時に、OR平面1
002のテスト時にAND平面1001の積項線を順次
活性化するエクストラ・アンド・アレー(EAA)10
07は非活性状態となる。
このような状態にあって、PLATR1006から出力
されるそれぞれのテストデータに対応してAND平面1
001から出力されるデータは、排他的論理和(EXO
R)ゲート1008て圧縮され圧縮器(LFSR)52
4に書込まれる。このようにしてテストが進行し、PL
ATR1006にセットされるテストデータが終了値に
達すると、AND平面1001のテストは終了し、OR
平面1002のテストが開始される。
されるそれぞれのテストデータに対応してAND平面1
001から出力されるデータは、排他的論理和(EXO
R)ゲート1008て圧縮され圧縮器(LFSR)52
4に書込まれる。このようにしてテストが進行し、PL
ATR1006にセットされるテストデータが終了値に
達すると、AND平面1001のテストは終了し、OR
平面1002のテストが開始される。
OR平面1002のテストにあっては、テストパターン
発生器(EAAG)1009から発生されるテストパタ
ーンにしたがってEAA1007によってAND平面1
001の積項線か順次1本づつ活性化される。それぞれ
の積項線の活性化に対応してOR平面1002から出力
されるデータは、圧縮器524て圧縮され、AND平面
1001における圧縮データとともにPLA522のテ
スト結果として内部ハス59に出力され、PLA522
のセルフテストが完了する。
発生器(EAAG)1009から発生されるテストパタ
ーンにしたがってEAA1007によってAND平面1
001の積項線か順次1本づつ活性化される。それぞれ
の積項線の活性化に対応してOR平面1002から出力
されるデータは、圧縮器524て圧縮され、AND平面
1001における圧縮データとともにPLA522のテ
スト結果として内部ハス59に出力され、PLA522
のセルフテストが完了する。
このようにして実行されるPLA522のセルフテスト
にあって、セルフテストが中断されてプロセッサが通常
状態に遷移した時には、それまで実行されていたセルフ
テストのテストパターンデータがPLATR1006あ
るいはEAAG 1009に保持されるため、保持され
たテストパターンデータを用いることによって、セルフ
テストが中断された時点から再開することができる。
にあって、セルフテストが中断されてプロセッサが通常
状態に遷移した時には、それまで実行されていたセルフ
テストのテストパターンデータがPLATR1006あ
るいはEAAG 1009に保持されるため、保持され
たテストパターンデータを用いることによって、セルフ
テストが中断された時点から再開することができる。
次に、データキャッシュメモリ541のセルフテストを
、第11図に示すデータキャッシュメモリ54]のセル
フテストに係わる詳細な構成図を用いて説明する。
、第11図に示すデータキャッシュメモリ54]のセル
フテストに係わる詳細な構成図を用いて説明する。
第11図において、プロセッサか通常処理状態にあって
は、IDU32のPLA522から与えられてオペラン
ドフェッチアドレスレジスタ(OFAR)1101にセ
ットされるオペランドアドレスが人力アドレスセレクタ
(ASEL)1102によって選択されてキャッシュメ
モリ541に与えられてアクセスされる。
は、IDU32のPLA522から与えられてオペラン
ドフェッチアドレスレジスタ(OFAR)1101にセ
ットされるオペランドアドレスが人力アドレスセレクタ
(ASEL)1102によって選択されてキャッシュメ
モリ541に与えられてアクセスされる。
一方、セルフテスト時には、“0“にリセットされたカ
ウンタ1103から入力アドレスがA、 5EL110
2を介してキャッシュメモリ541に与えられ、この入
力アドレスで指定されるキャッシュメモリ541のオペ
ランドデータがメモリオペランドレジスタ(MOR)1
104に一μ読出されて退避される。その後、カウンタ
11 G 3から与えられる人力アドレスのキャッシュ
メモリ541に、乱数発生器とデータ反転回路からなる
テストデータ発生器(TPG)1.105から発生され
るテストデータか書込まれ、書込まれたデータはキャッ
シュメモリ541から読出されて圧縮器(LFSR)5
44で圧縮される。また、同様の動作がTPG1105
の出力を反転して行なわれる。
ウンタ1103から入力アドレスがA、 5EL110
2を介してキャッシュメモリ541に与えられ、この入
力アドレスで指定されるキャッシュメモリ541のオペ
ランドデータがメモリオペランドレジスタ(MOR)1
104に一μ読出されて退避される。その後、カウンタ
11 G 3から与えられる人力アドレスのキャッシュ
メモリ541に、乱数発生器とデータ反転回路からなる
テストデータ発生器(TPG)1.105から発生され
るテストデータか書込まれ、書込まれたデータはキャッ
シュメモリ541から読出されて圧縮器(LFSR)5
44で圧縮される。また、同様の動作がTPG1105
の出力を反転して行なわれる。
このようなアクセス動作が終了すると、0FAR110
1から与えられる論理アドレスを物理アドレスに変換す
るトランスレーション・ルックアサイド・バッファ(T
LB)1106の出力とキャッシュメモリ541の各ラ
インの物理アドレスを格納するTAG1107の出力と
を比較する比較器(COMP)1108の比較結果を選
択信号とするセレクタ(SEL)1109によってMO
U1104に退避されたデータが選択され、セレクタ(
SEL)1110及び、セレクタ1110の出力と外部
メモリからのデータの入力を制御すルハスイン汐−フエ
ースユニット(BIU)1111の出力とを選択するセ
レクタ(SEL)1112を介してキャッシュメモリ5
41に戻される。
1から与えられる論理アドレスを物理アドレスに変換す
るトランスレーション・ルックアサイド・バッファ(T
LB)1106の出力とキャッシュメモリ541の各ラ
インの物理アドレスを格納するTAG1107の出力と
を比較する比較器(COMP)1108の比較結果を選
択信号とするセレクタ(SEL)1109によってMO
U1104に退避されたデータが選択され、セレクタ(
SEL)1110及び、セレクタ1110の出力と外部
メモリからのデータの入力を制御すルハスイン汐−フエ
ースユニット(BIU)1111の出力とを選択するセ
レクタ(SEL)1112を介してキャッシュメモリ5
41に戻される。
この後、カウンタ1103の内容がカウントアツプされ
、カウントアツプされた入力アドレスで上述したと同様
の動作が0FAR1,101の内容が“0”に戻るまで
繰り返し行なわれ、“0”に達するとセルフテストが終
了する。
、カウントアツプされた入力アドレスで上述したと同様
の動作が0FAR1,101の内容が“0”に戻るまで
繰り返し行なわれ、“0”に達するとセルフテストが終
了する。
このようにして実行されるデータキャッシュメモリ54
1のセルフテストにあっては、カウンタ1103からキ
ャッシュメモリ541に入力アドレスか供給されるため
、セルフテストか中断されて再開された時には、カウン
タ1103に保持された入力アドレスからセルフテスト
が再開されるので、セルフテストは中断された時点から
再開することかできる。
1のセルフテストにあっては、カウンタ1103からキ
ャッシュメモリ541に入力アドレスか供給されるため
、セルフテストか中断されて再開された時には、カウン
タ1103に保持された入力アドレスからセルフテスト
が再開されるので、セルフテストは中断された時点から
再開することかできる。
このように、上記実施例にあっては、プロセッサの例え
ば空き時間を利用してセルフテストの対象となるそれぞ
れの構成において並行して不連続的に実行することが可
能となり、リアルタイムでプロセッサの故障を発見して
外部に報知することが可能となる。
ば空き時間を利用してセルフテストの対象となるそれぞ
れの構成において並行して不連続的に実行することが可
能となり、リアルタイムでプロセッサの故障を発見して
外部に報知することが可能となる。
さらに、セルフテストが中断されて再開された時には、
中断された時点のセルフテストから再開することかでき
るため、中断頻度が高い場合であっても、セルフテスト
を確実に進行させることが可能となる。
中断された時点のセルフテストから再開することかでき
るため、中断頻度が高い場合であっても、セルフテスト
を確実に進行させることが可能となる。
また、プロセッサに故障が発見された場合には、プロセ
ッサの動作処理か停止され、直前まで実行されていたセ
ルフテストに関する情報から故障が発生した箇所か判別
でき、プロセッサ内で故障診断を行なうことか可能とな
る。
ッサの動作処理か停止され、直前まで実行されていたセ
ルフテストに関する情報から故障が発生した箇所か判別
でき、プロセッサ内で故障診断を行なうことか可能とな
る。
さらには、予備の構成を用意しておき、故障か発生した
構成との交換を行なうことによって、自己修復を故障発
生から極めて短時間で行なうことが可能となり、プロセ
ッサの信頼性を向上させることができるようになる。
構成との交換を行なうことによって、自己修復を故障発
生から極めて短時間で行なうことが可能となり、プロセ
ッサの信頼性を向上させることができるようになる。
上記実施例のセルフテストにおいて、テスト対象の出力
データを圧縮してテスト結果を得る圧縮器は、例えば第
12図に示すように構成される。
データを圧縮してテスト結果を得る圧縮器は、例えば第
12図に示すように構成される。
第12図において、圧縮器は、入力バス1201から一
方の入力に与えられるテスト出力を書込みイネーブル信
号にしたがって圧縮するEXORゲー1−1202を介
してフリップフロップ1203が縦続接続されてなり、
圧縮されてフリップフロップ1203に保持されたテス
ト結果は、出力信号により導通制御される出力バッファ
1204を介して内部バス5つに出力される。
方の入力に与えられるテスト出力を書込みイネーブル信
号にしたがって圧縮するEXORゲー1−1202を介
してフリップフロップ1203が縦続接続されてなり、
圧縮されてフリップフロップ1203に保持されたテス
ト結果は、出力信号により導通制御される出力バッファ
1204を介して内部バス5つに出力される。
第13図は上記実施例で詳説したこの発明の故障診断装
置を備えたマイクロプロセッサを用いたシステムの構成
を示す図である。
置を備えたマイクロプロセッサを用いたシステムの構成
を示す図である。
第13図に示すシステムは、この発明か適用されたマイ
クロプロセッサ(MPU)1301が、制御対象130
2となる例えばFA用のロボット、プラント用のシーケ
ンス制御装置、エレベータや列車の運航管理装置を制御
するシステムである。
クロプロセッサ(MPU)1301が、制御対象130
2となる例えばFA用のロボット、プラント用のシーケ
ンス制御装置、エレベータや列車の運航管理装置を制御
するシステムである。
MPU1301は、MPU1301によって制御される
周辺装置として、パリティチエツク回路1303を備え
たメモリ1304、フロッピーディスクコントローラ(
FDC)1305によって制御されるフロッピーデスク
ドライバ(FDD)1306、シリアルI10インター
フェース(S10)1307、CRTコントローラ(C
RTC)1308によって制御されるCRTデイスプレ
ィ(CRT)1309を備え、これらの周辺機器がMP
U1301と接続されるシステムバス1310を介して
、制御対象1302の制御レジスタにデータを書込むこ
とによって制御対象1302を制御している。
周辺装置として、パリティチエツク回路1303を備え
たメモリ1304、フロッピーディスクコントローラ(
FDC)1305によって制御されるフロッピーデスク
ドライバ(FDD)1306、シリアルI10インター
フェース(S10)1307、CRTコントローラ(C
RTC)1308によって制御されるCRTデイスプレ
ィ(CRT)1309を備え、これらの周辺機器がMP
U1301と接続されるシステムバス1310を介して
、制御対象1302の制御レジスタにデータを書込むこ
とによって制御対象1302を制御している。
このようなシステムにあって、MPU1301にはタイ
マ1311によって一定間隔で外部割込みが与えられ、
これにより第4図に示したように、MPU1301の通
常処理の合い間にセルフテストが実行される。セルフテ
ストの評価結果において、MPU1301に故障が発見
された場合には、ハングアップ信号がメモリ1304の
パリティエラー信号、FDC1305のエラー信号、5
I01307の通信エラー信号と同様なエラー通知信号
としてMPU1301から制御対象]302に与えられ
、これにより制御対象1302は緊急停止される。
マ1311によって一定間隔で外部割込みが与えられ、
これにより第4図に示したように、MPU1301の通
常処理の合い間にセルフテストが実行される。セルフテ
ストの評価結果において、MPU1301に故障が発見
された場合には、ハングアップ信号がメモリ1304の
パリティエラー信号、FDC1305のエラー信号、5
I01307の通信エラー信号と同様なエラー通知信号
としてMPU1301から制御対象]302に与えられ
、これにより制御対象1302は緊急停止される。
このように、この発明を適用したプロセッサを用いるこ
とによって、システムの立ち上げ時だけてなく、プロセ
ッサの通常の処理動作中であってもプロセッサのセルフ
テストを行ない、リアルタイムてプロセッサの故障を検
出して報知することか可能となる。これにより、プロセ
ッサに故障か発生した場合であっても、直ちにシステム
を停止することができるので、信頼性、安全性の高い制
御システムを構築することが可能となる。
とによって、システムの立ち上げ時だけてなく、プロセ
ッサの通常の処理動作中であってもプロセッサのセルフ
テストを行ない、リアルタイムてプロセッサの故障を検
出して報知することか可能となる。これにより、プロセ
ッサに故障か発生した場合であっても、直ちにシステム
を停止することができるので、信頼性、安全性の高い制
御システムを構築することが可能となる。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、プロセッサの
通常処理動作の合い間にセルフテストを実行処理して評
価するようにしたので、リアルタイムでプロセッサの故
障診断を行なうことが可能となる。また、中断されたセ
ルフテストを中断された状態から再開して実行するよう
にしているので、中断頻度か高い場合であってもセルフ
テストを確実に進行させることが可能となる。
通常処理動作の合い間にセルフテストを実行処理して評
価するようにしたので、リアルタイムでプロセッサの故
障診断を行なうことが可能となる。また、中断されたセ
ルフテストを中断された状態から再開して実行するよう
にしているので、中断頻度か高い場合であってもセルフ
テストを確実に進行させることが可能となる。
この結果、プロセッサやプロセッサが組込まれたシステ
ムの信頼性や安全性を向上させるプロセッサの故障診断
装置を提供することができる。
ムの信頼性や安全性を向上させるプロセッサの故障診断
装置を提供することができる。
第1図はこの発明の一実施例に係わる故障診断装置を適
用したマイクロプロセッサの構成を示す図、 第2図は第1図に示すプロセッサの処理動作を示すフロ
ーチャート、 第3図及び第4図は第1図に示すプロセッサの動作状態
遷移を示す図、 第5図、第6図、第8図、第10図乃至第12図は第1
図に示すプロセッサの要部詳細構成を示す図、 第7図は第1図に示すプロセッサにおけるセルフテスト
の処理手順を示すフローチャート、第9図はマイクロR
OMにおけるセルフテストの動作タイミングを示す図、 第13図は第1図に示すプロセッサを備えたシステムの
構成を示す図である。 10゜ 11゜ 12゜ 13゜ 14゜ 512・・命令キャッシュメモリ 522・・・命令デコーダ(PLA) 532・・・マイクロROM 54]・・・データキャッシュメモリ 552・・・演算器 15・・・レジスタ群 16・・・制御部 17.515,524,535.544553・・・圧
縮器 18・・・制御情報退避部 19・・・割込みコントローラ 20・・セルフテストコントローラ 58・・・テスト制御レジスタ 82・・・テスト用マイクロアドレスレジスタ1006
・・・PLAテストレジスタ 1103・・・カウンタ
用したマイクロプロセッサの構成を示す図、 第2図は第1図に示すプロセッサの処理動作を示すフロ
ーチャート、 第3図及び第4図は第1図に示すプロセッサの動作状態
遷移を示す図、 第5図、第6図、第8図、第10図乃至第12図は第1
図に示すプロセッサの要部詳細構成を示す図、 第7図は第1図に示すプロセッサにおけるセルフテスト
の処理手順を示すフローチャート、第9図はマイクロR
OMにおけるセルフテストの動作タイミングを示す図、 第13図は第1図に示すプロセッサを備えたシステムの
構成を示す図である。 10゜ 11゜ 12゜ 13゜ 14゜ 512・・命令キャッシュメモリ 522・・・命令デコーダ(PLA) 532・・・マイクロROM 54]・・・データキャッシュメモリ 552・・・演算器 15・・・レジスタ群 16・・・制御部 17.515,524,535.544553・・・圧
縮器 18・・・制御情報退避部 19・・・割込みコントローラ 20・・セルフテストコントローラ 58・・・テスト制御レジスタ 82・・・テスト用マイクロアドレスレジスタ1006
・・・PLAテストレジスタ 1103・・・カウンタ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 プロセッサにおける通常処理状態とセルフテスト状態と
の間の状態遷移を制御する状態遷移制御手段と、 前記状態遷移制御手段によってプロセッサがセルフテス
ト状態から通常処理状態へ状態遷移された時に、セルフ
テスト状態時に実行されて状態遷移時に中断されたそれ
ぞれのセルフテスト対象におけるセルフテストに関する
情報を保持する保持手段と、 前記状態遷移制御手段によってプロセッサが通常処理状
態からセルフテスト状態へ状態遷移された時に、前記保
持手段に保持されたそれぞれの情報に基づいてそれぞれ
のセルフテスト対象におけるセルフテストを中断された
状態から再開し、評価する実行手段と、 前記実行手段の評価結果に基づいてプロセッサに故障が
発見された場合には、これを報知する報知手段と を有することを特徴とするプロセッサの故障診断装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24014190A JPH04120633A (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | プロセッサの故障診断装置 |
KR1019910015310A KR920006847A (ko) | 1990-09-03 | 1991-09-03 | 프로세서의 고장진단장치 및 그 진단방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24014190A JPH04120633A (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | プロセッサの故障診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120633A true JPH04120633A (ja) | 1992-04-21 |
Family
ID=17055106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24014190A Pending JPH04120633A (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-12 | プロセッサの故障診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04120633A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009093393A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Nec Electronics Corp | データ処理装置及びデータ処理装置の自己診断方法 |
JP2014029567A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Nec Corp | 無停止演算処理装置、無停止演算処理システム、無停止演算処理方法、及び、無停止演算処理プログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194251A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | Hitachi Ltd | デ−タ処理装置の診断方式 |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP24014190A patent/JPH04120633A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59194251A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | Hitachi Ltd | デ−タ処理装置の診断方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009093393A (ja) * | 2007-10-09 | 2009-04-30 | Nec Electronics Corp | データ処理装置及びデータ処理装置の自己診断方法 |
JP2014029567A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Nec Corp | 無停止演算処理装置、無停止演算処理システム、無停止演算処理方法、及び、無停止演算処理プログラム |
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