JPH0412055Y2 - - Google Patents

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JPH0412055Y2
JPH0412055Y2 JP1985118043U JP11804385U JPH0412055Y2 JP H0412055 Y2 JPH0412055 Y2 JP H0412055Y2 JP 1985118043 U JP1985118043 U JP 1985118043U JP 11804385 U JP11804385 U JP 11804385U JP H0412055 Y2 JPH0412055 Y2 JP H0412055Y2
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JP
Japan
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tape
tension
guide roller
tape feeding
roll shaft
Prior art date
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Expired
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JP1985118043U
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JPS6226348U (ja
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Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、磁気記録テープ等のテープ類を製造
工程からガイドローラで後工程に送る途上でテー
プ類に加わるテンシヨンを調節するところのテー
プ送りテンシヨンの調整装置に関するものであ
る。
従来の技術 一般に、磁気記録テープの製造工程においては
後工程に研摩機、巻取機または測長機等が配置さ
れており、その後工程には製造工程から繰り出さ
れる磁気記録テープをガイドローラで連続的に送
込むようになつている。また、この磁気記録テー
プを送る途上に余計なテンシヨンが加わつてテー
プが伸び或いはテンシヨン不足で円滑なテープの
送りが阻害される等の事態を未然に防止するべ
く、テープに加わるテンシヨンを測定する装置と
してテンシヨンアナライザーが装備されているの
が通常である。
このテンシヨンアナライザーは、第2図で示す
如く機台1の板面に間隔をへだてて一対のガイド
ロール2,3を備え、その各ガイドロール2,3
の中央に立上りフレーム4でスライド自在に支持
したテンシヨンロール5を取付け、このテンシヨ
ンロール5を介してロール対2,3で120°程度に
折曲したテープTの送り路を形成し、そのテープ
Tのテンシヨン変動でロール5を偏位動すること
により、この移動量を検出器6で測定してテープ
送りモータ(図示せず)のトルクを調整するデー
タとして取出すよう構成されている。
考案が解決しようとする問題点 然し、このテンシヨンアナライザーは機構的に
複雑で比較的高価なものであるところから好まし
くない。また、テープ送りモータのトルクを所定
値に設定するのに検出器6をセツトする必要があ
り、初期にテープ送りモータのトルクを設定する
のに検出器6をセツトしても、そのセツトに手間
が掛るところから以後は検出器はほとんど管理さ
れていないのが実情である。
問題点を解決するための手段 本考案に係るテープ送りテンシヨンの調整装置
においては、テープ送り用ガイドローラを軸受に
立付け固定したロール軸で回転自在に軸支し、そ
のロール軸の軸受をロール軸と平行方向に位置さ
せて機台に掛渡し張設した板バネで機台上に立上
げ支持すると共に、この板バネをテープテンシヨ
ンの変動がテープ送り用ガイドローラに作用する
のに伴つてバネ変形自在に装備し、その板バネに
ひずみ計を備え付け、このひずみ計が測定する板
バネの変形率に応じて出力する電圧でテープ送り
モータを駆動制御可能に組立てることにより構成
されている。
作 用 このテープ送りテンシヨンの調整装置では、ガ
イドローラでテープを送る途上でテープテンシヨ
ンが変動すると、そのガイドローラに加わる引張
力或いは引張力の低減で板バネが通常の引張力作
用状態からバネ変形し、この板バネのバネ変形で
ひずみ計が作動することにより板バネの変形率を
測定すると共に、その板バネの変形率に応じた電
圧を出力することにより、この出力電圧でドライ
バーアンプ等を介してテープ送りモータのトルク
を制御できるようになる。従つて、このテープ送
りテンシヨンの調整装置はテープテンシヨンを調
整するのに用いる電圧を極めて簡単な構造で出力
できるばかりでなく、テープテンシヨンの変動を
直接的に検知できてテープ送りモータの駆動制御
を継続的に行い得るようになる。
実施例 以下、第1図を参照して説明すれば、次の通り
である。
このテープ送りテンシヨンの調整装置は磁気記
録テープの製造工程と連続し、その製造工程から
く繰り出される磁気記録テープをテープ巻取機に
送る搬送手段となるテープ送り用のガイドローラ
10に組込まれている。ガイドローラ10はロー
ル軸11にベアリング12a,12bを介して軸
承した空転ロールでなり、その空転制動をアジヤ
スター13で調節可能に取付けられている。ロー
ル軸11は下端側が軸受14で軸承固定されてお
り、この下端側が機台15に装着したスカート部
16の内部に収容配置されている。そのスカート
部16の内部では軸受14の左右に一端側をねじ
止め固定し、他端側を機台15に取付けたスペー
サ片17にねじ止め固定することにより二枚の板
バネ18,19がロール軸11と平行するよう張
設されている。これら板バネ18,19はガイド
ローラ10の軸受14を支持するもので、ガイド
ローラ10に作用するテープテンシヨンに応じて
バネ変形自在に取付けている。その各板バネ1
8,19にはひずみ計20a,20b,21a,
21bを板面に貼付することにより備え、夫々が
板バネ18,19の局部的なバネ変形を検知する
ことにより総和で板バネ18,19の変形率とし
て測定するよう取付けられている。また、このひ
ずみ計20a,20b,21a,21bは板バネ
18,19の対向間隔内にボルト22で締付け固
定した端子台23と接続され、その端子台23の
ターミナル24,25……からひずみ計20a,
20b,21a,21bの測定値を電圧として取
出すことによりドライバーアンプ等を介してテー
プ送りモータ(図示せず)のトルクを制御するよ
う連繋されている。
このように構成するテープ送りテンシヨンの調
整装置では、ガイドローラ10を軸支したロール
軸11が軸受14に工程され、しかもその軸受1
4が左右の板バネ18,19で支持されているこ
とにより、ガイドローラ10にテープテンシヨン
が過剰に掛り或いは通常時より低減すると直に板
バネ18,19が強く撓みまたは戻り変形する。
そのテンシヨンの変動を板バネ18,19に貼着
したひずみ計20a,20b,21a,21bが
測定することにより、ターミナル24,25……
から電圧として取出すことができるようになる。
この電圧はドライバーアンプ等を介してテープ巻
上げモータのトルクを制御するよう用い得るか
ら、設置以後に無調整で自動的に必要に応じたテ
ープ巻上げモータの駆動を制御してテープテンシ
シヨンを調整できるようになる。
考案の効果 以上の如く、本考案に係るテープ送りテンシヨ
ンの調整装置に依れば、テープ送り用ローラと一
体に構成することにより別途に設置するスペース
を削減でき、また、テープテンシヨンの変動で撓
み変形する板バネにひずみ計を貼着することによ
り安価に構成できるばかりでなく、テープテンシ
ヨンの変動を直接的に検知できて継続して必要な
テープ送りモータの駆動制御を行い得るようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテープ送りテンシヨンの
調整装置を示す説明図、第2図は従来例に係るテ
ープ送りテンシヨンの調整装置として用いられて
いるテンシヨンアナライザーの説明図である。 10……ガイドローラ、11……ロール軸、1
4……軸受、18,19……板バネ、20a,2
0b,21a,21b……ひずみ計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープ送り用ガイドローラを軸受に立付け固定
    したロール軸で回転自在に軸支し、そのロール軸
    の軸受をロール軸と平行方向に位置させて機台に
    掛渡し張設した板バネで機台上に立上げ支持する
    と共に、この板バネをテープテンシヨンの変動が
    テープ送り用ガイドローラに作用するのに伴つて
    バネ変形自在に装備し、その板バネにひずみ計を
    備え付け、このひずみ計が測定する板バネの変形
    率に応じて出力する電圧でテープ送りモータを駆
    動制御可能に組立てたことを特徴とするテープ送
    りテンシヨンの調整装置。
JP1985118043U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0412055Y2 (ja)

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JP1985118043U JPH0412055Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP1985118043U JPH0412055Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JPS6226348U JPS6226348U (ja) 1987-02-18
JPH0412055Y2 true JPH0412055Y2 (ja) 1992-03-25

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ID=31004126

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5233936A (en) * 1975-09-10 1977-03-15 Nii Shinnoi Puromushirennosute Rubber compositions and process for manufacture

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5799857U (ja) * 1980-12-10 1982-06-19
JPS59112338U (ja) * 1983-01-17 1984-07-28 ソニー株式会社 テ−プテンシヨン検出装置

Patent Citations (1)

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JPS5233936A (en) * 1975-09-10 1977-03-15 Nii Shinnoi Puromushirennosute Rubber compositions and process for manufacture

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JPS6226348U (ja) 1987-02-18

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