JPH04120518A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JPH04120518A
JPH04120518A JP2239907A JP23990790A JPH04120518A JP H04120518 A JPH04120518 A JP H04120518A JP 2239907 A JP2239907 A JP 2239907A JP 23990790 A JP23990790 A JP 23990790A JP H04120518 A JPH04120518 A JP H04120518A
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JP
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film
conductive film
liquid crystal
electrode
crystal display
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Application number
JP2239907A
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English (en)
Inventor
Yuka Matsukawa
松川 由佳
Kazuo Shirohashi
白橋 和男
Akira Sasano
笹野 晃
Hideaki Yamamoto
英明 山本
Haruo Matsumaru
松丸 治男
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/136Liquid crystal cells structurally associated with a semi-conducting layer or substrate, e.g. cells forming part of an integrated circuit

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野1 この発明は液晶表示装置、特に薄膜トランジスタ等を使
用したアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置の製
造方法に関する。
【従来の技術l アクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置(ま、マト
リクス状に配列された複数の画素電極のそれぞれに対応
して非線形素子(スイ・ソチング素子)を設けたもので
ある。各画素における液晶Cま理論的には常時駆動(デ
ユーティ比1.0)されてし)るので、時分割駆動方式
を採用してし\る、し)わゆる単純マトリクス方式と比
べてアクティブ方式Cまコントラストが良く、特にカラ
ー液晶表示装置で番よ欠かせない技術となりつつある。
スイ・ソチング素子として代表的なものとしては薄膜ト
ランジスタ(TPT)がある。
従来のアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置の製
造方法においては、薄膜トランジスタ等を保護する保護
膜を設けるときに、静電気Gこよってゲート絶縁膜とし
て使用される絶縁膜力τ破壊されて、ゲート電極とソー
ス電極、ドレイン電極とが短絡するのを防止するために
、保護膜を設番するときには、静電破壊防止線によりゲ
ート端子、ドレイン端子を介してゲート電極とソース電
極、ドレイン電極と接続している。
また、従来のアクティブ・マトリクス方式の沼晶表示装
置においては、走査信号線、ゲートを梳と映像信号線、
ソース電極、ドレイン電極とが短絡するのを防止するた
め、に、走査信号線、ゲート電極上に陽極酸化膜を設け
ている。
なお、薄膜トランジスタを使用したアクティブマトリク
ス方式の液晶表示装置は、たとえば「冗長構成を採用し
た12.5型アクテイブ・マトリクス方式カラー液晶デ
イスプレィ」、日経エレクトロニクス、頁193〜21
0.1986年12月15日、日経マグロウヒル社発行
、で知られている。
【発明が解決しようとする課題) 絶縁膜の静電破壊を防止し、しかも走査信号線ゲート電
極上に陽極酸化膜を設ける場合に、静電破壊防止線と陽
極酸化線とを別々に設けたときには、ゲート端子の外側
に2本の線を設ける必要があるから、製造コストが高値
となる。
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので
、製造コストが安価となる液晶表示装置の製造方法を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、この発明においては、薄膜ト
ランジスタと画素電極とを画素の一構成要素とし、少な
くともゲート電極の上に陽極酸化膜が設けられたアクテ
ィブ・マトリクス方式の液晶表示装置を製造する方法に
おいて、上記薄膜トランジスタを保護する保護膜を形成
するときに上記薄膜トランジスタのゲート絶縁膜として
使用される絶縁膜が静電破壊されるのを防止するための
静電破壊防止線を、上記陽極酸化膜を設けるための陽極
酸化線として使用する。
[作用] この液晶表示装置の製造方法においては、静電破壊防止
線を陽極酸化線として使用するから、端子の外側に1本
の線を設ければよい。
[実施例1 以下、この発明を適用すべきアクティブ・マトリクス方
式のカラー液晶表示装置を説明する。
なお、液晶表示装置を説明するための全図において、同
一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの
説明は省略する。
第2A図はこの発明が適用されるアクティブ・マトリク
ス方式カラー液晶表示装置の一画素とその周辺を示す平
面図、第2B図は第2A図のnB−IIB切断線におけ
る断面と表示パネルのシール部付近の断面を示す図、第
2C図は第2A図の■c−nc切断線における断面図で
ある。また、第3図(要部平面図)には第2A図に示す
画素を複数配置したときの平面図を示す。
(画素配置) 第2A図に示すように、各画素は隣接する2本の走査信
号線(ゲート信号線または水平信号線)OLと、隣接す
る2本の映像信号線(ドレイン信号線または垂直信号線
)DLとの交差領域内(4本の信号線で囲まれた領域内
)に配置されている。
各画素は薄膜トランジスタTPT、透明画素電極IT○
1および保持容量素子Caddを含む。走査信号線GL
は列方向に延在し、行方向に複数本配置されている。映
像信号線DLは行方向に延在し、列方向に複数本配置さ
れている。
(表示部断面全体構造) 第2B図に示すように、液晶LCを基準に下部透明ガラ
ス基板SUB l側には薄膜トランジスタTPTおよび
透明画素電極ITOIが形成され、上部透明ガラス基板
5UBZ側にはカラーフィルタFIL、遮光用ブラック
マトリクスパターンを形成する遮光膜BMが形成されて
いる。下部透明ガラス基板SUB 1はたとえばI 、
 1 [mm]程度の厚さで構成されている。また、透
明ガラス基板5UB1.5UB2の両面にはデイツプ処
理等によって形成された酸化シリコン膜SI○が設けら
れている。このため、透明ガラス基板5UBI、5OB
2の表面に鋭い傷があったとしても、鋭い傷を酸化シリ
コン1sroで覆うことができるので、走査信号線GL
、カラーフィルタFILが損傷するのを有効に防止する
ことができる。
第2B図の中央部は一画素部分の断面を示しているが、
左側は透明ガラス基板5UBI、5UB2の左側縁部分
で外部引出配線の存在する部分の断面を示しており、右
側は透明ガラス基板SUB1.5UB2の右側縁部分で
外部引出配線の存在しない部分の断面を示している。
第2B図の左側、右側のそれぞれに示すシール材SLは
液晶LCを封止するように構成されており、液晶封入口
(図示していない)を除く透明ガラス基板SUB l、
SUB 2の縁周囲全体に沿って形成されている。シー
ル材SLはたとえばエポキシ樹脂で形成されている。
上部透明ガラス基板5UB2側の共通透明画素電極IT
○2は、少なくとも一個所において、銀ペースト材SI
Lによって下部透明ガラス基板5UBI側に形成された
外部引出配線に接続されている。この外部引出配線はゲ
ート電mGT、ソース電極SDI、ドレイン電極SD2
のそれぞれと同一製造工程で形成される。
配向膜○RII、○RI2、透明画素電極IT○1、共
通透明画素電極ITO2、保護膜PSv1、PSV2、
絶縁膜GIのそれぞれの層は、シール材SLの内側に形
成される。偏光板POLI、POL2はそれぞれ下部透
明ガラス基板SUB 1、上部透明ガラス基板S LT
 B 2の外側の表面に形成されている。
液晶LCは液晶分子の向きを設定する下部配向膜○RI
Iと上部配向膜○RT2との間に封入され、シール部S
Lによってシールされている。
下部配向膜○RIIは下部透明ガラス基板5UBl側の
保護膜PSVIの上部に形成される。
上部透明ガラス基板5OB2の内側(液晶LC側)の表
面には、遮光膜BM、カラーフィルタFIL1保護膜P
SV2、共通透明画素電極ITO2(COM)および上
部配向膜0RI2が順次積層して設けられている。
この液晶表示装置は下部透明ガラス基板5UBl側、上
部透明ガラス基板5UB2側のそれぞれの層を別々に形
成し、その後上下透明ガラス基板SOB 1.5UB2
を重ね合わせ、両者間に液晶LCを封入することによっ
て組み立てられる。
(薄膜トランジスタTPT) 薄膜トランジスタTPTは、ゲート電極GTに正のバイ
アスを印加すると、ソース−ドレイン間のチャネル抵抗
が小さくなり、バイアスを零にすると、チャネル抵抗は
大きくなるように動作する。
各画素の薄膜トランジスタTPTは、画素内において2
つ(複数)に分割され、薄膜トランジスタ(分割薄膜ト
ランジスタ)TFTIおよびTFT2で構成されている
。薄膜トランジスタTFTl、TPT2のそれぞれは実
質的に同一サイズ(チャネル長、幅が同じ)で構成され
ている。この分割された薄膜トランジスタTFTI、T
FT2のそれぞれは、主にゲート電極GT、ゲート絶縁
膜GI、i型(真性、1ntrinsic、導電型決定
不純物がドープされていない)非晶質シリコン(Si)
からなるi型半導体層AS、一対のソース電極SDI、
ドレイン電極SD2で構成されている。なお、ソース・
ドレインは本来その間のバイアス極性によって決まり、
この液晶表示装置の回路ではその極性は動作中反転する
ので、ソース・ドレインは動作中入れ替わると理解され
たい。しかし、以下の説明でも、便宜上一方をソース、
他方をドレインと固定して表現する。
(ゲート電極GT) ゲート電極GTは第4図(第2A図の第2導電膜g2お
よびi型半導体層ASのみを描いた平面図)に詳細に示
すように、走査信号線GLから垂直方向(第2A図およ
び第4図において上方向)に突出する形状で構成されて
いる(丁字形状に分岐されている)。ゲート電極GTは
薄膜トランジスタTFTI、TFT2のそれぞれの形成
領域まで突出するように構成されている。薄膜トランジ
スタTFTI、TPT2のそれぞれのゲート電極GTは
、一体に(共通ゲート電極として)構成されており、走
査信号線GLに連続して形成されている。ゲート電極G
Tは、単層の第2導電膜g2で構成する。第2導電膜g
2はたとえばスパッタで形成されたアルミニウム膜を用
い、1ooo〜5500[A]程度の膜厚で形成する。
また、ゲート電極GT上にはアルミニウムの陽極酸化膜
AOFが設けられている。
このゲート電極GTは第2A図、第2B図および第4図
に示されているように、l型半導体装置Sを完全に覆う
よう(下方からみて)それより太き目に形成される。し
たがって、下部透明ガラス基板SUB 1の下方に蛍光
灯等のバックライトBLを取り付けた場合、この不透明
なアルミニウムからなるゲート電極GTが影となって、
i型半導体層ASにはバックライト光が当たらず、光照
射による導電現象すなわち薄膜トランジスタTPTのオ
フ特性劣化は起きにくくなる。なお、ゲート電極GTの
本来の大きさは、ソース電極SDIとドレイン電極SD
2との間をまたがるに最低限必要な(ゲート電極GTと
ソース電極SDI、ドレイン電極SD2との位置合わせ
余裕分も含めて)幅を持ち、チャネル幅Wを決めるその
奥行き長さはソース電極SDIとドレイン電極SD2と
の間の距離(チャネル長)Lどの比、すなわち相互コン
ダクタンスgmを決定するファクタW/Lをいくつにす
るかによって決められる。
この液晶表示装置におけるゲート電極GTの大きさはも
ちろん、上述した本来の大きさよりも大きくされる。
(走査信号線GL) 走査信号線GLは第2導電膜g2で構成されている。こ
の走査信号線GLの第2導電膜g2はゲート電極GTの
第2導電膜g2と同一製造工程で形成され、かつ一体に
構成されてしする。また、走査信号線GL上にはアルミ
ニウムの陽極酸化膜A○Fが設けられている。
(絶縁膜GI) 絶縁膜GIは薄膜トランジスタTFT 1、TFT2の
それぞれのゲート絶縁膜として使用される。
絶縁膜GIはゲート電極GTおよび走査信号線OLの上
層に形成されている。絶縁膜GIはたとえばプラズマC
vDで形成された窒化シリコン膜を用い、3000[A
]径程度膜厚で形成する。
(1型半導体層AS) i型半導体層ASは、第4図に示すように、複数に分割
された薄膜トランジスタTFTI、TFT2のそれぞれ
のチャネル形成領域として使用される。、j型半導体層
ASは非晶質シリコン膜または多結晶シリコン膜で形成
し、約1800[人コ程度の膜厚で形成する。
このi型半導体層ASは、供給ガスの成分を変えてSi
、N4からなるゲート絶縁膜として使用される絶縁膜G
Iの形成に連続して、同じプラズマCVD装置で、しか
もそのプラズマCVD装置から外部に露出することなく
形成される。また、オーミックコンタクト用のPをドー
プしたN1型半導体層do(第2B図)も同様に連続し
て約400[A]の厚さに形成される。しかる後、下部
透明ガラス基板5UBIはCVD装置から外に取り出さ
れ、写真処理技術によりN+型半導体層doおよびi型
半導体層ASは第2A図、第2B図および第4図に示す
ように独立した島状にパターニングされる。
1型半導体層ASは、第2A図および第4図に詳細に示
すように、走査信号線GLと映像信号線DLとの交差部
(クロスオーバ部)の両者間にも設けられている。この
交差部のi型半導体層ASは交差部における走査信号線
OLと映像信号線DLとの短絡を低減するように構成さ
れている。
(ソース電極SDI、ドレイン電極5D2)複数に分割
された薄膜トランジスタTFT 1、TFT2のそれぞ
れのソース電極SDIとドレイン電極SD2とは、第2
A図、第2B図および第5図(第2A図の第1〜第3導
電膜d1〜d3のみを描いた平面図)で詳細に示すよう
に、l型半導体層AS上にそれぞれ離隔して設けられて
いる。
ソース電極SDI、ドレイン電極SD2のそれぞれは、
N+型半導体層doに接触する下層側から、第1導電膜
d1、第2導電膜d2、第3導電膜d3を順次重ね合わ
せて構成されている。ソース電極SDIの第1導電膜d
1、第2導電膜d2および第3導電膜d3は、ドレイン
電極SD2の第1導電膜dl、第2導電膜d2および第
3導電膜d3と同一製造工程で形成される。
第1導電膜diはスパッタで形成したクロム膜を用い、
500〜l000[人コの膜厚(この液晶表示装置では
、600[人]程度の膜厚)で形成する。クロム膜は膜
厚を厚く形成するとストレスが大きくなるので、200
0[A]径程度膜厚を越えない範囲で形成する。クロム
膜はN+型半導体層doとの接触が良好である。クロム
膜は後述する第2導電膜d2のアルミニウムがN1型半
導体層doに拡散することを防止するいわゆるバリア層
を構成する。
第14’電膜dlとしては、クロム膜の他に高融点金属
(MOlT」、Ta、W)膜、高融点金属シリサイド(
MoSi、、TiSi、、TaSi、。
WSi、)膜で形成してもよい。
第1導電膜d1を写真処理でパターニングした後、同じ
写真処理用マスクを用いて、あるいは第1導電膜d1を
マスクとして、N1型半導体層dOが除去される。つま
り、1型半導体層AS上に残っていたNゝ型半導体層d
oは第1導電膜d1以外の部分がセルファラインで除去
される。このとき、N“型半導体層dOはその厚さ分は
全て除去されるようエッチされるので、i型半導体層A
Sも若干その表面部分でエッチされるが、その程度はエ
ッチ時間で制御すればよい。
しかる後、第2導電膜d2がアルミニウムのスパッタリ
ングで3000〜5500[入コの膜厚(この液晶表示
装置では、3500[人]程度の膜厚)に形成される。
アルミニウム膜はクロム膜に比べてストレスが小さく、
厚い膜厚に形成することが可能で、ソース電極SD1、
ドレイン電極SD2および映像信号線DLの抵抗値を低
減するように構成されている。第2導電膜d2としては
アルミニウム膜の他にシリコンや銅(Cu)を添加物と
して含有させたアルミニウム膜で形成してもよい。
第2導電膜d2の写真処理技術によるパターニング後、
第3導電膜d3が形成される。この第3導電膜d3はス
パッタリングで形成された透明導電g (Indiun
+−Tin−Oxide  I T O:ネサM)から
なり、1000〜2000[人コの膜厚(この液晶表示
装置では、1200[人]程度の膜厚)で形成される。
この第3導tl[d3はソース電極SDI、ドレイン電
極SD2および映像信号線DLを構成するとともに、透
明画素電極ITOIを構成するようになっている。
ソース電極SDIの第1導電膜d1、ドレイン電極SD
2の第1導電膜d1のそれぞれは、上層の第2導電膜d
2および第3導電gd3に比べて内側に(チャネル領域
内に)大きく入り込んでいる。つまり、これらの部分に
おける第1導電膜d1は第2導電膜d2、第3導電膜d
3とは無関係に薄膜トランジスタTPTのチャネル長り
を規定できるように構成されている。
ソース電極SDIは透明画素電極IT○1に接続されて
いる。ソース電極SDIは、l型半導体層ASの段差形
状(第1導電Mglの膜厚、N4″型半導体層doの膜
厚およびl型半導体層ASの膜厚を加算した膜厚に相当
する段差)に沿って構成されている。具体的には、ソー
ス電極SDIは、l型半導体層ASの段差形状に沿って
形成された第1導電膜d1と、この第1導電膜d1の上
部にそれに比べて透明画素電極ITOIと接続される側
を小さいサイズで形成した第2導電膜d2と、この第2
導電膜d2がら露出する第1導電膜d1に接続された第
3導電膜d3とで構成されている。
ソース電極SDIの第2導電膜d2は第1導電膜d1の
クロム膜がストレスの増大がら厚く形成できず、i型半
導体層ASの段差形状を乗り越えられないので、このl
型半導体層ASを乗り越えるために構成されている。つ
まり、第2導電膜d2は厚く形成することでステップカ
バレッジを向上している。第2導電膜d2は厚く形成で
きるので、ソース電極SDIの抵抗値(ドレイン電極S
D2や映像信号線DLについても同様)の低減に大きく
寄与している。第3導電膜d3は第2導電膜d2のi型
半導体層ASに起因する段差形状を乗り越えることがで
きないので、第2導電膜d2のサイズを小さくすること
で、′tl呂する第1導電膜d1に接続するように構成
されている。第1導電膜d1と第3導電膜d3とは接着
性が良好であるばかりか、両者間の接続部の段差形状が
小さいので、ソース電極SDIと透明画素電極IT○1
とを確実に接続することができる。
(透明画素電極ITOI) 透明画素電極ITOIは液晶表示部の画素電極の一方を
構成する。
透明画素電極IT○1は薄原トランジスタTFTIのソ
ース電極SDIおよび薄膜トランジス七TPT2のソー
ス電極SDIに接続されている。
このため、薄膜トランジスタTFTI、TFT:のうち
の1つたとえば薄膜トランジスタTFT 1に欠陥が発
生したときには、製造工程においてL−ザ光等によって
、薄膜トランジスタTFT1.:映像信号線DLとを切
り離すとともに、薄膜トランジスタTFT1と透明画素
電極ITOIとを与り離せば、点欠陥、線欠陥にはなら
ず、しかも2つの薄膜トランジスタTFTI、TFT2
に開明に欠陥が発生することはほとんどないから、点り
陥が発生する確率を極めて小さくすることができる。
(保護膜PSVI) 薄膜トランジスタTPTおよび透明画素電極ITOI上
には保護膜PSVIが設けられている。
保護JIPSVIは主に薄膜トランジスタTPTを湿気
等から保護するために形成されており、透明性が高くし
かも耐湿性の良いものを使用する。保護膜PSVIはた
とえばプラズマCVD装置で形成した酸化シリコン膜や
窒化シリコン膜で形成されており、8000[人]程度
の膜厚で形成する。
(ゲート端子GTM、ドレイン端子DT、M)第2D図
に示すように、ゲート端子G T Mは第1導電膜gl
と第3導電膜d3とで構成されている。
また、第2E図に示すように、ドレイン端子DTMは第
1導電膜g1と第3導電膜d3とで構成されている。
第1導電膜glはたとえばスパッタで形成されたクロム
(Cr)膜を汚い、l000[人コ程度の膜厚で形成す
る。
(遮光MBM) 上部透明ガラス基板5OB2側には、外部光(第2B図
では上方からの光)がチャネル形成領域として使用され
る1型半導体層ASに入射されないように、遮光膜BM
が設けられ、遮光膜BMは第6図のハツチングに示すよ
うなパターンとされている。なお、第6図は第2A図に
おけるITO膜からなる第3導電膜d3、カラーフィル
タFILおよび遮光膜BMのみを描いた平面図である遮
光膜BMは光に対する遮蔽性が高いたとえばアルミニウ
ム膜やクロム膜等で形成されており、この液晶表示装置
ではクロム膜がスパッタリングで1300[人コ程度の
膜厚に形成される。
したがって、薄膜トランジスタTFTI、TFT2のi
型半導体層ASは上下にある遮光gBMおよび太き目の
ゲート電極GTによってサンドイッチにされ、その部分
は外部の自然光やバックライト光が当たらなくなる。遮
光膜BMは第6図のハツチング部分で示すように、画素
の周囲に形成され、つまり遮光膜BMは格子状に形成さ
れ(ブラックマトリゲス)、この格子で1画素の有効表
示領域が仕切られている。したがって、各画素の輪郭が
遮光膜BMによってはっきりとし、コントラストが向上
する。つまり、遮光膜BMはi型半導体層ASに対する
遮光とブラックマトリクスとの2つの機能をもつ。
また、透明画素電極IT○1のラビング方向の根本側の
エツジ部に対向する部分(第2A図右下部分)が遮光膜
BMによって遮光されているから、上記部分にドメイン
が発生したとしても、ドメインが見えないので、表示特
性が劣化することはない。
なお、バックライトを上部透明ガラス基板S UB2側
に取り付け、下部透明ガラス基板SUB 1を観察側(
外部露出側)とすることもできる。
(共通透明画素電極ITO2) 共通透明画素電極ITO2は、下部透明ガラス基板SU
B l側に画素ごとに設けられた透明画素電極ITOI
に対向し、液晶LCの光学的な状態は各画素電極IT○
1と共通透明画素電極IT○2との間の電位差(電界)
に応答して変化する。
この共通透明画素電極IT○2にはコモン電圧VcoI
11が印加されるように構成されている。コモン電圧V
 COmは映像信号線DLに印加されるロウレベルの駆
動電圧Vdm1nとハイレベルの駆動電圧V d ma
xとの中間電位である。
(カラーフィルタFIL) カラーフィルタFILはアクリル樹脂等の樹脂材料で形
成される染色基材に染料を着色して構成されている。カ
ラーフィルタFILは画素に対向する位置にストライプ
状に形成され(第7図)、染め分けられている(第7図
は第3図の第3導電膜層d3、遮光膜BMおよびカラー
フィルタFILのみを描いたもので、B、R,Gの各カ
ラーフィルターFILはそれぞれ、4.5’   13
5° クロスのハツチを施しである)。カラーフィルタ
FILは第6図に示すように透明画素電極IT○1の全
てを覆うように太き目に形成され、遮光膜BMはカラー
フィルタFILおよび透明画素電極ITO1のエツジ部
分と重なるよう透明画素電極IT○lの周縁部より内側
に形成されている。
カラーフィルタFILは次のように形成することができ
る。まず、上部透明ガラス基板5UB2の表面に染色基
材を形成し、フォトリソグラフィ技術で赤色フィルタ形
成領域以外の染色基材を除去する。この後、染色基材を
赤色染料で染め、固着処理を施し、赤色フィルタRを形
成する。つぎに、同様な工程を施すことによって、緑色
フィルタG、青色フィルタBを順次形成する。
(保護膜PSV2) 保護膜PSV2はカラーフィルタFILを異なる色に染
め分けた染料が液晶LCに漏れることを防止するために
設けられている。保護膜PSV2はたとえばアクリル樹
脂、エポキシ樹脂等の透明樹脂材料で形成されている。
(表示装置全体等価回路) 表示マトリクス部の等価回路とその周辺回路の結線図を
第8図に示す。同図は回路図ではあるが、実際の幾何学
的配置に対応して描かれている。ARは複数の画素を二
次元状に配列したマトリクス・アレイである。
図中、Xは映像信号線DLを意味し、添字G、Bおよび
Rがそれぞれ緑、青および赤画素に対応して付加されて
いる。Yは走査信号線GLを意味し、添字1,2,3.
・・・、 endは走査タイミングの順序に従って付加
されている。
映像信号線X(添字省略)は交互に上側(または奇数)
映像信号駆動回路He、下側(または偶数)映像信号駆
動回路Hoに接続されている。
SUPは1つの電圧源から複数の分圧した安定化された
電圧源を得るための電源回路やホスト(上位演算処理装
置)からのCRT (陰極線管)用の情報をTPT液晶
表示装置用の情報に交換する回路を含む回路である。
(保持容量素子Caddの構造) 透明画素電極IT○1は、薄膜トランジスタTPTと接
続される端部と反対側の端部において、隣りの走査信号
線OLと重なるように形成されている。この重ね合わせ
は、第2C図からも明らかなように、透明画素電極IT
OIを一方の電極PL2とし、隣りの走査信号線GLを
他方の電極PL1とする保持容量素子(静電容量素子)
 Caddを構成する。この保持容量素子Caddの誘
電体膜は、薄膜トランジスタTPTのゲート絶縁膜とし
て使用される絶縁膜Glおよび陽極酸化膜AOFで構成
されている。
保持容量素子Caddは、第4図からも明らかなように
、走査信号線GLの第2導電膜g2の幅を広げた部分に
形成されている。なお、映像信号線DLと交差する部分
の第2導電膜g2は映像信号線DLとの短絡の確率を小
さくするため細くされている。
保持容量素子Caddを構成するために重ね合わされる
透明画素電極ITOIと電極PLIとの間の一部には、
ソース電極SDIと同様に、段差形状を乗り越える際に
透明画素電極IT○1が断線しないように、第1導電膜
d1および第2導電膜d2で構成された島領域が設けら
れている。この島領域は、透明画素電極IT○1の面積
(開口率)を低下しないように、できる限り小さく構成
する。
(保持容量素子Caddの等価回路とその動作)第2A
図に示される画素の等価回路を第9図に示す。第9図に
おいて、Cgsは薄膜トランジスタTPTのゲート電極
GTとソース電極SDIとの間に形成される寄生容量で
ある。寄生容量Cgsの誘電体膜は絶縁膜(、Iである
。Cpixは透明画素電極ITOI  (PIX)と共
通透明画素電極IT○2 (COM)との間に形成され
る液晶容量である。液晶容量Cpjxの誘電体膜は液晶
LC1保gpsv1および配向膜○R11、○Rr2で
る。Vlcは中点電位である。
保持容量素子Caddは、薄膜トランジスタTTがスイ
ッチングするとき、中点電位(画素型)電位)Vlcに
対するゲート電位変化ΔVgの影1を低減するように働
く。この様子を式で表すと、次式のようになる。
△VLc= (Cgs/(Cgs+Cadd+Cpix
)) X ΔVここで、△Vlcは△Vgによる中点電
位の変化りを表わす。この変化分△Vlcは液晶LCに
加ゎイ直流成分の原因となるが、保持容量Caddを大
きくすればする程、その値を小さくすることができる。
また、保持容量素子Caddは放電時間を長くする作用
もあり、薄膜トランジスタTPTがオフした後の映像情
報を長く蓄積する。液晶LCに回加される直流成分の低
減は、液晶LCの寿命を向上し、液晶表示画面の切り替
え時に前の画像が残るいわゆる焼き付きを低減すること
ができる。
前述したように、ゲート電極GTは1型半導体層ASを
完全に覆うよう大きくされている分、ソース電極SDI
、  ドレイン電極SD2とのオーバラップ面積が増え
、したがって寄生容量Cgsが大きくなり、中点電位〜
’lcはゲート(走査)信号Vgの影響を受は易くなる
という逆効果が生じる。
しかし、保持容量素子Caddを設けることによりこの
デメリットも解消することができる。
保持容量素子Caddの保持容量は、画素の書込特性か
ら、液晶容量Cpixに対して4〜8倍(4・Cpix
< Cadd< 8 ・Cpix) 、寄生容量Cgs
に対して8〜32倍(8・Cgs< Cadd<32−
 Cgs)程度の値に設定する。
(保持容量素子Cadd を極線の結線方法)保持容量
電極線としてのみ使用される初段の走査信号線GL (
Y、)は、第8図に示すように、共通透明画素電極I 
To 2 (Vcom )に接続する。
共通透明画素電極ITO2は、第2B図に示すように、
液晶表示装置の周縁部において銀ペースト材SLによっ
て外部引出配線に接続されている。
しかも、この外部引出配線の一部の導電膜(glおよび
g2)は走査信号線GLと同一製造工程で構成されてい
る。この結果、最終段の保持容量電極線GLは、共通透
明画素電極IT○2に簡単に接続することができる。
初段の保持容量電極線Y。は最終段の走査信号線Y e
ndに接続、V com以外の直流電位点(交流接地点
)に接続するかまたは垂直走路回路Vがら1つ余分に走
査パルスY。を受けるように接続してもよい。
つぎに、この発明に係る液晶表示装置の製造方法につい
て説明する。まず、7o59ガラス(商品名)からなる
下部透明ガラス基板5UBIの両面に酸化シリコン膜S
IOをデイツプ処理により設けたのち、500℃、60
分間のベークを行なう。
つぎに、下部透明ガラス基板5UBI上に膜厚が110
0[A]のクロムからなる第1導電膜g1をスパッタリ
ングにより設ける。つぎに、エツチング液として硝酸第
2セリウムアンモニウム溶液を使用した写真蝕刻技術で
第1導電膜glを選択的にエツチングすることによって
、第1図に示すように、ゲート端子GTMおよびドレイ
ン端子DTMを形成するとともに、ゲート端子GTMを
接続する静電破壊防止線DPL、静電破壊防止線DPL
に接続されたパッドPADを形成する。つぎに、レジス
トを剥離液5502 (商品名)で除去したのち、03
 アッシャ−を1分間行なう。つぎに、膜厚が2600
[人]のアルミニウムーパラジウム、アルミニウムーシ
リコン、アルミニウムーシリコン−チタン、アルミニウ
ムーシリコン−銅等からなる第2導電膜g2をスパッタ
リングにより設ける。つぎに、エツチング液としてリン
酸と硝酸と酢酸との混酸を使用した写真蝕刻技術で第2
導電膜g2を選択的にエツチングすることにより、走査
信号線GL、ゲート電極GTおよび保持容量素子Cad
dの電極PLIを形成する。この場合、第2導電膜g2
の第1導電膜g1との重ね合わせ部をくし形にするとと
もに、上記重ね合わせ部の近傍を線幅が20−以下のス
トライプ状にする。つぎに、ドライエツチング装置にS
F、ガスを導入して、シリコン等の残渣を除去したのち
、レジストを除去する。つぎに、第1図に示すように、
陽極酸化用のレジストR3Tを設ける。この場合、レジ
ストR3Tの端部が走査信号線GLと直角になるように
するとともに、レジストR3Tの端部と第1導電膜g1
の端部との距離を100urn以上にする。つぎに、パ
ッドPADに陽極酸化電圧を印加することにより、第2
導電膜g2を陽極酸化して、走査信号線GL上およびゲ
ート電極GT上に陽極酸化膜AOFを設ける。つぎに、
プラズマCVD装置にアンモニアガス、シランガス、窒
素ガスを導入して、膜厚が3500[A]の窒化シリコ
ン膜を設け、プラズマCVD装置にシランガス、水素ガ
スを導入して、膜厚が2100[A]の1型非晶質シリ
コン膜を設けたのち、プラズマCVD装置に水素ガス、
ホスフィンガスを導入して、膜厚が300[人]のN+
型多シリコン膜設ける。つぎに、ドライエツチングガス
としてSF、、CCU、 を使用した写真蝕刻技術でN
′″型シリコン膜、1型非晶質シリコン膜を選択的にエ
ツチングすることにより、i型半導体層ASを形成する
。つぎに、レジストを除去したのち、ドライエツチング
ガスとしてSF、  を使用した写真蝕刻技術で、窒化
シl)コン膜を選択的にエツチングすることによって、
絶縁膜CIを形成する。つぎに、レジストを除去したの
ち、膜厚が600[A]のクロムからなる第1導電膜d
1をスパッタリングにより設ける。つぎに、写真蝕刻技
術で第1導電膜d1を選択的に工・ソチングすることに
より、映像信号線DL、ソース電極SDI、ドレイン電
極SD2の第1層およびドレイン電極DTMを接続しか
つ第1図に示す静電破壊防止線DPLと接続された静電
破壊防止線(図示せず)を形成する。つぎに、レジスト
を除去する前に、ドライエツチング装置にCCU、 、
SF、  を導入して、N+型多シリコン膜選択的に工
・ソチングすることにより、N4″型半導体層doを形
成する。
つぎに、レジストを除去したのち、O,ア・ソシャーを
1分間行なう。つぎに、膜厚が3500[A]のアルミ
ニウムーパラジウム、アルミニウムーシリコン、アルミ
ニウムーシリコン−チタン、アルミニウムーシリコン−
銅等からなる第2導電膜d2をスパッタリングにより設
ける。つぎに、写真蝕刻技術で第2導電膜d2を選択的
にエツチングすることにより、映像信号線DL、ソース
電極SDI、ドレイン電極SD2の第2層を形成する。
つぎに、レジストを除去したのち、03アッシャ−を1
分間行なう。つぎに、膜厚が1200[人コのITO膜
からなる第3導電膜d3をスパッタリングにより設ける
。つぎに、エツチング液として塩酸と硝酸との混酸を使
用した写真蝕刻技術で第3導電膜d3を選択的にエツチ
ングすることにより、映像信号線DL、ソース電極SD
1、ドレイン電極SD2の第3層、ゲート端子GTM、
ドレイン端子DTMの最上層および透明画素電極IT○
1を形成する。つぎに、レジストを除去したのち、プラ
ズマCVD装置にアンモニアガス、シランガス、窒素ガ
スを導入して、膜厚が1CIIm]の窒化シリコン膜を
設ける。つぎに、ドライエツチングガスとしてSF、 
を使用した写真蝕刻技術で窒化シリコン膜を選択的にエ
ツチングすることによって、保護膜PSVIを形成する
この液晶表示装置の製造方法においては、静電破壊防止
線DPLを陽極酸化線として使用するから、ゲート端子
GTMの外側に1本の線を設ければよいので、製造コス
トが安価となる。また、第2導電膜g2の第1導電膜g
1との重ね合わせ部をくし形にするとともに、上記重ね
合わせ部の近傍を線幅が20am以下のストライプ状に
するから、ホイスカが発生するのを防止することができ
る。
さらに、レジストRSTの端部が走査信号1$1OLと
直角になるようにしているから、レジストR3Tの端部
が走査信号線GLと鋭角で交差しないので、レジストR
3Tの端部が剥がれることがないため、その部分の第2
導電膜g2が溶出するのを防止することができる。また
、レジストR3Tの端部と第1導電膜g1の端部との距
離を1100I1以上にしているから、レジストRST
と第2導電膜g2との界面からしみ込んだ陽極酸化液が
第1導電膜g1に達することがないので、第1導電膜g
1の端部が溶出するのを防止することができる。
さらに、静電破壊防止線DPLはドレイン端子DTM部
の第1導電膜g1に接続されていないが陽極酸化時にド
レイン端子07M部の第1導電Iglが溶出することは
ない。また、ドレイン端−DTMを第1導電膜glによ
って構成しているンら、ドレイン端子DTMの下の下部
透明ガラスノ板5UBIの表面が荒らされることはない
ので、ドレイン端子DTMの接着性が良好であり、信ψ
性が向上する。
以上、本発明者によってなされた発明を、前笥実施例に
基づき具体的に説明したが、この発明に前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは勿論である。
たとえば、上述実施例においては、ゲート電極形成→ゲ
ート絶縁膜形成−半導体層形成→ソースドレイン電極形
成の逆スタガ檎造を示したが、上下関係または作る順番
がそれと逆のスタガ構造でもこの発明は有効である。ま
た、上述実施例においては、第1導t1Mdl、第2導
電膜d2を形成したのちに、第3導電膜d3を形成した
が、IT○膜により透明画素電極ITOI等を形成した
のちに、クロム膜、アルミニウム膜により映像信号線D
L、ソース電極SDI、ドレイン電極SD2等を形成し
てもよい。
(発明の効果1 以上説明したように、この発明に係る液晶表示装置の製
造方法においては、端子の外側に1本の線を設ければよ
いから、製造コストが安価となる。
このように、この発明の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る液晶表示装置の製造方法の説明
図、第2A図はこの発明が適用されるアクティブ・マト
リックス方式のカラー液晶表示装置の液晶表示部の一画
素を示す要部平面図、第2B図は第2A図のnB−TI
B切断線で切った部分とシール部周辺部の断面図、第2
C図は第2A図のnc−nc切断線における断面図、第
2D図は第2A図に示す液晶表示装置のゲート端子部を
示す断面図、第2E図は第2A図に示す液晶表示装置の
ドレイン端子部を示す断面図、第3図は第2A図に示す
画素を複数配置した液晶表示部の要部平面図、第4図〜
第6図は第2A図に示す画素の所定の層のみを描いた平
面図、第7図は第3図に示す画素電極層、遮光膜および
カラーフィルタ層のみを描いた要部平面図、第8図はア
クティブ・マトリックス方式のカラー液晶表示装置の液
晶表示部を示す等価回路図、第9図は第2A図に示す画
素の等価回路図である。 SUB・・・透明ガラス基板 GL・・・走査信号線 DL・・・映像信号線 Gl・・・絶縁膜 GT・・・ゲート電極 AS・・・i型半導体層 SD・・・ソース電極またはドレイン電極psv・・・
保護膜 BM・・・遮光膜 LC・・・液晶 TPT・・・薄膜トランジスタ ■To・・・透明画素電極 g、d・・・導電膜 Cad+:I・・・保持容量素子 Cgs・・・寄生容量 Cpix・・・液晶容量 AOF・・・陽極酸化膜 DPL・・・静電破壊防止線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、薄膜トランジスタと画素電極とを画素の一構成要素
    とし、少なくともゲート電極の上に陽極酸化膜が設けら
    れたアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置を製造
    する方法において、上記薄膜トランジスタを保護する保
    護膜を形成するときに上記薄膜トランジスタのゲート絶
    縁膜として使用される絶縁膜が静電破壊されるのを防止
    するための静電破壊防止線を、上記陽極酸化膜を設ける
    ための陽極酸化線として使用することを特徴とする液晶
    表示装置の製造方法。
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