JPH04120425U - 自走型茶葉摘採機における走行装置 - Google Patents

自走型茶葉摘採機における走行装置

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JPH04120425U
JPH04120425U JP3358491U JP3358491U JPH04120425U JP H04120425 U JPH04120425 U JP H04120425U JP 3358491 U JP3358491 U JP 3358491U JP 3358491 U JP3358491 U JP 3358491U JP H04120425 U JPH04120425 U JP H04120425U
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JP
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tea leaf
tea
leaf plucking
wheel
furrow
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Application number
JP3358491U
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English (en)
Inventor
鋼司 松村
康稔 鈴木
Original Assignee
落合刃物工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三輪形式の自走型茶葉摘採機の後輪を無限
軌道帯にした走行装置を提供する。 【構成】 列状に栽植された茶樹畝の一方の畝間に接
する前輪2及び後輪と、茶樹畝の他方の畝間に接する側
輪13とを有し、後輪を駆動して走行するようにした三
輪形式の自走型茶葉摘採機における上記後輪を、ゴムク
ローラ4を装備し、高さを低くした無限軌道帯5により
構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、三輪形式の自走型茶葉摘採機における走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、列状に栽植された茶樹畝の一方の畝間に接する前輪及び後輪と、茶樹畝 の他方の畝間に接する側輪とを有し、後輪を駆動して走行するようにした三輪形 式の自走型茶葉摘採機が、例えば、本願出願人の出願に係る特公平2−3457 0号公報により知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記先行技術の自走型茶葉摘採機は、前輪、後輪及び側輪が何れもタイヤ車輪 により構成されているので、次のような問題点があった。 駆動車輪の接地面積が小さいので、茶葉摘採装置に取り付けられた茶葉収容 袋が一杯(約20kg)になってきて茶樹畝間との移動抵抗が大きくなってく ると、駆動タイヤ車輪がスリップして茶葉摘採作業が行えなくなる。 茶樹畝間の深耕作業後や雨上がりなどの,茶樹畝間が軟弱な状態で茶葉摘採 作業を行うときには、タイヤ車輪がスリップして作業が出来なくなる。 駆動車輪は、その駆動力を大きくするために車輪径をある程度大きくしなけ ればならず、このため車高が高くなって、例えば裾の低い茶樹畝や幼木園にお いて茶葉摘採作業を行おうとすると、摘採装置の刈刃が裾側まで低く下げるこ とが出来ず、使用することが出来なかった。 上記のような車輪のスリップを解決するために前輪と後輪との間隔を大きく すると、車体の前後長が長くなって旋回性能が低下する。 本考案は、上記の各種問題点を解決することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、列状に栽植された茶樹畝の一方の畝間 に接する前輪及び後輪と、茶樹畝の他方の畝間に接する側輪とを有し、後輪を駆 動して走行するようにした三輪形式の自走型茶葉摘採機において、 上記後輪を、ゴムクローラを装備し、高さを低くした無限軌道帯により構成し たことを特徴とする。
【0005】
【作用】
上記の構成によって本考案の三輪形式の自走型茶葉摘採機における走行装置は 、その後輪を、ゴムクローラを装備し、かつ高さを低くした無限軌道帯とするこ とにより、茶樹畝間の地盤が軟弱な場合でも、スリップを生ずることなく安定し て走行し、安定した茶葉摘採作業が行える。また、機高を低くすることが出来る ので、裾の低い茶樹畝や幼木園においても茶葉摘採作業を行うことができる。さ らに、後輪を無限軌道帯にしたため、畝間の土壌を強く固めることがなく、茶樹 の樹勢を悪化させることがなく、また、畝間の深耕作業を減らすことが出来る。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の図面を参照して具体的に説明する。 図1及び図2において、1は列状に栽植された茶樹畝の一方の畝間に導入され る横幅が狭く縦方向に長い車体で、この車体1の前部には、キャスタ状の前輪2 が軸支され、エンジン3が搭載されている。車体1の後部には、ゴムクローラ4 を装備して高さを低く構成した無限軌道帯5が設けられている。この無限軌道帯 5には、エンジン3から変速機6に入力され変速されて出力された動力が、チェ ン伝動系7を介して駆動輪8に伝達されてゴムクローラ4を駆動して自走するよ うになっている。変速機6には変速レバー6aが設けられている。なお、上記エ ンジン3から変速機6へのベルト伝動系には、図示しないがテンションクラッチ 機構が設けられている。また、ゴムクローラ4は、1本に限らず2本にしてもよ いものである。
【0007】 上記車体1の前後方向中央部には2本の支柱フレーム9が立設され、この支柱 フレーム9の上端部に横フレーム10が設けられ、支柱フレーム9と横フレーム 10に、茶葉摘採装置11が後述するように上下調節可能に支持されている。横 フレーム10の外端部には、側車支持フレーム12の一端が水平方向に移動可能 に支持されており、側車支持フレーム12の他端は垂直下方に垂下されていて、 その下端部に、前輪2及び無限軌道帯5が接地する一方の畝間と、茶樹畝を挟ん で対向する他方の畝間に接地するキャスタ状の側車13が軸支されている。 従って、車体1、支柱フレーム9、横フレーム10及び側車支持フレーム12 により、茶樹畝を跨ぐ門型のフレームが構成されていることになり、また、前輪 2、無限軌道帯5及び側車13の三輪で走行することになる。
【0008】 上記茶葉摘採装置11は、図3に示すように、支持フレーム14,14の両側 端部に対をなす側板15,15(一方は図示せず)を設け、この側板15,15 間の下部前側に、円孤状のバリカン刃からなる刈刃16が往復動するように支持 されている。支持フレーム14,14の機体中央寄り端部には、ファン17がそ の回転軸17aを上下方向にして弾性体を介して支持され、ファン17の下側に 変速ケース18を介して刈刃駆動ケース19が垂下されて、刈刃駆動ケース16 aと連繋している。変速ケース18から上側に突出した入力軸と、ファン17か ら下方に突出した回転軸17aとの間にベルト伝動系20が設けられ、ファン1 7から刈刃16に動力が伝達される。ベルト伝動系20には、図示しないがテン ションクラッチ機構が設けられている。 また、ファン17には導風管21が接続されており、この導風管21から多数 のノズル22,22…が突出されて、刈刃16の上方から、刈刃16の後方に設 けた案内板23に向け圧力風を吹き付け、刈刃16により摘採された茶葉を後方 に吹き飛ばすように,所定間隔に配設されている。以上の茶葉摘採装置11の構 成は、従来周知のものと同様である。
【0009】 上記ファン17の上部には、その回転軸17aに動力を伝達する,傘歯車を内 蔵した入力ギヤボックス24が設けられ、この入力ギヤボックス24の側方から フレキシブルシャフト25を介して回転動力が入力される。このフレキシブルシ ャフト25の基端側はエンジン3の近傍に延びており、その基端が、エンジン3 の近傍に設けられてエンジン3から動力を受けるフレキシブル伝動ケース26に 接続され、フレキシブル伝動ケース26から入力ギヤボックス24に動力伝達さ れる。なお、エンジン3からフレキシブル伝動ケース26に動力伝達するベルト 伝動系には、図示しないがテンションクラッチ機構が設けられている。
【0010】 上記支柱フレーム9及び横フレーム10には、茶葉摘採装置11を上下調節す るための,それぞれコロを有する昇降体27及び昇降支持体28が設けられてい る。昇降体27には、後方水平方向に支持杆29が突設され、この支持杆29に 、茶葉摘採装置11の支持フレーム14,14に固着された支持筒30が挿通さ れて、茶葉摘採装置11が前後方向に移動可能に支持されている。その前後移動 調節は、支持筒30と支持杆29との間にピンを差し替えることにより行うよう にしてある。 また、昇降支持体28は、横フレーム10に対し、ノブ31により上下調節可 能に設けられた支持アーム32に取り付けられていて、茶葉摘採装置11の支持 フレーム14に取り付けられたガイド杆33を、上下移動自在に支持している。
【0011】 また、上記支柱フレーム9及び横フレーム10には、それぞれ前方に向けハン ドル支持杆34,35を突設しており、このハンドル支持杆34,35の先端に 、右ハンドル杆36と左ハンドル杆37が、長さ方向の半分よりやや後側寄り部 分を圧縮バネ38を介挿した回動支持部39,40により、上下方向に回動可能 に支持されている。両ハンドル杆36,37の先端には、それぞれ滑車状のワイ ヤローラ41,42が軸支され、また、支柱フレーム9と支持アーム32にも、 それぞれ滑車状のワイヤローラ43,44が軸支されていて、両ハンドル杆36 ,37の先端側下部に設けられたワイヤリール45,46から繰り出されるワイ ヤ47,48を転接させ、ワイヤ47の先端は上記昇降体27に連結され、また 、ワイヤ48の先端は上記ガイド杆33に連結されている。 そして、茶葉摘採装置11は、ワイヤリール45,46によるワイヤ47,4 8の巻き上げ、巻戻しにより大きく上下調節され、また、右ハンドル杆36及び 左ハンドル杆37を、回動支持部39,40を中心に上下に回動することにより 、小さく上下調節される。なお、回動支持部39,40に介挿されている圧縮バ ネ38のバネ圧は、右ハンドル杆36または左ハンドル杆37を回動し、茶葉摘 採装置11を支持する位置にそれぞれ保持されるように設定されている。
【0012】 上記右ハンドル杆36の先端部は横方向に屈曲しており、この屈曲部分に、エ ンジン3から変速機6へのベルト伝動系に設けられたテンションクラッチ機構を 入り,切り操作する走行クラッチレバー49と、エンジン3のスロットルレバー 50とが設けられ、また、右ハンドル杆36のワイヤリール45の上側に、エン ジン3からフレキシブル伝動ケース26に動力伝達するベルト伝動系に設けられ たテンションクラッチ機構を入り,切り操作する送風機クラッチレバー51が設 けられている。 また、左ハンドル杆37の先端部には、ファン17から刈刃16に動力を伝達 するベルト伝動系20に設けたテンションクラッチ機構を入り,切り操作する刈 刃クラッチレバー52が設けられている。さらに、左ハンドル杆37の先端部に は菊座53が設けられていて、左ハンドル杆37の先端部のみを回動させてハン ドル角度を調節するようにしている。
【0013】 上記車体1に、水平方向に回動可能に支持された前輪2の支持軸2aには、図 4及び図5に示すように、前輪2が、機体の移動方向(矢印)に対しやや内側に 向くように付勢するバネ54が設けられている。また、前輪2には操向ハンドル 55が取り付けられて機体前側に延出させている。この操向ハンドル55の先端 部55aは、図6に示すように、作業者Mの腰部側方に当接するよう屈曲してお り、また、操向ハンドル55の先端部55aは、ノブ56,56によりその高さ 、及び屈曲角度が調節可能となっている。
【0014】 上記支柱フレーム9の上端部に設けられる横フレーム10は、軸57、固定ボ ルト58により水平方向の支持角度が調節可能である。また、横フレーム10の 長さ方向両端部に、回転ハンドル59により回転する駆動スプロケット60及び 従動スプロケット61が軸支されていて、この両スプロケット60,61間にチ ェン62が巻回されている。そして、チェン62に、横フレーム10の外端部に 複数のローラ63を介して、水平方向に移動自在に支持された側車支持フレーム 12の端部に固着したピン64が連結されており、回転ハンドル59を回転する ことにより、チェン62、ピン64を介して側車支持フレーム12が水平方向に 移動し、茶樹畝の畝幅に応じて、門型フレームの間隔調節が行えるようになって いる。
【0015】 側車支持フレーム12の他端から垂直下方に垂下されている側車支持筒12a には、上端に回転ハンドル65を設け、この回転ハンドル65により回転するネ ジ杆66を内装し、該ネジ杆66を、側車支持筒12aに嵌挿させた側車支持軸 13aに螺挿している。そして、回転ハンドル65を回転することにより、ネジ 杆66を回動させて側車支持軸13aを側車支持筒12aに沿って上下動させ、 側車13の上下調節を行うようにしている。 上記茶葉摘採装置11の後部には、摘採された茶葉を収容するための,網体か らなる茶葉収容袋67が取り付けられる。この茶葉収容袋67は、前輪2及び無 限軌道帯5側の茶樹畝間を移動するが、無限軌道帯5の後端位置の車体1に設け た取付けパイプ68に、図示しない茶葉収容袋移動台車、または茶葉収容袋移動 用シートを取り付けることが出来る。
【0016】 このように構成された一実施例の自走型茶葉摘採機においては、茶樹畝の一方 の畝間に前輪2及び無限軌道帯5を、茶樹畝の他方の畝間に側輪13を導入し、 機体が茶樹畝を跨いだ状態で走行させ、作業者Mは前輪2、無限軌道帯5側の畝 間に位置して後退しながら作業を行う。茶樹畝に対して、茶葉摘採装置11によ り往行程で幅方向のほぼ半分を刈取り、復行程で残りのほぼ半分を刈取る。刈刃 16により摘採された茶葉は、ノズル22,22…からの圧力風によって後方に 吹き飛ばされて茶葉収容袋67に収容される。このような茶葉摘採作業を行うと き、自走型茶葉摘採機においては以下のような作動,調節等が行われる。
【0017】 走行装置駆動関係 エンジン3からの動力はベルト伝動系により中間プーリに伝達され、中間プー リから変速機6へのベルト伝動系には無段変速機構(可変プーリ)が設けられ、 変速機6に入力される。変速機6からチェン伝動系7により駆動輪8を駆動して ゴムクローラ4が回動し、無限軌道帯5が作動して前輪2、側輪13の三輪によ り機体が走行する。 エンジン3から変速機6への動力の入り,切り操作は、エンジン3と中間プー リ間に設けたテンションクラッチ機構を、走行クラッチレバー49によって操作 して行う。また、変速レバー6aの操作によっても行える。さらに、変速操作は 、変速レバー6a及び無段変速機構(可変プーリ)の操作によって行われる。 そして、機体は前輪2、無限軌道帯5、側輪13の三輪により低く支持された 状態で安定して茶樹畝間を走行する。
【0018】 刈刃駆動関係 エンジン3からの動力が、ベルト伝動系を介してフレキシブル伝動ケース26 に伝達され、ここからフレキシブルシャフト25を介して入力ギヤボックス24 に入力され、入力ギヤボックス24からファンの回転軸17aに動力伝達されて ファン17が駆動する。このファン17への動力の入り,切り操作は、エンジン 3とフレキシブル伝動ケース26との間に設けたテンションクラッチ機構を、送 風機クラッチレバー51を操作して行う。 また、刈刃16への動力伝達は、ファンの回転軸17aからベルト伝動系20 、変速ケース18、刈刃駆動ケース19、刈刃駆動ケース16aを介して行われ 、その動力の入り,切り操作は、ベルト伝動系20に設けたテンションクラッチ 機構を、刈刃クラッチレバー52により操作して行う。 従って、刈刃16は、ファン17が駆動している状態で単独に駆動,駆動停止 出来る。
【0019】 茶葉摘採作業 エンジン3を始動し、スロットルレバー50によりエンジン回転数を調整する 。送風機クラッチレバー51を操作して送風機17を駆動させ、刈刃クラッチレ バー52を操作することにより刈刃16が作動する。変速レバー6aを操作して 、摘採作業に適した走行速度を選択し、走行クラッチレバー49を操作すること によって機体が走行し、茶葉摘採作業が開始される。摘採作業開始後の機体の走 行速度の調整は、無段変速機構(可変プーリ)の操作によって行われる。 作業者Mは、後向き状態で歩行しながら茶葉摘採装置11による茶葉摘採状況 を監視し、必要に応じて右ハンドル杆36または左ハンドル杆37を回動し、茶 葉摘採装置11の上下調節を行う。また、作業者Mの腰部側方には操向ハンドル 55の先端部55aが当接されており、作業者Mの移動方向に沿って前輪2がそ の支持軸2aを回動して追従する。なお、前輪2は、機体の移動方向(矢印)に 対しやや内側に向くようにバネ54により付勢されているので、操向ハンドル5 5の先端部55aは作業者Mの腰部側方に常時当接していて、作業者Mの移動方 向に自動的に回動,追従し、前輪2、即ち,機体の移動方向を制御する。
【0020】 その他の調整,操作 操向ハンドル55の先端部55aは、作業者Mの身長、茶畝の畝幅等に応じて ノブ56,56により高さ調節が行われる。 茶葉摘採装置11の上下調節及び刈刃16の角度調節は、ワイヤリール45, 46によるワイヤ47,48の巻き上げ、巻戻しにより大きく調節され、また、 右ハンドル杆36及び左ハンドル杆37を、回動支持部39,40を中心に上下 に回動することにより、微調節される。さらに、茶葉摘採装置11は、左右2カ 所がワイヤ47,48により連繋されているので、左右のハンドル杆36,37 により別々に上下微調節出来、また、左ハンドル杆37は菊座53により上下調 節して、作業者Mの身長に合わせた高さに調節することが出来る。
【0021】 また、横フレーム10は支柱フレームに対し、軸57、固定ボルト58により 水平方向の支持角度を変更することが出来、自走型茶葉摘採機を茶園に移動する とき、あるいは倉庫に収納するときなどに際して機体幅を狭くする。なお、横フ レーム10は、軸57位置から取り外すこともできる。 さらに、茶樹畝幅に対する側輪13の左右移動調節は、回転ハンドル59を回 転することにより、駆動スプロケット60及び従動スプロケット61が回転して チェン62が移動し、側車支持フレーム12がピン64を介して水平方向に移動 して、茶樹畝の畝幅に応じて門型フレームの間隔調節が行われる。 また、茶樹畝の左右の傾斜に対しては、回転ハンドル65を回転することによ りネジ杆66が回動し、側車支持軸13aを側車支持筒12aに沿って上下動さ れて側車13が上下調節され、その支持高さが調節される。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したとおり本考案の自走型茶葉摘採機における走行装置によれば、そ の後輪を、ゴムクローラを装備し、かつ高さを低くした無限軌道帯としたので、 以下の効果を奏することが出来る。 茶樹畝間の地盤が軟弱な場合であっても、無限軌道帯によりスリップを生ず ることなく安定して走行し、安定した茶葉摘採作業を行うことが出来る。 また、走行装置が高さを低くした無限軌道帯なので、機高を低くすることが 出来て、裾の低い茶樹畝や幼木園においても茶葉摘採作業を行うことが出来る 。 さらに、無限軌道帯により接地圧が小さく、畝間の土壌を強く固めることが なくて茶樹の樹勢を悪くすることがなく、また、畝間の深耕作業を減らすこと が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自走型茶葉摘採機全体の側面図で
ある。
【図2】同正面図である。
【図3】茶葉摘採装置の一部断面した側面図である。
【図4】前輪の拡大側面図である。
【図5】走行装置の概略平面図である。
【図6】自走型茶葉摘採機の作業状態の側面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 前輪 3 エンジン 4 ゴムクローラ 5 無限軌道帯 6 変速機 7 チェン伝動系 8 駆動輪 9 支柱フレーム 10 横フレーム 11 茶葉摘採装置 12 側車支持フレーム 13 側車 14 支持フレーム 15 側板 16 刈刃 17 ファン 18 変速ケース 19 刈刃駆動ケース 20 ベルト伝動系 21 導風管 22 ノズル 23 案内板 24 入力ギヤボックス 25 フレキシブルシャフト 26 フレキシブル伝動ケース 27 昇降体 28 昇降支持体 29 支持杆 30 支持筒 31 ノブ 32 支持アーム 33 ガイド杆 34,35 ハンドル支持杆 36 右ハンドル杆 37 左ハンドル杆 38 圧縮バネ 39,40 回動支持部 41〜44 ワイヤローラ 45,46 ワイヤリール 47,48 ワイヤ 49 走行クラッチレバー 50 スロットルレバー 51 送風機クラッチレバー 52 刈刃クラッチレバー 53 菊座 54 バネ 55 操向ハンドル 56 ノブ 57 軸 58 固定ボルト 59 回転ハンドル 60 駆動スプロケット 61 従動スプロケット 62 チェン 63 ローラ 64 ピン 65 回転ハンドル 66 ネジ杆 67 茶葉収容袋 68 取付けパイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列状に栽植された茶樹畝の一方の畝間に
    接する前輪及び後輪と、茶樹畝の他方の畝間に接する側
    輪とを有し、後輪を駆動して走行するようにした三輪形
    式の自走型茶葉摘採機において、上記後輪を、ゴムクロ
    ーラを装備し、高さを低くした無限軌道帯により構成し
    たことを特徴とする自走型茶葉摘採機における走行装
    置。
JP3358491U 1991-04-12 1991-04-12 自走型茶葉摘採機における走行装置 Pending JPH04120425U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255576B2 (ja) * 1981-05-28 1990-11-27 Hirai Giken Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255576B2 (ja) * 1981-05-28 1990-11-27 Hirai Giken Kk

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