JPH04120332A - 大スパン架構の構築工法 - Google Patents

大スパン架構の構築工法

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JPH04120332A
JPH04120332A JP23996690A JP23996690A JPH04120332A JP H04120332 A JPH04120332 A JP H04120332A JP 23996690 A JP23996690 A JP 23996690A JP 23996690 A JP23996690 A JP 23996690A JP H04120332 A JPH04120332 A JP H04120332A
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JP
Japan
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lower chord
grout
steel tube
steel pipe
chord member
Prior art date
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Pending
Application number
JP23996690A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Ebisawa
海老澤 弘道
Toshichika Takazawa
高澤 利親
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Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は大スパン架構の構築工法に関するものである。
(従来の技術) 大スパン架構は屋内競技場や大型格納庫等、申開に柱を
設けない構造物に使用されている。
これらの構造物は100m〜200mの大スパンのトラ
ス屋根型式の梁を両端の支柱で支持しているため、該梁
が自重等の鉛直荷重により下側にたわむという問題があ
った。
そこで、近年はこのたわみを制御する代表的なものとし
て、梁にむくりを与える方法が考えられている。
このむくりを与える方法は、梁の下弦材に強大な圧縮力
がかかるため、該圧縮力を負担するものとして、下弦材
の両端部が中空の鋼管で形成されていた。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来は大スパン架構における梁の下弦材の
両端部に中空の鋼管が使用されているため、該鋼管のみ
の断面では局部座屈により、大部分の板要素の応力度が
降伏点に達する前に耐力が決定されてしまっていた。
したがって局部座屈により、部材の全断面積が有効に作
用しないという問題があった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、梁の下弦材の両端部における鋼管の局
部座屈を防ぐと共に、部材重量の増加を最小限に押さえ
ることがてき、かつ許容圧縮力の大きな大スパンの構築
工法を提供することである。
(課題を達成するための手段) 以上のような課題を達成するための、本発明の大スパン
の構築工法は、大スパン架構の梁の下弦材両端部におけ
る圧縮材を、内面に軽量コンクリートを中空状に打設し
かつ端部に前記軽量コンクリートが打設されない空隙部
を備えた鋼管で形成し、該鋼管の端部を柱に溶接すると
共に、該鋼管の端部に備えたグラウト注入孔から前記空
隙部内にグラウトを注入して形成したことを特徴とする
構成にすることである。
(作用) 而して、上記のような大スパン架構の構築工法によれば
圧縮材か鋼管で形成され、該鋼管が内部に軽量コンクリ
ートを打設して形成され、かつ端部の空隙部にグラウト
を注入して支柱に接続されているため、鋼管の局部座屈
を防ぐことができると共に、許容圧縮力か大きくなる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の大スパン架構の正面図てあり、該大ス
パン架構Aは上弦材2と下弦材1と斜材3とでトラス状
に構成された大スパンの梁Bと、両端の柱Cとにより構
成され、工場或は現場で形成された前記梁Bと柱Cとを
接合して形成するものである。
前記下弦材1は両端部に中空の圧縮材1aを備え、該圧
縮材1aは中空の鋼管1bの内部に軽量コンクリート1
cが打設して形成され、その両端部には前記軽量コンク
リートICか打設されない空隙部1dが形成され、該空
隙部1dの上下面にはグラウト注入孔1eが穿口されて
いる。また、前記軽量コンクリート1cの端部には鋼製
のプレートや金網等の遮蔽板4が設けられ、前記空隙部
1dに充填されるグラウト5が鋼管1bの内側へ流出す
るのを防止する。
前記梁Bと柱Cとの接合は、梁Bを支持架台6で適宜高
さに支持すると共に、該梁Bの両端に柱Cを組立てる。
そして、前記圧縮材1aの鋼管1bを溶接で柱Cに接合
すると共に、該圧縮材1a端部のグラウト注入孔1eが
ら空隙部1dにグラウト5を充填し、この溶接とグラウ
ト5の付着力によりその接合を強固にするものである。
このグラウト5の注入は上下どちらのグラウト注入孔1
eから注入してもよく、一方のグラウト注入孔1eは確
認孔として使用する。またこのように下弦材1と同様に
上弦材2も溶接により柱Cに接合する。
また、この大スパン架構Aは当然に梁Bの撓みを防止す
るために、上方へのむくりが与えられた状態で組み立て
られるものである。
(発明の効果) 本発明は以上のような構成にしたことにより下記の効果
を有する。
■ 大スパン架構の梁の下弦材両端部における圧縮材を
、内面に軽量コンクリートを打設しかつ端部に前記軽量
コンクリートが打設されない空隙部を備えた鋼管で形成
し、該鋼管の端部を柱に溶接すると共に、該鋼管の端部
に備えたクラウド注入孔から前記空隙部内にグラウトを
注入して形成したことをにより、鋼管とグラウI〜の付
着力、軽量コンクリート内に生ずる適正な圧縮応力で鋼
管の局部座屈か防げるので、下弦材の許容圧縮力が大き
くなる。
■ 圧縮材を溶接及びグラウトで接着したので、梁と柱
の接合を強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の大スパンの構築方法を示す正面図、第
2図は要部の拡大断面図、第3図は第2図のI−r線断
面図である。 図中、 A:大スパン架構 B:梁 C:柱 1、下弦材 1a、圧縮材 1b・鋼管 1c:軽量コンクリート 1d:空隙部 1eニゲラウド注入孔 5ニゲラウド である。 特 許 出 願 人 戸田建設株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 大スパン架構の梁の下弦材両端部における圧縮材を、内
    面に軽量コンクリートを中空状に打設しかつ端部に前記
    軽量コンクリートが打設されない空隙部を備えた鋼管で
    形成し、該鋼管の端部を柱に溶接すると共に、該鋼管の
    端部に備えたグラウト注入孔から前記空隙部内にグラウ
    トを注入して形成したことを特徴とする大スパン架構の
    構築工法。
JP23996690A 1990-09-12 1990-09-12 大スパン架構の構築工法 Pending JPH04120332A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102839785A (zh) * 2011-06-22 2012-12-26 张如成 具有下撑式抛物线型预应力高强度钢铰线的桁架
CN102877595A (zh) * 2012-10-30 2013-01-16 中国二十二冶集团有限公司 大型大跨度钢桁架制作方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102839785A (zh) * 2011-06-22 2012-12-26 张如成 具有下撑式抛物线型预应力高强度钢铰线的桁架
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