JPH04120327A - 洗浄制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗浄水等の流体の噴射により被洗浄部を洗浄す
るために使われる流体の噴出量、方向。

角度等の位置を制御することのできる洗浄制御装置に関
する。

従来の技術 従来の洗浄制御装置は、例えばトイレに使用される衛生
洗浄制御装置では１個、または複数個の開口部を有する
噴射口の開閉の制御や、使用者の被洗浄部の一定範囲を
洗浄すべく可動部の揺動制御を行なうものであった。

噴出口は被洗浄部があるであろうおよその位置に向けて
設定され、その後噴射口を開口し流体を被洗浄部に向け
て噴出させ、噴流を被洗浄部に当てる。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような噴流は必ずしも使用者の被洗浄部に
命中するとは限らず、使用者は被洗浄部であろうと推定
するところを噴流の通路中に持って行き、洗浄するもの
である。さらに、被洗浄部はある一定の面積を有してい
るので、使用者は被洗浄部を移動させることにより被洗
浄部の全領域を洗浄するものである。

この被洗浄部の移動を少なくするために可動部を有した
噴出口を可動させることにより使用者ができるだけ被洗
浄部を移動させなくても良いようにしたものが可動部の
揺動制御である。

しかしながら、いずれの方式も被洗浄部がどこであるか
についての正確な情報はなく、推定により噴出口から流
体を噴射しているため様々な使用者の被洗浄部の形態に
正確に噴流を当てることができず使用者自ら被洗浄部を
移動させなければならないという課題があった。

そこで、本発明は上記課題を解決するもので、被洗浄部
の代表位置の検出と被洗浄領域を検出ことにより、使用
者の移動を行なわせることなく適切に洗浄することを目
的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を解決するために本発明は、流体の出口を備え
た噴射口と、前記噴射口から出る流体が被洗浄部に当た
る位置を制御する位置制御手段と、前記噴射口から噴出
する流体が被洗浄部に供給される状態を監視し画像信号
として出力する撮像部と、前記撮像部からの画像信号に
基づいて洗浄すべき前記洗浄部の位置を決めるように前
記位置制御手段に制御信号を出力する制御部とを有する
構成としたものである。

作用 本発明の洗浄制御装置は、上記構成により撮像部が噴射
口からの流体の被洗浄部に供給される状態を視し画像信
号として出力し、制御部がこの画像信号に基づいて位置
制御手段により噴射口の位置を制御し、洗浄部の洗浄す
べき代表点及び前記代表点を起点として近傍の洗浄領域
の洗浄を適切に行なうという作用を有する。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面とともに説明する。

図に於て、１は便器、２は使用者３が座る便座、４はノ
ズル５に開閉弁６を経由して流体を供給する洗浄水タン
ク、７は前記ノズル５を可動部８を介して上下左右に移
動させる位置制御手段、９は前記ノズル５の伸縮部１０
の先端付近に設けられた噴射口で、便座内を水圧により
出没するように構成しである。さらに前記ノズル５近傍
には使用者３の被洗浄部１１を監視する撮像部１２が設
置しである。位置制御手段７と撮像部１２は制御部１３
と接続するように構成しである。尚、制御部１３は操作
部１４からの指示により洗浄操作を開始するために画像
信号から被洗浄部１１を認識する認識部１５と、前記認
識部１５から被洗浄部１１の洗浄度を判断する判定部１
Ｇと、前記認識部１５の結果と判定部Ｉ６の判定結果に
基づいて洗浄すべき前記被洗浄部１１の位置を決めるよ
うに前記位置制御手段７に制御信号を出力する位置指示
部１７で構成する。

上記構成において動作を説明する。

使用者３が便座２に座ることによりスインチ（図示せず
）が入り撮像部１２から使用前の画像が認識部１５のメ
モリに取り込む。ここでこの画像を初期画像とし、この
初期画像のエツジ検出等の処理により形状抽出を行い被
洗浄部１１中の排泄物が出る代表点を求める。この代表
点を基準点として認識部１５で被洗浄部１１周辺のエツ
ジの特徴を抽出して形状認識を行なう。

次に、使用後は使用者３が操作部１４を操作することに
より撮像部１２から現在画像を認識部１５に取り込みエ
ツジ検出等の画像処理により形状抽出を行ない被洗浄部
１１の代表点を求める。同様にこの代表点を基準点とし
て認識部１５で被洗浄部１１周辺のエツジの特徴を抽出
して形状認識を行なう。その後前記現在画像（使用後の
画像）の代表点の前記初期画像の代表点とを一致させる
ことにより初期画像と現在画像の形状をマ・ンチングさ
せるとともに同一地点の色の比較を判定部１７で行なう
。色の変化がある間は判定結果として未だ洗浄されてい
ないということである。そこで、開閉弁６を開口し流体
を洗浄タンク４からノズル５へ供給する。

そして位置指示部１７の指示にしたがって、ノズル５の
伸縮部１０が縮んだ状態から水圧により便座内に伸張し
、噴射口から流体を噴射する。本発明では最初に代表点
を洗浄する。この動作を判定部１６で変化なしの状態ま
で行い、その後認識部１５で得られた被洗浄領域内を渦
巻き状に位置指示部１７の指示により走査してゆく。全
ての被洗浄領域で判定部１６の判定が変化なしであれば
洗浄絆了となり開閉弁６を閉口しノズル５の伸縮部１０
を縮ませて便座内から没するようにする。

尚、判定部の判定に、ここでは色の変化を検出する手段
で説明したが、洗浄前と洗浄後の変化がわかるものであ
れば輝度情報等を用いても同様の作用をする。そして洗
浄位置の順番は渦巻き状でなく端からの走査であっても
かまわない。又、被洗浄部は使用者だけとは限らず、便
器等の汚れを発生するものについても同様の作用をする
。

発明の効果 以上のように本発明は画像で被洗浄部の汚れを認識して
洗浄するために洗浄ボタンを押すだけで被洗浄部の洗浄
が行える。このとき使用者は被洗浄部であろうと推定す
るところを噴流の通路中に持って行き、被洗浄部を移動
させる必要はない。

又、洗浄が完了したかどうかが自動的に検出することが
でき、不必要な流体を使わなくて良いために省エネルギ
ーになり、かつ省時間となる。そして、本発明の構成に
より使用者の被洗浄部のみならず便器等周辺の洗浄に対
しても同様の効果を有する。

尚、本実施例として便器に使用される衛生洗浄装置につ
いて説明をしたが、被洗浄部としては飛行機、自動車等
の洗浄についても同様の手段と効果が生まれるのは言う
までもない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例である洗浄制御装置のブロック図
である。 ７・・・・・・位置制御手段、９・・・・・・噴射口、
１１・・・・・・被洗浄部、１２・・・・・・撮像部、
１３・・・・・・制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 流体の出口を備えた噴射口と、前記噴射口から出る流体
   が被洗浄部に当たる位置を制御する位置制御手段と、前
   記噴射口から噴出する流体が被洗浄部に供給される状態
   を監視し画像信号として出力する撮像部と、前記撮像部
   からの画像信号に基づいて洗浄すべき前記洗浄部の位置
   を決めるように前記位置制御手段に制御信号を出力する
   制御部とを備えた洗浄制御装置。