JPH04119970U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH04119970U
JPH04119970U JP3276391U JP3276391U JPH04119970U JP H04119970 U JPH04119970 U JP H04119970U JP 3276391 U JP3276391 U JP 3276391U JP 3276391 U JP3276391 U JP 3276391U JP H04119970 U JPH04119970 U JP H04119970U
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JP
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contact
connector
housing
partition wall
partition walls
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JP3276391U
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JPH0635391Y2 (ja
Inventor
敬一郎 鈴木
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日本航空電子工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭いコンタクトピッチを保ち、かつ各コンタ
クト間の絶縁性を保持する。 【構成】 絶縁板を繰り返し折曲して互いに対向した複
数の隔壁部5と、該複数の隔壁部5のうち隣り合うもの
間を接続した折曲げ部7とを形成してなる絶縁性の組込
部材1を有している。上記隔壁部5の間に挿入された導
電性のコンタクト3とを含む。上記コンタクト3は相手
コンタクトに接触する接触部11と、該接触部11の一
側にのびたて上記隔壁部5の間に位置した保持部13と
を有している。上記保持部13は係合部35を有してい
る。上記折り曲げ部7は上記係合部35に係合する係合
受部37を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コネクタ、特に、複数のコンタクト間のピッチの小さいコネクタに に用いるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコネクタは、図8に示すように、コネクタを構成する一部品としての絶 縁性のハウジング100を有している。ハウジング100には複数の導電性のコ ンタクト(図示せず)が組込まれている。ハウジング100にはコンタクトを一 対一に取り付けるための複数のコンタクト収容穴110が形成されている。各コ ンタクト収容穴110の間には隔壁部120が設けられている。これらの隔壁部 120は各隔壁部120が隣合うコンタクトを電気的に絶縁するものである。と ころが、コンタクトが小さくなるにしたがって各コンタクトの間のピッチも小さ くなる。したがって、これらの隔壁部120を必要な肉厚で成型することが困難 となる。
【0003】 このため、図9に示すようなコネクタでは、ハウジング200に隣り合うコン タクト230間の隔壁部を形成することができず、単に保持用の突起210を形 成する構成をとっていた。すなわち、各突起210の間には、コンタクト230 が圧入される。コンタクト230は接触部231と、この接触部231の一側に 保持部232及び端子部233を有している。このようなコンタクト230は保 持部232が隣合う各突起210の間に挿入されてハウジング200に圧入・保 持される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図9のハウジング100において、現状よりもさらにコンタクトのピッチ間の 距離を小さくしようとすると、隔壁120の板厚Wをさらに薄くしまければなら ない。このため、ハウジング100を樹脂による射出成形などの成形方法により 成形する場合、成形時に樹脂を充填することが困難となってしまう。
【0005】 また、図9に示すコネクタの場合、導電性の異物により隣り合うコンタクト2 30が短絡してしまう危険性がある。さらに、隣り合うコンタクト230の間の 寸法が充分に採れなくなってしまうため、コンタクト230間での絶縁抵抗が低 下してしまう。
【0006】 それ故に、本考案の課題は狭い各コンタクトの間のピッチを保ち、かつ各コン タクト間の絶縁性を保持するようにしたコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、絶縁板を繰り返し折曲して互いに対向した複数の隔壁部と、 該複数の隔壁部のうち隣り合うもの間を接続した折曲げ部とを形成してなる絶縁 性の組込部材、及び上記隔壁部の間に挿入された導電性のコンタクトとを含むこ とを特徴とするコネクタが得られる。 また、本考案によれば、上記コンタクトは相手コンタクトに接触する接触部と 、該接触部の一側にのびて上記隔壁部の間に位置した保持部とを有し、上記保持 部は係合部を有し、上記折り曲げ部は上記係合部に係合する係合受部を有してい るコネクタコネクタが得られる。
【0008】
【作用】
絶縁板を繰り返し折曲して互いに対向した複数の隔壁部と、これらの隔壁部の うち隣り合うもの間を接続した折曲げ部とを形成してなる絶縁性の組込部材を作 る。この組込部材の隔壁部のうち隣り合う隔壁部の間に導電性のコンタクトを挿 入する。コンタクトはの係合部を折り曲げ部の係合受部に係合する。
【0009】
【実施例】
図1は本考案のコネクタの第1の実施例を示す。図1を参照して、コネクタは 、絶縁性の組込部材1と、この組込部材1に挿入された導電性のコンタクト3と を有している。組込部材1は絶縁板を繰り返し折曲して互いに対向した複数の隔 壁部5と、これらの隔壁部5のうち隣り合う隔壁部5間を接続した折曲げ部7と を有している。すなわち、この組込部材1は同じ形状に繰り返し折曲げることに よって周期的な波型形状に作られている。コンタクト3は互いに間隔を持ち対向 している対の片からなる接触部11と、この接触部11の一側にのびて接触部1 1を保持している保持部13及び端子部15とを有している。このコンタクト3 は対の片の間に相手コンタクト(図示せず)を嵌合して互いに電気的に接触する ようにしたソケットコンタクトが用いられている。また、端子部15はSMT端 子のようにプリント回路基板(図示せず)の一面に形成されている導電部分に半 田付けなどによって接続されるものである。なお、組込部材1は、ポリイミド、 ポリエステルもしくはポリエチレン等の薄板を用いている。
【0010】 コネクタ、すなわち、コンタクト3を挿入した組込部材1は、図2に示すよう に、絶縁性のハウジング21に組込まれている。ハウジング21には組込部材1 を挿入するための大きなコンタクト収容穴23が形成されている。コンタクト収 容穴23の内部には折曲げ部7を嵌め込むための複数の溝25が形成されている 。 これらの溝25に嵌め込まれ所定位置に保持された組込部材1は、コンタクト3 が各隔壁部5によって互いに絶縁された状態で、しかもピッチ方向を狭い間隔に 保ちつつ組込まれている。
【0011】 図3及び図4はコネクタの第2の実施例を示す。この実施例のおいて図1のコ ネクタと同じ部分には同じ符号を付して一部の説明を省略して説明する。 図3及び図4を参照して、このコネクタの組込部材1は、絶縁板を繰り返し折 曲して互いに対向した複数の隔壁部5と、これらの隔壁部5のうち隣り合う隔壁 部5間を接続した第1及び第2の折曲げ部7a,7bとを有している。すなわち 、この組込部材1は互いに対向した複数の隔壁部5のうち一つおきに幅狭部分3 1を形成して櫛歯型に作られている。幅狭部分31を除き相対向する隔壁部5の 間、すなわち幅狭部分31よりも広い部分には、コンタクト3が挿入されている 。コンタクト収容穴23の内部には第1及び第2の折曲げ部7a,7bを嵌め込 むための複数の第1及び第2の溝25a,25bが形成されている。第1の溝2 5aはコンタクト収容穴23の一面に形成され、第2の溝25bはコンタクト収 容穴23の一面に対向する他面に形成されている。つまり、第1の溝25aには 第1の折曲げ部7aが嵌め込まれ、第2の溝25bには第2の折曲げ部7bが嵌 め込まれている。これらの第1及び第2の溝25a,25bに嵌め込まれた組込 部材1は、コンタクト3が各隔壁部5によって互いに絶縁された状態で、しかも ピッチ方向を狭い間隔に保ちつつ組込まれている。
【0012】 さらに、第3の実施例として、図5に絶縁性のハウジングに組込まれたコネク タを示す。この実施例のおいて図1のコネクタと同じ部分には同じ符号を付して 一部の説明を省略して説明する。組込部材1及びコンタクト3は図1に示したも のと同様なものが用いられる。コンタクト3は隔壁部5の間に位置した保持部1 3に2つの係合部35を有している。折り曲げ部7は係合部35に係合する係合 受部37を有している。係合受部37は図5において2つの係合部35を係合す るようにそれぞれ穴を形成しているが、2つの係合部35に係合するものであれ ば、例えば凹部であってもよい。
【0013】 ハウジング21の一側にはFPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキット )基板41を挿通するための挿通口43を形成されている。ハウジング21の他 側には組込部材1及びコンタクト3をハウジング21の内部に収容するための収 容口45を設けている。FPC基板41の一端面にはコンタクト3の接触部11 に接触する導電部47が露出して設けられている。そして、ハウジング21には 内部に挿通口43から収容口45へかけて貫通したコンタクト収容部49を複数 個が同じピッチに形成されている。コンタクト収容部49のピッチ、即ち、コン タクトピッチは、例えば0.5mmから0.3mmの範囲であり、上下に対向し て形成された組込部材1を保持するための溝25を設けている。コンタクト3は 、保持部13から収容口45の外にのびている端子部15を備えている。
【0014】 コンタクト3と組込部材1との係合は、組込部材1にコンタクト3を挿入し、 係合部35を組込部材1の係合受部37に係合させることによって完了する。こ のようにして、組付けられたものをハウジング21に挿入すると、組込部材1は 溝25に圧接され確実に固定される。従って、ハウジング21、コンタクト3及 び組込部材1の相互の動きは規制される。
【0015】 図6及び図7は、さらに別の形状の組込部材1及びコンタクト55を用いたコ ネクタの第4の実施例を示す。このコネクタは、特に、コンタクト55のピッチ が小さいものではなく、一般的なピンタイプのコンタクト55を用いている。ハ ウジング57は、フロントハウジング61とリヤハウジング63とを有している 。 ハウジング57にはフロントハウジング61からリヤハウジング63に貫通した コンタクト収容穴65を形成しており、コンタクト収容穴65に相手コンタクト に接触する接触部69を挿入している。接触部69の一側には端子部71がのび ている。端子部71の端部はプリント回路基板のスルーーホールに挿入されてプ リント回路基板の回路に接続される。組立部材1は、接触部69を取り巻くよう にループ状に繰り返し折曲げられて配置されている。したがって、この実施例で は、組立部材1が同形状の折曲げ部7と隔壁部5とを有している。さらに、フロ ントハウジング61においてコンタクト収容穴65に形成されている溝73は、 上述の図2に示したものと同様であり、これらの溝73に折曲げ部7が嵌め込ま れる。
【0016】
【考案の効果】
以上、実施例により説明したように、本考案のコネクタによれば、複数の隔壁 部のうち隣り合うもの間を接続した折曲げ部とを形成してなる組込部材にコンタ クトを挿入することによって、隣接するコンタクト同士が短絡するのを防止する とともにコンタクトピッチの小さいコネクタの絶縁を容易になしえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコネクタの第1の実施例を示した斜視
図ある。
【図2】図1のコネクタをハウジングに組込んだ状態を
示した断面図ある。
【図3】本考案のコネクタの第2の実施例を示し、組込
部材のみを示す斜視図ある。
【図4】図2の組込部材を用いたコネクタの第2の実施
例を示した斜視図ある。
【図5】本考案のコネクタの第3の実施例を示し、ハウ
ジングにコネクタを固定しFPC基板を続する状態を示
す一部破断した斜視図ある。
【図6】本考案のコネクタの第4の実施例を示し、ハウ
ジングにコネクタを固定した状態を示す一部破断した斜
視図ある。。
【図7】図6の断面図である。
【図8】従来のコネクタに用いられるハウジングを示し
た一部破断した斜視図
【図9】従来のコネクタの他の例を示した斜視図である
【符号の説明】
1 組込部材 3 コンタクト 5 隔壁部 7 折曲げ部 11 接触部 13 保持部 21 ハウジング 23 コンタクト収容穴 25 溝 31 幅狭部 35 係合部 37 係合受部 55 コンタクト 73 溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁板を繰り返し折曲して互いに対向し
    た複数の隔壁部と、該複数の隔壁部のうち隣り合うもの
    間を接続した折曲げ部とを形成してなる絶縁性の組込部
    材、及び上記隔壁部の間に挿入された導電性のコンタク
    トとを含むことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 上記コンタクトは相手コンタクトに接触
    する接触部と、該接触部の一側にのびて上記隔壁部の間
    に位置した保持部とを有し、上記保持部は係合部を有
    し、上記折り曲げ部は上記係合部に係合する係合受部を
    有している請求項1記載のコネクタ。
JP3276391U 1991-04-12 1991-04-12 コネクタ Expired - Lifetime JPH0635391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276391U JPH0635391Y2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276391U JPH0635391Y2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04119970U true JPH04119970U (ja) 1992-10-27
JPH0635391Y2 JPH0635391Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31915646

Family Applications (1)

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JP3276391U Expired - Lifetime JPH0635391Y2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 コネクタ

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JP (1) JPH0635391Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016029633A (ja) * 2014-07-22 2016-03-03 住友電装株式会社 コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016029633A (ja) * 2014-07-22 2016-03-03 住友電装株式会社 コネクタ

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JPH0635391Y2 (ja) 1994-09-14

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