JPH04119891U - 推進工法用推進管 - Google Patents

推進工法用推進管

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JPH04119891U
JPH04119891U JP2391991U JP2391991U JPH04119891U JP H04119891 U JPH04119891 U JP H04119891U JP 2391991 U JP2391991 U JP 2391991U JP 2391991 U JP2391991 U JP 2391991U JP H04119891 U JPH04119891 U JP H04119891U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propulsion
pipe
lubricant
nozzle device
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP2391991U
Other languages
English (en)
Inventor
輝夫 壁内
勝彦 向野
充彦 鎌田
進 上中
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP2391991U priority Critical patent/JPH04119891U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 管本体2aの周壁に電気配線20a、電気系
コネクタ20b等の補修点検用の開口部21を形成する
と共に、開口部21を閉塞するための蓋22を着脱自在
に設けてある。そして、蓋22に滑材吐出用ノズル装置
23を取り付けてある。 【効果】 メンテナンス時に管内装置が滑材で澪れるこ
とがなくなって、メンテナンスに伴う管内装置の故障を
防止でき、また、滑材供給用ホースを滑材吐出用ノズル
装置に対して容易に着脱することができるためメンテナ
ンスの作業性がよく、しかも市販のエルボ等をノズル装
置として用いるともできるから経済性もよい推進工法用
推進管を提供することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、管本体の周壁に管内装置の補修点検用の開口部を形成すると共に、 前記開口部を閉塞するための蓋を着脱自在に設け、滑材吐出用ノズル装置を設け てある推進工法用推進管に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる推進工法用推進管においては、滑材吐出用ノズル装置は、推進管 の管本体に、溶接により固着されていた。なお、このノズル装置を螺合により管 本体に取り付けることも考えられるが、その場合、ノズル装置を管内部から管本 体に螺合させなければならないので、螺合操作がしにくくなるという欠点があり 、一般的には、溶接により固着されていた。そのために、メンテナンス時に、推 進管内に収納されている滑材供給ホースを滑材吐出用ノズル装置に対して着脱す る場合、その着脱を管内でおこなわなければならなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、滑材供給ホースと滑材吐出用ノズル装置との着脱を管内で行う と、ホース内やノズル装置内に残存している滑材が、着脱時に管内にこぼれ落ち て管内の電気系コネクタ等を澪らし、電気系統の故障を生じさせやすく、また、 こぼれ落ちた滑材が推進用ヘッド内に侵入して、ヘッド内のセンサー等を澪らし 、センサーを故障させやすいという欠点があった。 本考案は、上記従来の欠点を解消し、滑材供給ホースを滑材吐出用ノズル装置 に対して着脱する際に、ホースやノズル装置から管内に滑材がこぼれ落ちること のない推進工法用推進管を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、滑材吐出用ノズル装置を蓋に設けてあ ることを特徴とし、その作用効果は次の通りである。
【0005】
【作用】
つまり、蓋自身に滑材吐出用ノズル装置を設けてあるから、管本体から蓋を取 り外した場合、滑材吐出用ホースとノズル装置とが連結したままで、それらの連 結部が蓋とともに管外に取り出される。
【0006】 その結果、管外で両者の着脱を行うことができて、着脱時に、ホースあるいは ノズル装置から滑材がこぼれ落ちても管内に入り込むことがなくなるだけでなく 、着脱操作のためのスペースも広くなって着脱作業を容易に行うことができる。
【0007】 さらに、ノズル装置は、管本体から取り外された蓋に対しては、溶接のみなら ず螺合によっても容易に取り付けることができるから、このようにした場合、ノ ズル装置の交換も可能となるうえ、市販のエルボ等をノズルとして使用できるよ うになる。
【0008】
【考案の効果】
従って、メンテナンス時に管内装置が滑材で澪れることがなくなって、メンテ ナンスに伴う管内装置の故障を防止でき、また、滑材供給用ホースを滑材吐出用 ノズル装置に対して容易に着脱することができるためメンテナンスの作業性がよ く、しかも、市販のエルボ等をノズル装置として用いることもできるから、経済 性もよい推進工法用推進管を提供することができるに至った。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図6には、本考案に係る推進体装置、即ち、推進用ヘッド1と複数の推進管2 ‥とが連結部Jを介して連結された推進体装置を土中へ推進させる推進機が推進 体装置と共に示されている。その推進機は、具体的には、次に述べるように構成 されている。
【0011】 即ち、施工ピット5内には、前記推進管2‥を保持しつつ押圧して、その先端 に連結した推進用ヘッド1を土中推進させるべく推進管2‥を土中に押し込む推 進用ヘッド1推進用の押圧装置3が設けられると共に、複数の推進管2‥を土中 に侵入させる箇所近くでその各軸芯が略直線状に並ぶ状態に保持しながら土中に 案内するガイド部材4が設けられている。また、施工ピット5の上部外方には、 推進管2‥を巻取収納する巻装用ドラム6が設けられている。尚、図7は施工ピ ット5が崩れないようにその側壁を内側から支持する支持ジャッキであり、図9 は前記巻装用ドラム6から繰り出される推進体B‥を支持して前記押圧装置3に 案内するガイドローラーである。なお、推進管2と推進用ヘッド1とを推進体B と総称する。
【0012】 前記推進用ヘッド1は、例えば50〜70mmの小径のヘッド本体1Aと、ヘ ッド本体1Aと同径でヘッド本体1Aに対して推進体軸芯P(推進用ヘッド軸芯 P)周りに回転自在に先端側に取り付けてある掘削部1Bとからなる。
【0013】 前記掘削部1Bには、推進用ヘッド1を土中推進させるに伴って土圧を受けて その土圧を受けた方向に推進用ヘッド1の推進方向を片寄らせるための受圧面F を、先端側ほど前記軸芯Pに近接する傾斜面に形成して設けてある。そして、前 記推進用ヘッド1を直進させるときには、ヘッド本地1Aに対して掘削部1Bを 回転させながら推進させる一方、旋回させるときには、旋回させるべき側とは反 対側に受圧面Fを向けて推進させ、その受圧面Fが受ける土圧にて、推進用ヘッ ド1の推進方向を受圧面Fとは反対側に向ける。
【0014】 前記複数の推進体Bのうちの隣接するもの同士を屈曲自在に連結する連結部J (即ち、前記推進用ヘッド1と前記推進管2とを屈曲自在に連結する連結部J、 及び前記推進管2の隣接するもの同士を屈曲自在に連結する連結部J)は、以下 に詳述するように構成されている。
【0015】 即ち、図1に示すように、前記連結部J(図は推進管2の隣接するもの同士の 連結部Jを示すが、推進用ヘッド1と推進管2との連結部Jも同様の構成)にお いては、後方(図においては、左方が後方に相当)の推進体Bの端部B2に形成 された継手取付部B4の内面に、継手部材12を螺合固定すると共に、その推進 体Bの前方に隣接の推進体Bの端部B1に、前記継手部材12を推進体軸芯Pと 直交する方向に揺動自在に受け入れる嵌合受部13を形成してある。前記継手部 材12は、推進体Bの長手方向に沿う姿勢で設けてあり、後部に形成された軸部 12aとその前部に形成された球状継手部12bとの組合わせからなる。その軸 部12aは前記工法の推進体Bの前部に螺合固定してあり、その球状継手部12 bは前記前方の推進体Bの後部に設けた嵌合受部13に揺動自在に内嵌してある 。
【0016】 図1〜図5に示すように、前記推進管2の管本体2aの周壁には、管内に収納 されている電気配線20a、電気系コネクタ20b油圧供給管20c、滑材供給 ホース20d等(以上、管内装置の例)の補修点検用の開口部21を、推進管2 の軸芯方向視でほぼ120°にわたって形成してある。そして、この開口部21 に対する閉塞用の蓋22を管本体2aに着脱自在にボルト連結してある。
【0017】 前記蓋22には、滑材供給ホース20dの端部に連結されたエルボ23(滑材 吐出用ノズル装置の一例)を螺合してある。そのために蓋22を取り外す際に滑 材供給ホース23dをエルボ23に連結したまま蓋22ごとそのエルボ23を管 外に取り出すことができる。
【0018】 なお、エルボ23は管本体2aに溶接により固着してあってもよい。
【0019】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】推進工法用推進管の縦断面図
【図2】推進体装置の先端部分の側面図
【図3】蓋の平面図
【図4】推進工法用推進管の横断面図
【図5】推進工法用推進管の横断面図
【図6】推進機の側面図
【符号の説明】
2a 管本体 20a,20b 管内装置 21 開口部 22 蓋 23 滑材吐出用ノズル装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上中 進 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管本体(2a)の周壁に管内装置(20
    a),(20b),‥の補修点検用の開口部(21)を形成
    すると共に、前記開口部(21)を閉塞するための蓋
    (22)を着脱自在に設け、滑材吐出用ノズル装置(2
    3)を設けてある推進工法用推進管であって、前記滑材
    吐出用ノズル装置(23)を前記蓋(22)に設けてあ
    る推進工法用推進管。
JP2391991U 1991-04-11 1991-04-11 推進工法用推進管 Pending JPH04119891U (ja)

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JP2391991U JPH04119891U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 推進工法用推進管

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JPH04119891U true JPH04119891U (ja) 1992-10-27

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ID=31908985

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JP2391991U Pending JPH04119891U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 推進工法用推進管

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JP (1) JPH04119891U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022100497A (ja) * 2020-12-24 2022-07-06 株式会社推研 岩盤掘進機

Cited By (1)

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