JPH0411974Y2 - - Google Patents

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JPH0411974Y2
JPH0411974Y2 JP1986046697U JP4669786U JPH0411974Y2 JP H0411974 Y2 JPH0411974 Y2 JP H0411974Y2 JP 1986046697 U JP1986046697 U JP 1986046697U JP 4669786 U JP4669786 U JP 4669786U JP H0411974 Y2 JPH0411974 Y2 JP H0411974Y2
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paint
lid
rotating body
window hole
container
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JP1986046697U
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JPS62159443U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、塗料中の残渣を漉す振動ふるい装
置、塗装工程における塗装ブース等のごとく密閉
容器や密閉室を要する装置で内部を観察するのに
適する密閉室の覗き窓に関する。
ロ 従来の技術 従来技術を振動ふるい装置をもつて説明する。
従来の装置は、第1図に示す振動ふるい装置にお
いて、蓋2を欠いたものであり、漉し網3を架設
した筒状フレーム1の上端が開放されている。こ
の装置で漉し網3上に塗料を送り塗料中の残渣を
排出口1bより取出すものであるが、漉し網3の
振動によつて塗料の飛沫が筒状フレーム外に散る
ので、従来から蓋を設けることが望まれている。
とくに塗料が水溶性液の場合等乾き易いときは、
水分の蒸発によつて固形化した塗料異物が筒状フ
レーム内に堆積したり、漉し網3の目を詰めたり
するので、塗料が外気に接しないように密閉蓋が
要求される。しかし蓋を設けると、以上の欠点対
策として充分であるが、容器内での塗料の状態、
漉し網の破損、目詰まり等の観察が不能となる。
この場合、仮に蓋の一部を透明にしても透明部の
内面に塗料の飛沫が付着して内部観察に支障を来
してしまう。
また、塗装工程においては、塗装中の塗料霧が
外部に漏れないように、塗装設備が塗装ブース内
におかれる。塗装ブースは密閉室であるから室外
から内部を観察するために壁面に透明窓を設けて
も、塗料霧で窓が汚染して用をなさず、作業中、
人がブース内に入つて窓を拭くことも衛生上殆ど
行えない。
ハ 考案が解決しようとする問題点 本考案は、前記従来技術の問題点に着目して工
夫されたもので、処理材料によつて内壁面が汚染
するにもかかわらず、内部観察が支障なくできる
密閉容器・密閉室の覗き窓を提供することを目的
とする。
ニ 問題点解決のための手段 本考案における問題点の解決手段は、第1図に
示すように、密閉容器・密閉室Aの壁面(例えば
蓋2)に窓孔10を開け、同壁面に対して平行に
設けた軸11を中心として回転可能な中空の透明
回転体9を、同回転体の回転面と窓孔縁とが密閉
性を維持しうる状態で、前記窓孔10に回転可能
に嵌合して成る密閉容器・密閉室の覗き窓であ
る。
ホ 作用 第1図に示す振動装置においては、塗料は蓋中
央から貫入するパイプ5によつて漉し網3上に投
入され、振動する漉し網3を通過したものは網下
方の筒体側部に設けた出口1aから次工程へ送ら
れ、漉し網3上に残つた残渣は網上方の筒体側部
に設けた排出口1bから排出される。この際、密
閉室内の状態を観察しようとするときは、透明筒
体9を手で操つて回動させ、蓋下面にある塗料飛
沫で汚染した部分をそとへ回す。そしてこの面を
拭つて清浄にすると透明回転体9は蓋2の内外部
において透明となるから、漉し網3の破損等を観
察できる。以上の場合、透明回転体の回転面は窓
孔縁に密閉性を維持するように接しているから、
静止中も回転中においても塗料飛沫が外へ漏れる
ことがない。
ヘ 実施例 本考案の一実施例を第1図乃至第3図によつて
詳述する。Aは、有底の筒状フレーム1と、これ
に嵌着した蓋2から成る振動ふるい装置の密閉容
器で、3は筒状フレーム1の中間に架設した漉し
網で、4はばね15によつて支持された密閉容器
Aを振動させる振動源である。5は蓋2を上方か
ら貫通する塗料パイプで、上端は密閉容器Aの振
動に支障がないようにゴムパイプ5aを介して前
工程装置に連結されている。6はエヤー抜きパイ
プで、下端に設けたラツパ部7は漉し網3の中央
のやや上方を覆つて開口している。ラツパ部7は
パイプ5より流下して、連結筒8より溢れた塗料
をラツパ斜面で漉し網3上に拡げる作用をなす。
9は密閉容器Aの壁面、この場合は蓋2の面に設
けた窓孔10に嵌合した透明材料からなる中空の
透明回転体で、第2図、第3図に示すように構成
されている。11は円板で容器の壁面、即ち蓋2
の面に設けられた長方形の窓孔10の両端におい
て、蓋2の面と平行にかつ相互に軸心を一致させ
て舌片11aによつて蓋2にねじ止めした大径の
対向軸であり、同軸周には透明回転体9の両端が
回転自在に嵌合されている。12は窓孔10の縁
を形成する窓枠で、透明回転体9の回転面は窓孔
10の孔縁と摺接する。透明回転体9の停止時は
もちろん、この摺接状態でも容器Aの密閉性は維
持されている。透明回転体9を取換えるときは、
対向軸11の両方のねじ11bを解除すれば行い
うる。13は対向軸11から筒体内部へ挿入した
照明灯で、上方には外に対する遮光カバー14が
設けられている。回転体9は電動式にしてもよい
ことはいうまでもない。
ト 考案の効果 本考案は以上のごときものであつて、中空の透
明回転体を半回転して容器内の汚れた面を外にし
て拭うと容器内を観察できるから、元来密閉容器
を用いられない装置をも密閉構造にすることがで
き、また密閉容器・密閉室を備えたものにおいて
も内部状態を簡単に見ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正断面図、第2図
は同上の要部の正断面図、第3図は同上の斜視図
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉室の壁面に窓孔を開け、同壁面に平行な軸
    を中心として回転可能な中空の透明回転体を、回
    転体の回転面と窓孔縁とが密閉性を維持しうる状
    態で、前記窓孔に回転可能に嵌合して成る密閉室
    の覗き窓。
JP1986046697U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH0411974Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986046697U JPH0411974Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JP1986046697U JPH0411974Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62159443U JPS62159443U (ja) 1987-10-09
JPH0411974Y2 true JPH0411974Y2 (ja) 1992-03-24

Family

ID=30866599

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JPS62159443U (ja) 1987-10-09

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