JPH04118723U - 床配線構造及び配線用床材 - Google Patents
床配線構造及び配線用床材Info
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- JPH04118723U JPH04118723U JP2305391U JP2305391U JPH04118723U JP H04118723 U JPH04118723 U JP H04118723U JP 2305391 U JP2305391 U JP 2305391U JP 2305391 U JP2305391 U JP 2305391U JP H04118723 U JPH04118723 U JP H04118723U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁シールド効果に優れた床配線構造を提供
する。 【構成】 長手方向に連続する配線ピット１１を有する
断面角波形状に形成され、全体が導電材料により作製さ
れた配線用床材１を、電気的に接続される接触部１２が
接触するように他の配線用床材１と隣合わせにして床面
Ｆに敷設する。
する。 【構成】 長手方向に連続する配線ピット１１を有する
断面角波形状に形成され、全体が導電材料により作製さ
れた配線用床材１を、電気的に接続される接触部１２が
接触するように他の配線用床材１と隣合わせにして床面
Ｆに敷設する。
Description
【０００１】
本考案は、電磁シールド効果に優れた床配線構造及び配線用床材に関する。
【０００２】
従来、床面に敷設される配線用床材１００は、図７に示すように、合成樹脂に
より碁盤目状の配線ピット１０１を有する方形板状に一体に成形されたものが多
く、これらを隣接させた状態で多数床面に敷きつめることにより、床配線構造が
形成され、配線ピット内に通信ケーブルが収納配線されていた。
【０００３】
しかしながら、配線ピット内に収納配線される通信ケーブルは弱電用、強電用
と種類も異なっており、合成樹脂製の配線用床材の場合には、これら各種のケー
ブルが多数配線されると、これらケーブルが他のケーブルの電磁波の影響を受け
やすい状態となり、これにより、機器の誤動作につながる等の電気的な障害を招
きやすいという問題があった。
本考案は、このような事情に鑑みなされたものであり、電磁シールド効果に優
れた床配線構造及び配線用床材を提供しようとするものである。
【０００４】
上記課題を解決するための手段として、請求項１記載の床配線構造は、長手方
向に連続する配線ピットを有する断面角波形状に形成され、全体が導電材料によ
り作製されるとともに、隣合って敷設されたときに他の配線用床材と電気的に接
続される接触部を他の配線用床材との隣接部分に備えた配線用床材を、床面に敷
設することを特徴としている。
【０００５】
また、請求項２記載の配線用床材は、長手方向に連続する配線ピットを有する
断面角波形状に形成され、全体が導電材料により作製されるとともに、隣合って
敷設されたときに他の配線用床材と電気的に接続される接触部を他の配線用床材
との隣接部分に備えたことを特徴としている。
【０００６】
請求項１及び２に記載される配線用床材は、導電材料によって作製されており
、隣合った状態で床面に敷設されると、他の配線用床材との隣接部分に設けられ
た接触部が接触して配線用床材どうしが電気的に接続された状態となる。このた
め、配線用床材の各配線ピット内に収納された各種通信ケーブルは、他の通信ケ
ーブルから電磁シールドされ、ケーブルの電磁波による電気的な障害を防止し得
るようになっている。
【０００７】
そして、床面に多数敷設された配線用床材の接地を一カ所で行えば、配線用床
材全部の接地が行われ、電磁シールド効果に優れた床配線構造を容易に形成する
ことができる。
【０００８】
以下、図面に示す実施例にしたがって、本考案を詳細に説明する。図１は、請
求項１記載の床配線構造の一実施例を示す斜視図であり、図２及び図３は請求項
２記載のその床配線構造に使用される配線用床材の斜視図及び断面図である。
【０００９】
図に示すように、配線用床材１は、長手方向に連続する配線ピット１１を有す
る断面角波形状に形成されている。かかる形状では、導電材料である金属の押出
成形により連続的に作製することができ、作製が容易であるとともにコストの低
減を図ることができる。そして、この配線用床材１は全体が電気を良く通す導電
材料により作製されている。導電材料としては、アルミニウム、鉄、銅、各種合
金等の金属があるが、アルミニウムの場合には、軽量となるため持ち運びにも便
利である。なお、配線用床材１は、一つの配線用床材１について一つの配線ピッ
ト１１を有しているが、配線ピット１１が並設して多数備えたものであってもよ
く、又、図４に示すように一つの配線ピット１１の中間に仕切壁１１ａを設けた
ものであってもよい。
【００１０】
他の配線用床材１との隣接部分は、接触部１２として、一方には先端が下方に
曲げ形成された屈曲片１２ａが形成され、他方には側方に突出した突出片１２ｂ
が形成されている。したがって、図３に示すように、配線用床材１どうしが床面
Ｆに隣合わせに敷設されたとき、屈曲片１２ａと突出片１２ｂとが接触し、電気
的に接続されるようになっている。なお、接触部１２の形態としては、図５に示
すように、両者が突出片をなし、重なり合うように接触するものであってもよい
。要するに、配線用床材１は、全体が導電性のある金属材料により作製されるた
め、床面に隣合わせに敷設したときに配線用床材１どうしが接触可能な形態を備
えたものであればよい。
【００１１】
さて、このような配線用床材１を、図１に示すように接触部１２どうしを接触
させ、床面Ｆに多数敷設することで床配線構造が形成される。この場合、接地は
配線用床材１どうしは電気的に接続されているので、図６に示すように配線用床
材１の一カ所で行えばよい。なお、接地には接地管、接地板、接地棒、接地網等
の手段があり、又壁コンセントに設けられたアース端子に接続するようにしても
よい。そして、配線用床材１の上面には、カーペット等の仕上材２０が敷設され
、ＯＡ機器３０からの各種通信ケーブルＣが電磁シールドされた状態で配線ピッ
ト１１内に収納配線されるようになっている。
【００１２】
以上説明したように、請求項１及び請求項２記載の考案にあっては、長手方向
に連続する配線ピットを有する断面角波形状に形成され、全体が導電材料により
作製されるとともに、隣合って敷設されたときに他の配線用床材と電気的に接続
される接触部を他の配線用床材との隣接部分に備えた配線用床材を使用すること
により、配線用床材の配線ピット内に各種通信ケーブルを電磁シールドした状態
で収納配線することができ、電気的な障害を防止することができる。
【００１３】
そして、床面に多数敷設された配線用床材に対し、接地を一カ所で行えば、配
線用床材全部の接地が行われ、電磁シールド効果に優れた床配線構造を容易に形
成することができる。
【図１】請求項１記載の床配線構造の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】請求項２記載の配線用床材の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図３】配線用床材を床面に敷設した状態を示す断面図
である。
である。
【図４】配線用床材の別の実施例を示す斜視図である。
【図５】配線用床材のさらに別の実施例について、床面
に敷設した状態を示す断面図である。
に敷設した状態を示す断面図である。
【図６】床配線構造の接地例を示す断面図である。
【図７】従来の配線用床材を示す斜視図である。
１ 配線用床材
１１ 配線ピット
１２ 接触部
Claims (2)
- 【請求項１】 長手方向に連続する配線ピットを有する
断面角波形状に形成され、全体が導電材料により作製さ
れるとともに、隣合って敷設されたときに他の配線用床
材と電気的に接続される接触部を他の配線用床材との隣
接部分に備えた配線用床材を、床面に敷設することを特
徴とする床配線構造。 - 【請求項２】 長手方向に連続する配線ピットを有する
断面角波形状に形成され、全体が導電材料により作製さ
れるとともに、隣合って敷設されたときに他の配線用床
材と電気的に接続される接触部を他の配線用床材との隣
接部分に備えたことを特徴とする配線用床材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2305391U JPH04118723U (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 床配線構造及び配線用床材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2305391U JPH04118723U (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 床配線構造及び配線用床材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04118723U true JPH04118723U (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=31908397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2305391U Pending JPH04118723U (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 床配線構造及び配線用床材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04118723U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60116938A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-24 | Toshiba Corp | 制振装置 |
| JPH02292455A (ja) * | 1989-05-02 | 1990-12-03 | Kyodo Denki Kk | フロアパネルおよびフロアパネル装置 |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP2305391U patent/JPH04118723U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60116938A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-24 | Toshiba Corp | 制振装置 |
| JPH02292455A (ja) * | 1989-05-02 | 1990-12-03 | Kyodo Denki Kk | フロアパネルおよびフロアパネル装置 |
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