JPH04118670U - 電子式検電器 - Google Patents

電子式検電器

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JPH04118670U
JPH04118670U JP2986891U JP2986891U JPH04118670U JP H04118670 U JPH04118670 U JP H04118670U JP 2986891 U JP2986891 U JP 2986891U JP 2986891 U JP2986891 U JP 2986891U JP H04118670 U JPH04118670 U JP H04118670U
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雅美 棚橋
肇 萩原
哲也 青木
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中部精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子式検電器をより機能化して小型化し検出
精度を挙げる上げることである。 【構成】 課電を検知する検知電極2と課電を検出する
しきい値発生回路によって構成したレベル判定回路21
とバイアス電圧発生回路20と、課電表示と電池容量自
己回路テスト表示を1個のLED7で表示する表示回路
22を備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電路の課電を試験する電子式検電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の電子式検電器の断面図であり、1は検電器の外部ケース、2はコ ンデンサを内蔵した検知電極、3は判定回路用基板部、4は表示回路用基板部、 5は圧電ブザー、6は圧電ブザー5用の多数の小孔、7はLED、8はLEDの 発光用透明窓、9は自己回路テスト用スイッチ、10は電池、11は電源スイッ チである。
【0003】 図8は従来の電子式検電器の構成図であり、12は課電している外部電路、1 3は自己テスト回路、14はレベル検出回路、15は表示回路である。
【0004】 次に動作について説明する。電源スイッチ11を押してスイッチを入れ、自己 回路テスト用スイッチ9を押して自己テスト回路を動作させテスト用の電圧を内 部自己回路に印加すると、レベル検出回路14、表示回路15、電池10が正常 であればLED7が点灯し、ブザー5が鳴り、テストは完了してテストスイッチ 9を切る。
【0005】 次にコンデンサを内蔵した検知電極2を被検電路12に当接させ課電を検知す ると、レベル検出回路14から検出電圧が出力し表示回路15で増幅されてLE D7を点灯、ブザー5が鳴り出して課電が検出される。最後に電源スイッチ11 を切って検電を終了する。
【0006】 また、従来の電子式検電器の中には電池の容量表示用にもう1個LEDを設け たものや、電源スイッチ11を省略してあらかじめ回路に電源を入れっぱなしに して速くテストスイッチを押してテスト表示から始めるものなどがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電子式検電器は以上のように構成されているので、電源スイッチと自己 回路テスト用スイッチの両方が必要であり、別にテスト用の自己テスト回路を設 けてテストを行わなければならない。また、電池の容量表示用に別にLEDを使 用しなければならないとか、電源スイッチを省略してあらかじめ電源を入れてお く場合は電池の消耗が早いなどの課題があった。
【0008】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、自己回路のテ ストにあたって、自己テスト回路および自己回路テスト用スイッチが要らず、電 池の容量確認、自己回路のテスト表示、課電の検出表示を1個のLEDで表示し 分けて確認できる、電池の無駄な消耗を防止する電子式検電器を得ることを目的 とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る電子式検電器は、検知された課電を検出するレベル判定回路と 、該レベル判定回路のバイアス電圧としてしきい値電圧を出力し装置の自己回路 テスト用電子スイッチも兼ねるバイアス電圧発生回路と、上記課電の表示と電池 容量および自己回路テスト表示とをLEDの点滅点灯と連続点灯により表示し分 ける表示回路とを備えたものである。
【0010】
【作用】
この考案における電子式検電器は、バイアス電圧発生回路がしきい値電圧をレ ベル判定回路のバイアス電圧として出力し、自己回路テスト用電子スイッチも兼 ねるので、1個のLEDの点滅と連続点灯により課電の表示と電池容量および自 己回路のテストを表示できる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。 図1はこの考案の電子式検電器の断面図であり、自己回路テストスイッチ9が 省略され電池10が小型化されたことを除いて符号は従来例と同一である。
【0012】 図2はこの考案の電子式検電器の構成図であり、20はバイアス発生回路兼電 子スイッチ、21はレベル判定回路、22はLED表示回路、23は圧電ブザー 駆動回路であり、他の符号は従来例と同一である。
【0013】 図3はこの考案のバイアス発生回路20とレベル判定回路21の具体回路図で あり、IC1 はバイアス発生回路20を構成する負帰還によってしきい値電圧を 発生するロジックIC、IC2 は同じくしきい値によって入力レベルを判定して レベル判定回路21を構成し、IC1 と同一チップ上に設けられたロジックIC 、R1 とR2 はバイアス分圧用抵抗、RとR3 は加算用抵抗である。
【0014】 次に動作について説明する。 電源スイッチ11を押して回路に電源電圧VDDを供給すると、バイアス発生回 路20のIC1 とレベル判定回路21のIC2 とは同一チップ上に設けられて共 にしきい値特性の揃ったロジックICであるから、通常このIC1 とIC2 の組 み合わせでレベル判定回路を構成する場合の動作は、IC2 の論理“1”か“0 ”かを判定するしきい値電圧を入力信号のレベル判定電圧と設定して、入力信号 がIC2 のしきい値電圧値を超えた場合にIC2 は反転して出力するようにされ ている。
【0015】 さらにこの場合判定レベルを正確に設定するためにIC2 のしきい値電圧とA 点のバイアス電圧VO とは常に或る一定の電位差を正しく保持させなければなら ないので、バイアス発生回路としてIC2 と同一チップ上に設けてしきい値特性 を揃えたIC1 のしきい値電圧をIC2 のバイアス電圧として使用するように考 案されている。IC1 のしきい値出力電圧は分圧抵抗R1 とR2 で分圧されてA 点に規定のバイアス電圧を発生させ、このバイアス電圧VO と入力信号電圧VA がRとR3 で加算された入力電圧がIC2 のしきい値電圧を超えた時IC2 は反 転出力する。
【0016】 この考案の場合は同一チップ上のロジックICであるIC1 とIC2 の組み合 わせを利用して、通常の基本動作の場合の設定条件と逆にしてA点のバイアス電 圧値をIC2 のしきい値電圧値より高く設定する設定値はIC2 が反転する最低 限の電圧値に設定される。
【0017】 従って、電源スイッチ11が入ると入力信号VA が零の状態でもIC2 は反転 、レベル判定回路21が作動し表示回路22が駆動されてLED7は連続点灯す る。これによって内蔵電池10の容量が確認され、自己回路21,22のテスト が同時に完了する。このようにバイアス回路20はレベル判定回路のバイアスを 供給する働きと併せて自己回路のテスト用電子スイッチの役目を果たす。
【0018】 自己回路のテストが完了したならば、次に被検電路12に検値電極2を当接し て課電を検出すると、B点のIC2 の入力は先に設定したバイアスVO を中心に 入力波形に応じて上下に変動するので、IC2 の出力波形は開閉を繰り返すパル ス波形となり、例えば商用50サイクルの課電を検出した場合は正の半波で正の パルス、負の半波で負のパルスに近い動作となり、図3の波形を示し、表示回路 22はこのパルスによってLED7を駆動するのでLED7は点滅点灯を表示し て電路の課電を検出することができる。なお、引き続きLED7が連続点灯の場 合は課電無しと判定する。
【0019】 なお、この考案の場合は、表示装置として圧電ブザー併用の形を図示してある が、必要ない場合は発光式電子検電器としてLED7 1個で課電表示、電池容 量、自己回路テストの表示は充分であり、二重なのでブザー5は省略してもよい 。試験が終了したら最後に電源スイッチ11を切って電池の無駄な消耗を防ぐ。
【0020】 次にこの考案の他の実施例のついて説明する。 図4はこの考案の他の実施例である電子式検電器の斜視図であり、30は手帳 型に成型したモールドのポケットに入る形にした外部ケース、33は外部ケース 30の握り部の電源スイッチ押動部である。
【0021】 図5はこの考案の他の実施例の電子式検電器の側面図であり、31は回路基板 部、32は握り部33のシール、34は電源スイッチである。
【0022】 図6はこの考案の他の実施例の電子式検電器の電路課電を検知する説明図であ り、他の符号は前記実施例と同一である。
【0023】 次に動作について説明する。従来の電子式検電器は電源スイッチのあるタイプ と無いタイプがあり、電源スイッチのあるタイプの場合はスイッチを入れないで 検電したり、スイッチを切り忘れて電池の消耗を早めるなどの問題があり、また スイッチの無いタイプの場合は常時電流を流しっぱなしにするので入力電圧が加 わって表示駆動回路が作動しない限り大きな電流は流れないものの無駄な消耗で あり、装置を小型化する場合に小型電池を使用できないなどの問題点があった。
【0024】 そこでこの考案では元来検電器では人体との間に一定の静電容量を持たせるた め検電器の握る位置が決められているので、この握り部に押した時に入り、放せ ば切れるプッシュスイッチ34の押動部33を設け、検電器を握ると同時に電源 スイッチ34が入り、放せば切れるようにした。これによって無駄な電池10の 消耗が防止でき、電池10を小容量化できるので装置の小型化が容易になる。
【0025】 なお、内部の回路構成基本動作は前記実施例と全く同じであるから、自己回路 テスト用スイッチ9も必要なく、外部ケース上のデザインもすっきりした形にす ることができ、携帯に便利となり、図6のような形で検電作業ができる。
【0026】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、バイアス発生回路をレベル判定回路のバイア ス発生と自己回路テスト用電子スイッチを兼用して、表示はLED1個で構成し たので、装置の無駄を省いて機能化でき、装置の小型化とコストを低減する効果 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である電子式検電器の断面
図である。
【図2】この考案の一実施例である電子式検電器の構成
図である。
【図3】この考案のバイアス発生回路とレベル判定回路
の具体的回路図である。
【図4】この考案の他の実施例である電子式検電器の斜
視図である。
【図5】この考案の他の実施例である電子式検電器の側
面図である。
【図6】この考案の他の実施例の電路課電の検知法の説
明図である。
【図7】従来の電子式検電器の断面図である。
【図8】従来の電子式検電器構成図である。
【符号の説明】
2 検知電極 7 LED 10 電池 20 バイアス電圧発生回路 21 レベル判定回路 22 表示回路 12 電路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電路の課電の有無を検知する検知電極
    と、上記検知電極によって検知された課電を検出するレ
    ベル判定回路と、該レベル判定回路のバイアス電圧とし
    てしきい値電圧を出力し装置の自己回路テスト用電子ス
    イッチも兼ねるバイアス電圧発生回路と、上記課電の表
    示はLEDの点滅点灯で電池容量および自己回路テスト
    表示はLEDの連続点灯で表示し分ける表示回路とを備
    えた電子式検電器。
JP2986891U 1991-04-04 1991-04-04 電子式検電器 Expired - Lifetime JPH0712933Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016121939A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 西日本旅客鉄道株式会社 電車線用直流電圧検出器
JP2019152632A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 中部精機株式会社 常時診断機能付き検電器
CN114137287A (zh) * 2021-12-02 2022-03-04 国网江苏省电力有限公司常州供电分公司 基于电力设备高适用性验电自检测警示装置

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CN114137287A (zh) * 2021-12-02 2022-03-04 国网江苏省电力有限公司常州供电分公司 基于电力设备高适用性验电自检测警示装置

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