JPH04118375U - 畳内噴射針のアダプタ - Google Patents

畳内噴射針のアダプタ

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JPH04118375U
JPH04118375U JP3064691U JP3064691U JPH04118375U JP H04118375 U JPH04118375 U JP H04118375U JP 3064691 U JP3064691 U JP 3064691U JP 3064691 U JP3064691 U JP 3064691U JP H04118375 U JPH04118375 U JP H04118375U
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injection needle
tatami
needle
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tatami mat
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剛 内山
豊比古 杉山
省三 小団扇
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大正製薬株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 針と畳の表面を見ながら所望の位置へ針を刺
し込むことができ、かつ、噴射針によって畳表を浮かし
てできるだけ広範囲にエアゾ−ルを畳内に噴射すること
ができる畳内噴射針のアダプタを提供することを目的と
する。 【構成】 噴射針の基端部が差し込まれかつ可撓性の導
管の一端部が連通される中空の本体と、前記噴射針の長
手方向の一側部へほぼ沿う状態に前記本体へ形成された
羽板状の取っ手部とを備えたことを特徴とし、前記取っ
手部を一方の手で摘み、噴射針を畳表に突き刺したの
ち、針を水平に近い状態にして畳表を浮上させた状態を
保ち易くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、畳内へできるだけ広範囲にわたってエアゾ−ルが噴射できるように 工夫された畳内噴射針のアダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
畳内で広範囲にわたってエアゾ−ルを噴射できるように工夫されたアダプタに は、実開昭63−69576号公報に開示されたものや、実開昭61−8388 0号公報に開示されたものがある。
【0003】 前者はエアゾ−ル容器の上に噴射針を保持したアダプタを固定し、これをカバ −する保護キャップを被せたもので、保護キャップを取り除いて、通常噴射と畳 内噴射とができるようにしたものである。また、後者は、エアゾ−ル容器のキャ ップの側部に噴射針を保持したアダプタを取り外し自在に取付け、このアダプタ を保護カバ−でカバ−したものであり、通常噴射のときは、そのままの状態で押 しボタンを押すとアダプタの基端部の連通孔から前方へ噴射され、畳内へ噴射す るときは、アダプタとカバ−部材とをキャップから外し、カバ−部材をアダプタ へ逆さに取付けた後に当該アダプタをエアゾ−ル容器の側部へ固定すると、噴射 針を畳表に突き刺したのちに前記カバ−部材が梃のような作用をなし、畳表を針 でやや持ち上げて噴射できるようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の噴射針のアダプタは、いずれもエアゾ−ル容器へ取り付けた状態で 畳へ噴射針を刺し込むので、畳に針を刺し込むとき針が見えず、刺し込もうとす る位置と実際に針を刺し込む位置が一致しにくいとともに、刺し込み程度を見な がら刺し込むことができないなどの問題があった。 本考案の目的は、針と畳の表面を見ながら所望の位置へ針を刺し込むことがで きるとともに、畳表とともに針を浮かしてできるだけ広範囲にエアゾ−ルを畳内 に噴射することができ、しかも、エアゾ−ル容器のキャップへの装着状態におい ては、そのまま畳内でない通常噴射をすることが容易な畳内噴射針のアダプタを 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る畳内噴射針のアダプタは、前述の目的を達成するため、噴射針の 基端部が差し込まれかつ可撓性の導管の一端部が連通される中空の本体と、前記 噴射針の長手方向の一側部へほぼ沿う状態に前記本体へ形成された羽板状の取っ 手部とを備えたものである。前記本体の両側には、前記取っ手部と断面ほぼ直角 をなす状態にフランジを形成するのが好ましい。
【0006】
【作用】
本考案に係るアダプタは前述のように構成されているので、可撓性の導管の他 端部をエアゾ−ル容器の押しボタンの噴射口に連通させた状態で使用される。畳 内にエアゾ−ルを噴射するときは、前記取っ手部を摘み、針先と畳の表面とを見 ながら噴射針を畳に突き刺し、針先が畳表を貫通したならば針を畳と水平に近い 状態に保ってさらに刺し込み、針の付け根まで刺し込んだならば針を畳表ととも にやや浮かせた状態に保ち、エアゾ−ル容器の押しボタンを押す。取っ手部は、 噴射針の長手方向へほぼ沿うように前記本体に形成されているので、針によって 畳表を浮上させるとき、前記本体に梃の作用を負担させることもできる。
【0007】
【実施例】
図1ないし図4は本考案に係るアダプタの一実施例を示すもので、図1はエア ゾ−ル容器のキャップへの装着状態の断面図、図2はその斜視図、図3はキャッ プからアダプタを取り外した状態の斜視図、図4はアダプタの噴射針を畳内へ刺 し込んだ状態の断面図である。
【0008】 2はエアゾ−ル容器1のキャップ、3はエアゾ−ル容器1内の図示しない弁の 弁棒10を押し下げる押しボタンで、この押しボタン3で弁棒10を押し下げる と図示しない弁が開き、チュ−ブ状の弁棒10を通じて押しボタン3の噴射口3 0からエアゾ−ルが噴射するようになっている。弁棒10は、押しボタン3から の力がなくなると、図示しない復帰ばねによって図示の状態に復帰するように構 成されている。
【0009】 容器1のキャップ2は合成樹脂製であり、このキャップ2における押しボタン 3の操作側と対称な位置には、図3のように溝状に装着部20が形成され、この 装着部20には噴射針6が逆さになる状態で当該噴射針6のアダプタ4が装着さ れている。
【0010】 アダプタ4は合成樹脂で成形されたもので、図1及び図3のように、先端から 噴射針6が差し込まれた中空軸状の本体40と、この本体40へ噴射針6の長手 方向とほぼ一致する状態に形成された羽板状の取っ手部41と、本体40の両側 へ当該本体40とほぼ直角をなす状態に形成されたフランジ42とを備えており 、本体40の中空部にはコイル状になった可撓性の導管5の先端部51が連通さ れ、この導管5の基端部50は図1のように押しボタン3の噴射口30と連通さ れている。
【0011】 キャップ2には、装着部20へ隣接した側部に導管5の収納部21が形成され 、装着部20と収納部21との隔壁23(図3)の孔22に通した導管5のコイ ル状になった部分は通常前記収納部21へ収められるように構成されている。
【0012】 収納部20の前端部両側には縦方向にスライドガイド25,25が、装着部2 0の支持板26には噴射針6の通し孔27がそれぞれ形成されており、アダプタ 4を装着部20に装着するときは、導管5の先端部分を隔壁23の上部の切り欠 き24に案内し、図3の状態からフランジ42,42の先端部を前記のスライド ガイド25,25へ上方から案内して押し下げると、図1のように噴射針6が支 持板26の通し孔27から下方の空間11に突出し、当該噴射針6の側面にある 噴出口60が、キャップ2の裾部に形成された開放孔28から外側へ臨む状態に 装着される。したがって、通常噴射の場合には、押しボタン3を押すと、押しボ タン3の噴射口30,導管5,中空の本体40を介して噴射針6の噴出口60か らエアゾ−ルが噴射されるようになっている。
【0013】 この実施例では、前述の装着状態において、装着部20の上部と収納部21の 上部の一部が塞がれるように、アダプタ4の本体40の後端へ板カバ−43が固 着されている。
【0014】 畳内にエアゾ−ルを噴射するには、図3のようにキャップ2の装着部20から アダプタ4を外し、図4のようにアダプタ4の取っ手部41を片手で摘み、畳7 の表71の所望の位置に噴射針6を突き刺し、噴射針6が畳表71を貫通したな らば噴射針6を畳の芯70と水平に近い状態に維持してさらに刺し込み、図示の ように畳表71を芯70から浮上させた状態で図3の押しボタン3を押す。
【0015】 前述のように、アダプタ4は中空軸状の本体40に対し、噴射針6の長手方向 の一側へほぼ沿う状態に取っ手部41が形成されているので、噴射時に畳表を容 易に浮上させた状態で広範囲に噴射することができるとともに、針6と突き刺す 位置とを見ながら所望の位置に噴射針6を正確に突き刺すことができる。また、 アダプタ4の本体40の後端部を畳7に接触させ、板カバ−43を下方にやや押 しつけ気味にすると、本体40が梃のように作用して畳表71を浮上させた状態 に保つのが非常に簡単になる。さらに、通常噴射のときは、噴射針6を固定した アダプタ4をキャップ2に装着したそのままの状態で使用することができるほか 、装着状態においては、噴射針6がキャップ2内にカバ−されているので危険性 がほとんどない。
【0016】 図5及び図6は、本考案に係る噴射針のアダプタの他の例を示すもので、噴射 針6が差し込み状態に固定された中空の本体40には、噴射針6の長手方向の一 側へほぼ沿う状態に断面T字形の取っ手部41が一体に形成され、本体40の両 側部にはフランジ42,42が形成されている。前記本体40の中空部には、前 記実施例と同様に導管5の先端部が連通している。
【0017】 エアゾ−ル容器のキャップ2には、前記実施例とほぼ同様にアダプタ4の装着 部20と導管5の収納部21が設けられているが、この実施例では、図5のよう にスライドガイド25,25にフランジ42,42を案内してアダプタ4を装着 部20に装着した状態では、本体40の一部と噴射針6とがキャップ2の外側に 位置するようになっており、キャップ2の裾部には、外側に噴射針6の針先を保 護するカバ−29が形成され、この装着状態において、噴射針6の噴出口60が 前方を臨むようになっている。
【0018】 図5及び図6で示した実施例のアダプタは、取っ手部41が断面T字形に形成 されているので、この取っ手部41を手で摘んで操作するとき取っ手部の先端が 指に引っ掛かり、噴射針6を畳表に突き刺したのちにその畳表を浮上させた状態 に保つとき便利である。したがって、取っ手部41の両側面に指先が引っ掛かる ような窪みを形成しても同じ効果を奏する。その他の構成や作用は、図1ないし 図3の実施例のものとほぼ同様であるので説明を省略する。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る噴射針のアダプタは、畳表の所望の位置へ正確に噴射針を刺し込 むことができるとともに、噴射針を畳表に突き刺して当該畳表を浮上させ易いの で、一回の噴射で畳内へ広範囲にエアゾ−ルを噴射することができる。また、エ アゾ−ル容器のキャップへ装着部を設けることにより、キャップへセットしたま まの状態で通常噴射をすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のアダプタを、エアゾ−ル容
器のキャップに取付けた状態の断面図である。
【図2】図1の状態の斜視図である。
【図3】アダプタをキャップから取り外した状態の斜視
図である。
【図4】図1のアダプタを使用して畳内噴射をしている
状態の断面図である。
【図5】他の実施例のアダプタをエアゾ−ル容器のキャ
ップに取りつけた状態の斜視図である。
【図6】図5のアダプタの斜視図である。
【符号の説明】
1 エアゾ−ル容器 10 弁棒 2 キャップ 20 装着部 21 収納部 22 孔 23 隔壁 24 切り欠き 25 スライドガイド 26 支持板 27 通し孔 28 開放孔 28 カバ− 3 押しボタン 30 噴射口 4 アダプタ 40 中空の本体 41 取っ手部 42 フランジ 43 板カバ− 5 可撓性の導管 6 噴射針 60 噴出口 7 畳 70 畳の芯 71 畳表

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴射針の基端部が差し込まれかつ可撓性
    の導管の一端部が連通される中空の本体と、前記噴射針
    の長手方向の一側部へほぼ沿う状態に前記本体へ形成さ
    れた羽板状の取っ手部とを備えた、畳内噴射針のアダプ
    タ。
  2. 【請求項2】 前記本体の両側へ前記取っ手部と断面ほ
    ぼ直角をなす状態にフランジを形成した、請求項1に記
    載の畳内噴射針のアダプタ。
JP1991030646U 1991-04-05 1991-04-05 畳内噴射針のアダプタ Expired - Lifetime JP2547137Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11222278A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Earth Chem Corp Ltd ロングノズル付エアゾル噴霧器
JP2022027063A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 日本ハイジ株式会社 エアゾール容器用押し釦

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629975U (ja) * 1985-07-02 1987-01-21

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