JPH04117531U - 粒剤散布用噴頭 - Google Patents

粒剤散布用噴頭

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JPH04117531U
JPH04117531U JP2062191U JP2062191U JPH04117531U JP H04117531 U JPH04117531 U JP H04117531U JP 2062191 U JP2062191 U JP 2062191U JP 2062191 U JP2062191 U JP 2062191U JP H04117531 U JPH04117531 U JP H04117531U
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JP2062191U
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English (en)
Inventor
潔 河村
Original Assignee
大和精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造容易でかつ安価に製造し得る粒剤散布用
噴頭を提供する。 【構成】 中途部に散布口18,28,37,38 が設けられた円
筒状の噴頭本体11,12,13と、噴頭本体11,12,13内を流れ
る粒状の被散布物を前記散布口18,28,37,38 に分流しか
つ案内するように散布口18,28,37,38 の開口縁から噴頭
本体11,12,13内部に突出された衝突壁19,29,39,40 とを
備える粒剤散布用噴頭において、前記噴頭本体11,12,13
と衝突壁19,29,39,40 とが合成樹脂により一体成形さ
れ、前記衝突壁19,29,39,40 は被散布物の衝当によって
振動するように弾性変形自在に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、散布機本体に接続される粒剤散布用噴頭に関する。
【0002】
【従来の技術】
粒剤散布用噴頭には、図26及び図27に示すように中途部に散布口51が設け られた円筒状の噴頭本体52と、散布口51の開口縁から噴頭本体52内部に突出され た衝突壁53とを備え、噴頭本体52内を流れる粒状の被散布物を前記散布口51に分 流しかつ案内するようにしたものがある。
【0003】 ところが、従来のこの種の粒剤散布用噴頭は、同図に示すように衝突壁53をス テンレス板、樹脂成形、ゴム成形品等で噴頭本体52とは別体に構成し、噴頭本体 52にネジ54等で組付けるようしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、従来の場合、噴頭本体52と衝突壁53とを夫々別体に製造した後、衝突 壁53を噴頭本体52に対して取付けなければならず、製造乃至組立が非常に面倒で あり、製造費も高く付いた。 本考案は上記問題点に鑑み、製造容易でかつ安価に製造し得る粒剤散布用噴頭 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、中途部に散布口が設けられ た円筒状の噴頭本体と、噴頭本体内を流れる粒状の被散布物を前記散布口に分流 しかつ案内するように散布口の開口縁から噴頭本体内部に突出された衝突壁とを 備える粒剤散布用噴頭において、前記噴頭本体と衝突壁とが合成樹脂により一体 成形され、前記衝突壁は被散布物の衝当によって振動するように弾性変形自在に 形成されている点にある。
【0006】
【作用】
衝突壁19,29,39,40 に被散布物が衝突すると、衝突壁19,29,39,40 は図22及 び図23に示す如く弾性変形によって振動し、被散布物の衝突による衝撃を効果 的に緩和する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、図2において、1 は背負式 の動力散布機本体で、内部にファンを有するケーシング2 と、ファンを駆動する エンジン3 と、液体、粉粒体兼用の被散布物収容タンク4 と、このタンク4 内の 被散布物 (粒体) をファンからの送風によって吐出する吐出管5 とを備えて成り 、その吐出管5 には可撓管6 を介して粒剤散布用噴頭7 が着脱自在に接続されて いる。噴頭7 は、図1に示す如く互いに分割自在に構成された第1噴頭本体11と 第2噴頭本体12と第3噴頭本体13とを備える。各噴頭本体11,12,13はエチレン− 酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂により一体成形されている。
【0008】 第1噴頭本体11は、図3乃至図6に示すように円筒状に形成され、長手方向基 端部に、基端側に向けて徐々に小径となった接続部15が設けられ、先端部には径 方向一対の係合突部16を有する接続部17が設けられている。噴頭本体11の中途部 には三角形状の散布口18が設けられると共に、散布口18の先端側開口縁から噴頭 本体11内部に突出された衝突壁19が設けられている。この衝突壁19は合成樹脂に よって噴頭本体11と一体成形され、衝突壁19は噴頭本体11に比べて薄肉に形成さ れて、被散布物の衝当によって振動するように弾性変形自在になっている。
【0009】 第2噴頭本体12は、図7乃至図11に示すように円筒状に形成され、長手方向 基端部に、やや大径に形成された接続部22が設けられ、この接続部22に径方向外 方に没入された案内凹部23と係止凹部24とが径方向に一対ずつ設けられている。 案内凹部23は第2噴頭本体12基端から先端側に向けてL字形に形成され、案内凹 部23の先端側には径方向内方に傾斜した抜止部25が形成されている。係止凹部24 は案内凹部23の抜止部25に連続する位置に設けられており、前記第1噴頭本体11 の係合突部16が案内凹部23に基端内側から挿入されて、係止凹部24に抜止係合さ れるようになっている。第2噴頭本体12の先端部には径方向一対の係合突部26を 有する接続部27が設けられている。また第2噴頭本体12の中途部に三角形状の散 布口28が設けられると共に、散布口28の先端側開口縁から噴頭本体12内部に突出 された衝突壁29が設けられている。この衝突壁29は合成樹脂によって噴頭本体12 と一体成形され、衝突壁29は噴頭本体12に比べて薄肉に形成されて、被散布物の 衝当によって振動するように弾性変形自在になっている。
【0010】 第3噴頭本体13は、図12乃至図16に示すように円筒状に形成され、長手方 向基端部に、第2噴頭本体12の接続部22と同様の接続部32が設けられ、この接続 部32に、抜止部33を有する案内凹部34及び係止凹部35が形成されており、前記第 2噴頭本体12の係合突部16が案内凹部34に基部内側から挿入されて、係止凹部35 に抜止係合されるようになっている。第3噴頭本体13の先端部に、先端側に向け て徐々に小径となった接続部36が設けられている。また第3噴頭本体13の中途部 に三角形状の散布口37,38 が設けられると共に、散布口37,38 の先端側開口縁か ら噴頭本体13内部に突出された衝突壁39,40 が設けられている。この衝突壁39, 40は合成樹脂によって噴頭本体13と一体成形され、衝突壁39,40 は噴頭本体13に 比べて薄肉に形成され、これら衝突壁39,40 は被散布物の衝当によって振動する ように弾性変形自在になっている。
【0011】 上記実施例の構成によれば、例えば、散布機を使用して、発芽促進剤のコーテ ィングされたもみ等の粒状の被散布物を散布する場合、図1に示すように第1噴 頭本体11を接続部15を介して可撓管6 に接続すると共に、第2噴頭本体12を第1 噴頭本体11に対して接続部17,22 を介して接続し、また第3噴頭本体13を第2噴 頭本体12に対して接続部27,32 を介して接続する。そして、各噴頭本体11,12,13 の散布口18,28,37,38 を下に向けた状態で図17に示す如く噴頭7 を保持して被 散布物を散布する。被散布物は送風によりタンク4 から噴頭7 の先端側に搬送さ れる。このとき、一部の被散布物は各衝突壁19,29,39,40 に衝突し、その進行方 向を変え各散布口18,28,37,38 から下方に散布される。この際、風量が少ないと 、図20に示す如く噴頭本体11,12,13内を流れる粒状の被散布物が下側に多くな り、また風量が多いと、図21に示す如く粒状の被散布物が噴頭本体11,12,13内 を略均一に流れることになるが、風量が多く衝突壁19,29,39,40 への衝撃力が強 いと、図18及び図19に仮想線で示す如く各衝突壁19,29,39,40 が大きく内方 に弾性変形して、散布口18,28,37,38 部分の開口面積が増大するため、風量の大 小に拘わらず、各散布口18,28,37,38 から被散布物の量のバラツキを少なくして 均一に散布できる。また、衝突壁19,29,39,40 に被散布物が衝突すると、衝突壁 19,29,39,40 は図22及び図23に示す如く弾性変形によって振動し、被散布物 の衝突による衝撃を効果的に緩和する。
【0012】 また、被散布物を散布する場合、図24に示すように第3噴頭本体13を接続部 36を介して可撓管6 に接続すると共に、第2噴頭本体12を第3噴頭本体13に対し て接続部32,37 を介して接続し、また第1噴頭本体11を第2噴頭本体12に対して 接続部17,22 を介して接続し、この状態で図25に示す如く噴頭7 を保持して散 布するようにしてもよく、このようにすれば、被散布物を第1噴頭本体11の接続 部15の先端開口のみから散布することができる。またこの際第1噴頭本体11の接 続部15に図24及び図25に示す如く散布ホース42を接続し、この散布ホース42 の先端開口から被散布物を散布するようにすることもできる。
【0013】 なお、前記実施例では筒状の噴頭本体は、第1噴頭本体11と第2噴頭本体12と 第3噴頭本体13とに3分割自在とされているが、これら噴頭本体11,12,13を一体 に形成するようにしてもよい。 また、前記実施例では噴頭本体と衝突壁とを同一の合成樹脂により一体成形し ているが、これに代え、噴頭本体を硬質の合成樹脂とし衝突壁を軟質の合成樹脂 としてこれらを一体に成形するようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、噴頭本体と衝突壁とが合成樹脂により一体成形されているの で、噴頭本体に対して衝突壁をネジ等で取付ける必要がなくなり、製造容易でか つ安価に製造し得る。しかも、前記衝突壁は被散布物の衝当によって振動するよ うに弾性変形自在に形成されているので、噴頭本体内を流れる粒状の被散布物が 衝突壁に衝突した際の衝撃を衝突壁の弾性によって効果的に緩和吸収でき、衝突 による被散布物の破損を防止でき、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概略側面図である。
【図2】全体斜視図である。
【図3】第1噴頭本体の平面図である。
【図4】第1噴頭本体の側断面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】第2噴頭本体の平面図である。
【図8】第2噴頭本体の側断面図である。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【図10】図8のD−D線断面図である。
【図11】図8のE−E線断面図である。
【図12】第3噴頭本体の平面図である。
【図13】第3噴頭本体の側断面図である。
【図14】図13のF−F線断面図である。
【図15】図13のG−G線断面図である。
【図16】図13のH−H線断面図である。
【図17】使用状態を示す斜視図である。
【図18】作用説明用の側断面図である。
【図19】作用説明用の正断面図である。
【図20】作用説明用の側断面図である。
【図21】作用説明用の側断面図である。
【図22】作用説明用の側断面図である。
【図23】作用説明用の正断面図である。
【図24】使用状態を示す概略側面図である。
【図25】使用状態を示す斜視図である。
【図26】従来例を示す側面図である。
【図27】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
7 粒剤散布用噴頭 11 第1噴頭本体 12 第2噴頭本体 13 第3噴頭本体 18 散布口 19 衝突壁 28 散布口 29 衝突壁 37 散布口 38 散布口 39 衝突壁 40 衝突壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中途部に散布口が設けられた円筒状の噴
    頭本体と、噴頭本体内を流れる粒状の被散布物を前記散
    布口に分流しかつ案内するように散布口の開口縁から噴
    頭本体内部に突出された衝突壁とを備える粒剤散布用噴
    頭において、前記噴頭本体と衝突壁とが合成樹脂により
    一体成形され、前記衝突壁は被散布物の衝当によって振
    動するように弾性変形自在に形成されていることを特徴
    とする粒剤散布用噴頭。
JP2062191U 1991-04-01 1991-04-01 粒剤散布用噴頭 Pending JPH04117531U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031424U (ja) * 1973-07-14 1975-04-07
JPS6041121B2 (ja) * 1981-11-20 1985-09-14 川崎製鉄株式会社 ベルレス高炉の原料装入方法
JPS6231954B2 (ja) * 1978-12-26 1987-07-11 Sofuiya Kk

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