JPH04116740U - 空間光伝送装置 - Google Patents

空間光伝送装置

Info

Publication number
JPH04116740U
JPH04116740U JP1991021055U JP2105591U JPH04116740U JP H04116740 U JPH04116740 U JP H04116740U JP 1991021055 U JP1991021055 U JP 1991021055U JP 2105591 U JP2105591 U JP 2105591U JP H04116740 U JPH04116740 U JP H04116740U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light receiving
photodiode
angle
transmission device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1991021055U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2549670Y2 (ja
Inventor
和仁 遠藤
雅之 石田
勝則 千原
禎宣 石田
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP1991021055U priority Critical patent/JP2549670Y2/ja
Publication of JPH04116740U publication Critical patent/JPH04116740U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2549670Y2 publication Critical patent/JP2549670Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空間光伝送装置の受光部の受光角度調整を自
動的に行い、ユーザーの使用性を向上させる。 【構成】 信号を検出復調するホトダイオード107の
周囲に集光位置検出用ホトダイオード122を配列す
る。受光レンズ106を保持する鏡筒111は、x軸方
向移動メカニズム126及びy軸方向移動メカニズム1
27によって、受光角が調整される。ホトダイオード1
22の出力によって集光のずれが検出できるので、この
結果によってx軸、y軸の移動制御を行い自動的に受光
角合わせを行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空間光伝送装置に関し、特に受光部の受光角調整の容易化をはかった 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空間光伝送装置の一般的構成を示すものとして、「新版レーザハンドブ ック」(朝倉書店発行)p.p.548に示された装置があり、図6は本装置の構成 を概略的に示したものである。図において101は音声、映像等の情報信号入力 端子、102は入力信号を変調する変調回路、103は変調信号によって発行ダ イオード(LED)を駆動するLED駆動回路、104はLED、105はLE D104の光の拡がりを調節するための送光レンズ、106は受けた光を集光し 、ホトダイオード107に焦点を合わせるための受光レンズ、107は光を電気 信号に変換するホトダイオード、108はホトダイオード107の出力を増幅す る増幅器、109は増幅器108より受けた信号を復調し、もとの情報信号を復 元する復調回路、110は復調された信号を出力する出力端子である。
【0003】 以上の構成において、受光レンズ106は送光レンズ105で適当に拡散され た光を効率的に集め、そのエネルギーをホトダイオード107に集中して入力す る目的で用いる。従って、理想的には受光レンズ106とホトダイオード107 の配置と集光された光束は、図7の摸式図となるようにする。すなわち受光レン ズ106に入る光を集光し、その集光した光がホトダイオード107の面に当た るようにすることにより最も効率的に光のエネルギーを集める。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように受光部を構成した場合、入射光に対して受光レンズ106の角度 を精度良く合わせないと、ホトダイオード107の位置に集光しないが、この角 度調整は困難な作業で手間のかかるものであった。
【0005】 この考案は上記の問題点を解消するためになされたもので、受光部の角度調整 を自動的に行い、この手間を省くことのできる空間光伝送装置を得ることを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る空間光伝送装置は、信号を検出し復調を行うためのホトダイオ ードの周辺、ないしは近傍に取付けた集光位置検出用のホトダイオードの出力を 利用して受光角のずれの方向とその程度を知り、自動的に受光角を調整するメカ ニズムを設けたものである。
【0007】 また、第2の考案に係る空間光伝送装置は、集光のスポット径を可変しうるメ カニズムを搭載し、スポット径を徐々に絞りながら自動的に受光角を調整するメ カニズムを設けたものである。
【0008】
【作用】
この第1の考案における集光位置検出用ホトダイオードによって検出された光 は、電気信号に変換されレベル判定されて、受光角調整のための情報として受光 角調整メカニズムの移動を制御する。
【0009】 また、第2の考案においてはスポット径を徐々に絞りながら、ホトダイオード に光が当たるように受光角調整メカニズムの移動を制御する。
【0010】
【実施例】
実施例1. 図1は本考案の一実施例による空間光伝送装置の受光部の構成図である。本例 では、光によって伝送される情報信号はデジタル音声信号とし、そのフォーマッ トは日本電子機械工業会(EIAJ)によるCP−340規格「デジタルオーデ ィオインターフェース」に準じたバイフェーズ信号であるとする。
【0011】 図において、120はD/A変換器、121は音声信号出力端子、122はホ トダイオード107の周囲に取付けられた集光位置検出用の複数のホトダイオー ド、123はホトダイオード122に対応して設けられた増幅器、124は増幅 器108及び123の出力を受けて、レベル判定を行うレベル判定回路、125 はレベル判定結果により、受光レンズ角を調整するために受光レンズを保持する 筒111の回転移動を制御する移動制御回路、126は筒111のX軸方向への 回転移動を行うメカニズム、127は筒111のY軸方向への回転移動を行うメ カニズムである。ここで増幅器123は1つしか図示していないが、複数のホト ダイオード122に対応して複数個設けられているものとする。
【0012】 以下、動作について説明する。受光レンズ106にて集光された光は通常動作 状態においては、ホトダイオード107に当たるように制御されている。ホトダ イオード107では光−電気信号交換によって情報信号を取り出し、この信号を 増幅器108にて増幅する。さらに復調器109ではバイフェーズ復調や同期検 出が行われデジタル音声信号が取り出される。この信号はD/A変換器120に てアナログ信号に変換され出力端子121から出力される。
【0013】 入射光に対して受光レンズ106の角度がずれている場合には、集光した光は ホトダイオード107に当たらず、その近傍に設けたホトダイオード122のい ずれかに当たる。ホトダイオード122に当たった光は電気信号に変換され増幅 器123で増幅された後、レベル判定回路124に入力される。レベル判定回路 124ではその複数の入力信号のレベル検出を行い、複数ホトダイオードのいず れに光が当たっているのかを検知し、それによって光の集光位置がずれている場 所を知ることができる。このレベル判定結果は、移動制御回路125に入力され る。移動制御回路125はレベル判定結果に応じて受光レンズ角をX軸、Y軸そ れぞれの方向に移動する量を割り出し、X軸及びY軸方向移動メカニズム126 及び127を駆動制御する。
【0014】 図2は受光レンズ106を保持する筒111を上方から見たものでX軸方向の 角度調整の様子を示している。X軸方向移動メカニズム126は筒111を図2 の破線で示したように移動(回転)させることにより入射光を集光したものがホ トダイオード107に当たるように制御する。また、Y軸方向移動メカニズム1 27についても同様である。
【0015】 次に同様の目的を達成するための他の考案の実施例について説明する。前述の 第1の考案ではホトダイオードが取付けられている面では集光したスポット径が 小さく、そのため受光角度がずれている場合にはホトダイオード107に当たら ない。そこでそのときの集光位置を知るために他のホトダイオードを用いていた 。この第2の考案では、第1の考案で行われていた、筒のX軸、Y軸の制御に加 え、その2軸に直交するZ軸方向、すなわち筒の奥行方向の移動制御を行うこと により、集光位置検出用ホトダイオードを用いずとも容易に角度調整が行えるよ うにしている。
【0016】 図3及び図4に第2の考案の動作の原理図を示す。図3は入射光に対して受光 レンズの角度が合っている場合、図4は角度がずれている場合の例である。図3 において、ホトダイオード107の取付け面は、AからBの位置までZ軸方向に 移動可能である。角度調整前の状態では取付け面は、Aの位置にありこのときに もホトダイオード107には集光した光が当たっているが、光の焦点位置ではな いためホトダイオード107が受ける光のエネルギーは少なく、デジタル信号の 復調を行うためにはそのパワーが十分ではない。そこでホトダイオード107の 出力を監視しながら取付け面をB方向に移動する。図3の場合、Bの位置におい て光の焦点にホトダイオード107がきて、そのときホトダイオード107の出 力は最大になる。
【0017】 一方、図4のように受光角がずれている場合には、取付け面がAの位置にある 状態からBの方向に取付け面を移動していくと、ホトダイオード107の出力は 徐々に減少し、Cの位置で出力は得られなくなる。しかしCの位置では光の当た っている部分は、ホトダイオード107のごく近傍であることが予想できるので X軸ないしY軸方向に角度をほんの少しだけ振ることによって、受光部分を見つ けだすことができる。そこで角度調整を行い、ホトダイオード107に出力が得 られるようにした状態でさらに取付け面をB方向に移動させ、再びホトダイオー ド107に出力が得られなくなったらX軸、Y軸の角度調整を行う。このように して角度調整を少しづつくり返すことにより、最終的に図3のようにBの位置で 焦点にホトダイオード107が位置するように角度を合わせることが可能となる 。
【0018】 この第2の考案の構成を示したのが図5である。図1の第1の考案の実施例と の違いはZ軸方向移動メカニズム128が追加された一方、集光位置検出用のホ トダイオード122とそれに対応して設けられている増幅器123が省かれてい ることである。その動作は前述したとおりである。
【0019】 実施例2. なお、上記第1の考案ではほぼ中央部に設けた信号復調用のホトダイオードの 周囲に円周状に集光位置検出用のホトダイオードを取付ける例を示したが、この ホトダイオードの取付け方法はこれに限るものではない。
【0020】 また、初期的な角度ずれの許容値をより大きくするために第1及び第2の考案 を組み合わせて用いることも可能である。
【0021】 さらに本考案は、ディジタル化したオーディオ信号を伝送するだけでなく、ア ナログ信号を伝送する装置にも適用でき、また、映像信号、データ信号等の伝送 が可能なことも明らかである。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、第1の考案によれば、集光位置検出用ホトダイオードの出力に よって受光レンズの角度を自動的に調整し、また、第2の考案によれば集光スポ ット径を可変しながら受光レンズの角度を自動的に調整するようにしたので、ユ ーザーの手を煩わせることなく受光角調整を自動的に行うことのできる空間光伝 送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の考案の一実施例による空間光伝送装置を
示す構成図である。
【図2】第1の考案の受光角調整の動作を示す概念図で
ある。
【図3】第2の考案の一実施例による空間光伝送装置の
動作を示す概念図である。
【図4】第2の考案の受光角調整の動作を示す概念図で
ある。
【図5】第2の考案の一実施例による空間光伝送装置を
示す構成図である。
【図6】従来の空間光伝送装置を示す構成図である。
【図7】従来の空間光伝送装置の受光部の動作状態を示
す概念図である。
【符号の説明】
106 受光レンズ 107 ホトダイオード 122 集光位置検出用ホトダイオード 124 レベル判定回路 125 移動制御回路 126 X軸方向移動メカニズム 127 Y軸方向移動メカニズム 128 Z軸方向移動メカニズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 341 Z 7060−5K (72)考案者 石田 禎宣 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社電子商品開発研究所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光によって情報信号を伝送する空間光伝
    送装置であって、その受光部は受光レンズによって前記
    光を受光素子に集光して、情報信号を取り出すようにし
    た空間光伝送装置において、前記受光素子の周辺ないし
    近傍に設けられた1個以上の集光位置検出用受光素子
    と、前記受光レンズの受光角度を調整するための調整手
    段と、前記集光位置検出用受光素子の出力を受けて、前
    記受光角度調整手段を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする空間光伝送装置。
  2. 【請求項2】 光によって情報信号を伝送する空間光伝
    送装置であって、その受光部は受光レンズによって前記
    光を受光素子に集光して、情報信号を取り出すようにし
    た空間光伝送装置において、前記受光レンズと前記受光
    素子との間の距離を調節する手段と、前記受光レンズの
    受光角度を調節するための調整手段と、前記受光素子の
    出力を受けて前記受光角度調整手段を制御する制御手段
    とを備え、前記距離調節手段によって集光した光のスポ
    ット径を可変しながら前記制御手段によって受光角を調
    整することを特徴とする空間光伝送装置。
JP1991021055U 1991-04-02 1991-04-02 空間光伝送装置 Expired - Fee Related JP2549670Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991021055U JP2549670Y2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 空間光伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991021055U JP2549670Y2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 空間光伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04116740U true JPH04116740U (ja) 1992-10-20
JP2549670Y2 JP2549670Y2 (ja) 1997-09-30

Family

ID=31906935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991021055U Expired - Fee Related JP2549670Y2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 空間光伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2549670Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323311A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光空間通信システムとこのシステムに用いられる光送信装置、光受信装置及び光軸補正方法
JP2006319625A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光空間通信システムの相対位置姿勢推定装置
WO2022201940A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 日本電気株式会社 受光装置、受信装置、および通信装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319529A (ja) * 1986-07-14 1988-01-27 Raito Kogyo Kk ヘツドライトテスタの自動正対方法およびその装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319529A (ja) * 1986-07-14 1988-01-27 Raito Kogyo Kk ヘツドライトテスタの自動正対方法およびその装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323311A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光空間通信システムとこのシステムに用いられる光送信装置、光受信装置及び光軸補正方法
JP4532163B2 (ja) * 2004-05-11 2010-08-25 日本電信電話株式会社 光空間通信システムとこのシステムに用いられる光送信装置、光受信装置及び光軸補正方法
JP2006319625A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光空間通信システムの相対位置姿勢推定装置
JP4532334B2 (ja) * 2005-05-12 2010-08-25 日本電信電話株式会社 光空間通信システムの相対位置姿勢推定装置
WO2022201940A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 日本電気株式会社 受光装置、受信装置、および通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2549670Y2 (ja) 1997-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101995233B (zh) 用于太阳精密跟踪的数字式光电角度传感器
EP0987689A3 (en) Tilt detection device, optical disc device, and tilt control method
JP3995959B2 (ja) 空間光通信用センサ、空間光通信用受信装置、及び該受信装置を含む空間光通信システム
JPH04116740U (ja) 空間光伝送装置
EP1235369A3 (en) Component characteristic tolerant and component alignment tolerant optical receiver
EP1130808A3 (en) Method and apparatus for automatic tracking of an optical signal in a wireless optical communication system
CN109246371A (zh) 一种光斑捕获系统和方法
JP2008070208A (ja) 光位置検出システム、光idタグ装置、位置検出装置、及び光位置検出方法
JPH06311186A (ja) デジタル信号検知装置
JPH054075U (ja) 測距装置および測距装置用発信装置
EP1450500A3 (en) Optical axis adjusting device
JPS59192210A (ja) 太陽光収集装置
JPS60115806A (ja) 光フアイバと2次元固体撮像素子による姿勢検出センサ
JP2004173090A (ja) 光到来方向検出装置及び光無線受信装置
CN213693708U (zh) 利用通信光外围部分实现对准跟踪无线光通信装置
CN112565683B (zh) 便携式光电搜跟系统及方法
JP2004135326A (ja) 光無線伝送装置
CN211827332U (zh) 目标检测、跟踪装置,太阳检测、跟踪装置及太阳能系统,防眩光系统
JPS61288529A (ja) 光並列通信方式
JPH0476398A (ja) 誘導装置
JP2501581Y2 (ja) 受光素子モジユ―ル
JPS5885060A (ja) 太陽光エネルギ−収集伝送装置
CN101699232B (zh) 一种光源追踪装置
JPS5813846B2 (ja) 太陽光収集装置
JPH03112229A (ja) 光ワイヤレス送受信器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees