JPH0411671Y2 - - Google Patents

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JPH0411671Y2
JPH0411671Y2 JP1986193979U JP19397986U JPH0411671Y2 JP H0411671 Y2 JPH0411671 Y2 JP H0411671Y2 JP 1986193979 U JP1986193979 U JP 1986193979U JP 19397986 U JP19397986 U JP 19397986U JP H0411671 Y2 JPH0411671 Y2 JP H0411671Y2
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hair dryer
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clothes
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はヘアドライヤを温風供給源に利用す
る衣類乾燥装置において、乾燥時間を規定するタ
イマを備えているものに関する。
〔従来の技術〕
本出願人は先にヘアドライヤを利用した衣類乾
燥装置を提案している(実願昭61−159780号)。
これは第5図に示すようにヘアドライヤ1と衣類
収納袋2と、両者1,2を接続してヘアドライヤ
1で送られる乾燥風を衣類収納袋2へ案内する接
続ユニツト3とからなる。なお、ヘアドライヤを
利用して衣類乾燥を行うことは、たとえば特開昭
60−5198号公報で公知である。第5図において、
符号6はフアン、7はモータ、9はヒータであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の衣類乾燥装置では、接続ユニツト3に設
けたタイマ33でヘアドライヤ1の運転時間を規
定する。こうした外部制御のために、ヘアドライ
ヤ1に内蔵された制御回路16とタイマ33と
を、雌雄一対のコネクタ50,51を介して接続
できるものとしている。ヘアドライヤ1側のコネ
クタ50は、本体ケース4の外面に露出する状態
で設けられており、コネクタ50内に塵埃や異物
が詰まりやすい。異物が詰まつたままヘアドライ
ヤ1と接続ユニツト3とを接続すると、接触不良
を生じてヘアドライヤ1を正常に運転できなくな
ることがある。
ヘアドライヤ1を単独で使用するとき、髪がコ
ネクタ50内に入り込み漏電や短絡等の事故を生
じるおそれがある。とくにコネクタ50にヒータ
やモータなどの駆動電流が常に印加されていて、
コネクタ50の隣接端どうしを導通すると回路が
閉成されてしまう場合にその危険性が高い。
この考案はヘアドライヤの運転時間を規定する
タイマを備えている衣類乾燥装置において、コネ
クタを設けることに伴う上記のような問題点の解
消を図つたものであり、単独使用時のヘアドライ
ヤの安全性を向上することを主たる目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案では運転時間を規定するタイマ33を
ヘアドライヤ1の給電路中に組み込んで、単独使
用時にコネクタが本体ケース4の外面に露出する
のを防止したものである。
具体的には、ヘアドライヤ1と衣類収納体2
と、両者1,2を接続する接続ユニツト3とから
なり、ヘアドライヤ1は送風手段6Aと、該手段
6Aで発生される乾燥風を加熱する熱発生手段9
Aと、前記両手段6A,9Aの運転状態を制御す
る制御回路16とを本体ケース4内に備えている
衣類乾燥装置において、ヘアドライヤ1の本体ケ
ース4から導出した電源コード31の導出端に、
電源プラグ32を一体に備えたタイマ33が設け
られていることを要件とする。
〔第1実施例〕 第1図ないし第4図は本考案を携行可能な衣類
乾燥装置に適用した第1実施例を示す。
第2図において衣類乾燥装置は、温風供給源と
なるヘアドライヤ1と、衣類Aを収容する衣類収
納体2と、ヘアドライヤ1から供給される乾燥風
を中継して衣類収納体2に送り込む接続ユニツト
3とからなる。
第1図において、ヘアドライヤ1は角箱状の本
体ケース4内に渦巻状のフアン室5を区画し、そ
の内部に遠心式のフアン6とフアンモータ7とか
らなる送風手段6Aを収容し、フアン室5に連な
る送風路8に風加熱用のヒータ9からなる熱発生
手段9Aを配設する。フアン室5の両側に吸風口
10が、送風路8の終端に吹出口11がそれぞれ
開口してある。本体ケース4の外面にグリツプ1
2が使用姿勢と不使用姿勢とに姿勢切換え可能に
支持されている。16は本体ケース4内に配設さ
れる制御回路である。
第3図において、本体ケース4の前面にはフア
ンモータ7およびヒータ9を制御するためのスラ
イド式のメインスイツチ14と後述する切換スイ
ツチ25を有する。スイツチ14はスライドボタ
ン15が吸風口10側の端に位置する状態をオフ
位置として、該ボタン15を吹出口11側へ2段
階に移動操作すると、フアン6のみが駆動されて
冷風が送られるオン状態と、フアンモータ7およ
びヒータ9に同時に通電されて温風が送られるオ
ン状態との3状態に切り換えることができる。
詳しくは第4図において、制御回路16はフア
ンモータ7を駆動する送風部17とヒータ9を発
熱させる熱発生部18とからなり、送風部17と
熱発生部18とがメインスイツチ14を介して電
源に並列に接続されている。メインスイツチ14
は第1接点19と第2接点20を備えており、オ
フ位置から1段だけスライドボタン15を移動さ
せると第1接点19が閉じて送風部17に通電
し、第2段目のスライド移動によつて、第1、第
2の両接点19,20が共に閉じて送風部17と
熱発生部18が同時に通電される。第4図中、符
号21は整流用のダイオードブリツジ、22はサ
ーモスタツト、23は温度ヒユーズである。
送風部17のヒータ9と第2接点20との間
に、切換スイツチ25とヒータ制御回路26とを
接続する。第3図において、切換スイツチ25は
スライドボタン24のスライド操作でスイツチ状
態が切換わり、常にスライドボタン24が吹出口
11側に位置するよう図外のバネで付勢してあ
る。
第4図において、スライドボタン24が吹出口
11側に位置する状態では、第2接点側の第1端
子25aとヒータ9側の第2端子25bを閉じて
おり、ヘアドライヤ1を衣類乾燥に使用する場合
に切換スイツチ25を切換操作することによつ
て、前記第1端子25aとヒータ制御回路26側
の第3端子25cを閉じて、ヒータ制御回路26
を介してヒータ9に通電する。ヒータ制御回路2
6は双方向性サイリスタ27と可変抵抗器28を
並列接続し、両者27,28の出力線間に双方向
性トリガダイオード29を接続してなる。この制
御回路26を介することにより、ヒータ9に供給
される電圧がヘアドライヤ1を単体で使用する場
合の90%から60%の範囲内で降下される。電圧変
更は可変抵抗器28で行う。
第1図および第3図において、本体ケース4か
ら導出した電源コード31の端部に電源プラグ3
2を一体に備えたタイマ33を設ける。このタイ
マ33はケース34内に機械式あるいは電子式の
タイマユニツト35を備えており、ケース34外
に設けた時間設定用のダイヤルつまみ36を操作
して運転時間を規定する。ダイヤルつまみ36と
電源プラグ32はそれぞれケース34の対向壁外
面に逆向きに突設する。電源プラグ32は必要に
応じてスライド操作で出没可能にできる。
第2図において接続ユニツト3はケース37内
に断面L字状の導風路38を有し、その上面開口
にヘアドライヤ1用の接続口39を形成してあ
り、導風路38の横向きに開口する吹出口40に
衣類収納体2が接続される。前記接続口39はヘ
アドライヤ1の本体ケース4の横断面形状と相似
形に形成してあり、ヘアドライヤ1をぐら付きな
く接続するために、所定高さの周壁42で囲まれ
ている。
ヘアドライヤ1の接続口39への接続動作を利
用して前記切換スイツチ25を切換える。そのた
めに、第3図に示すように接続口39の周壁42
の切換スイツチ25との対応個所に切欠43を形
成し、ヘアドライヤ1の挿嵌端が接続口39の底
壁に受け止め支持されるまでの間に、切換スイツ
チ25のスライドボタン24が切欠43に接当し
て、吸風口10側へ強制的にスライド移動される
ものとする。このスイツチ切換によつてヒータ制
御回路26を介してヒータ9に通電される。スラ
イドボタン24はヘアドライヤ1を接続口39か
ら分離すると吹出口11側の端へ自己復帰する。
第2図において、衣類収納体2は布製の袋本体
44とこれの内部に止着されるネツト45とから
なり、袋本体44の一端に接続ユニツト3の導風
路38と接続される連結口46を、他端に排気放
出口47をそれぞれ開口してある。ネツト45の
中途部を袋本体44の上下壁に交互に止着するこ
とにより、ネツト45の下側に乾燥風通路48を
区画形成し、通風時にネツト45に支持された衣
類Aが袋本体44の下面壁に密接するのを阻止し
ている。
いま、ヘアドライヤ1を単独で使用する場合
は、そのスイツチ14を操作して温風と冷風に切
換えることができる。衣類Aの乾燥用に供する場
合は、ヘアドライヤ1を接続ユニツト3に接続し
たのちダイヤルつまみ36を操作してタイマ33
の動作時間を所定の乾燥時間にセツトし、ヘアド
ライヤ1の運転時間を規定する。これにより、ヒ
ータ9の発熱量を抑止した好適な運転状態で衣類
乾燥を行うことができる。
〔他の実施例〕
本考案の衣類乾燥装置に適用されるヘアドライ
ヤ1は、送風手段6Aと熱発生手段9Aを備えて
いるものであれば、その型式や構造は特に限定し
ない。
その他、タイマ33は制御回路16の熱発生部
18のみをオン・オフするよう制御回路16中に
組み込んでもよい。
接続ユニツト3はその導風路38内に乾燥風量
を増強するフアンを備えていてもよく、この場合
は例えばタイマ33の出力線と並列に接続したソ
ケツトに、接続ユニツト3から導出した電源プラ
グを接続して前記フアンとヘアドライヤ1の運転
時間をタイマ33で規定することもできる。
切換スイツチ25はメインスイツチ14と同様
に人力で切換えるものでもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の衣類乾燥装置によ
れば、タイマ33でヘアドライヤ1の運転時間を
規定するについて、ヘアドライヤ1の本体ケース
4から導出される電源コード31の導出端に、電
源プラグ32を一体に備えたタイマ33が設けら
れているものとした。従つて、ヘアドライヤ1を
単独で使用する場合に、従来のごとくコネクタが
本体ケース4の外面に露出するといつたことが無
くなり、漏電や回路の短絡等の事故を解消して安
全性を確保できる。
また、タイマ33がヘアドライヤ1から遠く離
れた電源プラグ32側にあるので、ヘアドライヤ
1の単独使用時にタイマ33が邪魔にならない。
それにタイマ33の重量がヘアドライヤ1に付加
されないので、これら相まつてヘアドライヤ1を
単独使用する場合の操作を軽快に行える。
更に衣類の乾燥に際してタイマ33を使用する
とき、ヘアドライヤ1を接続ユニツト3に接続し
た状態で、この接続ユニツト3側やヘアドライヤ
1側でタイマ33を操作しようとすると、その操
作が大変に面倒で往々にして接続ユニツト3を倒
して損傷や故障の原因になりやすいが、本考案で
は電源プラグ32側でタイマ33を操作すればよ
いので、この点でも有利である。
また、切換スイツチ25をヘアドライヤ1の接
続口39への接続動作を利用して切換え操作する
ものとした本考案の好ましい実施形態によれば、
衣類乾燥時にヒータ9の発熱量を長時間運転に適
合した熱量にまで確実に低下できるので、衣類乾
燥を行うについてヘアドライヤ1が加熱状態に陥
ることを確実に防止できる点で有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示
しており、第1図はヘアドライヤとタイマの関係
構造を概念的に示す正面図、第2図は衣類乾燥装
置の縦断面図、第3図はヘアドライヤと接続ユニ
ツトの関係構造を示す縦断正面図、第4図はヘア
ドライヤの制御回路を示す電気回路図である。第
5図は比較例を示す衣類乾燥装置の縦断正面図で
ある。 1……ヘアドライヤ、2……衣類収納体、3…
…接続ユニツト、6A……送風手段、9A……熱
発生手段、16……制御回路、26……ヒータ制
御回路、31……電源コード、32……電源プラ
グ、33……タイマ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヘアドライヤ1と衣類収納体2と、両者1,
    2を接続する接続ユニツト3とからなり、ヘア
    ドライヤ1は送風手段6Aと、該手段6Aで発
    生される乾燥風を加熱する熱発生手段9Aと、
    前記両手段6A,9Aの運転状態を制御する制
    御回路16とを本体ケース4内に備えており、 ヘアドライヤ1の本体ケース4から導出した
    電源コード31の導出端に、電源プラグ32を
    一体に備えたタイマ33が設けられている衣類
    乾燥装置。 (2) 制御回路16が、熱発生手段9Aの駆動電圧
    を降下制御するヒータ制御回路26を含んでい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の衣類乾
    燥装置。
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JPS6364397B2 (ja) * 1982-02-24 1988-12-12

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