JPH04116711A

JPH04116711A - 手書き計算処理装置

Info

Publication number: JPH04116711A
Application number: JP2238136A
Authority: JP
Inventors: Hideto Yamamoto; 英人山本; Hiroshi Horii; 洋堀井
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-09-06
Filing date: 1990-09-06
Publication date: 1992-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、電卓、電子ノート、電子手帳、ワープロ等の
計算処理に関し、特に手書き入力のデータに対して計算
処理を施す手書き計算処理装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、電卓、電子ノート、電子手帳、ワープロなどの計
算処理では、単位の付いた数字で表される数値データを
計算対象として計算を行う場合、キーボードの数値キー
及び演算キー等を用いて計算対象を入力し、計算を行う
基準となる単位に、−度計算対象の単位を変換した後、
計算を行い、改めてその計算結果を逆変換して必要な単
位に対応する値を求めていた。

更に、計算対象の数値データの単位を他の単位へ換算す
るレートが変動する換金レートのような場合には、従来
の電卓、電子ノート、電子手帳、ワープロなどのデータ
処理機能を用いても、換算対象の数値を入力し、その数
値の単位、及び換算する単位をアイコン等を利用し入力
してから、換算実行キーを押すことにより、換算を行う
必要がある。又、このようなデータ処理機能の如き特別
な換算機能を具備しない場合には、キーボードの数値キ
ー、及び演算キー等を用い、換算式を入力し、それを数
値計算することにより換算した値を求めなければならな
かった。

（ハ）発明が解決しようとする課題上述の如く、換金計算処理に於て、予じめ換算レートを
キーボード等により入力しておき、換算対象の数値デー
タの数字を入力し、その数値データの単位、及び換算す
る単位をアイコン等を利用し入力してから、換算実行キ
ーを押すことにより換算を行う従来方法では、操作手順
が複雑であるので、オペレータの負担が大きい。同様に
、換算式を入力して換算を行う方法であっても、計算間
違いが生じやすいので、結局オペレータの負担を軽減で
きない。

本発明は上述の様な実情に鑑みてなされたものであり、
単位換算のための操作手順の簡略化を実現できる手書き
計算処理装置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段本発明の手書き計算処理装置は、手書きされたイメージ
情報を入力する座標入力手段、該座標入力手段に入力さ
れたイメージ情報から数字と該数字の単位文字あるいは
単位記号からなる数値データを認識する認識手段、該認
識手段で認識された数値データを蓄積する蓄積手段、該
蓄積手段に蓄積された数値データを表示する表示手段、
上記表示手段で表示された数値データの単位文字あるい
は単位記号を手書き入力によって書き替える事により、
上記蓄積手段に蓄積されている数値データを書き替えら
れた新たな単位系に変換表示する換算手段を備えるもの
である。

（ホ）作用本発明の手書き計算処理装置に於ては、既に、ある単位
で入力表示された数値データの内、その単位を異なる単
位に手書き変更する事によって、これを手書き認識した
上で、この新たな単位に従う数字変換を行い、この結果
、上記数値データが変換後の数字と手書き指定後の単位
とで表示される。

（へ）実施例以下に、本発明の手書き計算処理装置の一実施例を図面
に基づき説明する。

第１図（ａ）、（ｂ）、及び第２図（ａ）、（ｂ）は、
本発明の手書き計算処理装置の表示動作を示す模式図で
ある。これらの図に示された表示動作は、座標入力機構
と表示機構とが一体となったタブレットを用いた場合を
示しており、これによると座標入力とその表示が同一位
置で行われる事になる。

第１図（ａ）に示す如く、タブレット上に表示されてい
る数字３００（１）と単位記号￥（２）とからなる数値
データ［３００￥コに対して、これに連続して、等号＝
（３）、単位記号＄（４）を手書き入力すると、これら
の記号が後述するシステムで認識処理され、その認識結
果が表示される。そして、これと同時に、その認識結果
に基づいて、＄／￥換金処理が行われ、その結果が、同
図（ｂ）に示す如く、数字２（５）として、等号＝と単
位記号＄との間の位置に表示出力される。

＄／￥換會レートは１＄＝１５０￥として処理されてい
る。このようにして最終的に［３００￥＝２＄］の表示
を得ることができる。

これと同様に、［１００ドル］に対し＝（８）円（９）
を手書き入力すると、その結果１５００（１０）が自動
計算され、［１００ドル＝１５０００円］なる表示が得
られる。

更に同様に、［１００円］に対し＝　（１３）、ｆ（１
４）を手書き入力すると、その結果０．４（１０）が自
動計算され［１００円＝０．４εコなる表示が得られる
。

又、［１０Ｋｇ］に対して、＝（１ｇ）、　ｇ（９）を
手書き入力すると、その結果１００００（１０）が算出
され、［１０Ｋｇ＝１００００円１なる表示が得られる
。

一方、第２図（ａ）に示す如く円単位で記述した数値１
０，０００，０００　（２２）　、　２，０００．００
０　（２３）１２．０００，０００　（２４）からなる
表に対して、その単位である［円］の表示位置上に手書
きで［万円］（２１）を書き込む。これにより、同図（
ｂ）に示す如く上記各数字（２２）、（２３）、（２４
）が換算された径値１，０００　（２５）　、２００　
（２６）、１．２００　（２７）に変換されて、表示さ
れる。

このような動作を実現する本発明の手書き計算処理装置
の構成を第３図に示す。

同図に於いて、座標入力部２８は、座標入力のためのペ
ンで指示された位置の座標を読み取り、その座標データ
を文字・記号判別部２９に出力する。

文字・記号判別部２９は、与えられた座標データに基づ
き、文字、数値、記号の判別を行いその結果を文字、数
値ならば文字、数値認識部３０へ出力し、記号ならば記
号認識部３２へ出力する。

記号認識部３２では、与えられた結果に基づいて、記号
認識を行い、その認識結果により換算開始記号（３，８
等）か、演算記号等かを判別し、入力された記号が換算
開始記号なら、その記号のデータをデータ抽出部３３に
出力し、データ抽出部３３では、与えられたデータに基
づいてその換算開始記号に対応した換算対象、及び単位
を示す文字列のデータを文字・数値・記号格納部３１よ
り抽出し、そのデータを換算処理部３４に出力するよう
になっている。

一方、演算記号等と判定した場合には、その記号のデー
タを文字・数値・記号格納部３１に記憶し、表示データ
記憶部３５に出力する。

また、文字・数値認識部３０では、文字・記号判別部２
９から与えられた結果に基づいて、文字認識し、その認
識結果が単位を示す文字列か否かを判定する。この結果
、単位を示す文字列と判定した場合には、換算開始記号
入力の直後か否か、書かれた文字列の位置にすでに単位
を示す文字列が入力がされているか否かの判定を行う。

そしてこの判定の結果、換算開始記号入力直後か、また
は書かれた文字列の位置にすでに単位を示す文字列が入
力されていない場合には、文字認識の結果のデータを文
字・数値・記号格納部３１に記憶、及び表示データ記憶
部３５に出力するようになっており、換算開始記号入力
直後の場合には、前記文字列のデータを換算処理部３４
に出力する。

換算処理部３４では、入力された単位を示す文字列のデ
ータ、及びすでに入力されている換算対象、及び単位を
示す文字列のデータを用いて換算を行い、その結果のデ
ータ（値、及び座標等）を文字・数値・記号格納部３１
に記憶、及び表示データ記憶部３５に出力する。またす
でに単位を示す文字列が入力されている位置に前記文字
列が入力された場合には、その文字列のデータをデータ
抽出部３３に出力する。

このデータ抽出部３３では、その文字列に対応する換算
対象、及び前にその位置に入力されていた単位を示す文
字のデータを抽出し、そのデータを換算処理部３４に出
力する。

換算処理部３４では、その入力されたデータに基づいて
換算を行う。また、表示部３６では、表示データ記憶部
３５のデータに基づいて文字・数値・記号を表示する。

上述の構成の本発明の手書き計算処理装置の処理動作は
、第４図（ａ）、（ｂ）のフローチャートの通りであり
、以下にこれを概説する。

同図のフローは、座標入力部２８と表示部３６が一体で
あり、座標入力と表示を同一位置でおこなえるタブレッ
トに文字、数値、及び記号が入力された場合の動作フロ
ーである。

図中、ステップＡＩのフラグ［ｆ＝Ｏ］は、ファンクシ
ョンとして、前述の第２図の如く、既に書き込み表示さ
れている単位の書き替えによる数字変更を示している。

これに対して、ステップＡ８のフラグ（ｆ＝１）は、前
述の第１図の如く、既に書き込み表示された単位及び数
字をそのまま残した状態で、これに近接した位置に新た
に書き込んだ単位での数字表示を示している。

まず、ステップＡＩで書き替え処理ファンクションが設
定されており、この状態でペンで座標入力部２８に入力
［ステップＡ２］された座標データ、及びペンアップ、
ペンダウン情報等に基ずいて、その軌跡の表示［ステッ
プＡ３］を行うと共にストローク抽出［ステップＡ４］
　し、この結果から、入力イメージが文字が？記号か？
を判別する［ステップＡ５］。この判別の結果、記号な
ら記号認識［ステップＡ６〕、文字なら文字認ｌｋ［ス
テップＡ１３］　を行うことになる。

このステップＡ６の記号認識処理は記号認識部３２で行
われ、この記号が、更に、換算開始記号か否か［ステッ
プＡＩＯ］を判定し、換算開始記号と判定した場合には
、入力状態を示すフラグｆに１を代入（ｆ＝１）して、
その記号に対応する換算対象、及び単位を示す文字列の
データをデータバッファから読みだし、換算バッファに
詰める［ステップＡ９］。そしてその記号の手書き表示
を消し、認識結果を表示するようになっている［ステッ
プＡ１０］。

又、認識結果が換算開始記号でない場合には、その認識
結果をデータバッファに詰め［ステップＡｌｌ］、その
手書き表示を消し、認識結果を表示するようになってい
る［ステップＡ１２］。

一方、文字認識を行った場合［ステップＡ１３コには、
その認識結果の文字列が単位を示す文字列か否かを判定
し［ステップＡ１４］、前記単位を示す文字列と判定し
た場合には、入力状態を示すフラグｆが１か否かにより
、ｆ＝１、つまり換算開始記号入力直後の場合は、換算
バッファのデータを読みだし、認識した単位に換算し［
ステップＡ１６］、前記換算結果のデータをデータバッ
ファにつめ、手書き表示を消し、換算結果を表示する［
ステップＡ１８］　ようになっている。

又、フラグが１以外、つまり換算開始記号入力直後以外
の場合は、その文字列が単位を示す文字列の上に入力さ
れたか否か［ステップＡ１９］、換算対象が入力されて
いるか否か［ステップＡ２０］を判定する。この結果、
単位を示す文字列の上に入力され、換算対象が入力され
ている場合には、その換算対象、及び単位を示す文字列
のデータをデータバッファから抽出し［ステップＡ２１
］、抽出した換算対象を認識した文字列が示す単位に換
算し［ステップＡ２２］、換算結果のデータをデータバ
ッファに詰め［ステップＡ２３］、換算対象、及び手書
き表示を消し、その換算した結果を前記換算対象を表示
していた位置に表示するようになっている。またそれ以
外の場合には、認識結果をデータバッファに詰め［ステ
ップＡ２５］、その手書き表示を消し、認識結果を表示
する［ステップＡ２６］。

（ト）発明の効果以上に述べた様に、本発明の手書き計算処理装置は、手
書き入力された単位を示す文字列を認識して、すでに、
ある単位で入力された数字を前記手書き入力された単位
を示す文字列により指示された単位に対応する数字に換
算する機能を有しているので、簡単な操作で数値換算で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の手書き計算処理装置の動作
例を示す模式図、第３図は本発明装置の一実施例の構成
を示すブロック図、第４図は本発明装置の処理を示すフ
ローチャートである。２８・・・座標入力部、２９・・・文字・記号判別部、
３０・・・文字・数値認識部、３１・・・文字・数値・
記号格納部、３２・・・記号認識部、３３・・・データ
抽出部、３４・・・換算処理部、　３５・・・表示デー
タ記憶部、３６・・・表示部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）手書きされたイメージ情報を入力する座標入力手
段、該座標入力手段に入力されたイメージ情報から数字
と該数字の単位文字あるいは単位記号からなる数値デー
タを認識する認識手段、該認識手段で認識された数値デ
ータを蓄積する蓄積手段、該蓄積手段に蓄積された数値
データを表示する表示手段を備え、上記表示手段で表示された数値データの単位文字あるい
は単位記号を手書き入力によって、書き替える事により
、上記蓄積手段に蓄積されている数値データを書き替え
られた新たな単位系に変換表示することを特徴とした手
書き計算処理装置。