JPH04116601A - 位相差素子 - Google Patents
位相差素子Info
- Publication number
- JPH04116601A JPH04116601A JP23765490A JP23765490A JPH04116601A JP H04116601 A JPH04116601 A JP H04116601A JP 23765490 A JP23765490 A JP 23765490A JP 23765490 A JP23765490 A JP 23765490A JP H04116601 A JPH04116601 A JP H04116601A
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- Japan
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- phase difference
- retardation
- temp
- temperature
- plates
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- Pending
Links
- 238000010030 laminating Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Polarising Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は位相差素子に関するものである。
従来、位相差素子としては、位相差板が単独で用いられ
ており、この位相差板は、例えば液晶表示装置の表示コ
ントラストを高くするため等に利用されている。
ており、この位相差板は、例えば液晶表示装置の表示コ
ントラストを高くするため等に利用されている。
しかしながら、上記位相差板は、その位相差が温度によ
って変化するという・問題をもっている。
って変化するという・問題をもっている。
このため、例えば液晶表示装置の表示コントラストを高
くするために位相差板を用いる場合は、位相差板の位相
差を所定波長帯域の光のコントラストが高くなるように
設計しておいても、温度の変化により位相差板の位相差
がずれて、コントラストが低下してしまう。
くするために位相差板を用いる場合は、位相差板の位相
差を所定波長帯域の光のコントラストが高くなるように
設計しておいても、温度の変化により位相差板の位相差
がずれて、コントラストが低下してしまう。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、温度が変化しても位
相差はほとんど変化しない位相差素子を提供することに
ある。
あって、その目的とするところは、温度が変化しても位
相差はほとんど変化しない位相差素子を提供することに
ある。
本発明の位相差素子は、温度依存性がほぼ同じでかつ位
相差が異なる2枚の位相差板を、その進相軸を互いに直
交させて積層したものである。
相差が異なる2枚の位相差板を、その進相軸を互いに直
交させて積層したものである。
この位相差素子は、温度依存性がほぼ同じでかつ位相差
が異なる2枚の位相差板をその進相軸を互いに直交させ
て積層したものであるため、この位相差素子の位相差の
温度特性は、一方の位相差板の位相差の温度特性と、他
方の位相差板の位相差の温度特性との差に応じた特性と
なり、したがって温度依存性はほとんどなくなる。
が異なる2枚の位相差板をその進相軸を互いに直交させ
て積層したものであるため、この位相差素子の位相差の
温度特性は、一方の位相差板の位相差の温度特性と、他
方の位相差板の位相差の温度特性との差に応じた特性と
なり、したがって温度依存性はほとんどなくなる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は位相差素子の斜視図である。この実施例の位相
差素子は、温度依存性がほぼ同じでかつ位相差が異なる
2枚の位相差板1.2を積層したもので、この2枚の位
相差板1,2は、その進相軸A r 、 A 2を互い
に直交させて積層されている。
差素子は、温度依存性がほぼ同じでかつ位相差が異なる
2枚の位相差板1.2を積層したもので、この2枚の位
相差板1,2は、その進相軸A r 、 A 2を互い
に直交させて積層されている。
なお、Bl、B2は各位相差板1.2の遅相軸であり、
この遅相軸B、、B2も互いに直交している。
この遅相軸B、、B2も互いに直交している。
この位相差素子によれば、温度依存性がほぼ同じでかつ
位相差が異なる2枚の位相差板1,2をその進相軸A
1. A 2を互いに直交させて積層しているため、こ
の位相差素子の位相差の温度特性は、一方の位相差板1
の位相差の温度特性と、他方の位相差板2の位相差の温
度特性との基に応じた特性となり、したがって、この位
相差素子は温度依存性をほとんどもたない。
位相差が異なる2枚の位相差板1,2をその進相軸A
1. A 2を互いに直交させて積層しているため、こ
の位相差素子の位相差の温度特性は、一方の位相差板1
の位相差の温度特性と、他方の位相差板2の位相差の温
度特性との基に応じた特性となり、したがって、この位
相差素子は温度依存性をほとんどもたない。
すなわち、一方の位相差板1の温度係数をα1、他方の
位相差板1の温度係数をα2とすると、この2枚の位相
差板1.2をその進相軸A、、A2を互いに、直交させ
て積層した位相差素子の温度係数αは、 α ■ α 1 − α 2 となる。
位相差板1の温度係数をα2とすると、この2枚の位相
差板1.2をその進相軸A、、A2を互いに、直交させ
て積層した位相差素子の温度係数αは、 α ■ α 1 − α 2 となる。
そして、2枚の位相差板1.2の温度係数α1α2が等
しければ、上記位相差素子の温度係数αは、 α駆α1−α2−0 となり、温度係数αが0であれば、温度依存性はなくな
るから、この位相差素子の位相差は温度が変化してもほ
とんど変化しない。
しければ、上記位相差素子の温度係数αは、 α駆α1−α2−0 となり、温度係数αが0であれば、温度依存性はなくな
るから、この位相差素子の位相差は温度が変化してもほ
とんど変化しない。
このように位相差素子の温度係数αを0にするには、上
記2枚の位相差板1.2として、例えば第2図に示すよ
うな位相差の温度特性をもつものを用いればよい。なお
、第2図に示した特性は、波長λがλ−550nmの直
線偏光に対する位相差の温度特性である。この場合、一
方の位相差板1の温度係数α1と、他方の位相差板2の
温度係数α2は、 αI−(370−270)/(40−20)−5,0[
@ /K]α2 − (190−90)/(40−2
0)−5,0[’ /K]となり、この2枚の位相差
板1,2をその進相軸A + 、 A 2を互いに直交
させて積層した位相差素子の温度係数αは、 α−α1−α2■5.0−5.0■0[”/K]となる
。
記2枚の位相差板1.2として、例えば第2図に示すよ
うな位相差の温度特性をもつものを用いればよい。なお
、第2図に示した特性は、波長λがλ−550nmの直
線偏光に対する位相差の温度特性である。この場合、一
方の位相差板1の温度係数α1と、他方の位相差板2の
温度係数α2は、 αI−(370−270)/(40−20)−5,0[
@ /K]α2 − (190−90)/(40−2
0)−5,0[’ /K]となり、この2枚の位相差
板1,2をその進相軸A + 、 A 2を互いに直交
させて積層した位相差素子の温度係数αは、 α−α1−α2■5.0−5.0■0[”/K]となる
。
第3図はこの位相差素子の位相差の温度特性を示してお
り、この位相差素子のλ−55on麿の直線偏光に対す
る位相差は、少なくとも20℃から40℃の温度範囲に
わたって一定になる。この位相差素子の位相差は、2枚
の位相差板1.2の各温度における位相差の差(図では
LH”)である。
り、この位相差素子のλ−55on麿の直線偏光に対す
る位相差は、少なくとも20℃から40℃の温度範囲に
わたって一定になる。この位相差素子の位相差は、2枚
の位相差板1.2の各温度における位相差の差(図では
LH”)である。
なお、第2図には、正の温度依存性(温度が高くなるの
にともなって位相差が大きくなる温度依存性)をもつ位
相差板の位相差の温度特性を示したが、2枚の位相差板
1.2が負の温度依存性(温度が高くなるのにともなっ
て位相差が小さくなる温度依存性)をもつ位相差板であ
る場合も、位相差素子の位相差はある温度範囲にわたっ
て一定になる。
にともなって位相差が大きくなる温度依存性)をもつ位
相差板の位相差の温度特性を示したが、2枚の位相差板
1.2が負の温度依存性(温度が高くなるのにともなっ
て位相差が小さくなる温度依存性)をもつ位相差板であ
る場合も、位相差素子の位相差はある温度範囲にわたっ
て一定になる。
なお、本発明の位相差素子は、他の位相差板と組合わせ
て使用することも可能である。
て使用することも可能である。
本発明の位相差素子は、温度依存性がほぼ同じでかつ位
相差が異なる2枚の位相差板を、その進相軸を互いに直
交させて積層したものであるから、温度依存性はほとん
どなく、したがってこの位相差素子の位相差は温度が変
化してもほとんど変化しない。
相差が異なる2枚の位相差板を、その進相軸を互いに直
交させて積層したものであるから、温度依存性はほとん
どなく、したがってこの位相差素子の位相差は温度が変
化してもほとんど変化しない。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示したもので、第
1図は位相差素子の斜視図、第2図は各位相差板の位相
差の温度特性図、第3図は位相差素子の位相差の特性図
である。 1.2・・・位相差板、A、、A2・・・進相軸、B1
゜B2・・・遅相軸。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
1図は位相差素子の斜視図、第2図は各位相差板の位相
差の温度特性図、第3図は位相差素子の位相差の特性図
である。 1.2・・・位相差板、A、、A2・・・進相軸、B1
゜B2・・・遅相軸。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 温度依存性がほぼ同じでかつ位相差が異なる2枚の位
相差板を、その進相軸を互いに直交させて積層したこと
を特徴とする位相差素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23765490A JPH04116601A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 位相差素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23765490A JPH04116601A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 位相差素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04116601A true JPH04116601A (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=17018530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23765490A Pending JPH04116601A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 位相差素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04116601A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004325759A (ja) * | 2003-04-24 | 2004-11-18 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 波長板及びこれを用いた光ピックアップ装置 |
JP2009098643A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-05-07 | Fujifilm Corp | 積層光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2009098633A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-05-07 | Fujifilm Corp | 積層光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2009098642A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-05-07 | Fujifilm Corp | 積層光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2016142963A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 株式会社光学技研 | 波長板 |
-
1990
- 1990-09-07 JP JP23765490A patent/JPH04116601A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004325759A (ja) * | 2003-04-24 | 2004-11-18 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 波長板及びこれを用いた光ピックアップ装置 |
JP2009098643A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-05-07 | Fujifilm Corp | 積層光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2009098633A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-05-07 | Fujifilm Corp | 積層光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2009098642A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-05-07 | Fujifilm Corp | 積層光学フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP2016142963A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 株式会社光学技研 | 波長板 |
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