JPH04116479A - 磁束ロック方法およびその装置 - Google Patents
磁束ロック方法およびその装置Info
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- JPH04116479A JPH04116479A JP2237958A JP23795890A JPH04116479A JP H04116479 A JPH04116479 A JP H04116479A JP 2237958 A JP2237958 A JP 2237958A JP 23795890 A JP23795890 A JP 23795890A JP H04116479 A JPH04116479 A JP H04116479A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/02—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
- G01R33/035—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using superconductive devices
- G01R33/0354—SQUIDS
- G01R33/0356—SQUIDS with flux feedback
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S505/00—Superconductor technology: apparatus, material, process
- Y10S505/825—Apparatus per se, device per se, or process of making or operating same
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- Y10S505/845—Magnetometer
- Y10S505/846—Magnetometer using superconductive quantum interference device, i.e. squid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は磁束ロック方法およびその装置に関し、さら
にに詳細にいえば、冷凍機を用いて臨界温度以下に冷却
された容器内にSQUIDを収容して動作させる場合に
おいて、入力コイルにより超伝導ループに導かれる磁束
の変化を補償すべくモジーL1ノーンヨン・コイルにモ
ジュしノーシー3ン信号を供給するための磁束ロック方
法およびその装置に関する。
にに詳細にいえば、冷凍機を用いて臨界温度以下に冷却
された容器内にSQUIDを収容して動作させる場合に
おいて、入力コイルにより超伝導ループに導かれる磁束
の変化を補償すべくモジーL1ノーンヨン・コイルにモ
ジュしノーシー3ン信号を供給するための磁束ロック方
法およびその装置に関する。
〈従来の技術、および発明か解決しようとする課題〉
従来から非常に高感度の磁束検出を行なうことかできる
という特質に着目して、種々の分野でSQUIDが応用
されている。また、SQUIDには、ジョセフソン接合
(以下、JJと略称する)を1つだけ有するrf−3Q
UIDと、JJを2つ有するd c −S Q U I
Dとかあり、従来はrfSQUIDか一般的に用いら
れていたが、最近では薄膜製造技術か進歩して特性が揃
った2つのJJか得られるようになってきたので、磁束
検出感度か高いdc−8QUIDか広く用いられるよう
になってきた。
という特質に着目して、種々の分野でSQUIDが応用
されている。また、SQUIDには、ジョセフソン接合
(以下、JJと略称する)を1つだけ有するrf−3Q
UIDと、JJを2つ有するd c −S Q U I
Dとかあり、従来はrfSQUIDか一般的に用いら
れていたが、最近では薄膜製造技術か進歩して特性が揃
った2つのJJか得られるようになってきたので、磁束
検出感度か高いdc−8QUIDか広く用いられるよう
になってきた。
@6図はdc−SQUID磁束計の原理を説明する電気
回路図であり、超伝導ループ(71)の所定箇所に2つ
のJ J (72)か形成されているとともに、定電流
源(70)により2つのJ J (72)を挾んで超伝
導ループ(71)にバイアス電流を供給している。そし
て、測定対象の磁束を検出するためのピックアップ・コ
イル(74)と接続された人力コイル(73)を超伝導
ループ(71)に近接させて設けている。さらに、2つ
のJ J (72)を挾んで超伝導ループ(71)の出
力電圧を変圧する電圧変圧トランス(75)の出力電圧
を増幅器(76)により増幅し、発振器(77)から出
力される被変調信号に基ついて同期検波器(78)によ
り復調し、積分器(79)により復調信号を積分し、外
部磁束に比例した電圧として外部に出力している。また
、積分器(79)からの出力信号と発振器(77)から
の被変調信号とを加算器(80)により加算し、電圧−
電流変換器(81)によりフィードバック電流に変換1
7てモジュレーション・コイル(82)に(jt給し、
ピックアップ・コイル(74)で検出した外部磁束を打
ち消すようにしている。
回路図であり、超伝導ループ(71)の所定箇所に2つ
のJ J (72)か形成されているとともに、定電流
源(70)により2つのJ J (72)を挾んで超伝
導ループ(71)にバイアス電流を供給している。そし
て、測定対象の磁束を検出するためのピックアップ・コ
イル(74)と接続された人力コイル(73)を超伝導
ループ(71)に近接させて設けている。さらに、2つ
のJ J (72)を挾んで超伝導ループ(71)の出
力電圧を変圧する電圧変圧トランス(75)の出力電圧
を増幅器(76)により増幅し、発振器(77)から出
力される被変調信号に基ついて同期検波器(78)によ
り復調し、積分器(79)により復調信号を積分し、外
部磁束に比例した電圧として外部に出力している。また
、積分器(79)からの出力信号と発振器(77)から
の被変調信号とを加算器(80)により加算し、電圧−
電流変換器(81)によりフィードバック電流に変換1
7てモジュレーション・コイル(82)に(jt給し、
ピックアップ・コイル(74)で検出した外部磁束を打
ち消すようにしている。
このように磁束ロック・ループ(以下、FLLと略称す
る)にdc−8QUIDを組み込めば、第7図に示すよ
うに、磁束−電圧変換係数か鎖交磁束の大きさによって
周期的に変化することに起因してそのままでは超伝導ル
ープの鎖交磁束を旧測てきないという不都合を解消でき
、変換率が最大の点に磁束を保持し続けることにより鎖
交磁束の計測を可能にすることができる。即ち、ピック
アップ・コイル(74)および入力コイル(73)を介
して超伝導ループ(71)に外部から加えられる磁束と
同じ大きさでかつ逆向きの磁束をモジュレーション・コ
イル(82)を介してフィードバックすることにより外
部磁束をキャンセルし、モジュレーション・コイル(8
2)に供給されるフィードバック電流をモニタすること
により外部磁束を計測できる。
る)にdc−8QUIDを組み込めば、第7図に示すよ
うに、磁束−電圧変換係数か鎖交磁束の大きさによって
周期的に変化することに起因してそのままでは超伝導ル
ープの鎖交磁束を旧測てきないという不都合を解消でき
、変換率が最大の点に磁束を保持し続けることにより鎖
交磁束の計測を可能にすることができる。即ち、ピック
アップ・コイル(74)および入力コイル(73)を介
して超伝導ループ(71)に外部から加えられる磁束と
同じ大きさでかつ逆向きの磁束をモジュレーション・コ
イル(82)を介してフィードバックすることにより外
部磁束をキャンセルし、モジュレーション・コイル(8
2)に供給されるフィードバック電流をモニタすること
により外部磁束を計測できる。
しかし、」1記SQUIDおよびFLLをマルチ・チャ
ンネル化する場合には、チャンネル数の増加に応じて配
線本数が大巾に増加しくnチャンネルの場合には配線本
数か6n本になり)、サーマル・コンタクトが大1】に
不備となるから、コネクタ部が著しく大型化するのみな
らず、液体ヘリウムを用いる冷凍システムにおいては液
体ヘリウムの損失量が大きくなり、冷凍機を用いる冷凍
システムにおいては冷凍機の冷凍能力を大きくしなけれ
ばならないという不都合がある。さらに、複数の測定系
統が近接状態で配置されることになるのであるから、チ
ャンネル量のクロストークが無視し得ない大きさになっ
てしまい、測定精度が低下してしまうという不都合もあ
る。
ンネル化する場合には、チャンネル数の増加に応じて配
線本数が大巾に増加しくnチャンネルの場合には配線本
数か6n本になり)、サーマル・コンタクトが大1】に
不備となるから、コネクタ部が著しく大型化するのみな
らず、液体ヘリウムを用いる冷凍システムにおいては液
体ヘリウムの損失量が大きくなり、冷凍機を用いる冷凍
システムにおいては冷凍機の冷凍能力を大きくしなけれ
ばならないという不都合がある。さらに、複数の測定系
統が近接状態で配置されることになるのであるから、チ
ャンネル量のクロストークが無視し得ない大きさになっ
てしまい、測定精度が低下してしまうという不都合もあ
る。
〈発明の目的〉
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
複数個のSQUIDを同一の冷凍容器内に収容して動作
させる場合に、各SQUIDを磁束ロック状態で動作さ
せるための磁束ロック方法およびその装置を提供するこ
とを目的としている。
複数個のSQUIDを同一の冷凍容器内に収容して動作
させる場合に、各SQUIDを磁束ロック状態で動作さ
せるための磁束ロック方法およびその装置を提供するこ
とを目的としている。
く課題を解決するための手段〉
上記の目的を達成するための、この発明の磁束ロック方
法は、複数のSQUIDの超伝導ループに対して同一の
定電圧を印加するとともに、各超伝導ループに対して入
力コイルにより導かれる磁束の変化を補償するモジュレ
ーション信号により、自己相関特性か強い疑似ノイズを
互に異なる量だけ位相シフトさせた変調用疑似ノイズに
対する変調を行なってモジュレーション・コイルに供給
し、各SQUIDからの出力電流を加算して取り出し、
変調側と同じ位相シフトmの疑似ノイズに基づく復調を
行なって該当するSQUIDがらの出力電流を抽出する
方法である。
法は、複数のSQUIDの超伝導ループに対して同一の
定電圧を印加するとともに、各超伝導ループに対して入
力コイルにより導かれる磁束の変化を補償するモジュレ
ーション信号により、自己相関特性か強い疑似ノイズを
互に異なる量だけ位相シフトさせた変調用疑似ノイズに
対する変調を行なってモジュレーション・コイルに供給
し、各SQUIDからの出力電流を加算して取り出し、
変調側と同じ位相シフトmの疑似ノイズに基づく復調を
行なって該当するSQUIDがらの出力電流を抽出する
方法である。
但し、変調用疑似ノイズおよび復調用疑似ノイズとして
は、正負の符号比率をバランスさぜるべく変調されたも
のであればよい。この場合において、復調用疑似ノイズ
としては、変調用疑似ノイズと変調用として使用されて
いない位相シフトユの疑似ノイズとの差に基ついて得ら
れるものであることか好ましい。
は、正負の符号比率をバランスさぜるべく変調されたも
のであればよい。この場合において、復調用疑似ノイズ
としては、変調用疑似ノイズと変調用として使用されて
いない位相シフトユの疑似ノイズとの差に基ついて得ら
れるものであることか好ましい。
また、これらの場合において、疑似ノイズとしてm−系
列符号を用いることが好ましく、用いられるm−系列符
号はSQUIDの数よりも多い符号数のm−系列符号で
なければならない。
列符号を用いることが好ましく、用いられるm−系列符
号はSQUIDの数よりも多い符号数のm−系列符号で
なければならない。
上記の目的を達成するための、この発明の磁束ロック装
置は、複数のSQUIDの超伝導ループに対して同一の
定電圧を印加する定電圧バイアス源と、各超伝導ループ
に対して入力コイルにより導かれる磁束の変化を補償す
るモジュレーション信号により、自己相関特性が強く、
かつ正負の符帰化率をバランスさせるべく変調された疑
似ノイズを互に異なる量だけ位相シフトさせた変調用疑
似ノイズに対する変調を行なってモジュレーション・コ
イルに供給する変調手段と、各SQUIDからの出力電
流を加算して取り出す取り出し手段と、変調側と同じ位
相シフト量の疑似ノイズと変調用として使用されていな
い位相シフト量の疑似ノイズとの差に基ついて得られ、
がっ正負の符号比率をバランスさせるべく変調された疑
似ノイズに基づく復調を行なって該当するSQUIDか
らの出力電流を抽出する復調手段とを含んでいる。
置は、複数のSQUIDの超伝導ループに対して同一の
定電圧を印加する定電圧バイアス源と、各超伝導ループ
に対して入力コイルにより導かれる磁束の変化を補償す
るモジュレーション信号により、自己相関特性が強く、
かつ正負の符帰化率をバランスさせるべく変調された疑
似ノイズを互に異なる量だけ位相シフトさせた変調用疑
似ノイズに対する変調を行なってモジュレーション・コ
イルに供給する変調手段と、各SQUIDからの出力電
流を加算して取り出す取り出し手段と、変調側と同じ位
相シフト量の疑似ノイズと変調用として使用されていな
い位相シフト量の疑似ノイズとの差に基ついて得られ、
がっ正負の符号比率をバランスさせるべく変調された疑
似ノイズに基づく復調を行なって該当するSQUIDか
らの出力電流を抽出する復調手段とを含んでいる。
但し、疑似ノイズとしてm−系列符号を用いることが好
ましく、用いられるm−系列符号はSQUIDの数より
も多い符号数のm−系列符号でなければならない。
ましく、用いられるm−系列符号はSQUIDの数より
も多い符号数のm−系列符号でなければならない。
く作用〉
以上の磁束ロック方法であれば、臨界温度以下に冷却さ
れた容器内に収容されたSQUIDに対して入力コイル
により導かれる磁束の変化量を補償すべくモジュレーシ
ョン・コイルに対してモジュレーンヨン信号を供給する
ことによりSQUIDの超伝導ループに供給される磁束
を一定量に維持する場合において、複数のSQUIDの
超伝導ループに対して同一の定電圧を印加するとともに
、各SQUIDからの出力電流を加算して取り出すよう
にしているので、SQUIDの数の増加に拘らず、定電
圧印加のための配線および出力電流取り出しのための配
線の本数を必要最少限の本数(4本)に抑制できる。し
たかっで、全体として配線本数の増加を著しく抑制させ
ることかでき、コネクタ部の大型化を抑制できるととも
に、サマル・コンタク)・の不備を著しく抑制できる。
れた容器内に収容されたSQUIDに対して入力コイル
により導かれる磁束の変化量を補償すべくモジュレーシ
ョン・コイルに対してモジュレーンヨン信号を供給する
ことによりSQUIDの超伝導ループに供給される磁束
を一定量に維持する場合において、複数のSQUIDの
超伝導ループに対して同一の定電圧を印加するとともに
、各SQUIDからの出力電流を加算して取り出すよう
にしているので、SQUIDの数の増加に拘らず、定電
圧印加のための配線および出力電流取り出しのための配
線の本数を必要最少限の本数(4本)に抑制できる。し
たかっで、全体として配線本数の増加を著しく抑制させ
ることかでき、コネクタ部の大型化を抑制できるととも
に、サマル・コンタク)・の不備を著しく抑制できる。
また、実際に磁束の測定を行なう場合には、加算された
状態で取り出された信号から各SQU T D毎の信号
を抽出しなければならないのであるが、この発明におい
ては、モジュレーンヨン信号により変調用疑似ノイズに
対する変調を行なった状態でモジュレーション・コイル
に供給し、加算状態で取り出された信号に対して変調側
と同じ位相シフト量の疑似ノイズに基づく復調を行なう
ようにしているので、疑似ノイズの自己相関特性の強さ
に起因して確実に各SQUID毎の出力電流を分離でき
る。また、位相シフト量が異なる疑似ノイズに対応する
信号を確実に排除できるので、クロス・]・−りの影響
をも確実に排除できる。
状態で取り出された信号から各SQU T D毎の信号
を抽出しなければならないのであるが、この発明におい
ては、モジュレーンヨン信号により変調用疑似ノイズに
対する変調を行なった状態でモジュレーション・コイル
に供給し、加算状態で取り出された信号に対して変調側
と同じ位相シフト量の疑似ノイズに基づく復調を行なう
ようにしているので、疑似ノイズの自己相関特性の強さ
に起因して確実に各SQUID毎の出力電流を分離でき
る。また、位相シフト量が異なる疑似ノイズに対応する
信号を確実に排除できるので、クロス・]・−りの影響
をも確実に排除できる。
そして、変調用疑似ノイズおよび復調用疑似ノイズが、
正負の符号比率をバランスさせるべく変調されたもので
あれば、疑似ノイズ自体は正負の符号比率かバランスし
ていないが、変調を施すことにより正負の符号比率をバ
ランスさせることかでき、磁束ロック動作を良好に行な
わせることかできる。この場合において、復調用疑似ノ
イズが、変調用疑似ノイズと変調用として使用されてい
ない位相シフト量の疑似ノイズとの差に基づいて得られ
るものである場合には、変調用として使用されていない
疑似ノイズを基準信号として用いることにより多値信号
を確実に復元でき、高精度の磁束検出信号を得ることが
できる。
正負の符号比率をバランスさせるべく変調されたもので
あれば、疑似ノイズ自体は正負の符号比率かバランスし
ていないが、変調を施すことにより正負の符号比率をバ
ランスさせることかでき、磁束ロック動作を良好に行な
わせることかできる。この場合において、復調用疑似ノ
イズが、変調用疑似ノイズと変調用として使用されてい
ない位相シフト量の疑似ノイズとの差に基づいて得られ
るものである場合には、変調用として使用されていない
疑似ノイズを基準信号として用いることにより多値信号
を確実に復元でき、高精度の磁束検出信号を得ることが
できる。
また、これらの場合において、疑似ノイズが5QUIT
;)の数よりも多い符号数のm−系列符号である場合に
は、SQUIDO数に対応する符号長の疑似ノイズを簡
単に生成でき、しかも位相シフトを簡単に行なうことが
できるのであるから、SQUIDの数の増減に簡単に対
処できる。但し、m−系列符号以外の疑似ノイズであっ
ても、自己相関特性か強いものであれば採用することか
可能である。
;)の数よりも多い符号数のm−系列符号である場合に
は、SQUIDO数に対応する符号長の疑似ノイズを簡
単に生成でき、しかも位相シフトを簡単に行なうことが
できるのであるから、SQUIDの数の増減に簡単に対
処できる。但し、m−系列符号以外の疑似ノイズであっ
ても、自己相関特性か強いものであれば採用することか
可能である。
以上の構成の磁束ロック装置であれば、臨界温度以下に
冷却された容器内に収容されたSQUIDに対して人力
コイルにより導かれる磁束の変化量を補償すべくモジュ
レーション・コイルに対してモジュレーション信号を供
給することによりSQUIDの超伝導ループに供給され
る磁束を一定量に維持する場合において、複数のSQU
IDの超伝導ループに対して定電圧バイアス源により同
一の定電圧を印加するとともに、各SQUIDからの出
力電流を取り出し手段により加算して取り出すのである
から、SQUIDの数の増加に拘らず、定電圧印加のた
めの配線および出力電流取り出しのための配線の本数を
必要最少限の本数(4木)に抑制できる。したかって、
全体として配線本数の増加を著しく抑制させることかで
き、コネクタ部の大型化を抑制できるとともに、ザーマ
ル・コンタクトの不6:aを著しく抑制できる。また、
実際に磁束の測定を行なう場合には、加算された状態で
取り出された信号から各SQUID毎の信号を抽出しな
ければならないのであるが、この発明においては、変調
手段においてモジュレーンヨン信号により変調用疑似ノ
イズに対する変調を行なった状態でモジュレーション・
コイルに供給し、取り出し手段により加算状態で取り出
された信号に対して復調手段において変調側と同じ位相
シフト量の疑似ノイズに基づく復調を行なうようにして
いるので、疑似ノイズの自己相関特性の強さに起因して
確実に各SQUID毎の出力電流を分離できる。また、
位相シフト量か異なる疑似ノイズこ対応する信号を確実
に排除できるので、クロス・1・−りの影響をも確実に
排除できる。
冷却された容器内に収容されたSQUIDに対して人力
コイルにより導かれる磁束の変化量を補償すべくモジュ
レーション・コイルに対してモジュレーション信号を供
給することによりSQUIDの超伝導ループに供給され
る磁束を一定量に維持する場合において、複数のSQU
IDの超伝導ループに対して定電圧バイアス源により同
一の定電圧を印加するとともに、各SQUIDからの出
力電流を取り出し手段により加算して取り出すのである
から、SQUIDの数の増加に拘らず、定電圧印加のた
めの配線および出力電流取り出しのための配線の本数を
必要最少限の本数(4木)に抑制できる。したかって、
全体として配線本数の増加を著しく抑制させることかで
き、コネクタ部の大型化を抑制できるとともに、ザーマ
ル・コンタクトの不6:aを著しく抑制できる。また、
実際に磁束の測定を行なう場合には、加算された状態で
取り出された信号から各SQUID毎の信号を抽出しな
ければならないのであるが、この発明においては、変調
手段においてモジュレーンヨン信号により変調用疑似ノ
イズに対する変調を行なった状態でモジュレーション・
コイルに供給し、取り出し手段により加算状態で取り出
された信号に対して復調手段において変調側と同じ位相
シフト量の疑似ノイズに基づく復調を行なうようにして
いるので、疑似ノイズの自己相関特性の強さに起因して
確実に各SQUID毎の出力電流を分離できる。また、
位相シフト量か異なる疑似ノイズこ対応する信号を確実
に排除できるので、クロス・1・−りの影響をも確実に
排除できる。
また、この場合において、疑似ノイズがSQUIDの数
よりも多い符号数のm−系列符号である]4 場合には、SQUIDの数に対応する符号長の疑似ノイ
ズを簡単に生成でき、しかも位相シフトを簡単に行なう
ことができるのであるから、SQUIDの数の増減に簡
単に対処できる。但し、m系列符号以外の疑似ノイズで
あっても、自己相関特性が強いものであれば採用するこ
とが可能である。
よりも多い符号数のm−系列符号である]4 場合には、SQUIDの数に対応する符号長の疑似ノイ
ズを簡単に生成でき、しかも位相シフトを簡単に行なう
ことができるのであるから、SQUIDの数の増減に簡
単に対処できる。但し、m系列符号以外の疑似ノイズで
あっても、自己相関特性が強いものであれば採用するこ
とが可能である。
さらに詳細に説明すると、m−系列符号とは、ある長さ
の段数を有するシフト・レジスタ、または遅延素子によ
り構成される帰還型符号発生器で発生できる符号のうち
最も長い符号系列であり、最大周期系列または最長符号
とも呼ばれている。
の段数を有するシフト・レジスタ、または遅延素子によ
り構成される帰還型符号発生器で発生できる符号のうち
最も長い符号系列であり、最大周期系列または最長符号
とも呼ばれている。
このm−系列ね号はJ進符号の形をとり得るが、2進行
号を例にとれば、 ■ 系列の1周期での“1”の出現回数と“0“の出現
回数とは1ビツトの差しかない。即ち、2°−1ビツト
長のm系列符号であれば、“1”の出現回数か2n−1
回であり、“0″の出現回数が2n−1−1回である。
号を例にとれば、 ■ 系列の1周期での“1”の出現回数と“0“の出現
回数とは1ビツトの差しかない。即ち、2°−1ビツト
長のm系列符号であれば、“1”の出現回数か2n−1
回であり、“0″の出現回数が2n−1−1回である。
具体的には、n=3の場合を考えれば、”10111.
00”のように“1”の出現回数か1回だけ多くなる。
00”のように“1”の出現回数か1回だけ多くなる。
■ “0“1”の統計的分布は一定である。
そして、連なりの相対的位置は符号系列毎に異なるが、
各長さの連なりの出現回数は同じ長さの系列では一定で
ある。
各長さの連なりの出現回数は同じ長さの系列では一定で
ある。
■ m−系列符号の自己相関は、0ビツト・シフトに対
しては2°−1(系列長と等しい)であり、0±1の範
囲のビット・シフト部分を除いて1である(これらは一
致している部分の個数をカウントすることにより得られ
るのであり、−1は不一致の数が一致の数よりも1だけ
多いことを示している)。そして、0±1の範囲のビッ
ト・シフト部分ては自己相関値は−1から2n−1まで
直線的に変化する。(第5図参照) ■ m−系列符号の位相をシフトしたものと元の系列符
号との2を法とする和は元の系列符号を別の大きさだけ
シフトしたものとなる。
しては2°−1(系列長と等しい)であり、0±1の範
囲のビット・シフト部分を除いて1である(これらは一
致している部分の個数をカウントすることにより得られ
るのであり、−1は不一致の数が一致の数よりも1だけ
多いことを示している)。そして、0±1の範囲のビッ
ト・シフト部分ては自己相関値は−1から2n−1まで
直線的に変化する。(第5図参照) ■ m−系列符号の位相をシフトしたものと元の系列符
号との2を法とする和は元の系列符号を別の大きさだけ
シフトしたものとなる。
■ n段発生器のとり得る内部状態の全てが符号系列の
1周期中のあるクロック時刻に出現する。
1周期中のあるクロック時刻に出現する。
即ち、各状態は1回たけ、かつ1クロック時間たけ出現
する。
する。
という性質を有していることが知られている。即ち、ノ
イズとは自己相関特性が強く、少しでも位相かずれると
相関値が殆ど無視し得る値になることか知られているが
、上記m−系列符号も、?〕号長が長くなればなるほど
上記の性質に近づいてゆくので、疑似ノイズとして使用
される。
イズとは自己相関特性が強く、少しでも位相かずれると
相関値が殆ど無視し得る値になることか知られているが
、上記m−系列符号も、?〕号長が長くなればなるほど
上記の性質に近づいてゆくので、疑似ノイズとして使用
される。
そして、本件発明者がm−系列符号に代表される疑似ノ
イズについて鋭意研究を重ねた結果、例えば、m−系列
符号については、符号“0”を1“に置換し、同一のm
−系列符号の互に位相か異なるものを複数個加算して得
られた符号と元の符号との相互相関か個々のm系列符号
と基準m−系列符号との相互相関の和に等しくなること
を見出し、さらに、相互相関のピーク値、最低値は加算
する個数に対応して変動するが、ピーク値と最低値との
差はビット長に基づいて定まる一定値であることを見出
し、これらの知見に基づいて本件発明を完成させたので
ある。即ち、例えば、第4図A1に示す基準m−系列符
号(ビット長が23−1の符号“1011100“)を
例にとれば、+1ビツト、+2ビット、+4ビットたけ
位相シフトさせたm−系列符号はそれぞれ“01011
10” “0010111” ”1100101”
(第4図Bl、CI、DI参照)になり、+1ビツト、
+2ビツト、+4ビットたけ位相シフトさせたm−系列
符号を全て加算して得られる符号は第4図B1に示す状
態になる。そして、これらと基準m−系列符号との相互
相関をとれば、+1ビツト、+2ビツト、+4ビツトた
け位相シフトさせたm系列符号については、第4図A2
に示す自己相関を基準としてそれぞれ+1ビツト、+2
ビツト、+4ビツトたけ位相シフトした位置に同じ値の
ピークか得られる(第4図82.C2,D2参照)。ま
た、第4図B1に示す符号と基準m系列符号との相互相
関をとれば、+1ビツト、+2ビツト、+4ビツトずつ
位相シフトした位置に、第4図A2よりも低いピークが
得られる(第4図B2参照)。第4図B2に示す相互相
関のピークの値は5てあり、第4図B2.C2,D2に
示す相互相関のピークの値7(−23−1,)よりも2
だけ小さくなっている。そして、ピークから1ビツト以
」1離れた箇所の値も第4図E2が−3であり、第4図
82.C2,D2の−1と比較してまたけ小さくな−っ
ている。即ち、第4図82.C2D2の相互相関を単純
に加算することにより第4図E2と等しい相互相関が得
られる。そして、何れの相互相関においても、最大値と
最小値との差は8(=2”)になっている。さらに、0
ビツトたけ位相シフトシたものから+6ビツトたけ位相
シフトしたものまでを全て加算した場合でも、相互相関
のピークの値は1であり、ピークの値自体は加算される
系列符号の数に対応して変動するが、ピーク値の符号が
負になることはない。
イズについて鋭意研究を重ねた結果、例えば、m−系列
符号については、符号“0”を1“に置換し、同一のm
−系列符号の互に位相か異なるものを複数個加算して得
られた符号と元の符号との相互相関か個々のm系列符号
と基準m−系列符号との相互相関の和に等しくなること
を見出し、さらに、相互相関のピーク値、最低値は加算
する個数に対応して変動するが、ピーク値と最低値との
差はビット長に基づいて定まる一定値であることを見出
し、これらの知見に基づいて本件発明を完成させたので
ある。即ち、例えば、第4図A1に示す基準m−系列符
号(ビット長が23−1の符号“1011100“)を
例にとれば、+1ビツト、+2ビット、+4ビットたけ
位相シフトさせたm−系列符号はそれぞれ“01011
10” “0010111” ”1100101”
(第4図Bl、CI、DI参照)になり、+1ビツト、
+2ビツト、+4ビットたけ位相シフトさせたm−系列
符号を全て加算して得られる符号は第4図B1に示す状
態になる。そして、これらと基準m−系列符号との相互
相関をとれば、+1ビツト、+2ビツト、+4ビツトた
け位相シフトさせたm系列符号については、第4図A2
に示す自己相関を基準としてそれぞれ+1ビツト、+2
ビツト、+4ビツトたけ位相シフトした位置に同じ値の
ピークか得られる(第4図82.C2,D2参照)。ま
た、第4図B1に示す符号と基準m系列符号との相互相
関をとれば、+1ビツト、+2ビツト、+4ビツトずつ
位相シフトした位置に、第4図A2よりも低いピークが
得られる(第4図B2参照)。第4図B2に示す相互相
関のピークの値は5てあり、第4図B2.C2,D2に
示す相互相関のピークの値7(−23−1,)よりも2
だけ小さくなっている。そして、ピークから1ビツト以
」1離れた箇所の値も第4図E2が−3であり、第4図
82.C2,D2の−1と比較してまたけ小さくな−っ
ている。即ち、第4図82.C2D2の相互相関を単純
に加算することにより第4図E2と等しい相互相関が得
られる。そして、何れの相互相関においても、最大値と
最小値との差は8(=2”)になっている。さらに、0
ビツトたけ位相シフトシたものから+6ビツトたけ位相
シフトしたものまでを全て加算した場合でも、相互相関
のピークの値は1であり、ピークの値自体は加算される
系列符号の数に対応して変動するが、ピーク値の符号が
負になることはない。
本件発明は」1記の知見に基づいて完成されたものであ
り、複数の多値データであるモジュレーンヨン信号およ
び所定の基準データにより自己相関特性か強い疑似ノイ
ズを変調し、各疑似ノイズの位相かそれぞれ異なるよう
に位相シフトを施した状態で各SQUIDのモジュレー
ション・コイル1つ に(4+、給し7、全てのSQUIDの超伝導ループか
[らの出力゛電流を加算して取り出すことにより出力電
流取り出し線をデータ数に拘らず1つ(アース線をも含
めれば2つ)にすることかできる。そ[7て、各磁束ロ
ック・ループ側におい°Cは、再生したいモジュレーン
ヨン信号に対応する位相シフトの疑似ノイズを用いて相
互相関をとり、しかも再生された所定の基準データの相
関値との差およびピーク値と最低値との差に基づく演算
を行なうことにより、元のモジュレーション信号を再生
することかできる。
り、複数の多値データであるモジュレーンヨン信号およ
び所定の基準データにより自己相関特性か強い疑似ノイ
ズを変調し、各疑似ノイズの位相かそれぞれ異なるよう
に位相シフトを施した状態で各SQUIDのモジュレー
ション・コイル1つ に(4+、給し7、全てのSQUIDの超伝導ループか
[らの出力゛電流を加算して取り出すことにより出力電
流取り出し線をデータ数に拘らず1つ(アース線をも含
めれば2つ)にすることかできる。そ[7て、各磁束ロ
ック・ループ側におい°Cは、再生したいモジュレーン
ヨン信号に対応する位相シフトの疑似ノイズを用いて相
互相関をとり、しかも再生された所定の基準データの相
関値との差およびピーク値と最低値との差に基づく演算
を行なうことにより、元のモジュレーション信号を再生
することかできる。
〈実施例〉
以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第3図はSQUIDを用いる磁束測定装置に適用される
冷凍容器の構成を概略的に示す縦断面図であり、真空容
器(1a)の内部に300にの冷凍機(1b)を収容し
、冷凍機(I 11 )に輻射シールド(1c)を支承
させている。そ(7て、輻射シールド(1c)で包囲さ
れる空間内に70にの冷凍機(」d)を収容り、、冷凍
機(ld)にも輻射シールド(1e)を支承させている
。さらに、輻射シールド(]e)で包囲される空間内に
4.2にの冷凍機<】「)を収容し、冷凍機(1f)に
複数のS Q U I D (2)を並列接続状態で支
承させている。そして、S Q U I D (2)と
真空容器(1a)外の測定装置(4)とを接続する信号
線(3)が設けられている。
冷凍容器の構成を概略的に示す縦断面図であり、真空容
器(1a)の内部に300にの冷凍機(1b)を収容し
、冷凍機(I 11 )に輻射シールド(1c)を支承
させている。そ(7て、輻射シールド(1c)で包囲さ
れる空間内に70にの冷凍機(」d)を収容り、、冷凍
機(ld)にも輻射シールド(1e)を支承させている
。さらに、輻射シールド(]e)で包囲される空間内に
4.2にの冷凍機<】「)を収容し、冷凍機(1f)に
複数のS Q U I D (2)を並列接続状態で支
承させている。そして、S Q U I D (2)と
真空容器(1a)外の測定装置(4)とを接続する信号
線(3)が設けられている。
第1図はこの発明の磁束ロック装置の一実施例を示す電
気回路図であり、各S Q U I D (2)の超伝
導ループ(2a)を並列接続しているとともに、入力コ
イル(2b)、モジュレーション・コイル(2c)にそ
れぞれ独立して信号か供給されている。そして、並列接
続されている複数個の超伝導ループ(2a)にバイアス
電圧線(3a)を介して定電圧バイアス源〈3e)によ
りバイアス′羽圧を印加するとともに、入力コイル(2
b)、モジュレーション・コイル(2c)に入力電流線
(3b)、モジュレーション電流線(8c)を介して入
力電流、モジュレーション電流を供給する。さらに、並
列接続された複数個の超伝導ループ(2a)からの出力
電流をそのまま加算して電流取2] り出し線(3d)により取り出し、オペアンプ(4a)
により電圧信号に変換して増幅器(4b)により増幅し
、各SQUID毎に設けられた磁束ロックのための制御
ブロック(5)に印加している。各制御ブ「コック(5
)は、C(t) −CO(t) (mk (t)
−nuT(t))なる系列符号が、伝達時間を補償する
だめの遅延回路(5a)を通して供給されるとともに、
増幅器(4b)からの出力信号か供給される乗算器(5
1))と、乗算器(5b)からの出力信号を積分する積
分器(5c)と、積分器(5c)からの出力信号を電流
1.;号に変換する電圧−電流変換器(以ド、V /
I =vンハータと略称する) (5d)と、V/[j
ンハータ(5d)から出力さイする電流信号にmk
(t)CO(1)なる系列?コ号電流信号に変換17て
重畳するV/Iコンバータ(5e)とを有17ており、
重畳された電流信号をモジュレーション・コイル(2c
)に供給するようにしている。尚、mk(t)はあるm
系列符号をにクロック位相シフトL、た信号を示し、m
o (t)はとのSQUIDの変調にも使用されてい
ない位F目シフトのm−系列符号を示し7、Co (
t)は汀)一系列符号の基本クロックの整数倍のクロッ
クを示しく第2図(B)参照)、c。
気回路図であり、各S Q U I D (2)の超伝
導ループ(2a)を並列接続しているとともに、入力コ
イル(2b)、モジュレーション・コイル(2c)にそ
れぞれ独立して信号か供給されている。そして、並列接
続されている複数個の超伝導ループ(2a)にバイアス
電圧線(3a)を介して定電圧バイアス源〈3e)によ
りバイアス′羽圧を印加するとともに、入力コイル(2
b)、モジュレーション・コイル(2c)に入力電流線
(3b)、モジュレーション電流線(8c)を介して入
力電流、モジュレーション電流を供給する。さらに、並
列接続された複数個の超伝導ループ(2a)からの出力
電流をそのまま加算して電流取2] り出し線(3d)により取り出し、オペアンプ(4a)
により電圧信号に変換して増幅器(4b)により増幅し
、各SQUID毎に設けられた磁束ロックのための制御
ブロック(5)に印加している。各制御ブ「コック(5
)は、C(t) −CO(t) (mk (t)
−nuT(t))なる系列符号が、伝達時間を補償する
だめの遅延回路(5a)を通して供給されるとともに、
増幅器(4b)からの出力信号か供給される乗算器(5
1))と、乗算器(5b)からの出力信号を積分する積
分器(5c)と、積分器(5c)からの出力信号を電流
1.;号に変換する電圧−電流変換器(以ド、V /
I =vンハータと略称する) (5d)と、V/[j
ンハータ(5d)から出力さイする電流信号にmk
(t)CO(1)なる系列?コ号電流信号に変換17て
重畳するV/Iコンバータ(5e)とを有17ており、
重畳された電流信号をモジュレーション・コイル(2c
)に供給するようにしている。尚、mk(t)はあるm
系列符号をにクロック位相シフトL、た信号を示し、m
o (t)はとのSQUIDの変調にも使用されてい
ない位F目シフトのm−系列符号を示し7、Co (
t)は汀)一系列符号の基本クロックの整数倍のクロッ
クを示しく第2図(B)参照)、c。
(1)の変化点はm−系列符号の変化点と同期しており
、かつ一致している(第2図(A)(B)参照)。また
、上記m−系列符号は“+1”1“の2値をとる2進句
号である。したがって、第2図(A、 )に示すように
、m−系列符号自体は正負の比率がバランスしていない
が、m−系列71号とCo (t)とを乗算して得た
符号は、第2図(C)に示すように、正負の比率がバラ
ンスする。 尚、第1図中において冷凍容器を破線でボ
している。
、かつ一致している(第2図(A)(B)参照)。また
、上記m−系列符号は“+1”1“の2値をとる2進句
号である。したがって、第2図(A、 )に示すように
、m−系列符号自体は正負の比率がバランスしていない
が、m−系列71号とCo (t)とを乗算して得た
符号は、第2図(C)に示すように、正負の比率がバラ
ンスする。 尚、第1図中において冷凍容器を破線でボ
している。
上記の構成の磁束ロック装置の動作は次のとおりである
。
。
複数のS Q U I D (2)の超伝導ループ(2
a)にはバイアス電圧線(3a)を通して同一のバイア
ス電圧が印加され、入力コイル(2b)には入力電流線
(3b)を通してぞれそれ入力電流が供給され、モジュ
レーション・コイル(2c)にはモジュレーション電流
線(3c)を通してそれぞれモジュレーション電流が供
給される。したがって、各超伝導ループ(2a)に対し
て入力コイル(2b)により与えられる磁束の変化をキ
ャンセルすべくモジュレーション電流がモジュレーショ
ン・コイル(2c)に供給されることにより、磁束ロッ
ク動作が達成できる。
a)にはバイアス電圧線(3a)を通して同一のバイア
ス電圧が印加され、入力コイル(2b)には入力電流線
(3b)を通してぞれそれ入力電流が供給され、モジュ
レーション・コイル(2c)にはモジュレーション電流
線(3c)を通してそれぞれモジュレーション電流が供
給される。したがって、各超伝導ループ(2a)に対し
て入力コイル(2b)により与えられる磁束の変化をキ
ャンセルすべくモジュレーション電流がモジュレーショ
ン・コイル(2c)に供給されることにより、磁束ロッ
ク動作が達成できる。
この場合において、モジュレーション電流はそのままモ
ジュレーション・コイル(2c)に供給されるのではな
く、正負のバランスをとるべくc。
ジュレーション・コイル(2c)に供給されるのではな
く、正負のバランスをとるべくc。
(1)か乗算された所定クロック位相シフトのm系列符
号が重畳された状態で供給されるのであるから、該当す
る超伝導ループ(2a)から取り出される電流信号も正
相か逆相のCo (t)が乗算された所定クロック位
相シフトのm−系列符号が重畳された状態である。但し
、各超伝導ループ(2a)からの出力電流がそのまま取
り出されるのではなく、全ての超伝導ループ(2a)か
らの出力電流が加算された状態で取り出されるのである
から、各SQUID毎の出力電流を抽出しなければなら
ない。
号が重畳された状態で供給されるのであるから、該当す
る超伝導ループ(2a)から取り出される電流信号も正
相か逆相のCo (t)が乗算された所定クロック位
相シフトのm−系列符号が重畳された状態である。但し
、各超伝導ループ(2a)からの出力電流がそのまま取
り出されるのではなく、全ての超伝導ループ(2a)か
らの出力電流が加算された状態で取り出されるのである
から、各SQUID毎の出力電流を抽出しなければなら
ない。
このために、かく磁束ロック・ループ(5)に乗算器(
5b)を設け、加算電流と系列符号C(lとの相関をと
って、積分器(5C)により1周期分積分することによ
り元のモジュレーション電流を得るようにしている。
5b)を設け、加算電流と系列符号C(lとの相関をと
って、積分器(5C)により1周期分積分することによ
り元のモジュレーション電流を得るようにしている。
そして、この場合において、バイアス電圧線(3a)お
よび電流取り出し線(3d)は、並列接続されるS Q
U I D (2)の数に拘らず2木ずつであるから
、従来は8a本(但し、nは直列接続されるSQUID
(2)の個数)の線が必要であったのが、4+2n本に
減少できる。この結果、従来のSQ、UID特性試験装
置と同程度のサーマル・コンタクトが得られる状態であ
れば、著しく多数のSQUID(2)を直列接続して冷
凍容器内に収容でき、同時に磁束測定可能なS Q U
I D (2)の数を著しく増加させることかできる
。
よび電流取り出し線(3d)は、並列接続されるS Q
U I D (2)の数に拘らず2木ずつであるから
、従来は8a本(但し、nは直列接続されるSQUID
(2)の個数)の線が必要であったのが、4+2n本に
減少できる。この結果、従来のSQ、UID特性試験装
置と同程度のサーマル・コンタクトが得られる状態であ
れば、著しく多数のSQUID(2)を直列接続して冷
凍容器内に収容でき、同時に磁束測定可能なS Q U
I D (2)の数を著しく増加させることかできる
。
また、クロス・トークの影響かm−系列ン)号の全範囲
にわたって拡散するため、磁束41す定精度の低下を著
しく抑制できる。
にわたって拡散するため、磁束41す定精度の低下を著
しく抑制できる。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば、乱数、バロワ系列符号等、m−系列符号以外
の疑似ノイズであって自己相関時性か強いものを用いる
ことが可能であるほが、この発明の要旨を変更しない範
囲内において種々の設計変更を施すことが可能である。
、例えば、乱数、バロワ系列符号等、m−系列符号以外
の疑似ノイズであって自己相関時性か強いものを用いる
ことが可能であるほが、この発明の要旨を変更しない範
囲内において種々の設計変更を施すことが可能である。
〈発明の効果〉
以上のように第1の発明は、モジュレーション電流で疑
似ノイズを変調してモジュレーション・コイルに供給し
、同一の電圧がバイアスとして与えられている複数個の
SQUIDがらの出力電流を加算状態で取り出し、変調
側と同一位相シフトの疑似ノイズを用いて復調すること
によりモジュレーション電流を得るのであるから、SQ
UIDに対する配線本数を大巾に減少させることができ
、冷凍能力を高めることな(簡単に多重化でき、さらに
クロス・トークの影響を拡散できるという特有の効果を
奏する。
似ノイズを変調してモジュレーション・コイルに供給し
、同一の電圧がバイアスとして与えられている複数個の
SQUIDがらの出力電流を加算状態で取り出し、変調
側と同一位相シフトの疑似ノイズを用いて復調すること
によりモジュレーション電流を得るのであるから、SQ
UIDに対する配線本数を大巾に減少させることができ
、冷凍能力を高めることな(簡単に多重化でき、さらに
クロス・トークの影響を拡散できるという特有の効果を
奏する。
第2の発明は、疑似ノイズ自体では正負のバランスかと
れていなくても、正負のバランスがとれた状態でモジュ
レーション・コイルにモジュレーション電流を供給でき
るという特有の効果を奏する。
れていなくても、正負のバランスがとれた状態でモジュ
レーション・コイルにモジュレーション電流を供給でき
るという特有の効果を奏する。
第3の発明は、多値データとしてのモジュレション電流
を確実に復元できるという特有の効果を奏する。
を確実に復元できるという特有の効果を奏する。
第4の発明は、SQUIDの数に対応する符号長の疑似
ノイズを簡単に生成でき、しかも位相シフトを簡単に行
なうことができ、この結果、SQUIDの数の増減に簡
単に対処できるという特有の効果を奏する。
ノイズを簡単に生成でき、しかも位相シフトを簡単に行
なうことができ、この結果、SQUIDの数の増減に簡
単に対処できるという特有の効果を奏する。
第5の発明は、SQUIDに対する配線本数を大巾に減
少させることができ、冷凍能力を高めることなく簡単に
多重化でき、さらにクロス・]・−りの影響を拡散でき
るという特有の効果を奏する。
少させることができ、冷凍能力を高めることなく簡単に
多重化でき、さらにクロス・]・−りの影響を拡散でき
るという特有の効果を奏する。
第6の発明は、SQUIDの数に対応する符号長の疑似
ノイズを簡単に生成でき、しかも位相シフトを簡単に行
なうことかでき、この結果、SQUIDの数の増減に簡
単に対処できるという特有の効果を奏する。
ノイズを簡単に生成でき、しかも位相シフトを簡単に行
なうことかでき、この結果、SQUIDの数の増減に簡
単に対処できるという特有の効果を奏する。
第1図はこの発明の磁束ロック装置の一実施例を示す電
気回路図、 第2図は系列符号を説明する図、 第3図はSQUIDを用いる磁束測定装置に適用される
冷凍容器の構成を概略的に示す縦断面図、第4図はn〕
一系列符号について新たに見出した性質を説明する概略
図、 第5図は[n−系列符号に関する既知の性質を説明する
図、 第6図はdc−3QUID磁束計の原理を説明する電気
回路図、 第7図はSQU I Dの磁束−電圧変換係数を示す図
。 (1a)真空容器、(lc)(]、e)・輻射シールド
、(2)−S Q U I D、(2a)−超伝導ルー
プ、(2b)・・入力コイル、 (2c)モジュレーション・コイル、 (3d)・電流取り出し線、 (3e)・定電圧バイアス源、
気回路図、 第2図は系列符号を説明する図、 第3図はSQUIDを用いる磁束測定装置に適用される
冷凍容器の構成を概略的に示す縦断面図、第4図はn〕
一系列符号について新たに見出した性質を説明する概略
図、 第5図は[n−系列符号に関する既知の性質を説明する
図、 第6図はdc−3QUID磁束計の原理を説明する電気
回路図、 第7図はSQU I Dの磁束−電圧変換係数を示す図
。 (1a)真空容器、(lc)(]、e)・輻射シールド
、(2)−S Q U I D、(2a)−超伝導ルー
プ、(2b)・・入力コイル、 (2c)モジュレーション・コイル、 (3d)・電流取り出し線、 (3e)・定電圧バイアス源、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、臨界温度以下に冷却された容器(1a)(1c)(
1e)内に収容されたSQUID(2)に対して入力コ
イル(2b)により導かれる磁束の変化量を補償すべく
モジュレーショ ン・コイル(2c)に対してモジュレーション信号を供
給することによりSQUID (2)の超伝導ループ(2a)に供給される磁束を一定
量に維持する磁束ロック方法にお いて、複数のSQUID(2)の超伝導ループ(2a)
に対して同一の定電圧を印加するとともに、各超伝導ル
ープ(2a)に対して入力コイル(2b)により導かれ
る磁束の変化を補償するモジュレーション信号によ り、自己相関特性が強い疑似ノイズを互 に異なる量だけ位相シフトさせた変調用 疑似ノイズに対する変調を行なってモジ ュレーション・コイル(2c)に供給し、各SQUID
(2)からの出力電流を加算して取り出し、変調側と同
じ位相シフト量の 疑似ノイズに基づく復調を行なって該当 するSQUID(2)からの出力電流を抽出することを
特徴とする磁束ロック方法。 2、変調用疑似ノイズおよび復調用疑似ノ イズが、正負の符号比率をバランスさせ るべく変調されたものである上記特許請 求の範囲第1項記載の磁束ロック方法。 3、復調用疑似ノイズが、変調用疑似ノイ ズと変調用として使用されていない位相 シフト量の疑似ノイズとの差に基づいて 得られるものである上記特許請求の範囲 第2項記載の磁束ロック方法。 4、疑似ノイズがSQUIDの数よりも多 い符号数のm−系列符号である上記特許 請求の範囲第1項から第3項の何れかに 記載の磁束ロック方法。 5、臨界温度以下に冷却された容器(1a)(1c)(
1e)内に収容されたSQUID(2)に対して入力コ
イル(2b)により導かれる磁束の変化量を補償すべく
モジュレーショ ン・コイル(2c)に対してモジュレーション信号を供
給することによりSQUID (2)の超伝導ループ(2a)に供給される磁束を一定
量に維持する磁束ロック装置にお いて、複数のSQUID(2)の超伝導ループ(2a)
に対して同一の定電圧を印加する定電圧バイアス源(3
e)と、各超伝導ル ープ(2a)に対して入力コイル(2b)により導かれ
る磁束の変化を補償するモジュレ ーション信号により、自己相関特性が強 く、かつ正負の符号比率をバランスさせ るべく変調された疑似ノイズを互に異な る量だけ位相シフトさせた変調用疑似ノ イズに対する変調を行なってモジュレー ション・コイルに供給する変調手段(5e)と、各SQ
UID(2)からの出力電流を加算して取り出す取り出
し手段(3d)と、変調側と同じ位相シフト量の疑似ノ
イズと 変調用として使用されていない位相シフ ト量の疑似ノイズとの差に基づいて得ら れ、かつ正負の符号比率をバランスさせ るべく変調された疑似ノイズに基づく復 調を行なって該当するSQUID(2)からの出力電流
を抽出する復調手段(5a)(5b)(5c)とを含む
ことを特徴とする磁束ロック装置。 6、疑似ノイズがSQUIDの数よりも多 い符号数のm−系列符号である上記特許 請求の範囲第5項記載の磁束ロック装置。
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