JPH04116283U - 軌道走行車の非常停止装置 - Google Patents

軌道走行車の非常停止装置

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JPH04116283U
JPH04116283U JP2792291U JP2792291U JPH04116283U JP H04116283 U JPH04116283 U JP H04116283U JP 2792291 U JP2792291 U JP 2792291U JP 2792291 U JP2792291 U JP 2792291U JP H04116283 U JPH04116283 U JP H04116283U
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JP
Japan
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control unit
vehicle
workbench
iron
iron wheel
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Pending
Application number
JP2792291U
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English (en)
Inventor
東 恒 明 伊
木 俊 介 黒
沢 賢 哉 三
桁 健 一 井
大 治 大久保
島 勝 昭 小
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軌道走行車において、その作業台の上から、
遠隔操作により車両側の鉄車輪にブレーキをかけれるよ
うにすること。 【構成】 軌道走行車の作業台に、鉄車輪ブレーキペダ
ル等の鉄車輪制動手段および作業台側コントロール・ユ
ニットを設ける。そして、鉄車輪制動手段を操作した旨
の信号を、作業台側コントロール・ユニットを介して車
両側の主コントロール・ユニットに伝える。その信号を
受けた主コントロール・ユニットは、鉄車輪ブレーキに
油圧を供給して、鉄車輪にブレーキをかける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、作業台から遠隔操作によりブレーキをかけれるようにした軌道走行 車の非常停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
軌道走行車には、鉄道のレールの上を走行し、上空に架設してある種々の工作 物(例、架線)の修理,点検をするためのものがある。軌道走行車には、昇降す る作業台が具えられており、その上に作業員が乗って高所にある工作物の作業を する。
【0003】 そのような軌道走行車として、通常の道路を走行できると共に、レール上をも 走行できるようにしたものが既に提案されている(例えば実開昭54−143508号公 報)。
【0004】 図3は、そのような軌道走行車の外観概要図である。図3において、1は車両 、1−1は前輪(タイヤ)、1−2は後輪(タイヤ)、2は作業台、11は作業 台支持フレーム、12は昇降用油圧シリンダ、13はエンジン、14はクラッチ 、15は支持部材、16は鉄車輪、17は鉄車輪ブレーキ、18はレールである 。
【0005】 軌道走行車は、踏切等からレールに乗り入れるが、その際、道路走行中は格納 している鉄車輪16を、車両前後のレールに嵌まるように下ろす。そして、駆動 輪であるタイヤの後輪1−2はレールに接触させたままとし、タイヤの前輪1− 1は、車体前部を油圧により押し上げることにより、レールから浮かせる。鉄車 輪16は、レール18に沿ってガイド的に走行するだけであり、前進,後退の駆 動力は後輪1−2から供給される。作業台2は、作業台支持フレーム11を押し 上げる昇降用油圧シリンダ12によって昇降させられる。
【0006】 このような軌道走行車では、作業台2に乗って作業する者の外に、車両1の運 転席に運転手が乗り、作業に適した速度での走行あるいは停止を行う。鉄車輪1 6に対するブレーキは、通常の車両のブレーキと同様、運転席内の図示しないペ ダルを踏むことにより、鉄車輪ブレーキ17に油圧を供給することにより行われ る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の軌道走行車では、鉄車輪16にブレーキをかけ るには、どうしても車両1の運転席に人が乗っていなければならず、作業台2の 作業員の外に、少なくとも1人の要員を必要としてしまうという問題点があった 。本考案は、このような問題点を解決することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の軌道走行車の非常停止装置では、作業台に 設けられた鉄車輪制動手段と、作業台に設けられ該鉄車輪制動手段を操作した旨 の信号が入力される作業台側コントロール・ユニットと、車両側に設置され該作 業台側コントロール・ユニットからの信号を受けて鉄車輪ブレーキを作動させる 主コントロール・ユニットを具えることとした。
【0009】
【作 用】
軌道走行車の作業台に鉄車輪制動手段および作業台側コントロール・ユニット を設け、鉄車輪制動手段を操作した旨の信号を、作業台側コントロール・ユニッ トを介して車両側の主コントロール・ユニットに伝える。その信号を受けた主コ ントロール・ユニットは、鉄車輪ブレーキに油圧を供給して、鉄車輪にブレーキ をかける。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。近年では、変速機操 作およびクラッチ操作が電子的に制御されている自動車が急速に増加しているが 、本考案では軌道走行車に使う自動車が、コントロール・ユニットを具えている 電子制御自動変速機付車両であることを前提としている。
【0011】 図2は、本考案の外観概要図である。符号は、図3のものに対応している。作 業台2に、作業台側コントロール・ユニット3および鉄車輪制動手段としての鉄 車輪ブレーキペダル6が設けられている点が、図3と異なっている。
【0012】 図1は、本考案の軌道走行車の非常停止装置のブロック構成図であり、符号は 図2のものに対応している。そして、6−1はポテンショメータ、4はモータ、 5はオイルタンク、7はオイルポンプ、8はリリーフバルブ、9はチェックバル ブ、10はアキュムレータ、19は回転検知板、20は鉄車輪回転センサ、21 は圧力スイッチ、22は電磁バルブ、23は主コントロール・ユニット、24は 光ファイバ、25は油圧源である。
【0013】 本考案では、作業台2に、鉄車輪ブレーキペダル(鉄車輪制動手段)6と、作 業台側コントロール・ユニット3を設置する。鉄車輪ブレーキペダル6に付属し てポテンショメータ6−1が設けられ、鉄車輪ブレーキペダル6の踏み込み量に 応じた電気信号が発せられ、作業台側コントロール・ユニット3に入力される。
【0014】 作業台側コントロール・ユニット3は、車両1側の主コントロール・ユニット 23と光ファイバ24で接続される。作業台2は、架線等の通電状態にある物の 近くに押し上げられるので、それらから主コントロール・ユニット23を良好に 絶縁するため、作業台側コントロール・ユニット3と主コントロール・ユニット 23との接続は、光ファイバ24を用いて行うことが望ましい。
【0015】 鉄車輪ブレーキ17は、油圧源25より電磁バルブ22を通して供給される油 圧により、鉄車輪16に押圧されてブレーキをかけるという形式のものである。 油圧源25は、オイルタンク5のオイルを、モータ4によって回転されるオイル ポンプ7により加圧し、チェックバルブ9,アキュムレータ10等により所定圧 力にして電磁バルブ22に供給する。
【0016】 電磁バルブ22は、主コントロール・ユニット23からの信号により開閉され る。即ち、鉄車輪ブレーキペダル6が踏み込まれた時には、主コントロール・ユ ニット23より、電磁バルブ22を開く信号が与えられる。
【0017】 鉄車輪回転センサ20は、鉄車輪16に取り付けられた回転検知板19の周縁 の歯を読み取り、鉄車輪16の回転を検出するものであり、その検出信号は主コ ントロール・ユニット23に伝えられる。従って、この検出信号により、ブレー キをかけた時の減速の程度を監視すことが出来る。
【0018】 車両1が走行中であるにもかかわらず、もし歯の回転が検出されなかった場合 には(つまり回転検知板19の回転が検出されなかった場合には)、鉄車輪16 はロック状態になってしまっていると判断される。このような場合には、電磁バ ルブ22を一時閉じて、ブレーキを一時的に開放してやる。すると、ロック状態 は解除され、再度ブレーキをかけた時にブレーキ力を回復することが出来る。ま た、鉄車輪16の片減りを防止することが出来る。
【0019】 なお、上例では、作業台2に設ける鉄車輪制動手段として鉄車輪ブレーキペダ ル6を採用しているが、要するにブレーキをかけたいという作業員の意志を伝え る信号を発する手段であればよく、例えば押しボタンであってもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案によれば、軌道走行車の作業台の上から、遠隔操作に より車両側にある鉄車輪にブレーキをかけることが出来るようになるので、車両 の運転席に人がいなくとも、非常時に車両を停止させることが出来るようになる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の軌道走行車の非常停止装置のブロック
構成図
【図2】本考案の軌道走行車の外観概要図
【図3】従来の軌道走行車の外観概要図
【符号の説明】
1 車両 1−1 前輪 1−2 後輪 2 作業台 3 作業台側コントロール・ユニット 4 モータ 5 オイルタンク 6 鉄車輪ブレーキペダル 6−1 ポテンショメータ 7 オイルポンプ 8 リリーフバルブ 9 チェックバルブ 10 アキュムレータ 11 作業台支持フレーム 12 昇降用油圧シリンダ 13 エンジン 14 クラッチ 15 支持部材 16 鉄車輪 17 鉄車輪ブレーキ 18 レール 19 回転検知板 20 鉄車輪回転センサ 21 圧力スイッチ 22 電磁バルブ 23 主コントロール・ユニット 24 光ファイバ 25 油圧源
フロントページの続き (72)考案者 井 桁 健 一 藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車株式会社 藤沢工場内 (72)考案者 大久保 大 治 藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車株式会社 藤沢工場内 (72)考案者 小 島 勝 昭 藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車株式会社 藤沢工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業台に設けられた鉄車輪制動手段と、
    作業台に設けられ該鉄車輪制動手段を操作した旨の信号
    が入力される作業台側コントロール・ユニットと、車両
    側に設置され該作業台側コントロール・ユニットからの
    信号を受けて鉄車輪ブレーキを作動させる主コントロー
    ル・ユニットとを具えたことを特徴とする軌道走行車の
    非常停止装置。
JP2792291U 1991-03-29 1991-03-29 軌道走行車の非常停止装置 Pending JPH04116283U (ja)

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JP2792291U JPH04116283U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 軌道走行車の非常停止装置

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JP2792291U JPH04116283U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 軌道走行車の非常停止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04116283U true JPH04116283U (ja) 1992-10-16

Family

ID=31912131

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JP2792291U Pending JPH04116283U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 軌道走行車の非常停止装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4513538Y1 (ja) * 1966-07-27 1970-06-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4513538Y1 (ja) * 1966-07-27 1970-06-10

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