JPH04115828A - ねじ転造駒の製造方法 - Google Patents

ねじ転造駒の製造方法

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JPH04115828A
JPH04115828A JP23418590A JP23418590A JPH04115828A JP H04115828 A JPH04115828 A JP H04115828A JP 23418590 A JP23418590 A JP 23418590A JP 23418590 A JP23418590 A JP 23418590A JP H04115828 A JPH04115828 A JP H04115828A
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Akio Odawara
小田原 昭雄
Junichi Ozawa
小沢 潤一
Yoshitoshi Kashiwagi
柏木 好敏
Yasushi Kameyama
康司 亀山
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Minebea Co Ltd
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Minebea Co Ltd
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は圧造によりねじを製造する際のねじ転造駒の製
造方法に関する。
〈従来技術〉 ねじ転造用の駒には切削や研削加工によらずして、第6
図のようにねじの原形をした種棒17を2枚の板状駒材
12a 、 12bで挾圧し、がっ駒材12a、12b
を相互に反対方向へ移動せしめることにより、駒材の対
向面に種棒のねじ形状の展開パターン17を刻設により
転写し、次いで転写された駒材12a、12bを焼入れ
処理により硬化せしめ、最後に仕上げ処理を施して製造
する方法がある。
このような従来の方法では強大な力で駒材を種棒へ押し
つけるため、種棒のねじ山を傷める等して駒材に転写さ
れるねじパターンに精度のバラツキが生じゃすく、製造
には熟練を要す。
しかも、折角ねじパターンが転写された駒材には焼入れ
処理が施されるため、焼入れ時の熱により駒材に歪みが
生じたりしてねじパターンの精度f損なわれる。
また、使用により駒が磨耗したときには、簡単な手直し
での再生利用は不可能で、廃棄処分している。
さらに、タップを兼ねたフォームアンドタイトねしのば
あいはねじ山の形状が複雑な構造であるため、前述した
従来の転造方法では精度の高いねじパターンの形成は一
層容易でなく、高度の技術、熟練を要する。
く本発明の目的〉 本発明は、精度の高いねじパターンを容易に転写成形で
き、またパターン形成後は焼入れ処理が不要で、したが
って従来の焼入れ時の熱による歪み発生ということもあ
り得ず、かつ磨耗したときには再生が容易で、廃棄する
ことなく再利用できるねじ転造用駒を製造できるように
した。
く本発明の手段〉 本発明は、導電材よりなる板状駒材と、導電材よりなる
ねじ原形たる種棒とを微小間隔をおいて加工液中に配設
し1両者に電圧を印加することにより両者間に放電現象
を発生せしめ、かつねじ棒はその軸線まわりに回転させ
、しかも駒材とねじ棒を、ねじ棒の軸線と直交する方向
へ相対的に移動せしめて駒材へ種棒のねじの展開パター
ンを溶解により形成せしめることを特徴とする。
〈実施例〉 以下本発明の方法およびその装置についての実施例を添
付図面の第1〜第5図により詳細に説明する。
同図において符号1は放電加工機の加工槽で、適宜の移
動装置により水平面でX−Y方向へ移動させられるよう
にしてあり、中にはケロシンやシリコン油あるいは蒸留
水等の加工液2を入れである。
加工槽1の内底ベット3上には駒材載置部4を設けてあ
り、同載置部上の駒材12a、12bを抑止装置5によ
って押さえるようにしである。
抑止装置5は例えば第2図に示すような構造のもので、
垂直なねじ棒6の下端に設けたスライド足7がベットに
形成したガイド溝8に嵌まり、またねじ棒の上部には水
平アーム10の縦孔9をルーズに嵌めてあって、ねじ棒
の上端に螺合せしめたナラ)IIにてアームを締め付け
るこ゛とによりアームが駒材を上部から押さえるように
しである。
なお、アーム10は高さ調節ポスト13の上部をも押さ
えるようにしである。
高さ調節ポストはベット3へ立設した固定ポスト13a
と着脱自在な調節ポスト13bとよりなり、両者の対向
面へ形成した鋸歯状等の凹凸部分が互いに係合した状態
で調節ポスト13bの上部がアームにて押さえられるよ
うにしである。
また加工槽中には、図示を省略したモータによって低速
回転させられるチャック14へ上端を取り付けた垂直な
種棒15aが駒材の片面と対峙せしめて設けてあって、
この種棒15aにはねじの原形を形成しである。
種棒15aのねじ山と駒材との間隔は数ミクロンないし
数十ミクロンとなるようにしてあって、種棒15aは正
の電極へ、駒材は負の電極へ適宜接続し、両者間に10
〜100Vの電圧が印加されるようにしである。
また、種棒15aの回転速さと駒材12a、12bの移
動速さ(加工槽の移動速さ)との関係は1種棒15aが
1回転すると1枚の駒材12a、12bがその長さ見だ
け移動させられるようにしである。
すなわち、1枚の駒材移動量が種棒の1回転と同期させ
られるようにしである。
本発明は種棒15aと2枚の駒材12a、12bを上述
のように加工槽中にセットして行うが、この際駒材12
a、12bには予め焼入れ処理を施して硬度を大ならし
めておく。
このようにセットして駒材と種棒に前述のごとく電圧を
印加し、かつ駒材を加工槽と一緒に移動させるとともに
種棒を回転させる。
駒材と種棒に電圧が印加されることにより駒材と種棒間
には放電現象が生じ、駒材の種棒と対向する面は放電電
流により溶解されるが、この際、放電電流の強さは種棒
と駒材間の距離の2乗に反比例する。
したがって駒材における種棒のねじ山と対向する部位の
溶解量は大で、種棒のねじ谷と対向する部位の溶解量は
小であるので、駒材には、種棒のねじ形状16をネガと
すると、山と谷が逆になったポジに相昌するねじの展開
パターン17が放電加工により形成される。
なお、符号1θaおよび18bは種棒のねじの山と谷、
17aおよび17bは駒材のねじ展開パターンの谷と山
を示す。
第3図はフオームアンドタイトねじ用の転造駒を本発明
方法により製造する例を示す。
フオームアンドタイトねじは出願人会社の開発に係るね
じで、ねじ山は平面投影形状が円形ではなく、非円形を
呈し、例えば第5図のように6角形状等の多角形状をし
ており、しかも各角部18cは切削強度を高めるために
厚肉に形成した複雑なねじ形状のものとしてあって、こ
のようなフオームアンドタイトねじ用の転造駒を切削や
研削加工で製造するには高度の技術と熟練を要する。
しかし本発明方法では1種棒にフオームアンドタイトね
じのねじ原形を有する種棒15bを使用することにより
、前述した方法で馴馴ヘフォームアントタイトねじのね
じ展開パターンを容易に形成できる。
上述した実施例では、駒材が移動し、種棒は回転させら
れるだけであるが、駒材は不動とし、種棒は回転しなが
ら駒材と平行に移動させられるようにするばあいもある
要は種棒は回転し、しかも種棒と駒材は相対的に平行移
動すればよい。
く効果〉 本発明によれば、種棒と駒材間に放電現象を発生せしめ
、その放電電流により駒材を溶解せしめて種棒のねじ形
状の展開パターンを駒材の面へ形成せしめるので、駒材
のねじパターン形成面および種棒に強力な力が加わるこ
とはなく、精度の高いねじパターンを駒材へ形成でき、
また高度の技術、熟練は必要なく、自動転写にて正確か
つ容易にねじ用転造駒を製造できる。
特に本発明においてはねじ形状が複雑なフオームアンド
タイトねじ用の転造駒製造に威力を発揮する。
また、製造された転造駒が使用により磨耗したばあいに
は、磨耗面を研磨した後、原種棒を使用して上述した方
法により容易にねじ展開パターンを再生できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は未発明に係る転造駒の製造方法の一例を示す縦
断正面図、 第2図は第1図■−■線縦断面図、 1!s3図はフオームアンドタイトねじ用の駒を製造す
るばあいを示す縦断面図、 第4図はフオームアンドタイトねじの正面図、!l!5
図ttW44図+7) V −V 線横[r 平面’5
4 。 第6図は従来の方法を示す図である。 図中 1・・加工槽    21加工液 3目ベツト    41駒材載置部 5拳・抑止装置   61ねじ棒 7・・スライド足  8・−ガイド溝 ゛91縦孔     10−−抑止アーム11−−ナツ
ト 12a、12b 囃・駒材  13・・高さ調節ポスト
14−−チ’?−/り   15a e *種棒lea
、18b・e種棒のねじ山と谷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導電材よりなる板状駒材と、導電材よりなるねじ原形た
    る種棒とを微小間隔をおいて加工液中に配設し、両者に
    電圧を印加することにより両者間に放電現象を発生せし
    め、かつねじ棒はその軸線まわりに回転させ、しかも駒
    材とねじ棒を、ねじ棒の軸線と直交する方向へ相対的に
    移動せしめて駒材へ種棒のねじの展開パターンを溶解に
    より形成せしめることを特徴とするねじ転造駒の製造方
    法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314778B1 (en) 1998-03-18 2001-11-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Rolling die and surface processing method for rolling die
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