JPH04115768U - コネクタ組立体 - Google Patents
コネクタ組立体Info
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- JPH04115768U JPH04115768U JP1204591U JP1204591U JPH04115768U JP H04115768 U JPH04115768 U JP H04115768U JP 1204591 U JP1204591 U JP 1204591U JP 1204591 U JP1204591 U JP 1204591U JP H04115768 U JPH04115768 U JP H04115768U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 種々の形状を有する外部コネクタに対する電
気的接続を容易にする。 【構成】 コネクタ組立体は、フレームの後方に複数の
コネクタを、前方に複数のアダプタを装着すると共に、
コネクタ及びアダプタのフレーム装着は締付け具を用い
ないで行われ、装着時にフレーム内でコネクタとアダプ
タとの電気的接続が完了するように構成される。
気的接続を容易にする。 【構成】 コネクタ組立体は、フレームの後方に複数の
コネクタを、前方に複数のアダプタを装着すると共に、
コネクタ及びアダプタのフレーム装着は締付け具を用い
ないで行われ、装着時にフレーム内でコネクタとアダプ
タとの電気的接続が完了するように構成される。
Description
【0001】
本考案は、電気コネクタに関し、更に特には種々の形状を有する外部コネクタ
と電気接続を形成するためのユーザが交換可能なアダプタを有するコネクタ組立
体に関する。
【0002】
通信の分野において、通信線路への電気接続を形成するためにいくつかの標準
インターフェースが採用されてきた。このようなインターフェースの一例は、電
話装置を電話線路に接続するための標準コネクタとして米国連邦通信委員会(U
.S.FCC)により採用されてきたモジュラージャック(modular jack) と呼
ばれるミニャアチュアジャックである。しかしながらこのジャックは、複数のタ
イプ、すなわち4接点タイプ、6接点タイプ、及び8接点タイプを有する。この
ようなインターフェースの他の例は、トークンリングコネクタ・データジャック
(token ring connector data jack)として、IBM社より導入されたデータジ
ャックである。
【0003】
このような多数の標準品には、対応の機器が設置される場所に適当なインター
フェースを設けるときに問題がある。この問題は、種々の使用機器を想定してビ
ルディングに予め配線をしてコネクタを設けるときに更に増大される。1つの解
決法は、ビルディングにおいて機器の設置が予想される場所に各標準ジャックの
一配列を設けることである。これは費用がかかり、そのうちのあるジャックは決
して使用されないであろう。他の解決法は、各場所に使用される特殊機器を正確
に推定してその場所には対応のインターフェースのみを設けることである。これ
は初期投資は小さいけれども、もし推定を誤ると、対応の通信線路の導体からジ
ャックを取外してこれらの導体に正しいジャックを接続しなければならない。こ
の交換は、一般のユーザでは容易に行えるものではない。従って通常は専門職人
の力を利用しなければならず、これによりユーザには比較的大きな出費となる。
【0004】
本考案によるコネクタ組立体は、種々の形状を有する外部コネクタと電気接続
をするためのユーザが交換可能なアダプタを有することにより、更に、満足すべ
き方法で上記の問題を解決する。コネクタ組立体は、各コネクタがその後方端部
において複数の導体と電気接続を形成し、かつその前方の端部において、共通の
電気インターフェースを形成するところの1個以上のコネクタを含む。各アダプ
タは個々のコネクタと対応し、その後方端部においてコネクタの共通の内部電気
インターフェースの相手側となってそれと電気接続を形成する内部電気インター
フェースを有する。各アダプタは更にその前方端部において、特定の外部コネク
タの相手側となってそれと電気接続を形成する特定の外部電気インターフェース
を有する。
【0005】
コネクタ組立体は更に、その後方端部においてコネクタを支持しかつその前方
端部においてアダプタを支持するためにフレームを含む。フレームはその後方端
部において、コネクタを所定位置に固定するための第1の装着部材を含む。フレ
ームは更にその前方端部において、締付具を使用することなくアダプタを装着す
るための第2の装着部材を含む。第1及び第2の装着部材はそれぞれ、アダプタ
の内部電気インターフェースをコネクタの共通の内部インターフェースと係合さ
せるように個々のコネクタと個々のアダプタとを位置決めする。
【0006】
前記コネクタ組立体を用いることにより、電話装置またはデータ装置に変更が
あるとき、ユーザはもはや対応のアウトレットを交換する必要はない。ユーザは
ただ、既存のアダプタを取外してそれを正しものと交換すればよい。
【0007】
図1によると、本考案によるコネクタ組合体は、多数の絶縁導体210 を有する
一対のケーブル200 、200 ′がそこを貫通伸長する開口(図示なし)を有するア
ウトレットボックス100 を含む。ケーブル200 、200 ′の導体210 はそれぞれ、
米国特許第3,798,587 号に開示のタイプの割付け板320 と接続ブロック340 とを
含むコネクタ300 、300 ′により電気的に終端する。
【0008】
図2からよくわかるように。割付け板320 は、複数の間隔をなして対を形成す
る対向平行伸長歯324 がそこから伸長するところのベース部材322 を含む。歯32
4 の前方端部は、隣接する対形成歯により形成される溝325 内へV形状入口部を
設けるようにベベル加工される。各溝325 は個々の絶縁導体210 を受入れ、また
図1からわかるように、これにより、絶縁体210 は、間隔配置の線形配置内に組
込まれる。割付け板320 の両側部は、それから伸長する形状突起326 を有し、そ
の機能については以下に記載する。
【0009】
接続ブロック345 は両端に、二又ビームを有する総体的に対称な複数の接点34
5 を含み(後方端部のみが図示されている)、各二又ビームは導体受入れスリッ
ト346 を有する。接点345 は、支持部材350 を形成するように組合される一対の
面接誘電体部材により間隔線型配置に保持される。接点345 の間隔線形配置は、
本質的には割付け板320 の溝325 の配置と同一である。
【0010】
接点345 の後方端部は支持部材350 の後方端部を越えて伸長し、支持部材の後
方端部は、その中に割付け板 320 の歯324 を受入れる形状に成形された凹部(
図示なし)を有する。従って、接続ブロック340 は割付け板320 に接続されるよ
うに設計され、このように接続されたとき、接点345 の後方端部の二又ビームは
それぞれ、割付け板の歯324 の間の溝325 内へ伸長する。従って各溝内に保持さ
れた絶縁導体は、溝内へ伸長する二又ビームのスリット346 内に埋め込まれる。
二又ビームは導体から絶縁体を排除して導体と電気接続を形成する。
【0011】
保持部材350 の前方端部もまた複数の対を形成する対向平行伸長歯354 を有す
る点で、全体的に割付け板320 を模写している。更に歯354 の前方端部には、隣
接の対形成歯間に形成された溝355 内へV形状入口部を形成するためにベベルが
加工される。接続ブロック340 は、接点345 の前方端部の二又ビームがそれぞれ
溝355 内に配置されるという点で割付け板320 とは異なる。従って、コネクタ30
0 を形成するために接続ブロック340 が割付け板320 に結合されたとき、溝355
内に圧着された導体は接点345 の前方端部の二又ビームのスリット内に圧着され
、これによりケーブル200 、200 ′の導体に電気接続が形成される(図1)。
【0012】
再び図1によると、ケーブル200 ′はシールドされていて、従って接続ブロッ
ク300 ′には、ケーブル200 ′の遮蔽体に接続された遮蔽閉鎖箱360 が設けられ
る。更にコネクタ300 、300 ′はフレーム400 上に装着され、一方フレーム400
はアウトレッドボックス100 に装着される。フレーム400 は中空の矩形部材から
なり、その側壁は後方部と前方部と対向する装着部材を含む。側壁の後方部にお
いては装着部材は、垂直方向に相互に間隔をなして配置された可撓装着部分410
の対向する2対を含む。対向する対をなす可撓装着部分410 の一方のみが図示さ
れているが、図示されてない可撓装着部分は、図示されているものと同一である
。更に特には、可撓装着部分410 は、片持タブ状部材を含み、その固定端部はそ
れに対応の側壁と一体である。各可撓装着部分410 は、その自由端に隣接してそ
れを貫通伸長する開口416 を有する。
【0013】
対向して対をなす可撓装着部分410 の各々内の開口 416 はそれぞれ、対応の
コネクタ300 または300 ′をフレーム400 に固定するために割付け320 の側部か
ら伸長する突起部326 を受入れる(図2)。対向の可撓装着部分410 は、突起部
326 が開口部416 内へ移動されるときにたわんで相互に引離され、次に突起部が
開口内に位置決めされると、装着部分は通常のたわみのない位置へ戻る。突起部
326 は形状が異なり、それを受入れる開口416 はそれに対応の形状を有するのが
好ましい。これによりコネクタ300 、300 ′は確実に、フレーム400 上の適切な
方向に装着される。コネクタ300 、300 ′がフレーム400 上の所定の位置に配置
されると、フレームのフランジ430 内の穴を貫通してアウトレットボックスのフ
ランジ130 内のネジ穴へ締付具(図示なし)をねじこむことにより、フレームは
アウトレットボックス100 へ固定される。
【0014】
フレーム400 の側壁の前方の装着部材は、垂直方向に相互に間隔をなして配置
された対向の2対の開口420 を含み、各々の対の開口は一対の可撓装着部分410
と位置が一致している。開口420 はアダプタ500 、600 を固定するためのもので
ある。
【0015】
図3に示すように、アダプタ500 はベース部材550 に装着される一対の接点組
立体520 、530 からなり、その組合体はハウジング560 内に位置決めされる。接
点組立体520 は、米国特許第3,850,497 号に記載されかつAT&T社より 657E
の商品名で製作されるタイプのモジュラジャックと呼ばれる雌コネクタである。
【0016】
接点組立体520 は、誘電体支持部材524 上に装着される4、6または8個のワ
イヤばね接点522 (そのうちの1個が図示されている)を含む。支持部材524 の
前方端部は、相手側のモジュラプラグと呼ばれる外部コネクタ(図示なし)を受
入れるように形成された空洞525 を含み、ワイヤばね接点522 の一端は片持ちは
りの形状をなしてこの空洞内に伸長する。接点522 の他端は支持部材524 の後方
端部のまわりを包んで支持部材の底面から下方へ伸長する。更に支持部材524 は
、その底面から垂れ下がる一対の割り支柱526 (その内の1個が図示されている
)を有する。
【0017】
ここで図4及び図5を参照すると、接点組立体 530 は、誘電体支持部材534
上に装着された複数のワイヤばね接点532 を含む。支持部材534 の後方端部は、
対応のコネクタ300 の歯354 (図2)を受入れるように形成された空洞353 (図
5)を含む。ワイヤばね接点532 は、歯354 の間の溝355 (図2)と同一間隔の
配置で空洞535 の開放後方端部を横切って伸長するように装着される。空洞535
の上下にある壁536 内の溝は接点532 を位置決めする役をなし、一方それぞれ接
点の前で空洞内に伸長するウェブ部分537 (図3)は、アダプタ500 が対応コネ
クタ300 に結合されるとき接点を支持する役をなす。
【0018】
接点532 の上方端部は、そのまわりでの支持部材534 の超音波加工により所定
位置に固定される。接点532 の下方端部は、支持部材534 の底面から垂れ下がる
ボス 538 内の穴(図示なし)を貫通伸長し、接点の下方端部はボスから下方へ
ある距離だけ伸長する。支持部材534 はまた、その底面から垂れ下がる一対の割
り支柱539 をも有する。更に支持部材534 は、両側から外方へ伸長する可撓片持
はり装着部分540 を有し、各装着部分はその端部に外方に面する突起部542 を有
する。
【0019】
上記のように接点組立体520 、530 はベース部材550 上に装着される。ベース
部材550 は導電通路552 (図4)を有するプリント回路板を含み、導電通路552
は接点組立体520 の接点522 を接点組立体530 の接点532 に電気接続する。支持
部材524 、534 の底面から下方にそれぞれ伸長する接点522 、532 の端部は、ベ
ース部材 550 内の穴の中に収容され、導電通路に半田付けされる。更に支持部
材524 、534 の割り支柱の526 、539 はべース部材550 内の穴を貫通伸長して支
持部材をベースに部材に物理的に固定する。
【0020】
図4から明らかなように、可撓装着部分540 は別として、ベース部材は550 の
側部は支持部材524 、534 の側部の外側へ伸長し、これによりベース部材は前記
組合体をハウジング560 内に位置決め可能である。図3からわかるように、ハウ
ジング560 の側壁はその内面に形成された溝564 (その内の1つが図示されてい
る)を有し、これらの溝はベース部材550 の側部を受け入れる。
【0021】
ベース部材550 と従って接点組立体520 、530 とがハウジング560 内に挿入さ
れるとき、可撓装着部分540 にはハウジングの側壁562 により相互に接近する内
方へたわみが与えられる。側壁562 はその中に対向する開口 566 を有し、開口
は、ベース部材550 がハウジング560 内に完全に挿入されたときに、可撓装着部
分540 上に突起部542 (図4)が開口内に伸長して、接点組立体 520 、530 と
ベース部材550 とをハウジングに固定するように位置決めされる。この完全挿入
位置において、支持部材524 の前方端部は相手側の外部コネクタを受入れる開口
564 を有するハウジング560 の前方壁563 に隣接して位置決めされる。
【0022】
最後にハウジング560 の側壁562 は、アダプタ500 をフレーム400 に固定する
ためのそれ自身で対をなす対向の片持はり可撓装着部分565 を有する。可撓装着
部分 565 の1つが示されている図1からわかるように、可撓装着部分565 は各
々、その自由端部において外方に伸長する突起部566 を含む。フレーム400 の側
壁の内面上の案内レールはアダプタ500 をフレーム内に位置決めし、アダプタが
フレーム内に挿入されるとき、可撓装着部分565 には相互に接近する内方にたわ
みが与えられる。次にアダプタ500 がフレーム400 内に完全に挿入されたとき、
突起部566 はフレームの側壁内の開口420 内へ移動されてアダプタをフレームに
固定する。
【0023】
ここで図6、図7及び図8を参照すると、アダプタ600 とアダプタ500 とは、
構造的には異なるが機能的には極めて類似する。アダプタ600 は、一対の接点組
立体620 、630 とベース部材650 とを含む。アダプタ 600 は、上部及び下部導
電性遮蔽部材660 、665 をも含む。これらの部材の組合体はハウジング680 内に
位置決めされる。
【0024】
接点組立体620 は、それが180 度回転された同一コネクタと面接するという点
で両性コネクタである。接点組立体620 は、誘電体支持部材624 上に装着された
複数の接点部材622 を含む。支持部材624 の前方端部は外部コネクタ(図示なし
)を受入れるための空洞625 を含み、それ自身上方へ返り戻る板ばね接点である
各接点部材 622 の前方端部は、この空洞内に伸長する。接点部材 622 の前方
端部が外部コネクタの対応接点と係合しないときは、板ばね接点の自由端は一対
の短絡片626 と係合する。
【0025】
各接点部材622 の後方端部は上方に伸長する割り胴接点627 を含み、絶縁導体
652 は、その割り胴接点のスリット内に押下げられることにより、選択された接
点部材に電気接続される。これにより絶縁導体652 から絶縁物が除去されて導体
は割り胴接点627 と係合する。接点組立体630 は、誘電体支持部材634 上に装着
された複数のワイヤばね接点632 を含む。支持部材634 の後方端部は、対応のコ
ネクタ300 ′の歯534 (図2)を受入れるように形成された空洞635 を含む。ワ
イヤばね接点632 は、歯354 の間の溝355 (図2)と同一間隔の配置で空洞355
の開放後方端部を横切って伸長するように装着される。空洞の上下にある壁636
内の溝は接点632 を位置決めする役をなし、一方それぞれ接点の前方で空洞内に
伸長するウェブ部分637 (図6)は、アダプタ600 が対応するコネクタ300 ′に
結合されるとき接点を支持する役をなす。
【0026】
接点632 の上方端部は支持部材634 の上方部分内の水平孔内を伸長し、選択さ
れたこれらの端部は、導電性添え継ぎ部材654 (図6)により、絶縁導体652 に
電気接続される。各添え継ぎ部材654 は接点632 の端部と絶縁導体652 の裸端部
とが上から圧着されて接続部を形成する。導体652 に接続されない接点632 の端
部は、図7に示すように支持部材634 の頂部上を折り曲げて折り返される。接点
632 の全ての下方端部は、支持部材634 の下側にあってそれと一体のベース部材
の下側で折り曲げられる。
【0027】
図6からよくわかるように、接点部材630 の前方においてベース部材650 は一
対の直立支柱652 (その内の1つが図示されている。)を有し、直立支柱652 は
それぞれ接点組立体620 の支持部材624 の下側にある一対の穴に受入れられて接
点組立体をベース部材上に位置決めする。接点組立体620 は、上部遮蔽部材660
を下部遮蔽部材665 にラッチ結合することにより、ベース部材650 上の所定位置
に保持される。上部遮蔽部材660 の前方端部は、接点組立体620 の支持部材624
内の空洞625 の上面の下側伸長する。上部接地部材660 の後方端部は接点組立体
630 の支持部材634 の上面上を伸長しかつその側部端縁から垂れ下がるフランジ
662 を有し、各フランジ662 は穴663 を有する。下部遮蔽部材665 側部端縁から
直立するフランジ666 は各々ばねラッチ667 を有し、下部遮蔽部材が下側で適切
に位置決めされると、ばねラッチはフランジ662 内の穴663 の中へスナップ係合
をなしてベース部材650 の底面を保持する。
【0028】
図7から明らかなように、支持部材634 の側部から伸長しかつ外方へ突出する
突出部624 を含む可撓装着部分640 は別として、ベース部材650 の側部は支持部
材 624 、634 の側部の外側へ伸長する。これによりベース部材650 の側部は、
今説明した組立体をハウジング680 内に位置決め可能である。図6からわかるよ
うに、ハウジング680 の側壁682 はその内面に形成された溝684 (そのうちの1
つが図示されている)を有し、これらの溝はベース部材650 の側部を受け入れる
。
【0029】
ベース部材650 と従って接点組立体620 、630 とがハウジング680 内に挿入さ
れるとき、可撓装着部分640 にはハウジングの側壁682 により相互に接近する内
方へたわみが与えられる。側壁682 はその中に対向する開口 686 を有し、開口
は、ベース部材650 がハウジング680 内に完全に挿入されたときに、可撓装着部
分640 上の突起部642 が開口内に伸長して、接点組立体620 、630 とベース部材
650 及び遮蔽部材660 、670 とからなる組合体をハウジングに固定するように位
置決めされる。この完全挿入位置において、支持部材624 の前方端部は、相手側
の外部コネクタを受け入れる開口689 を有するハウジング680 の前方壁688 に隣
接して位置決めされる。
【0030】
最後にハウジング680 の側壁682 は、アダプタ600 をフレーム400 に固定する
ためのそれ自身で対をなす対向の片持ちはり可撓装着部分690 を有する。可撓装
着部分690 の1つが示されている図1からわかるように、可撓装着部分690 は各
々、その自由端部において外方に伸長する突起部692 を含む。フレーム400 の側
壁の内面上の案内レールはアダプタ600 をフレーム内に位置決めし、アダプタが
フレーム内に挿入されるとき、可撓装着部分690 には相互に接近する内方にたわ
みが与えられる。アダプタ600 がフレーム400 内に完全に挿入されたとき、突起
部692 はフレームの側壁内の開口420 内へ移動されてアダプタをフレームに固定
する。この位置において、接点組立体630 のワイヤばね接点632 はコネクタ300
′の接点と係合をなす。更に遮蔽部材660、665の後方端部はコネクタ300 ′のま
わりに配置された遮蔽閉鎖箱 360 と係合をなす。
【0031】
正面板700 をフレーム400 にスナップ装着することにより、コネクタ組立体は
完成される。これはフレーム 400 の前方4つのコーナに配置されたくさび状の
ボス 440 により達成され、ボス440 は、正面板700 の後面から後方に伸長する
可撓フィンガ740 により係合される。従って、正面板700 は工具を使用すること
なくフレーム400 の正面に装着されまたは正面から取外しされる。正面板700 が
取外されるときは、ハウジング560 、680 の可撓装着部分565 、690 内方にたわ
ませてそれらの突起部566 、692 を対応の開口420 から抜取りかつアダプタ上を
前方に押すことにより、アダプタ500 または600 の端部は取外し可能である。
【0032】
以上詳細に説明したように、本考案によるコネクタ組立体は、外部コネクタの
形状が変わっても、それに合致するアダプタを交換するだけで対応できる。また
アダプタは締付け具を用いないで固定されるために、ユーザが容易に着脱でき、
装着するだけでコネクタとの電気的接続が可能となる。
【図1】本考案によるコネクタ組立体の展開斜視図;
【図2】コネクタが、ケーブルの導体を線形配列に並べ
るのに使用される割付け板と、割付け板に固定されるよ
うに設計された接続ブロックと、を含むところの、コネ
クタ組立体内に使用されるコネクタの展開斜視図;
るのに使用される割付け板と、割付け板に固定されるよ
うに設計された接続ブロックと、を含むところの、コネ
クタ組立体内に使用されるコネクタの展開斜視図;
【図3】通常は接点がその中に位置決めされるハウジン
グから分離された一対の接点支持組立体及びベース部材
を示す、コネクタ組立体内に使用される第1のアダプタ
の部分断面図;
グから分離された一対の接点支持組立体及びベース部材
を示す、コネクタ組立体内に使用される第1のアダプタ
の部分断面図;
【図4】ベース部材上に装着された接点支持組立体の平
面図;
面図;
【図5】図4の組合体の背面図;
【図6】通常はその中に位置決めされるハウジングから
分離された一対の接点組立体、ベース部材及び遮蔽部材
を示す、コネクタ組立体内に使用される第2のアダプタ
の部分断面展開図;
分離された一対の接点組立体、ベース部材及び遮蔽部材
を示す、コネクタ組立体内に使用される第2のアダプタ
の部分断面展開図;
【図7】ベース部材上に装着された接点支持組立体の平
面図;
面図;
【図8】図7の組立体の背面図である。
100: アウトレットボックス
200: ケーブル
300、300´: コネクタ
400: フレーム
500: アダプタ
600: アダプタ
565、690: 可撓装着部分
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(72)考案者 ドレクスラー,レオナルド ヒユー
アメリカ合衆国 46032 インデイアナ、
カーメル、エデンエステーツ ドライブ
11656
(72)考案者 ハブナー,ウイリアム チヤールズ
アメリカ合衆国 07764 ニユージヤージ
ー、ウエストロングブランチ、サラトガ3
ビー、ボツクス4、マンモス ロード
110
Claims (10)
- 【請求項1】 各コネクタがその後方端部において複数
の導体と電気接続を形成し、かつその前方端部において
共通の電気インターフェースを形成するところの複数の
コネクタと;各アダプタは個々のコネクタと対応し、そ
の後方端部においてコネクタの共通の内部電気インター
フェースの相手側となってそれと電気接続を形成する内
部電気インターフェースを有し、各アダプタは更にその
前方端部において、対応の外部コネクタの相手側となっ
てそれと電気接続を形成する特定の外部電気インターフ
ェースを有する複数のアダプタと;アウトレットボック
ス内に装着すると共に、その後方端部において前記複数
のコネクタを支持しかつその前方端部において前記複数
のアダプタを支持するためのフレームであって、その後
方端部において、締付具を使用することなく前記複数の
コネクタを所定位置に固定するための第1の装着部材を
含み、更にその前方端部において、締付具を使用するこ
となく前記複数のアダプタを装着するための第2の装着
部材を含み、第1及び第2の装着部材はそれぞれ、前記
アダプタの内部電気インターフェースを前記コネクタの
共通の内部インターフェースと係合させるように個々の
コネクタと個々のアダプタとを位置決めするところのフ
レームと; からなる、種々の形状を有する外部コネク
タと電気接続を形成するためにユーザが交換可能なアダ
プタを有するコネクタ組立体。 - 【請求項2】 フレームの第1の装着部材は、締付具を
使用することなく各コネクタを所定位置に固定するため
の一対の可撓装着部分を含み、可撓装着部分には、コネ
クタをフレーム装着したりフレームから取外したりする
ためにたわみを与えることが可能であることを特徴とす
る請求項1に記載のコネクタ組立体。 - 【請求項3】 フレームの各可撓装着部分は1つの開口
を含み、各コネクタの側部は、コネクタがフレームに固
定されるときに可撓装着部分内の開口により受け入れら
れる対向の伸長突起部を含むことを特徴とする請求項2
に記載のコネクタ組立体。 - 【請求項4】 フレームの第2の装着部材は、締付具を
使用することなく各アダプタを所定位置に固定するため
の一対の開口を含み、各対の開口は対応の対をなすフレ
ームの可撓装着部分と位置が一致し、各アダプタがフレ
ームに固定されるとき開口により受入れられる突起部を
有する一対の可撓装着部分を含むことを特徴とする請求
項2に記載のコネクタ組立体。 - 【請求項5】 各アダプタは:共通の内部電気インター
フェースの相手側となって電気接続を形成する内部電気
インターフェースを提供する複数接点がその上に支持さ
れる支持部材を含む第1の接点組立体と;対応の外部コ
ネクタの相手側となる特定の外部電気インターフェース
を提供する複数の接点がその上に支持される支持部材を
含む第2の接点組立体であって、第1及び第2の接点組
立体は相互に電気接続されるところの第2の接点組立体
と;及び第1及び第2の接点組立体がその中に位置決め
される中空ハウジングであって、第1の接点組立体はハ
ウジングの後方に配置されまた第2の接点組立体の接点
はハウジングの前方に配置されるところの中空ハウジン
グと;からなることを特徴とする請求項1に記載のコネ
クタ組立体。 - 【請求項6】 各アダプタのハウジングの前方端部は対
応する外部コネクタを受入れるような形状に形成される
ことを特徴とする請求項5に記載のコネクタ組立体。 - 【請求項7】 第1及び第2の接点組立体はその側部が
横方向に伸長する平坦なベース部材上に装着され、ハウ
ジングはベース部材の側部を受入れるようにその内面内
に形成された溝を有する一対の対向側壁を有することを
特徴とする請求項5に記載のコネクタ組立体。 - 【請求項8】 ハウジングの各側部はその中に開口を有
し、第1の接点組立体の支持部材は、第1及び第2の接
点組立体とベース部材とをハウジングに固定するため
に、ハウジングの側部内の開口により受入れられる突起
部を有する一対の可撓設装着部分を含むことを特徴とす
る請求項7に記載のコネクタ組立体。 - 【請求項9】 アダプタの内部電気インターフェースを
提供する接点は、全体的に垂直方向に伸長するように第
1の接点組立体の支持部材上に装着された線形配列の等
間隔配置ワイヤ接点を含むことを特徴とする請求項5に
記載のコネクタ組立体。 - 【請求項10】 コネクタの共通の電気インターフェー
スは、アダプタのワイヤ接点を受入れるコネクタ内の溝
内に等間隔に配置された線形配列の接点を含むことを特
徴とする請求項9に記載のコネクタ組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204591U JPH0631658Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | コネクタ組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204591U JPH0631658Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | コネクタ組立体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115768U true JPH04115768U (ja) | 1992-10-14 |
JPH0631658Y2 JPH0631658Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31900997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1204591U Expired - Lifetime JPH0631658Y2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | コネクタ組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631658Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP1204591U patent/JPH0631658Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631658Y2 (ja) | 1994-08-22 |
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