JPH04115575A - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子

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JPH04115575A
JPH04115575A JP2238703A JP23870390A JPH04115575A JP H04115575 A JPH04115575 A JP H04115575A JP 2238703 A JP2238703 A JP 2238703A JP 23870390 A JP23870390 A JP 23870390A JP H04115575 A JPH04115575 A JP H04115575A
Authority
JP
Japan
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region
gate electrode
charge
electrode
potential
Prior art date
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Pending
Application number
JP2238703A
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English (en)
Inventor
Satoshi Hirose
広瀬 諭
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH04115575A publication Critical patent/JPH04115575A/ja
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は固体撮像素子に関し、特に、光電変換素子と
してアバランシェフォトダイオードを用いた増幅形固体
撮像素子に関する。
〔従来の技術〕
第6図に、菰淵、安藤[アバランシェ増幅型固体撮像素
子の動作解析J 、r 1989年テレビジョン学会全
国大会」講演番号2−16 (p43)において示され
たこの種の固体撮像素子(1面木相当)の回路構成を示
す。同図において、1はアバランシェフォトダイオード
(APD)、2 、3はそれぞれ第1および第2のゲー
) (Gl 、 G2)、4は電荷蓄積容量(Cm )
、5,6はそれぞれクロック信号4貫、φ2の入力線、
Tは出力信号線を示す。
このような構成は例えば第7図に示すような素子構造に
よって実現される。同図において、11はP形シリコン
基板、12.13はN+領領域14はN領域、15はN
−領域を示す。ここでNの右肩に付した+、−は通常の
Nに比較してそれぞれN形不純物濃度が高い(10”c
m−3以上程度)領域および低い(1016cm−3以
下程度)領域であることを示している。また16.17
は第1.第2のゲート2,3を構成するMIS FET
のゲート電極であシ、ゲート3を構成するMOSFET
のドレイン(D)であるN+領域12は、出力信号線7
に接続される。なお、図においてMISFETのゲート
絶縁膜等の絶縁膜は省略しである。また、P形シリコン
基板11とN形のシリコン領域13.15とによってア
バランシェフォトダイオード1が、P形シリコン基板1
1とN領域14とによって蓄積容量4がそれぞれ形成さ
れている。
次に、第8図を用いてこの素子の動作を説明する。同図
(a)〜(、)は、それぞれリセット時、キャリア増幅
および蓄積時、分離時、読出し時ならびに読出し完了時
における各部のポテンシャル図を示す。
ある時刻t、において、第4および第2ゲートに高(H
”)レベルの電圧を印加すると、第8図(、)に示した
ように電子に対するポテンシャルが低くなシ、アバラン
シェフォトダイオードおよび蓄積容量を構成するN形の
シリコン領域13,14.15の電位は第1および第2
ゲートのポテンシャルにリセットされる。この段階で、
アバランシェフォトダイオードを構成するN+領域13
とP形シリコン基板11との間の接合には十分な逆バイ
アスがかけられ、光の入射によって注入された電荷はア
バランシェ効果によシ増倍される。
次に時刻t1)において第2ゲートの電圧を低(L”)
レベルとすると、同図(b)に示したようにその下のポ
テンシャルが高くなυ、増倍され蓄積された電荷がドレ
インに流出するのを防ぐ。
時刻1cにおいて第1ゲートにかける電圧を低レベルに
すると、同図(C)に示すようにその下のポテンシャル
が高くなシ、蓄積された電荷が分離される。この分離は
、次の信号読出し期間中に、アバランシェ増倍が読出し
信号に影響を与えるのを防ぐ目的で行なわれる。
時刻tdで第2ゲートにかける電圧を高レベルとするこ
とによシ、同図(d)に示したように蓄積電荷の読出し
が行なわれる。
読出し完了後、時刻t0で第2ゲートの電圧を低レベル
に戻すことによシ、同図(、)に示したようなポテンシ
ャル分布となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のような従来の増幅形固体撮像累子においては、電
荷の蓄積とともにアバランシェフォトダイオードの増倍
係数が変化し、そのために入射光量と出力との関係が非
線形となる問題がある。すなわち、第8図(b)におい
て電荷の蓄積が進むと、アバランシェフォトダイオード
を構成するN形のシリコン領域の電位が低下していく。
このため、第8図(a)に示したリセット時においてア
バランシェ7オトダイオードのPN接合にかけられてい
た逆バイアス電圧が下がシ、空乏層中の電界が小さくな
るため増倍係数が低下する。
この機構を、第9図および第10図を用いてさらに詳し
く説明する。まず、第9図はアバランシェフォトダイオ
ードのPN接合部のリセット時(1)および電荷蓄積時
0)におけるエネルギーバンド図で、E、はフェルミ準
位を示す。図から明らかなように、リセット時において
接合付近で電荷にかかる電界E1に対し、電荷蓄積後の
同電界E2の方が大きく、lE+I<IEzlの関係が
ある。なお、図中eは電子を示す。またWX、WTlは
それぞれリセット時および電荷蓄積時の空乏層幅を示し
ている。
一方、第10図は1987年I EDMのテクニカルダ
イジェスト(J、 W、 Slotboom at a
l、 、Teehn。
Digest、19B?、IEDM、p494)に記載
された電子のイオン化率αの電界依存性を示す図である
従来の実験効果をまとめたもので、S#′iシリコン表
面(Surface)近傍の値、Bはシリコン深部(B
ulk)での値を示している。同図からイオン化率αが
電界Eに対して正の相関をもつことが明らかである。
ここで、イオン化率αは位置Xの関数であシ、x1≦X
≦x2の範囲で変化しx (xl 、 X> x2にお
いてはα=0であるとしたとき、X1≦X°≦x2を通
過した電荷の増倍係数Mはこのαに対して次式で示され
、Mとαとは正の相関を示す。
M = *xp (f  αdx) 以上のことから、増倍係数はリセット時において最も大
きく、電荷が蓄積されるに従って、接合電界の低下とと
もに低下していくことがわかる。
この発明の目的は、蓄積電荷量に無関係に電荷の増倍係
数が一定なアバランシェ増幅形の固体撮像素子を得るこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の固体撮像素子は、アバランシェフォトダイオ
ードに隣接する半導体領域上に絶縁膜を介して電極を配
置することによシミ荷蓄積部を形成するとともに、これ
らアバランシェフォトダイオードと電荷蓄積部との間の
半導体領域上に絶縁膜を介して表面ポテンシャル制御用
ゲート電極を形成したものである。
〔作用〕
電荷蓄積時において、増幅された電荷は電荷蓄積部に蓄
積されるが、表面ポテンシャル制御用ゲート電極下には
電荷は蓄積されず、この部分の表面ポテンシャルは変化
しない。これによルアバランシェフオドダイオード部分
の表面ポテンシャルは固定され、したがってそのPN接
合にかかる逆バイアス電圧も変化しない。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図を用いてこの発明の一実施例
を説明する。
第1図は本実施例の固体撮像素子(1画素和尚)の断面
図である。同図において、P形シリコン基板21の上に
N+領域22を形成し、その周囲をN−領域23でとシ
囲むことにょシ光電変換素子としてのアバランシェフォ
トダイオードを形成している。一方、P形シリコン基板
21の上にN−領域24を形成し絶縁膜を介してポリシ
リコンからなるゲート電極25を配置することにょシミ
荷転送素子(COD)の構成要素としている。
ここで、上記アバランシェフォトダイオードと転送領域
との間のP形シリコン基板21の上に絶縁膜を介してポ
リシリコンゲート電極26を配置することによシミ荷蓄
積領域を形成するとともに、この電荷蓄積領域と7バラ
ンシエフオトダイオードおよび転送領域との間のP形シ
リコン基板21の上にも、それぞれ絶縁膜を介してポリ
シリコンゲート電極27および28を配置しである。こ
のうちポリシリコンゲート電極2Tは後述するように表
面ポテンシャル制御用で、ポリシリコンゲート電極28
はトランスファーゲートを構成するものである。
なお、第1図において、シリコン領域と各ゲート電極間
および各ゲート電極相互間を絶縁する絶縁膜は第7図と
同様に省略して示しである。また29は素子間分離用シ
リコン酸化膜を示す。実際に固体撮像装置を構成するに
当っては、同一の半導体基板上に同種の素子が多数集積
して用いられる。
次に本実施例の動作を説明する。
第2図は電荷蓄積時、第3図は読出し時における素子各
部のポテンシャルをそれぞれ示すエネルギーバンド図で
、位置の対応関係を示すために素子の断面構造を併せて
示しである。
第2図において、アバランシェフォトダイオードを構成
している本体はP形シリコン基板21とN+領域22と
で形成されるPN接合であるが、このN+領域22とそ
の周囲のN−領域23の電位は、ポリシリコンゲート電
極27の下の表面ポテンシャル(表面電位)によって固
定される。ここで、ポリシリコンゲート電極25にはポ
リシリコンゲート電極2Tよシも高い電圧が印加される
これによシボリシリコンゲート電極25の下のシリコン
領域の電子に対するポテンシャルは低くなシ、電荷蓄積
領域として作用するが、ポリシリコンゲート電極27の
下のシリコン領域には電荷が蓄積されないためその表面
ポテンシャルは変化しない。したがってアバランシェフ
ォトダイオードのPN接合に加わる電位差は変化せず、
その増倍係数は変わらない。
この電荷蓄積期間中は、ポリシリコンゲート電極28に
は低い電圧が印加されておシ、蓄積された電荷は転送領
域たるN−領域24には流入しない0 電荷蓄積期間が終了すると、ポリシリコンゲート電極2
5.27には低い電圧がかけられ、第3図に示すように
その表面ポテンシャルが上昇する。
このとき、ポリシリコンゲート電極25の下のシリコン
領域に蓄積された電荷はポリシリコンゲート電極28の
下のシリコン領域を経てN−領域24に移送される。そ
の後ポリシリコンゲート電極25゜27に再び高レベル
の電圧が印加され、第2図に示したような電荷蓄積期間
が開始される。
なお、本実施例ではポリシリコングー)ti25゜28
の下のシリコン領域はP形であるが、これをN形として
も同様の効果を奏する。例として、ポリシリコンゲート
電極25をN領域30の上に配置した構造を第4図に示
す。
また、上記実施例ではP形シリコン基板上に直接素子を
形成しているが、N形シリコン基板を用い、これにイオ
ン注入等の方法でP形シリコン領域を形成した上に素子
を形成しても同様の効果が得られることはもちろんであ
る。
さらに、上記実施例は増幅形固体撮像素子としての基本
的な動作を行なう最も単純な例であるが、プルーミング
抑制やシャッタ機能等を実現するための構造を付加する
ことも適宜可能である。例えば第1図に示した構造にお
いて、ポリシリコンゲート電極25に対し紙面に垂直な
方向に隣接させてオーバーフロー制御用のゲート電極を
配置した例を第5図に示す。同図(、)はその断面図、
同図ら)は平面図である。同図(b)において斜線を付
した矩形はポリシリコンゲート電極を示し、斜線を付さ
ない輪郭で囲まれた領域は素子分離用シリコン酸化膜2
9で囲まれた活性領域を示している。また矢印はCOD
の転送方向を示している。
第5図において、オーバーフロー制御用ポリシリコンゲ
ート電極31に適当な電圧を印加することによシ、過大
な入射光量によってポリシリコンゲート電極25の下の
蓄積領域からあふれた電荷をオーバーフロードレイン3
2へ捨て、ブルーミングを抑制することができる。また
適当な時刻にオーバーフロー制御ゲートをオン状態にし
て電荷を掃き出した後に、同ゲートをオフ状態にして電
荷蓄積を開始させるようにすることで、電子シャッタ機
能を実現できる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、光電変換集子たるアバ
ランシェ7オトダイオードと生成増倍された電荷を蓄積
する電荷蓄積部との間の半導体領域上に表面ポテンシャ
ル制御用ゲート電極を配置して当咳半導体領域の表面ポ
テンシャルを固定できるようにしたことによシ、電荷蓄
積時にアバランシェ7オトダイオードの増倍係数が変化
せず、入射光量と出力との線形性が良好に保たれる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図およ
び第3図はその動作を説明するためのエネルギーバンド
図、第4図は他の実施例を示す断面図、第5図(a) 
、 (b)はさらに他の実施例を示す断面図および平面
図、第6図および第7図は従来例を示す回路図および断
面図、第8図はその動作原理を示すポテンシャル図、第
9図はそのエネルギーバンド図、第10図は電子のイオ
ン化率の電界依存性を示す図である。 2111・・@PP形リコン基板、22N  −・φ・
領域、23.24・・・・N″′′領域5〜28昏・拳
・ポリシリコングー)X極、30・・・・N領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  光電変換素子およびこの光電変換素子で生成された電
    荷を蓄積する電荷蓄積部を有する光電変換部と、この光
    電変換部からトランスファーゲートを介して信号電荷を
    読出し転送する電荷転送部とを備え、上記光電変換素子
    として、第1導電形半導体領域上に第2導電形領域を形
    成しかつその周囲をより不純物濃度の低い第2導電形半
    導体領域でとり囲んでなるアバランシエフオトダイオー
    ドを用いた固体撮像素子において、半導体領域上に絶縁
    膜を介して電極を配置することによつて電荷蓄積部とす
    るとともに、この電荷蓄積部とアバランシエフオトダイ
    オードとの間の半導体領域上に、絶縁膜を介して表面ポ
    テンシャル制御用ゲート電極を配置したことを特徴とす
    る固体撮像素子。
JP2238703A 1990-09-05 1990-09-05 固体撮像素子 Pending JPH04115575A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324304A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Fujifilm Corp 固体撮像素子及び撮像装置
JP2008072046A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Fujifilm Corp 固体撮像素子およびその駆動方法
JP2008535231A (ja) * 2005-03-31 2008-08-28 イー2ヴイ テクノロジーズ (ユーケイ) リミテッド Ccd素子
US7898051B2 (en) 2007-05-07 2011-03-01 Fujifilm Corporation Imaging device, method of driving imaging device, and method of manufacturing imaging device

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