JPH04115563U - 十字溝加工装置 - Google Patents
十字溝加工装置Info
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- JPH04115563U JPH04115563U JP2623891U JP2623891U JPH04115563U JP H04115563 U JPH04115563 U JP H04115563U JP 2623891 U JP2623891 U JP 2623891U JP 2623891 U JP2623891 U JP 2623891U JP H04115563 U JPH04115563 U JP H04115563U
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- 238000000227 grinding Methods 0.000 abstract description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡潔で設備費が安価ですみ、短い加工
時間で十字溝加工をおこなうことができる十字溝加工装
置を提供する。 【構成】 所定の割出角度で間欠回転するインデツクス
テ−ブルのテ−ブル3上に、前記割出角度ごとに複数個
のワ−ク保持具4を設け、このワ−ク保持具4に保持さ
れ第1の割出位置Bに停止したワ−ク6およびこの位置
から所定の溝交差角度θだけ回転した第2の割出位置C
に停止したワ−ク6の各端面に対して、加工ユニツトの
砥石車(工具)27により溝加工をおこなう。これによ
つてワ−ク6には、溝31と溝32の2本の十字溝が形
成される。
時間で十字溝加工をおこなうことができる十字溝加工装
置を提供する。 【構成】 所定の割出角度で間欠回転するインデツクス
テ−ブルのテ−ブル3上に、前記割出角度ごとに複数個
のワ−ク保持具4を設け、このワ−ク保持具4に保持さ
れ第1の割出位置Bに停止したワ−ク6およびこの位置
から所定の溝交差角度θだけ回転した第2の割出位置C
に停止したワ−ク6の各端面に対して、加工ユニツトの
砥石車(工具)27により溝加工をおこなう。これによ
つてワ−ク6には、溝31と溝32の2本の十字溝が形
成される。
Description
【0001】
この考案はたとえば軸材や棒材などのワ−クの端面に、十字溝を加工する装置
に関する。
【0002】
従来のこの種の十字溝加工は、マシニングセンタ等のNC付加工装置を用い、
1本の溝加工をおこなつたのちワ−クを溝交差角度(たとえば90度)分だけ自
転させ、2本目の溝加工をおこなつている。
【0003】
このため切削や研削により溝加工をおこなう加工ユニツトを2サイクル動作さ
せねばならず、ワ−ク1個あたりの加工サイクルタイムが長く、またワ−ク自転
機構およびその制御装置をそなえた高価なマシニングセンタを使用するため設備
費もかさむという問題があつた。
【0004】
この考案は上記従来の問題点を解決するもので、構造が簡潔で設備費が安価で
すみ、短い加工サイクルタイムで能率よく十字溝加工をおこなうことができる十
字溝加工装置を提供しようとするものである。
【0005】
しかしてこの考案の十字溝加工装置は、所定の割出角度でテ−ブルを間欠回転
駆動するインデツクステ−ブルと、前記テ−ブル上に前記割出角度ごとに設けた
複数個のワ−ク保持具と、前記ワ−ク保持具に保持され第1の割出位置に停止し
たワ−クおよびこの第1の割出位置から所定の溝交差角度回転した第2の割出位
置に停止したワ−クの各端面を同一方向に溝加工する加工ユニツトとを具備した
ことを特徴とする。
【0006】
この考案の装置においては、被加工物であるワ−クはワ−ク保持具により保持
されテ−ブルと共に所定の割出角度で間欠的に回転駆動されて移動する。この移
動中において、第1の割出位置に停止したワ−クと、この位置から溝交差角度分
だけ回転した第2の割出位置に停止したワ−クの各端面に対して、加工ユニツト
は同一方向に向う溝加工をおこなう。これによつてワ−クには、第1の割出位置
によつて加工された溝と、第2の割出位置によつて加工された溝が形成される。
【0007】
以下図1乃至図3によりこの考案の一実施例を説明する。図中、1はインデツ
クステ−ブルで、2はその駆動部であり、円板状のテ−ブル3を割出角度90度
で間欠回転駆動するものである。4はテ−ブル3上に取付けたコレツトチヤツク
から成るワ−ク保持具で、テ−ブル3の回転中心Oを中心とするピツチ円5上に
、90度おきに4個設けられている。
【0008】
そして各ワ−ク保持具4は、図3に示すように、被加工物であるワ−ク6の供
給を受ける位置(割出位置)Aを基準として、テ−ブル3の間欠回転駆動により
90度ずつ矢印R方向に回転移動し、後述の加工ユニツト20によるワ−クの溝
加工をおこなう位置B,Cを経て、位置Dにおいて加工済のワ−クを排出後、位
置Aに戻り次のワ−クの供給を受けるようになつている。
【0009】
このワ−ク保持具4は、図1に示すように、テ−ブル3に固着したスリ−ブ1
1に、ワ−ク6把持用のコレツト12を嵌込み、スプリング13により下向きに
付勢される引込軸14の上端をコレツト12にねじ込接続して成る。そしてワ−
ク6の着脱をおこなう位置AおよびD(図3参照)のワ−ク保持具4の直下部に
は、引込軸14を押上駆動してコレツト12を開放するエアシリンダ15が、そ
のピストンロツドに固着した押上板16を引込軸14の下端面に対向させて、基
礎上に設置してある。
【0010】
また20は加工ユニツトで、X軸方向(水平方向)に延びるガイド21に沿つ
て駆動機22によりX軸方向に往復駆動される横行台23上に、Z軸方向(上下
方向)に延びるガイド24を立設し、このガイド24に沿つて図示しない駆動機
によりZ軸方向に往復駆動されるキヤリヤ25に、研削ヘツド26を取付けて成
る。
【0011】
研削ヘツド26は、溝加工用の工具である砥石車27と、この砥石車27を回
転駆動する駆動機28とから成る。そして上記X軸方向は、位置Bと位置Cのワ
−ク6の中心を結ぶ中心線29に平行になるように、設定してあり、砥石車27
はこの中心線29上をX軸方向に移動するよう、砥石車27の位置を決めてある
。
【0012】
次に上記構成の十字溝加工装置30の動作について主として図3により説明す
ると、図示しない産業用ロボツト等のワ−ク供給ユニツトから供給した短い中空
軸状のワ−ク6を、位置Aに停止したワ−ク保持具4に把持させ、インデツクス
テ−ブル1を駆動してテ−ブル3を割出角度90度だけ矢印R方向に回転させ、
ワ−ク6を位置Bで停止させる。なお位置Aにおけるワ−ク6の供給はテ−ブル
3の割出回転ごとにおこなわれる。
【0013】
次に加工ユニツト20が起動し、砥石車27は図1に示すように下降後、矢印
S方向に移動し、位置Bのワ−ク6の端面に対して、溝31を研削加工する。こ
の加工後テ−ブル3はさらに矢印R方向に90度回転し、上記と同様に加工ユニ
ツト20が動作して、位置Cのワ−ク6に対して溝32を研削加工する。
【0014】
この位置Cのワ−ク6には前工程ですでに溝31が加工されており、この溝3
1はテ−ブル3の割出角度に等しい90度だけ回転した向きを向いているため、
2本の溝31と32の溝交差角度θは90度となり、所望の十字溝が形成された
ことになる。このとき位置Bにあるワ−ク保持具4には、後続の別のワ−ク6が
把持されており、このワ−クには砥石車27により溝31の加工が同時におこな
われる。すなわち加工ユニツト20の1サイクルの研削動作により、2個のワ−
ク6に対して溝加工がおこなわれるのである。
【0015】
十字溝加工をおえたワ−ク6は、テ−ブル3の次の割出回転により位置Dに達
し、エアシリンダ15によりワ−ク保持具4による把持を解除され、図示しない
産業用ロボツト等から成る排出ユニツトにより装置外方へ排出される。空になつ
たワ−ク保持具4はテ−ブル3の次の割出回転により位置Aに達し、新たなワ−
ク6の供給を受け、以下同様の工程を繰返してワ−クの十字溝加工が連続してお
こなわれる。
【0016】
この考案は上記実施例に限定されるものではなく、たとえばワ−ク保持具4と
してはコレツトチヤツク以外の形式のものを用いてもよく、また加工ユニツト2
0は、フライスカツタを用いるものなど研削以外の加工をおこなうものとしても
よい。またインデツクステ−ブル1としては割出角度45度のものを用いること
もでき、この場合は位置Bから2回の割出角度回転後の位置に達したワ−クと位
置Bのワ−クとに対して、加工ユニツト20による溝加工をおこなえばよい。
【0017】
また上記実施例では、1台の研削ヘツド26により位置Bと位置Cのワ−クに
対して溝加工をおこなつたが、研削ヘツド26を2台設け、位置Bと位置Cのワ
−クに対して各研削ヘツド26により並行して溝加工をおこなうようにすれば、
加工サイクルタイムはさらに短縮することができる。
【0018】
また上記実施例は溝交差角度θが90度の場合について説明したが、割出角度
が60度のインデツクステ−ブルを用いれば、溝交差角度θが60度の十字溝加
工をおこなうことができる。この場合さらに研削ヘツドを追加して設け、位置C
の次の割出停止位置における溝加工を付加して、60度で交差する3本の溝をそ
なえた製品を得ることもできる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、ワ−ク保持用の保持具をそなえたイン
デツクステ−ブルと所定方向に向う溝加工をおこなう加工ユニツトとから成る簡
潔な構成の装置により十字溝加工をおこなうことができ、設備費は安価ですむ。
【0020】
また第1の割出位置と第2の割出位置に停止した2個のワ−クに対して加工ユ
ニツトの1サイクルの動作により2個の溝加工をおこなうことができるので、ワ
−ク1個あたりの加工サイクルタイムは短くてすみ、生産性が高い。
【図1】この考案の一実施例を示す十字溝加工装置の一
部切欠正面図である。
部切欠正面図である。
【図2】図1の装置の平面図である。
【図3】図1の装置の使用状態を示す要部平面図であ
る。
る。
1 インデツクステ−ブル
3 テ−ブル
4 ワ−ク保持具
5 ピツチ円
6 ワ−ク
20 加工ユニツト
25 キヤリヤ
26 研削ヘツド
27 砥石車
30 十字溝加工装置
31 溝
32 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の割出角度でテ−ブルを間欠回転駆
動するインデツクステ−ブルと、前記テ−ブル上に前記
割出角度ごとに設けた複数個のワ−ク保持具と、前記ワ
−ク保持具に保持され第1の割出位置に停止したワ−ク
およびこの第1の割出位置から所定の溝交差角度回転し
た第2の割出位置に停止したワ−クの各端面を同一方向
に溝加工する加工ユニツトとを具備したことを特徴とす
る十字溝加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2623891U JP2539056Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 十字溝加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2623891U JP2539056Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 十字溝加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115563U true JPH04115563U (ja) | 1992-10-14 |
JP2539056Y2 JP2539056Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=31910771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2623891U Expired - Lifetime JP2539056Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 十字溝加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539056Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2694873T3 (es) | 2014-04-30 | 2018-12-27 | Japan Tobacco, Inc. | Método de fabricación de una fuente de calor de carbono |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP2623891U patent/JP2539056Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2539056Y2 (ja) | 1997-06-18 |
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