JPH04114966U - 吊戸のガイド装置 - Google Patents
吊戸のガイド装置Info
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- JPH04114966U JPH04114966U JP1811191U JP1811191U JPH04114966U JP H04114966 U JPH04114966 U JP H04114966U JP 1811191 U JP1811191 U JP 1811191U JP 1811191 U JP1811191 U JP 1811191U JP H04114966 U JPH04114966 U JP H04114966U
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- Japan
- Prior art keywords
- hanging door
- runner
- hanging
- upper rail
- guide pin
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Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】吊戸本体をコーナー部側に走行させた場合の走
行トラブルを回避する。 【構成】断面が略コ字型で下方開口1aを挟んで左右に
走行受片10,10を全長に有する上レール1,1を、
その各々の下方開口1a,1aを連通させて平面視にお
いてL字型に連結する。複数枚の吊戸本体3の上端のラ
ンナー2を上レール1の走行受片10に載設して吊戸本
体3を上レール1に吊下げ走行自在にする。上レール
1,1における上記L字型のコーナー部側に位置する吊
戸本体3のランナー2からコーナー部側に突出させて他
側の上レール1の垂下外壁1bの内面に当接して吊戸本
体3の一定以上の走行を停止させるストッパーSをラン
ナー2に備える。
行トラブルを回避する。 【構成】断面が略コ字型で下方開口1aを挟んで左右に
走行受片10,10を全長に有する上レール1,1を、
その各々の下方開口1a,1aを連通させて平面視にお
いてL字型に連結する。複数枚の吊戸本体3の上端のラ
ンナー2を上レール1の走行受片10に載設して吊戸本
体3を上レール1に吊下げ走行自在にする。上レール
1,1における上記L字型のコーナー部側に位置する吊
戸本体3のランナー2からコーナー部側に突出させて他
側の上レール1の垂下外壁1bの内面に当接して吊戸本
体3の一定以上の走行を停止させるストッパーSをラン
ナー2に備える。
Description
【0001】
本考案は、断面が略コ字型で下方開口を挟んで左右に走行受片を全長に有する
上レールがその各々の下方開口が連通されて平面視においてL字型に連結され、
複数枚の吊戸本体の上端のランナーが上レールの走行受片に載設されて吊戸本体
が上レールに吊下げ走行自在になされた吊戸のガイド装置に関し、詳しくは吊戸
本体をコーナー部側に走行させた場合の走行トラブルを回避しようとする技術に
係るものである。
【0002】
従来、図9に示すように、断面が略コ字型で下方開口1aを挟んで左右に走行
受片10,10を全長に有する上レール1,1がその各々の下方開口1a,1a
が連通されて平面視においてL字型に連結され、複数枚の吊戸本体3の上端のラ
ンナー2が上レール1の走行受片10に載設されて吊戸本体3が上レール1に吊
下げ走行自在になされた吊戸のガイド装置においては、吊戸本体3を上レール1
,1のコーナー部側に走行させるのに、コーナー部側におけるランナー2におけ
るランナーころ2aが他側の上レール1の下方開口1aにまで走行されるもので
あった。
【0003】
ところがこのように一方の吊戸本体3のランナー2がコーナー部において他側
の上レール1の下方開口1aにまで走行してこれに嵌まり込む場合には、走行上
のトラブルが生じるものである。
本考案はこのような問題を解消しようとするものであり、その目的とするとこ
ろは、コーナー部側のランナーが他側の上レールの下方開口に嵌まり込むのを確
実に回避し、かかる構成を上レール側の改良ではなくランナー側の簡単な改良で
すませることができる吊戸のガイド装置を提供することにある。
【0004】
本考案の吊戸のガイド装置は、断面が略コ字型で下方開口1aを挟んで左右に
走行受片10,10を全長に有する上レール1,1がその各々の下方開口1a,
1aが連通されて平面視においてL字型に連結され、複数枚の吊戸本体3の上端
のランナー2が上レール1の走行受片10に載設されて吊戸本体3が上レール1
に吊下げ走行自在になされた吊戸のガイド装置であって、上レール1,1におけ
る上記L字型のコーナー部側に位置する吊戸本体3のランナー2からコーナー部
側に突出されて他側の上レール1の垂下外壁1bの内面に当接して吊戸本体3の
一定以上の走行を停止させるストッパーSがランナー2に備えられて成ることを
特徴とするものである。
【0005】
このように、上レール1,1における上記L字型のコーナー部側に位置する吊
戸本体3のランナー2からコーナー部側に突出されて他側の上レール1の垂下外
壁1bの内面に当接して吊戸本体3の一定以上の走行を停止させるストッパーS
がランナー2に備えられることによって、吊戸本体3をコーナー部側に走行させ
るのに、ランナー2から突出されたストッパーSは他側の上レール1の垂下外壁
1bに当接してそれ以上の走行が阻止され、ランナー2におけるランナーころ2
aが他側の上レール1の下方開口1aに嵌まり込むことがないようにしたもので
ある。
【0006】
吊戸本体3の上端の前後部にはランナー2,2が取付けられ、これらランナー
2が走行受片10,10を備えた断面コ字型の上レール1に走行自在に挿入され
、吊戸本体3を上レール1に走行自在に保持してある。床面11には適宜間隔を
隔ててガイドピン4が磁力にて突出引退自在に設けられている。そして吊戸本体
3の下端には走行溝5が全長に形成されている。走行溝5は例えば鉄板のような
磁性体にて形成されていてもよい。吊戸本体3の走行溝5の前後部には吸引用磁
石7を設けてある。しかして吊戸本体3の閉塞方向への走行に際して、床面下に
沈んでいるガイドピン4を吸引用磁石7にて磁着して引き上げ、ガイドピン4が
吊戸本体3の下端面の走行溝5に突入し、かかる突入状態が維持されて走行ガイ
ドをおこなうことができるようにしてある。
【0007】
ガイドピン4は床面下に埋入された外筒12に対して昇降自在に挿入され、ガ
イドピン4の先端に磁石6を取付けてある。
ガイドピン4の先端に設けられた磁石6とはその磁極を異ならせた吸引用磁石
7の他極をガイドピン4側の磁石6とは同極になしてガイドピン4を床面下に引
退させる反発用の磁石部分9になしてある。この吸引用磁石7の両側には鉄板の
ような磁性体にて形成された傾斜ガイド8が形成されている。
【0008】
しかして吊戸本体3の閉塞方向への走行にて、傾斜ガイド部8にて床面から不
測に突出しているガイドピン4を床面下に押さえ込み、さらに床面から突出して
いるガイドピン4を反発用磁石7にてガイドピン4をその上端の磁石6を介して
磁着して引き上げ、磁性体にて形成された傾斜ガイド部8に磁石6が磁着してさ
らにガイドピン4は上昇され、吊戸本体3の走行溝5へと案内され、かかるガイ
ドピン4にて吊戸本体3がガイドされて走行されるのである。そしてガイドピン
4が走行溝5の終端に達すると、傾斜ガイド部8にてガイドピン4は押し下げら
れ、そして最終的には反発用磁石9にてガイドピン4を完全に外筒12の内部に
押し下げておくものである。
【0009】
かかる場合、ガイドピン4と外筒12間にごみが侵入してガイドピン4の動き
が阻害されるような虞れが生じる状態のときには、ガイドピン4を容易に抜いて
侵入したごみを容易に除去してその保守をおこなえるようにしてある。以下その
構成を詳述する。
床面下に外筒12が外周の係止突起18を介して抜け止めされて埋設されてい
る。外筒12の上端周部にはフランジ19が形成され、フランジ19を床面11
に当接させることで、外筒12の挿入深さを決めてある。外筒12の内部にはそ
の上方の内径が大きくなった大径箇所23に、外筒12よりは充分に短い筒状の
中間スペーサー16が挿抜自在に挿入され、中間スペーサー16と外筒12の内
径が略等しくなっている。中間スペーサー16及び外筒12内にガイドピン4が
昇降自在に挿入されている。そして中間スペーサー16の上端に引き外し用のフ
ランジ17が周部に延出され、このフランジ17が外筒12のフランジ19に重
ねられている。さらにガイドピン4にはピン20が固定され、このピン20が中
間スペーサー16に形成された長孔21に挿通されている。しかして、外筒12
とガイドピン4間にごみが詰まった場合には、板状の治具22を中間スペーサー
16のフランジ17と外筒12のフランジ19間に挿入して持ち上げ、中間スペ
ーサー16を上方に引き抜く。かかる場合、長孔21の下端がピン20に当接し
て、ガイドピン4を外筒12から引く抜くことができるようにしてある。
【0010】
このように、床面下に外筒12が埋設されるとともに外筒12内に外筒12よ
りは充分に短い筒状の中間スペーサー16が挿抜自在に挿入され、中間スペーサ
ー16及び外筒12内にガイドピン4が昇降自在に挿入され、中間スペーサー1
6の上端に引き外し用のフランジ17が周部に延出されることで、ガイドピン4
と外筒12との間にごみが侵入してガイドピン4の動きが阻害されるような場合
には、中間スペーサー16のフランジ17の下面に例えば板状の外し用の治具2
2を挿入するなどして中間スペーサー16を容易に外し、中間スペーサー16を
外すことで、ガイドピン4と外筒12間に融通をもたせ、ガイドピン4を外筒1
2から抜いて内部のごみの除去を容易におこなえるのである。このように中間ス
ペーサー16を引抜くのは治具22を利用しておこなわれる。
【0011】
ガイドピン4の下端には磁石26が取付けられ、そして中間スペーサー16の
周部側壁にも保持用磁石27が埋設され、しかして、ガイドピン4が吊戸本体3
側に磁着されて最も引き上げられた状態で、ガイドピン4の下端の磁石が保持用
磁石27に磁着されて、ガイドピン4の引き上げられた状態を保持することがで
きるようにしてある。かかる引き上げられた状態を保持することで、ガイドピン
4は吊戸本体3の走行溝3に深く挿通され、ガイド機能を安定させるものである
。
【0012】
中間スペーサー16の下端には係止爪29が弾性変位自在に設けられ、この係
止爪29が外筒12の凹所30に係脱自在に係合することで、中間スペーサー1
6が不測に上昇することがないようにしてある。この係止爪29はなくてもよい
。
そして、断面が略コ字型で下方開口1aを挟んで左右に走行受片10,10を
全長に有する上レール1,1がその各々の下方開口1a,1aが連通されて平面
視においてL字型に連結されてレールのコーナー部が形成されている。このよう
な構成においては本考案は、上レール1,1における上記L字型のコーナー部側
に位置する吊戸本体3のランナー2からコーナー部側に突出されて他側の上レー
ル1の垂下外壁1bの内面に当接して吊戸本体3の一定以上の走行を停止させる
ストッパーSがランナー2に備えられるようにしたものである。具体的には、ラ
ンナーころ2aを回転自在に保持する軸2bを保持するとともにランナー軸2c
に回転自在に支持される保持体2dにストッパーSを一連に突出したものである
。このようなランナー2及びストッパーSの構成は図8(a)に示す構成や同図
(b)に示す構成、並びに同図(c)に示すようなものが考えられる。
【0013】
このように、上レール1,1における上記L字型のコーナー部側に位置する吊
戸本体3のランナー2からコーナー部側に突出されて他側の上レール1の垂下外
壁1bの内面に当接して吊戸本体3の一定以上の走行を停止させるストッパーS
がランナー2に備えられることで、吊戸本体3をコーナー部側に走行させるのに
、ランナー2から突出されたストッパーSは他側の上レール1の垂下外壁1bに
当接してそれ以上の走行が阻止され、ランナー2におけるランナーころ2aが他
側の上レール1の下方開口1aに嵌まり込むことがなく、走行トラブルが生じる
ことがないものである。
【0014】
このように、一方の吊戸本体3側のストッパーSが図1のように他側の上レー
ル1の垂下外壁1bに当接した走行停止状態において、他方の吊戸本体3aをコ
ーナー部側に走行させた場合に、吊戸本体3,3a同士が当接して、ランナー2
のストッパーS同士の衝突が回避するようになされている。
尚、実施例においては、中間スペーサー16とガイドピン4とをピン20と長
孔21を介して連結したが、中間スペーサー16とガイドピン4とは連結しなく
てもよいものである。
【0015】
本考案は上述のように、上レールにおける上記L字型のコーナー部側に位置す
る吊戸本体のランナーからコーナー部側に突出されて他側の上レールの垂下外壁
の内面に当接して吊戸本体の一定以上の走行を停止させるストッパーがランナー
に備えられるから、吊戸本体をコーナー部側に走行させるのに、ランナーから突
出されたストッパーは他側の上レールの垂下外壁に当接してそれ以上の走行を阻
止することができ、ランナーにおけるランナーころが他側の上レールの下方開口
に嵌まり込むのを阻止でき、走行トラブルを回避でき、かつかかる構成をランナ
ー側の簡単な改良ですむという利点がある。
【図1】(a)は本考案の一実施例の部分概略平面図、
(b)は同上の部分断面図、(c)は同上の全体概略平
面図である。
(b)は同上の部分断面図、(c)は同上の全体概略平
面図である。
【図2】同上の一部省略した分解斜視図である。
【図3】同上のガイドピンの昇降を説明する一部破断し
た部分正面図である。
た部分正面図である。
【図4】同上の断面図である。
【図5】同上の正面図である。
【図6】(a)は本考案の一実施例のガイドピン部分の
正面図、(b)は同上のガイドピンが磁力で昇降される
動作を示す側断面図、(c)は同上の磁石の磁極を示す
説明図である。
正面図、(b)は同上のガイドピンが磁力で昇降される
動作を示す側断面図、(c)は同上の磁石の磁極を示す
説明図である。
【図7】同上のガイドピンが中間スペーサーとともに引
き上げられている状態を示す側断面図である。
き上げられている状態を示す側断面図である。
【図8】(a)は同上のランナーの他の実施例の平面
図、(b)は同上のランナーの更に他の実施例の平面
図、(c)は同上のランナーの更に他の実施例の平面図
である。
図、(b)は同上のランナーの更に他の実施例の平面
図、(c)は同上のランナーの更に他の実施例の平面図
である。
【図9】従来例の概略平面図である。
1 上レール
1a 下方開口
1b 垂下外壁
2 ランナー
3 吊戸本体
10 走行受片
S ストッパー
Claims (1)
- 【請求項1】 断面が略コ字型で下方開口を挟んで左右
に走行受片を全長に有する上レールがその各々の下方開
口が連通されて平面視においてL字型に連結され、複数
枚の吊戸本体の上端のランナーが上レールの走行受片に
載設されて吊戸本体が上レールに吊下げ走行自在になさ
れた吊戸のガイド装置であって、上レールにおける上記
L字型のコーナー部側に位置する吊戸本体のランナーか
らコーナー部側に突出されて他側の上レールの垂下外壁
の内面に当接して吊戸本体の一定以上の走行を停止させ
るストッパーがランナーに備えられて成る吊戸のガイド
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1811191U JP2515462Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 吊戸のガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1811191U JP2515462Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 吊戸のガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04114966U true JPH04114966U (ja) | 1992-10-12 |
JP2515462Y2 JP2515462Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=31904736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1811191U Expired - Lifetime JP2515462Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 吊戸のガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515462Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011214326A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Daiken Corp | コーナー連結具 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP1811191U patent/JP2515462Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011214326A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Daiken Corp | コーナー連結具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515462Y2 (ja) | 1996-10-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960618 |