JPH04114706U - ボツクス - Google Patents

ボツクス

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JPH04114706U
JPH04114706U JP1745991U JP1745991U JPH04114706U JP H04114706 U JPH04114706 U JP H04114706U JP 1745991 U JP1745991 U JP 1745991U JP 1745991 U JP1745991 U JP 1745991U JP H04114706 U JPH04114706 U JP H04114706U
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JP
Japan
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mounting bracket
box
front frame
protrusion
hole
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JP1745991U
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雄二 平井
雅昭 安川
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松下電工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入出線用電線の被覆を保護し、固定ねじの取付
けが容易で、取付時において前面枠が下がらず、塗装に
傷がつくのを防止する。 【構成】開口周縁部1aを内側に屈曲させて突部4を前
方へ突設した函体1と、この突部4に一側2aが固着さ
れ他側2bにねじ孔5を有する複数のL形取付金具2
と、突部4および取付金具2の一側2aを凹形部6で包
囲しかつこの凹形部6の内側フランジ6aの端部より取
付金具2の他側2aに対向する垂直面部7を延出すると
ともにねじ孔5に対応する位置に固定ねじ挿通孔8を設
けた前面枠3とを備えたボックスにおいて、取付金具2
の他側2aに被せられたカバー本体14と、ねじ孔5に
対応するカバー本体14の前面の位置に形成され周縁に
傾斜面状のガイド部15を有する孔部16と、カバー本
体14の前面側の開口端縁部より前方へ延出され取付金
具2の一側と内側フランジ6aの間に介在する突片17
とからなる金具カバー13を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、分電盤および端子盤等のボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のボックスにおいては、ブレーカ等を収納した函体と、扉を枢着 した前面枠とが分割され、現場で組み立てるものがあった。具体的な構造として は、図6に示すように、函体50の開口周縁部に形成した突部51にL形取付金 具52を固着し、これに前面枠53をねじ止めできるように、取付金具52およ び前面枠53に取付孔(図示せず)を設けている。また、前面枠53には、突部 51および取付金具52の一側を包囲するように凹形部54が設けてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記取付金具52の周辺には入出用電線が配線されるが、配線作業時等におい て取付金具52の角部で電線の被覆が破れることがあった。 また、前面枠53をねじ止めする際に、前面枠53の取付孔に通した固定ねじ をさらに取付金具52の取付孔に通す必要があり、その作業が困難であった。
【0004】 さらに、前面枠53の取付時において、凹形部54の内側フランジ54aと取 付金具52の一側との間に形成された隙間分だけ前面枠53がその自重により下 がるため、前面枠53を支持する必要があった。 また、取付金具52の他側と前面枠53が近接した状態となるため、凹形部5 4の外側フランジ部54bと函体50の開口周縁部が当たることがあり、例えば 商品輸送途上での振動により開口周縁部の塗装に傷がつく等の問題があった。
【0005】 したがって、この考案の目的は、入出線用電線の被覆を保護し、固定ねじの取 付けが容易で、取付時において前面枠が下がらず、塗装に傷がつくのを防止でき るボックスを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案のボックスは、開口周縁部を内側に屈曲させて突部を前方へ突設した 函体と、この突部に一側が固着され他側にねじ孔を有する複数のL形取付金具と 、突部および取付金具の一側を凹形部で包囲しかつこの凹形部の内側フランジの 端部より取付金具の他側に対向する垂直面部を延出するとともにねじ孔に対応す る位置に固定ねじ挿通孔を設けた前面枠とを備えたボックスにおいて、取付金具 の他側に被せられたカバー本体と、ねじ孔に対応するカバー本体の前面の位置に 形成され周縁に傾斜面状のガイド部を有する孔部と、カバー本体の前面側の開口 端縁部より前方へ延出され取付金具の一側と内側フランジの間に介在する金具カ バーを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
この考案の構成によれば、L形取付金具の他側が金具カバーのカバー本体によ り覆われるため、入出線用電線の被覆が取付金具で破れることはない。また、金 具カバーの孔部の周縁に傾斜面状のガイド部を設けたので、前面枠の固定ねじ挿 通孔を通した固定ねじはこのガイド部により取付金具のねじ孔に誘導されるため 、容易にねじ止め作業ができる。さらに、前面枠の内側フランジと取付金具の一 側との間に金具カバーの突片が介在するため、前面枠の取付時において前面枠が 下がらない。また、カバー本体の前面により前面枠の垂直面部が前方へ押される ため凹形部の外側フランジが函体の開口周縁部に当たらず、開口周縁部の塗装に 傷がつくのを防止できる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例のボックスを図1ないし図5に基づいて説明する。このボ ックスは分電盤等に用いられるもので、函体1とこの函体1の前面にL形取付金 具2…を介して取付けられる前面枠3とを備えている。具体的には、函体1の開 口周縁部1aを内側に屈曲させて突部4を前方へ突設し、開口周縁部1aの上下 辺にある突部4に取付金具2の一側2aを固着している。この取付金具2bの内 側へ突出した他側2bにはねじ孔5が設けてある。前面枠3は、突部4および取 付金具2の一側2aを包囲する凹形部6と、この凹形部6の内側フランジ6aの 端部より取付金具2の他側2bに対向する垂直面部7とを備え、ねじ孔5に対応 する垂直面部7の位置に固定ねじ挿通孔8…が設けてある。また、この前面枠3 は扉9を開閉自在に枢着してあり、内部に主幹ブレーカ10および複数の分岐ブ レーカ11が配設された中蓋12が設置される。前面枠3および中蓋12は、現 場において分解され電気工事の最終作業において函体1に組み込まれる。
【0009】 また、上記取付金具2は、図1に示すような金具カバー13で覆われる。この 金具カバー13は、合成樹脂等の絶縁体で形成され取付金具2の周辺に配線され る入出線用電線の被覆を保護する役割をなす。具体的には、この金具カバー13 は、取付金具2の他側2bに被せられたカバー本体14と、取付金具2のねじ孔 5に対応するカバー本体14の前面の位置に形成され周縁に傾斜面状のガイド部 15を有する孔部16と、カバー本体の前面側の開口端縁部より前方へ延出され 取付金具2の一側2aと内側フランジ6aの間に介在する突片17とからなり、 電線の被覆を破るおそれがある取付金具2の角部の大部分を覆っている。
【0010】 また、図5は金具カバー13を取付金具2に装着した状態を示している。すな わち、金具カバー13を取付けることにより、カバー本体14の前面で前面枠3 の垂直面部7が前方へ押され、凹形部6の内側フランジ6aと取付金具2の他側 2bとの隙間Aに突片17が介在される。この状態で、前面枠3の固定ねじ挿通 孔8から固定ねじ(図示せず)を挿入して金具カバー13の孔部16を介して取 付金具2のねじ孔5に螺着する。このとき、固定ねじ挿通孔8を挿通した固定ね じ20が金具カバー13のガイド部15によりねじ孔5に誘導されるため、ねじ 止め作業が容易になる。また、突片17があるため取付作業時において前面枠3 が隙間Aだけ下がるのを回避できる。さらに、凹形部6の外側フランジ6bが函 体1の開口周縁部1aより離れた構成となるので、例えば商品輸送途上での振動 で開口周縁部1aの塗装に傷がつくのを防止できる。
【0011】
【考案の効果】
この考案のボックスによれば、L形取付金具の他側が金具カバーのカバー本体 により覆われるため、入出線用電線の被覆が取付金具で破れることはない。 また、金具カバーの孔部の周縁に傾斜面状のガイド部を設けたので、前面枠の 固定ねじ挿通孔を通した固定ねじはこのガイド部により取付金具のねじ孔に誘導 されるため、容易にねじ止め作業ができる。
【0012】 さらに、前面枠の内側フランジと取付金具の一側との間に金具カバーの突片が 介在するため、前面枠の取付時において前面枠が下がらず、作業性が良好となる 。 また、カバー本体の前面により前面枠の垂直面部が前方へ押されるため凹形部 の外側フランジが函体の開口周縁部に当たらず、開口周縁部の塗装に傷がつくの を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のボックスの要部分解斜視
図である。
【図2】金具カバーの除いたボックスの分解斜視図であ
る。
【図3】分電盤の外観を示す斜視図である。
【図4】その扉を開けた状態を示す斜視図である。
【図5】金具カバーを取付金具に装着した状態を示す一
部断面側面図である。
【図6】従来例の取付金具およびその周辺を示す一部断
面側面図である。
【符号の説明】
1 函体 1a 開口周縁部 2 取付金具 2a 一側 2b 他側 3 前面枠 4 突部 5 ねじ孔 6 凹形部 6a 内側フランジ 7 垂直面部 8 固定ねじ挿通孔 13 金具カバー 14 カバー本体 15 ガイド部 16 孔部 17 突片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口周縁部を内側に屈曲させて突部を前
    方へ突設した函体と、この突部に一側が固着され他側に
    ねじ孔を有する複数のL形取付金具と、前記突部および
    前記取付金具の一側を凹形部で包囲しかつこの凹形部の
    内側フランジの端部より前記取付金具の他側に対向する
    垂直面部を延出するとともに前記ねじ孔に対応する位置
    に固定ねじ挿通孔を設けた前面枠とを備えたボックスに
    おいて、前記取付金具の他側に被せられたカバー本体
    と、前記ねじ孔に対応する前記カバー本体の前面の位置
    に形成され周縁に傾斜面状のガイド部を有する孔部と、
    前記カバー本体の前面側の開口端縁部より前方へ延出さ
    れ前記取付金具の一側と前記内側フランジの間に介在す
    る突片とからなる金具カバーを備えたことを特徴とする
    ボックス。
JP1745991U 1991-03-22 1991-03-22 ボックス Expired - Fee Related JP2521941Y2 (ja)

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