JPH04114646A - 化学氷嚢成形方法および成形具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 るに際し、使用部位の表面形状に対応した形状に冷凍す
るための冷却方法および、成形具に関する。

［従来の技術］ 従来アイスノン等の化学氷嚢は使用に際しては、予め冷
凍室等で冷凍していた。この場合、単に冷凍室の棚上に
置いたままで冷凍していた。

「発明が解決しようとする課題］ したがって、この化学氷嚢の冷凍後の形状は、凍結固化
によりほぼ平板状となり、これを結露による枕の濡れを
防ぐ意味でタオル等で覆い頭部を冷却する場合には、は
ぼ平板であるが故に頭部への接触面積が小さく、冷却効
果が非常に小さいものであった。また、化学氷嚢の内材
質が凍結固化しないものの場合においても、氷嚢自体の
厚みが薄いために前記した凍結固化する氷嚢の場合と同
様に、頭部への接触面積が小さく冷却効果が小さいもの
であった。

前記した２種類の化学氷嚢は、いずれも使用時に平板状
となるために冷却効果が小さいことと併せて、頭部が不
安定となるなどの欠点があった。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、前記した課題を解決し、冷却効果が大きく、
かつ使用時における頭部の安定性を同上させることを目
的とするものであって、その要旨は化学氷嚢を冷凍する
に際し、使用部位の表面形状に対応する曲面形状を有す
る成形具に、前記化学氷嚢を接触させて冷凍させる氷嚢
成形方法と、化学氷嚢使用部位の表面形状に対応する曲
面を存し、該曲面と略平行な曲面を有する対応部材とか
らなっており、その断面が略Ｕ字形である成形具と、裏
底面がほぼ平坦であり、表底面が凹状曲面を有した成形
具によって目的を達成するものである。さらに氷嚢成形
方法として発泡性の合成樹脂を用いることにより、より
有効となる。

［実施例］ 本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。

第１図は本発明のＵ字成形具を示す斜視図であり、第３
図は本発明の枕形成形具を示す斜視図である。

実施例１ 第１図に示すように、化学氷嚢使用部位に対応する曲面
、すなわぢ前頭部や後頭部の曲面にほぼ等しい曲面３を
有するＵ字成形具であって、前記曲面３に対面する対面
部材３ａも前記曲面３にほぼ平行に配置され、これらは
その一端で湾曲形に接続され、その断面形状はＵ字形を
形成した化学氷嚢成形具である。アイスノン等の化学氷
嚢を冷凍する場合には、第２図に示すように、前記した
Ｕ字形をした曲面４と対面部材４ａどの間に氷嚢を挿入
した状態で冷凍庫に入れ凍結する。冷凍後の化学氷嚢２
は氷嚢成形具１と同様の形状を保っている。

冷凍した化学氷嚢２を使用する際には、氷嚢成形具１か
ら氷嚢２を抜き出１２て、タオル等で包んで頭部に当て
ればよい。

第１図乃至第２図においては、曲面４の曲率半径が大き
いものとなっているが、例えば腕部、脚部等に使用する
場合には、曲率半径の小さいものを用いれば冷却能力を
増大することができる。

また、成形具１から氷嚢２を抜き出すことなく使用する
ことも出来る。

成形具の材質としては、水着を起こし難い合成樹脂が適
当である。

実施例２ 第３図に示すように、裏底面５がほぼ平坦であり、その
反対面は化学氷嚢使用部位に対応する曲面、すなわち後
頭部等の曲面にほぼ等しい凹状曲面４を有する杭状の化
学等しい成形具である。

アイスノン等の化学氷嚢を冷凍する場合には、第４図に
示すように凹状曲面４に化学氷嚢２を押しつけるように
して、前期凹状曲面４に沿わせて整形し、そのまま冷凍
庫等に入れ凍結する。冷凍後の化学氷嚢２を使用する際
には、氷嚢成形具１から氷嚢２を取り外してタオル等で
包んで頭部等に当てればよい。

また、本成形具１の材質として発泡性の合成樹脂を用い
れば、結露を起こさないために枕等を濡らすことがなく
、したがって成形具１から氷嚢２を取り外すことなく、
単に肌と接触する氷嚢上面にのみタオル等を被せればよ
い。

［発明の効果コ 本発明は、アイスノン等の科学氷嚢を冷凍するに際して
、氷嚢を身体の冷却部位形状に対応した曲面を有した氷
嚢成形具にて成形するようにしたので、冷却部位への密
着度が増大してずれ等が起こり難く、また、冷却能力が
増大するために、非常に有効な科学氷嚢の冷凍手段であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２の発明を示す斜視図、第２図はその実施例
を示す斜視図、第３図は第３の発明を示す斜視図、第４
図はその実施例を示す斜視図である。 ：氷嚢成形具 ：科学氷嚢 ：曲面 ａ：対面部材 ・凹状曲面 ：裏底面

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）化学氷嚢を冷凍するに際し、使用部位の表面の形状
   に対応する曲面形状を有する成形具に、前記化学氷嚢を
   接触させて冷凍させることを特徴とする化学氷嚢成形方
   法。 ２）化学氷嚢使用部位の表面形状に対応する曲面を有し
   、該曲面と略平行な曲面を有する体面部材とからなって
   おり、その断面が略Ｕ字形であることを特徴とする化学
   氷嚢成形具。 ３）裏底面がほぼ平坦であり、表底面が凹状曲面である
   ことを特徴とする化学氷嚢成形具。 ４）部材が発泡合成樹脂である請求項２および、または
   、請求項３記載の化学氷嚢成形具。