JPS62191256A - 解氷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車の窓の凍結を解除して視界を確保する解氷装
置に関するものである。

従来の技術 冬期に車の窓が凍結しており、しかも早くスタートさせ
たいとき、視界を確保する手段としては、氷をかき落と
すスクレーパーがあった。他には局をかけて解かす手段
もとられていた。

発明か解決しようとする問題点 しかしながら上記のスクレーパーを利用するものにおい
ては、氷を完全にかき落とすことは難しく視界を十分に
確保できなかった。また烏をかけて解かした場合におい
ても、ワイパーを動かすとその局自体が凍りついたりし
て、返って視界が悪くなり、結局多量の湯が必要となる
がその湯を確保する難しさもあり、余り良い手段とは言
えなかった。

本発明はかかる従来の問題を解消するもので、解氷と解
氷後の水の除去を完全に手軽に行うことを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題を解決するために本発明の解氷装置は、ヒータ
と、ヒータによって加熱され蓄熱する蓄熱材と、ヒータ
および蓄熱材を被覆する断熱材と、断熱材の表面に露出
して設けた吸水材とを備えたものである。

作　　　用 本発明は上記したＦＭ成によって、予めヒータを加熱し
て蓄熱材に蓄熱しておき、解氷するときに吸水材の露出
している表面を窓に押し当ててゆっくり移動させること
により、蓄熱材から氷へ急速に熱が伝達されて解氷を行
い、解氷の結果生じた水は吸水材に吸水され、窓の表面
を完全に無水状態にして解氷と再凍結の防止を図るもの
である。

解氷後は再度ヒータに通電しておくことにより、吸水材
に吸水された水の蒸発と蓄熱材への蓄熱とを行い、次の
使用にｌ１ｆｔえるものである。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとついて説明する
。第１図、第２図において、１はヒータであり、この実
施例では電気毛布などに使用されているチュービングヒ
ータが用いられている。２は蓄熱材であり、ヒータ１の
熱が有効に伝達されるように構成されており、その材料
として酢酸ナトリウム系のものが使用されている。３は
ヒータ１および蓄熱材２を被覆する断熱材であり、ポリ
ウレタンフォームなどが用いられる。４は断熱材３の表
面に露出して設けた吸水材であり、生理用品などに用い
られる吸水性プラスチックなどが適用される。５は蓄熱
材２を保持するプラスチックフィルムなどの保持材であ
り、断熱材３を薄目にして一体で構成しても購わ／ｆい
。６は手を挿入しこの解氷装置を片手で移動させるため
の手挿入口であり、７は蓄熱を行うときにヒータ１にＡ
　Ｃ’＋戊源を接続し発熱させるためのコネクターであ
る。

第３図はこの解氷装置の使用状態図であるが、このよう
にこの装置を車の窓に押し当ててゆっくり移動させるこ
とにより、急速に凍結が解除され、解氷の結果生じた水
は全て吸水材に吸われて処理されてしまう。

発明の効果 以とのように本発明の解氷装置は、ヒータと、ヒータに
よって加熱され蓄熱する蓄熱材と、ヒータおよび蓄熱材
を被覆する断熱材と、断熱材の表面に露出して設けた吸
水材とを備え、予めヒータを加熱して蓄熱材に蓄熱して
おき、解氷するときに吸水材の露出している表面を車の
窓に押し当てながらゆっくりと移動させることにより、
蓄熱材から氷へ急速に熱が伝達されて解氷を行い、解氷
の結果生じた水は全て吸水材に吸水されてしまうので、
車の窓が凍結している場合でも解氷が完全に簡単にすば
やくできて車のスタートが早くでき、水が残らず再凍結
しないので視界の確保が持続され安全であるとともに、
解氷装置が何回もくり返し使用できる特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における解氷装置の断面図、
第２図は同斜視図、第３図は同使用状態図である。 １・・・　ヒータ、２・・・・蓄熱材、３　・・断熱材
、４・　吸水材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒータと、前記ヒータによって加熱され蓄熱する蓄熱材
   と、前記ヒータおよび前記蓄熱材を被覆する断熱材と、
   前記断熱材の表面に露出して設けた吸水材とからなる解
   氷装置。