JP2003501191A - 或るパラメータを持つ冷却装置及び脱毛装置を有する脱毛システム - Google Patents

或るパラメータを持つ冷却装置及び脱毛装置を有する脱毛システム

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JP2003501191A
JP2003501191A JP2001502717A JP2001502717A JP2003501191A JP 2003501191 A JP2003501191 A JP 2003501191A JP 2001502717 A JP2001502717 A JP 2001502717A JP 2001502717 A JP2001502717 A JP 2001502717A JP 2003501191 A JP2003501191 A JP 2003501191A
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cooling device
value
skin contact
epilation
coolant
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オベルマン ヴォルフガング
フルースショルツァー ハンス
ヴァルトナー ローランド
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Philips Electronics NV
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    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D26/00Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers
    • A45D26/0061Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers with means for reducing pain during hair removal
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D26/00Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers
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    • A45D2026/009Details of apparatus for removing superfluous hair with additional lotion applicator, e.g. interchangeable

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Abstract

(57)【要約】 脱毛装置(2)と冷却装置(3)とから成る脱毛システム(1)である。冷却装置は或る量の冷却剤を収容するハウジング(11)を具える。冷却装置(3)には或る皮膚接触表面積を有する皮膚接触部(13)を設ける。また、冷却装置(3)の動力の値が少なくとも3Wのように、皮膚接触部(13)によって、皮膚の領域を冷却する或る動力を冷却装置(3)は有する。収容される冷却剤の量の値は少なくとも20ミリリットルであり、皮膚接触部(13)の接触表面積の値は少なくとも3cm2 である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は特許請求の範囲の請求項1の前文に記載された脱毛システムに関する
ものである。 また、本発明は特許請求の範囲の請求項14の前文に記載された冷却装置に関
するものである。
【0002】 請求項1の前文に記載されたような脱毛システム、及び請求項14の前文に記
載されたような冷却装置は例えば第EP0348862A2 号の特許明細書から既知である
。しかし、この既知の特許明細書には冷却装置のパラメータについての更なるデ
ータは開示されていない。脱毛システムのためのこのような冷却装置は一方では
冷却装置の好ましい構造的な構成配置を達成し、他方では冷却装置の有効な作動
を達成するよう、相互に矛盾するパラメータ間を妥協させなければならないと言
う問題がある。
【0003】 本発明の目的は請求項1の前文に記載された脱毛システム、及び請求項14の
前文に記載された冷却装置のための有利な構成を達成し、満足な構造、及び満足
な作動を確実なものにするにある。
【0004】 この目的を達成するため、本発明は請求項1の前文に記載された脱毛システム
に、請求項1の特徴とするの部分に記載された要旨を加えて設ける。
【0005】 また、この目的を達成するため、本発明は請求項14の前文に記載された冷却
装置に、請求項14の特徴とするの部分に記載された要旨を加えて設ける。
【0006】 上に述べた本発明の要旨により、一方では冷却装置、従って脱毛システムの容
積をできるだけ最小にすると共に、冷却装置、従って脱毛システムの最適化した
アーゴノミックスを有する冷却装置を可能最少重量にすること、他方では脱毛に
苦痛を生じないために好適な約15℃と、20℃との間の範囲にある皮膚温度ま
で、皮膚の領域を可能な最も早い速度で、冷却すると共に、冷却装置の有効作動
時間をできるだけ長くすることとの間の比較的良好な妥協を達成することができ
る。
【0007】 請求項2、及び請求項15に記載された要旨を加えた時、本発明脱毛システム
、及び本発明冷却装置において、非常に有利であることがわかった。一方では、
容積、重量、及びアーゴノミックス、他方では希望する皮膚温度までの迅速な冷
却、及び長い作動時間のような上述のパラメータ間の特に良好な妥協をこの構成
によって達成することができる。
【0008】 実際的な実験を行ったところ、請求項3、及び請求項16に記載された要旨を
付加的に有することは、本発明脱毛システム、及び本発明冷却装置に特に有利で
あることがわかった。
【0009】 熱伝導率について広く変化する性質を有する皮膚接触部を本発明脱毛システム
に使用することができる。請求項4、及び請求項17に記載された要旨を設けた
時、有利であることがわかった。このような皮膚接触部を例えば合成樹脂で作る
ことができ、ここでは、ほぼ 0.2〜0.5 mmの厚さを有する薄い合成樹脂フィル
ムによって形成することもできる。適切な合成樹脂はポリ塩化ビニル(PVC) 、ポ
リカーボネート、及びポリアミドである。
【0010】 また、請求項5、及び請求項18の要旨に従う時、皮膚接触部の熱伝導率に関
し、有利であることがわかった。このような皮膚接触部は例えばチタン、銅、銀
、及びその他の種々の金属材料から作ることができる。このような皮膚接触部の
厚さは 1.0mmと 6.0mmとの間にある。
【0011】 請求項6、及び請求項19の要旨を有する時、特に有利であることがわかった
。厚さが 2.0mmと、 2.5mmで、アルミニウム製の皮膚接触部を使用した実際
の実験で、このような構造が特に有利であることがわかった。
【0012】 更に、本発明脱毛システム、及び本発明冷却装置において、請求項7、及び請
求項20に記載された要旨が非常に有利であることがわかった。これは皮膚接触
部による特に良好な冷却がこのような熱移送部と相俟って達成されるからである
【0013】 請求項8、9、10、及び請求項21、22、23に記載された要旨を皮膚接
触部、及び熱移送部の構成に加えて設ける時、迅速で満足な冷却結果を達成する
のに有利であることがわかった。
【0014】 良好な熱移送結果を達成する目的で、請求項11、12、及び請求項24、2
5に記載された要旨を加えて設けた時、熱移送部の構造について有利であること
がわかった。
【0015】 更に、本発明脱毛システム、及び本発明冷却装置において、請求項13、及び
請求項26に記載された要旨が良好な冷却作用、及び安価な構造について特に、
非常に有利であることがわかった。
【0016】 上述の態様、及び本発明のその他の態様は実施例の次の説明から明らかになる
であろう。この実施例を参照して、これ等の態様を一層詳細に説明する。 図面に示す実施例を参照して以下に本発明を一層詳細に説明するが、本発明は
この実施例に限定されない。
【0017】 図1、及び図2は脱毛装置2と、冷却装置3とから成る脱毛システム1を示す
。以下に一層詳細に説明する連結手段によって、脱毛装置2と冷却装置3とは着
脱自在に相互に連結されている。この脱毛システム1を操作させている間、脱毛
装置2、及び冷却装置3を一方の手に保持することができる。
【0018】 エピレーション装置と呼ぶこともある脱毛装置2は合成樹脂から作ったハウジ
ング4を具え、このハウジングのための縦ハウジング方向を矢印5によって示す
ように画成することができる。ハウジング4は縦ハウジング方向5にほぼ平行に
延在するハンドル部6を具え、この脱毛システム1の操作中、一方の手に脱毛装
置2を保持するように、このハンドル部6は設けられ、構成されている。更に、
このハウジング4はハンドル部6に連結されたヘッド部7を具える。脱毛装置2
にはヘッド部7の領域に脱毛手段8を設ける。この脱毛手段8は毛を除去するよ
うに構成されている。この脱毛手段8は脱毛手段2内に詳細に示されていない。
脱毛手段は脱毛ディスクによって、既知のように形成されている。脱毛ディスク
は回転するように駆動することができ、これ等脱毛ディスクはその回転軸線に沿
って、図示のように、相互に並べて配置され、従って、図1、図2、図3、図4
、及び図8に示すように、いわゆる脱毛シリンダ9を形成している。脱毛ディス
クによって形成されたこのような脱毛手段8に関しては、ここに援用する第EP05
32106B1 号、及び第EP0532107B1 号の2つの特許明細書を参照する。
【0019】 脱毛手段8、即ち脱毛ディスクは脱毛装置2のハウジング4のヘッド部7の領
域に配置されており、縦ハウジングの方向5の横方向の適用方向に、脱毛すべき
皮膚領域に脱毛ディスクを加えることができる。図1、図2、図3、図4、図5
、図6、図8、及び図9に適用方向を矢印10によって示す。
【0020】 脱毛装置2を冷却装置3に組み合わせることなく、脱毛装置2によって脱毛作
用を実施することができる。しかし、比較的痛みを感じ易い皮膚の領域、又は身
体の領域にこのような脱毛作用を実施した場合、冷却装置3に組み合わせて脱毛
装置2を使用するのが一層心地良く、有利であることがわかった。それは、脱毛
すべき関連する皮膚領域から毛を除去する前に、脱毛させる皮膚領域を冷却装置
3によって冷却させると、脱毛の苦痛を明らかに減少させるからである。
【0021】 冷却装置3は同じように合成樹脂で作ったハウジング11を具え、このハウジ
ングの縦ハウジング方向は脱毛装置2の縦ハウジング方向5にほぼ相当している
。冷却装置3のハウジング11は袋のように構成されており、脱毛装置2のヘッ
ド部7に向く領域には、適用方向10の方向には僅かに突出するが、或る距離に
渡って延在する突起12を有する。この冷却装置3には突起12の領域内に、皮
膚接触部13を設ける。脱毛手段8と同様に、脱毛する皮膚領域に、適用方向1
0の方向に、皮膚接触部13を加えることができる。皮膚接触部13はそれが接
触する皮膚の領域を冷却するように設計されている。皮膚接触部13は以下に一
層詳細に説明する或る皮膚接触表面積を有する。また以下に一層詳細に説明する
が、この場合の皮膚接触部13は或る熱伝導率を有する材料から成る。
【0022】 冷却装置3のハウジング11内には或る量の液体冷却剤を設け、この液体冷却
剤を例えば冷蔵庫の隔室、即ち家庭用冷蔵庫の冷凍室のような別個の冷凍装置内
で冷却する。この冷却剤は図面には示さない。冷却装置3に関して、皮膚接触部
13によって、皮膚の領域を冷却するための或る冷却動力をこの冷却装置3が有
することに注意すべきである。
【0023】 この脱毛システム1の冷却装置3の構造は次の通りである。即ち、冷却装置3
の冷却動力は約10Wの値であり、冷却剤の量は約50ミリリットルであると共
に、皮膚接触部13の接触表面積は約5cm2 の値であり、皮膚接触部の厚さは約
2.5 ミリリットルの値であり、皮膚接触部13の熱伝導率は約120W/mkの
値である。皮膚接触部13のために選択された材料がアルミニウムである時、皮
膚接触部13のこのような熱伝導率が達成される。
【0024】 上に述べたパラメータは特に有利であることがわかった。しかし、一方では冷
却装置3の寸法、及び重量と、他方では冷却装置3の迅速で十分な作動との間の
良好な折衷は上述の好適なパラメータと異なるパラメータによっても、達成し得
ることは明らかである。しかし、出願人が行った試験では、或る最小値が観察さ
れた。満足な結果が達成されれば、冷却装置3の動力は少なくとも3Wの値であ
り、冷却剤の量は少なくとも20ミリリットルの値であり、皮膚接触部13の接
触表面積は少なくとも3cm2 でなければならないことがわかった。しかし、上に
述べたパラメータの上限も有効であることがこれ等の試験においてわかった。冷
却装置3の動力は3W〜15Wの範囲にある値であり、冷却剤の量は20ミリリ
ットルから80ミリリットルの範囲にある値であり、皮膚接触部13の接触表面
積は3cm2 と11cm2 との間の範囲にある値であるべきであることがわかった。
【0025】 冷却装置3の構造について、図8、及び図9から明らかなように、皮膚接触部
13はハウジング11の内部のほぼ板状の熱移送部14に連結されている。図8
、及び図9には示さないが、熱移送部は冷却剤によって包囲されている。熱移送
部14は皮膚接触部13に向く端部に、2個の湾曲部を有すると共に、湾曲端1
5の領域には溝孔が設けられている。皮膚接触部13から突出する突条16がこ
の溝孔に通っており、これにより、熱移送部14と、皮膚接触部13との間の機
械的に良好で、伝熱的にも良好な連結が突条16によって実現されている。また
、熱移送部は例えばアルミニウムのように熱伝導率が約120W/mkである良
好な熱伝導性を有する材料から作られ、冷却剤と、皮膚接触部13との間の良好
な熱交換が熱移送部14によって達成される。皮膚接触部13の表面、及び冷却
剤によって濡れている熱移送部14の表面は両方合わせて、ほぼ40cm2 の湿潤
表面積を形成する。従って、この湿潤表面は比較的大きく、これは熱移送部の両
方の主表面が湿潤表面を形成しているためである。図面には示していないが冷却
剤は水、冷却剤、及び保存剤から成ることに注目すべきである。
【0026】 脱毛装置2のハウジング4は角度をなし、即ち折れ曲がった設計に成り、ヘッ
ド部7はハンドル部6に対し、即ち縦ハウジング方向5に対しほぼ横方向に延在
するように、この脱毛システム1の脱毛装置2の構成配置を有利に選択する。こ
の実施例の場合、実際上、ハンドル部6と、ヘッド部7とは相互に垂直であるが
、垂直であることは必ずしも必要でない。更に、この場合、ハンドル部6から離
れる方向に向くヘッド部7の自由端に、脱毛手段8を設けるのが有利である。ま
た、脱毛装置2のハンドル部6と、ヘッド部7とは湾曲した遷移部17によって
相互に連結されている。
【0027】 その角度をなし、即ち折れ曲がった形状によれば、脱毛装置2の折れ曲がった
設計のハウジング4は前部外壁18と、後部外壁19とを有する。この脱毛装置
2をオン、オフに切り換えるスイッチ手段20を後部外壁19の領域に設ける。
【0028】 図1、図2、図8、及び図9から明らかなように、主に、脱毛装置2のハウジ
ング4の前部外壁18の領域において、脱毛装置2に冷却装置3を着脱可能に連
結するようにして、この脱毛システム1の脱毛装置2と、冷却装置3との構成配
置を選択し、相互に調和させている。脱毛装置2に冷却装置3を連結しているに
も拘らず、脱毛作用中、脱毛手段、即ち脱毛ディスクを良く見ることができ、除
去する毛に脱毛ディスクを正確に当て得ることを、この構成配置によって簡単に
達成している。更に、この有利な構成配置によって、脱毛システム1の全体の縦
方向寸法を比較的短くすることができ、このことは脱毛システムの取扱いを快適
にすると共に、身体の凹形の部分、及び身体の内側に湾曲した部分の領域内の毛
を除去するのに、脱毛システムを良好に接近させ得るので有利である。
【0029】 作動中、図2、図4、及び図8に矢印21によって示す回転方向に、脱毛ディ
スクを回転させるように、脱毛ディスクを回転駆動する駆動装置をこの脱毛シス
テム1内に選択し、構成していることをこの脱毛ディスクについて注目すべきで
ある。言い換えれば、ハンドル部6から離れる方向に向く各脱毛ディスクの頂部
22が脱毛装置2のハウジング4の前部外壁18の方向に、即ち冷却装置3、及
び皮膚接触部13に向かう方向に移動するように、回転方向21の方向に、脱毛
ディスクは回転する。脱毛ディスクのこの回転方向は良好な脱毛作用のため、特
に有利であることがわかった。各脱毛ディスクの関連する頂部22と、脱毛ディ
スクに最も近く位置している皮膚接触部13の端部領域との間の距離D(図2参
照)は約16mmの値を有する。このようにすれば、皮膚の一部がはさまれて苦
痛を受けるのを非常に有効に防止することができる。
【0030】 この脱毛システム1によって脱毛操作を実施するに当たり、このような脱毛操
作中、脱毛する皮膚の領域上に、縦ハウジング方向5の方向に平行に、脱毛シス
テム1を手で導き、脱毛する皮膚の部分に、まず、皮膚接触部13を接触させ、
従って、この皮膚の部分を冷却し、次に、直前に冷却された皮膚の部分に、脱毛
手段8、即ち脱毛ディスクを作動するように接触させ、このようにして、除去す
べき毛の抜取りを比較的少ない苦痛で、行うことができることに注目すべきであ
る。
【0031】 上に述べたように、冷却装置3は脱毛装置2に着脱自在に連結されている。脱
毛システム1の脱毛装置2と、冷却装置3とを着脱自在に連結するため、相互に
分離できる連結部片から成る連結手段を設ける。図9を参照して、これ等の連結
手段の構造を以下に詳細に説明する。
【0032】 この連結手段は脱毛装置2と冷却装置3とのうちの一方から突出するスナップ
突起24と、このスナップ突起24を収容するように設計されて脱毛装置2と冷
却装置3とのうちの他方に設けられたスナップキャッチ25とから成るスナップ
連結手段によって、有利に形成されている。この場合、スナップ突起24は冷却
装置3から、即ち冷却装置3のハウジング11から突出している。ここではスナ
ップキャッチ25は脱毛装置2に設けられている。
【0033】 図9から明らかなように、スナップキャッチ25はほぼU字状の保持ばねによ
って形成されている。スナップキャッチ25として作用する保持ばねはほぼV字
状の傾斜を示す2個の自由端26、27を有し、これ等自由端はその先端部によ
って相互に向き合っている。スナップ突起24は2個の凹部28、29を有し、
これ等凹部もV字状をなし、その最も深い点が相互に向き合っており、しかも、
スナップキャッチ25として設けた保持ばねの自由端26、27に衝合して、ロ
ックするように凹部28、29は設計されている。スナップ突起24は、特に、
2個のスナップ凹部28、29とその自由端との間で、この自由端に向け、全体
としてテーパ形状となっており、これによりスナップ連結手段23を有利に分離
することができる。
【0034】 この脱毛システム1に設けたスナップ連結手段23によって、脱毛装置2と、
冷却装置3との間に作用する連結力を実現することができ、この連結力はスナッ
プ連結手段23の構造によって画成される力の狭い範囲内にあり、これにより、
脱毛システム1を地面に落とした時、スナップ連結手段23はこのような落下中
に発生する力の結果として、自動的に、確実に外れ、従って、脱毛装置2と、冷
却装置3とは自動的に相互に分離する。このようにして、この脱毛システムを落
とした時、比較的重い冷却装置3によって、脱毛装置2を破損することなく、破
壊することすらないようにすることができる。
【0035】 その他の利点を冷却装置3について説明する。冷却装置3には図7に別個に示
した包囲体30を設ける。この包囲体は合成樹脂のような良好な熱絶縁性の材料
で作る。また包囲体30は冷却装置3のハウジング11の外形に適合する形状を
有する。包囲体30は冷却装置3のハウジング11を覆い、脱毛システム1の作
動中、少なくとも手に接触する領域を熱絶縁する。これにより、作動中、この脱
毛システム1を保持する手が冷却装置3の非常に冷たいハウジング11に、全く
接触しないで済み、手には不快な、又は苦痛がある冷たい作用を受けることがな
く、これにより、脱毛システム1を快適に取り扱うことができる。
【0036】 いかなる補助的な工具も使用することなく、冷却装置3のハウジング11から
、包囲体30を手で取り外すことができるように、包囲体30を冷却装置3のハ
ウジング11に着脱自在に連結し、構成している。実際上、包囲体30は弾性的
であり、それ自身の弾性力によって冷却装置3のハウジング11に保持される。
【0037】 冷却装置3に熱絶縁性の包囲体30を設けることにより、作動中の脱毛システ
ム1を保持する使用者の手を低温から保護するだけでなく、冷却装置3のハウジ
ング11の外側に、凝縮水が生ずるのを防止し、少なくとも包囲体30によって
覆われた領域内で、凝縮水を最少に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 連結手段によって相互に連結された脱毛装置と、冷却装置とから成る
本発明の一実施例の脱毛システムの上方から斜めに見た図である。
【図2】 図1の脱毛システムの下方から斜めに見た図である。
【図3】 図1、及び図2の脱毛システムの脱毛装置の上方から斜めに見た図で
ある。
【図4】 図3の脱毛装置の下方から斜めに見た図である。
【図5】 熱絶縁材料で作った包囲体を設けた図1、及び図2の脱毛システムの
冷却装置の下方から斜めに見た図である。
【図6】 包囲体と共に示す図5の冷却装置の前面図である。
【図7】 図5、及び図6に示す冷却装置の包囲体の下方から斜めに見た図であ
る。
【図8】 図1、及び図2の脱毛システムを半分の冷却装置にして図2と同様に
示す。
【図9】 脱毛装置と冷却装置との間の連結手段を経て切断した脱毛装置、及び
冷却装置の切断部を上方から斜めに見た図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス フルースショルツァー オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ローランド ヴァルトナー オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱毛装置と、冷却装置とから成り、前記冷却装置は別個の冷凍装
    置内で冷却されるようにした或る量の冷却剤を収容するハウジングを具え、使用
    者の皮膚の領域を冷却する目的で、或る熱伝導率を有する材料で作られ、或る皮
    膚接触面積を有する皮膚接触部を前記冷却装置に設け、前記皮膚接触部によって
    皮膚の領域を冷却するため前記冷却装置が或る動力を有している脱毛システムに
    おいて、 前記冷却装置の動力が少なくとも3Wの値を有し、前記冷却剤の量が少なくと
    も20ミリリットルの値を有し、前記皮膚接触部の前記皮膚接触面積が少なくと
    も3cm2 の値を有することを特徴とする脱毛システム。
  2. 【請求項2】 前記冷却装置の動力が3Wと15Wとの間の範囲内にある値を有
    し、前記冷却剤の量が20ミリリットルと80ミリリットルとの間の範囲内にあ
    る値を有し、 前記皮膚接触部の前記皮膚接触面積が3cm2 と11cm2 との間の範囲内にある
    値を有することを特徴とする請求項1に記載の脱毛システム。
  3. 【請求項3】 前記冷却装置の動力が約10Wの値を有し、前記冷却剤の量が約
    50ミリリットルの値を有し、前記皮膚接触部の前記接触面積が約5cm2 の値を
    有することを特徴とする請求項2に記載の脱毛システム。
  4. 【請求項4】 前記皮膚接触部の熱伝導率が少なくとも0.1 W/mkの値を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の脱毛システム。
  5. 【請求項5】 前記皮膚接触部の熱伝導率が少なくとも70W/mkの値を有するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の脱毛システム。
  6. 【請求項6】 前記皮膚接触部の熱伝導率が約120W/mkの値を有することを特
    徴とする請求項5に記載の脱毛システム。
  7. 【請求項7】 ほぼ板形状を有し、前記冷却剤によって包囲される熱移送部に、
    前記ハウジングの内部において、前記皮膚接触部を連結したことを特徴とする請
    求項1に記載の脱毛システム。
  8. 【請求項8】 前記皮膚接触部の表面と、前記冷却剤によって湿潤される熱移送
    部の表面とが全部で少なくとも11cm2 の湿潤表面積を有することを特徴とする
    請求項7に記載の脱毛システム。
  9. 【請求項9】 前記湿潤表面積が30cm2 〜60cm2 の範囲内にある値を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の脱毛システム。
  10. 【請求項10】 前記湿潤表面積が約40cm2 の値を有することを特徴とする請
    求項9に記載の脱毛システム。
  11. 【請求項11】 前記熱移送部の熱伝導率が少なくとも70W/mkの値を有するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の脱毛システム。
  12. 【請求項12】 前記熱移送部の熱伝導率が約120W/mkの値を有することを特
    徴とする請求項11に記載の脱毛システム。
  13. 【請求項13】 前記冷却剤が水と、冷却剤と、保存剤とを有する混合物から成
    ることを特徴とする請求項1に記載の脱毛システム。
  14. 【請求項14】 脱毛装置と、冷却装置とから成り、前記冷却装置は別個の冷凍
    装置内で冷却されるようにした或る量の冷却剤を収容するハウジングを具え、使
    用者の皮膚の領域を冷却するため、或る熱伝導率を有する材料で作られ、或る皮
    膚接触面積を有する皮膚接触部を前記冷却装置に設け、前記皮膚接触部によって
    皮膚の領域を冷却するため前記冷却装置が或る動力を有している脱毛システムの
    ための冷却装置において、 前記冷却装置の動力が少なくとも3Wの値を有し、前記冷却剤の量が少なくと
    も20ミリリットルの値を有し、前記皮膚接触部の前記皮膚接触面積が少なくと
    も3cm2 の値を有することを特徴とする脱毛システムの冷却装置。
  15. 【請求項15】 前記冷却装置の動力が3Wと15Wとの間の範囲内にある値を
    有し、前記冷却剤の量が20ミリリットルと80ミリリットルとの間の範囲内に
    ある値を有し、 前記皮膚接触部の前記皮膚接触面積が3cm2 と11cm2 との間の範囲内にある
    値を有することを特徴とする請求項14に記載の冷却装置。
  16. 【請求項16】 前記冷却装置の動力が約10Wの値を有し、前記冷却剤の量が
    約50ミリリットルの値を有し、前記皮膚接触部の前記接触面積が約5cm2 の値
    を有することを特徴とする請求項15に記載の冷却装置。
  17. 【請求項17】 前記皮膚接触部の熱伝導率が少なくとも0.1 W/mkの値を有する
    ことを特徴とする請求項14に記載の冷却装置。
  18. 【請求項18】 前記皮膚接触部の熱伝導率が少なくとも70W/mkの値を有する
    ことを特徴とする請求項17に記載の冷却装置。
  19. 【請求項19】 前記皮膚接触部の熱伝導率が約120W/mkの値を有することを
    特徴とする請求項18に記載の冷却装置。
  20. 【請求項20】 ほぼ板形状を有し、前記冷却剤によって包囲される熱移送部に
    、前記ハウジングの内部において、前記皮膚接触部を連結したことを特徴とする
    請求項14に記載の冷却装置。
  21. 【請求項21】 前記皮膚接触部の表面と、前記冷却剤によって湿潤される熱移
    送部の表面とが全部で少なくとも11cm2 の湿潤表面積を有することを特徴とす
    る請求項20に記載の冷却装置。
  22. 【請求項22】 前記湿潤表面積が30cm2 〜60cm2 の範囲内にある値を有す
    ることを特徴とする請求項21に記載の冷却装置。
  23. 【請求項23】 前記湿潤表面積が約40cm2 の値を有することを特徴とする請
    求項22に記載の冷却装置。
  24. 【請求項24】 前記熱移送部の熱伝導率が少なくとも70W/mkの値を有するこ
    とを特徴とする請求項20に記載の冷却装置。
  25. 【請求項25】 前記熱移送部の熱伝導率が約120W/mkの値を有することを特
    徴とする請求項24に記載の冷却装置。
  26. 【請求項26】 前記冷却剤が水と、冷却剤と、保存剤とを有する混合物から成
    ることを特徴とする請求項14に記載の冷却装置。
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