JPH04114376U - 防球ネツト - Google Patents
防球ネツトInfo
- Publication number
- JPH04114376U JPH04114376U JP2653491U JP2653491U JPH04114376U JP H04114376 U JPH04114376 U JP H04114376U JP 2653491 U JP2653491 U JP 2653491U JP 2653491 U JP2653491 U JP 2653491U JP H04114376 U JPH04114376 U JP H04114376U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- ball
- multiple stages
- attached
- prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007123 defense Effects 0.000 title 1
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 claims abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、風に対する抵抗を減少させること
ができる防球ネットを提供することを目的とする。 【構成】 本考案は、間隔をおいて立設した支柱と、こ
れらの支柱間に水平方向にかつ複数段に張設した吊り材
と、これらの吊り材に上端側を止めて複数段に取り付け
たネットと、ネットの下部と支柱とを連結する係留部材
とよりなり、前記各段のネットは、上側に位置するネッ
トの下部を、下側に位置するネットの上部に重ねて取り
付けた、防球ネットである。また、上記ネットにおい
て、ネットを部分的に水平方向に折り重ねて、上下方向
にターン加工部を形成した防球ネットである。さらに、
上記ネットにおいて、ネットはカール状の繊維材によっ
て構成した防球ネットである。
ができる防球ネットを提供することを目的とする。 【構成】 本考案は、間隔をおいて立設した支柱と、こ
れらの支柱間に水平方向にかつ複数段に張設した吊り材
と、これらの吊り材に上端側を止めて複数段に取り付け
たネットと、ネットの下部と支柱とを連結する係留部材
とよりなり、前記各段のネットは、上側に位置するネッ
トの下部を、下側に位置するネットの上部に重ねて取り
付けた、防球ネットである。また、上記ネットにおい
て、ネットを部分的に水平方向に折り重ねて、上下方向
にターン加工部を形成した防球ネットである。さらに、
上記ネットにおいて、ネットはカール状の繊維材によっ
て構成した防球ネットである。
Description
【0001】
本考案は、ゴルフ場やゴルフ練習場等に設けられる安全施設である防球ネット
に関するものである。
【0002】
ゴルフ場等に設けられた防球ネットには、従来安全性の確保のために、ゴルフ
ボールが網目を通過しないように目の細かいネットが使用されている。
【0003】
従来の防球ネットは、目が細かいため、風に対する抵抗が大きくなり、支柱や
吊り材が大規模になってしまう。
そのため、建設費用及びメンテナンス費用が大となる。
また、強風時にはネットを下げなければならない事態も発生するため、営業が
不可という二次的な問題も発生する。
【0004】
本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、風に対する
抵抗を減少させることができる防球ネットを提供することを目的とする。
即ち、本考案は、間隔をおいて立設した支柱と、これらの支柱間に水平方向に
かつ複数段に張設した吊り材と、これらの吊り材に上端側を止めて複数段に取り
付けたネットと、ネットの下部と支柱とを連結する係留部材とよりなり、前記各
段のネットは、上側に位置するネットの下部を、下側に位置するネットの上部に
重ねて取り付けた、防球ネットである。
また、上記ネットにおいて、ネットを部分的に水平方向に折り重ねて、上下方
向にターン加工部を形成した防球ネットである。
さらに、上記ネットにおいて、ネットはカール状の繊維材によって構成した防
球ネットである。
以下、図を参照しながら、本考案の実施例について説明する。
【0005】
<イ>支柱、吊り材
ゴルフ場の周囲等の所定の場所に、図1に示すように、所定の間隔をおいて複
数本の支柱1を立設する。
これらの支柱1間には、水平方向にかつ複数段に吊り材2を張設する。
この吊り材2には、ワイヤーロープ等を用い、支柱1に着脱自在に取り付けで
きるよう構成する。
これらの支柱1及び吊り材2は、本考案のネットが風の抵抗を減少できること
から、小規模のもので良い。
【0006】
<ロ>ネット
ネット3は、合成樹脂製、布製、コーティングした鋼製等のものを用いる
このネット3の網目は、ゴルフボール等が通過しない大きさに形成する。
また、図1に示すように、ネット3の上端部を、部分的に水平方向に略Ω状に
折り重ねて、ネット3の上下方向にカーテンの様なターン加工部31を形成する
場合がある。
さらに、ネット3は、図2に示すように、カール状に縮れた繊維材によって構
成する場合もある。
【0007】
<ハ>ネットの取り付け
図1に示すように、各段の吊り材2に、止め金具4等によってネット3の上端
側を止めて、複数段に取り付ける。
このとき、各段のネット3は、上側に位置するネット3の下部を、下側に位置
するネット3の上部に重ねて取り付け、重ね部32を形成する。
従って、ネット3は上端部側が固定され、下端部側は解放された状態となる。
そして、図2に示すように、ネット3の下端部側と支柱1とを、引張強度の大
きいロープ等の係留部材5で連結する。
この係留部材5の長さは、図3に示すように、ネット3が風を受けて流された
場合に、上部のネット3の下端部が、下部のネット3の上端部より上方に浮き上
がらないように設定し、上下のネット3間に隙間が生じないようネット3の浮き
上がりを抑止する。
【0008】
次に、本考案の作用について説明する。
<イ>ネットの重ね構造による作用
各ネット3は下端部が解放されており、かつ上下のネット3間には重ね部32
が形成されているため、図3に示すように、ネット3が風を受けた場合、ネット
3が流されて膨らんだ状態となる。
そして、風の一部はネット3に沿って下方に移動し、下端の解放部からネット
3の裏側に抜けていく。
従って、ネット3に作用する風の抵抗を減少させることができる。
なお、ネット3が膨らんだ状態でも、係留部材5によって、上下のネット3間
に隙間が生じないよう係留されているため、ボールが直線的に飛び出ることはな
い。
<ロ>ターン加工部による作用
ネット3のターン加工部31は、生地が折り重なっているため、弾力性が大き
い。
従って、ボールが衝突したときの衝撃エネルギーを効果的に吸収することがで
きる。
<ハ>カール状繊維材による作用
ネット3が風を受けた場合、カール状に縮んだ繊維材のネット目が拡がり通風
性が良くなるため、ネット3の風に対する抵抗を小さくできる。
また、カール状繊維材によって構成したネット3は、生地に厚みが出て弾力性
が大きくなる。
そのため、ボールの衝撃エネルギーを効果的に吸収することができる。
さらに、カール状であるためネット3の表面積が多く、表面に模様を描く場合
には、着色面積も多くなるため、模様を明確に表すことができる。
そのため、ネットをコマーシャル体とする効果も期待できる。
【0009】
本考案は以上説明したようになるため、次のような効果を得ることができる。
<イ>ネットを重ねて風を下方に逃がすことによって、またカール状繊維材のネ
ット目が拡がり通風性が良くなることによって、ネットの風に対する抵抗を小さ
くできる。
そのため、支柱や吊り材が小規模で済み、建設費用及びメンテナンス費用の低
減を図ることができる。
また、強風時でもネットの張設が可能であるため、ゴルフ場等の営業に支障を
来すおそれがない。
<ロ>ターン加工部及びカール状繊維材によって、ネットに弾力性を持たせるこ
とができる。
そのため、ボールの衝撃エネルギーを効果的に吸収することができる。
【図1】 防球ネットの斜視図
【図2】 その側面図
【図3】 作用を示す説明図
Claims (3)
- 【請求項1】 間隔をおいて立設した支柱と、これらの
支柱間に水平方向にかつ複数段に張設した吊り材と、こ
れらの吊り材に上端側を止めて複数段に取り付けたネッ
トと、ネットの下部と支柱とを連結する係留部材とより
なり、前記各段のネットは、上側に位置するネットの下
部を、下側に位置するネットの上部に重ねて取り付け
た、防球ネット。 - 【請求項2】 ネットを部分的に水平方向に折り重ね
て、上下方向にターン加工部を形成した、請求項1記載
の防球ネット。 - 【請求項3】 ネットはカール状の繊維材によって構成
した、請求項1及び2記載の防球ネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2653491U JPH04114376U (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 防球ネツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2653491U JPH04114376U (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 防球ネツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04114376U true JPH04114376U (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=31910982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2653491U Pending JPH04114376U (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 防球ネツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04114376U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015200127A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-12 | 新日鐵住金株式会社 | 防風設備 |
JP6319676B1 (ja) * | 2017-08-17 | 2018-05-16 | 東田商工株式会社 | 屋内空間部用のネット、及び該屋内空間部用ネットの吊り張り方法 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP2653491U patent/JPH04114376U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015200127A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-12 | 新日鐵住金株式会社 | 防風設備 |
JP6319676B1 (ja) * | 2017-08-17 | 2018-05-16 | 東田商工株式会社 | 屋内空間部用のネット、及び該屋内空間部用ネットの吊り張り方法 |
JP2019034106A (ja) * | 2017-08-17 | 2019-03-07 | 東田商工株式会社 | 屋内空間部用のネット、及び該屋内空間部用ネットの吊り張り方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USRE37498E1 (en) | Automotive hail protection and shade canopy | |
US4895366A (en) | Tennis net | |
US2819901A (en) | Knockdown backstop | |
JP2008088704A (ja) | 落石防護装置 | |
US4590715A (en) | Tarpaulin edge-finished for single line tie-down | |
JPH04114376U (ja) | 防球ネツト | |
US4948129A (en) | Apparatus for entrapping errant tennis balls | |
JP4115422B2 (ja) | 防護柵 | |
US851141A (en) | Sleeping-booth. | |
JP3955141B2 (ja) | 積雪および落石用防護ネット | |
US3489156A (en) | Suspended roof construction | |
JP2013247887A5 (ja) | ||
JPS6035605Y2 (ja) | 落石防護柵 | |
US1512962A (en) | Tent structure | |
US20070028528A1 (en) | Roof covering securing system and apparatus | |
JP3045373B2 (ja) | 着脱自在支柱付き網状体 | |
JPH0436362Y2 (ja) | ||
CN215056115U (zh) | 一种场地围栏挡网结构 | |
JPH0698961A (ja) | 鉄塔構造及び該鉄塔を用いたネツト装置システム | |
JPS5840193Y2 (ja) | コンクリ−トポ−ル用防護緩衝体 | |
JPH0627094Y2 (ja) | 防風網 | |
DE1434765C (de) | Silo aus Flachmatenalstucken | |
JPS6242984Y2 (ja) | ||
JPS5818924Y2 (ja) | 防球ネツトフエンス | |
US2521518A (en) | Suspension baseball backstop |