JPH04113786A - 映像音声処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はテレビジョン（ＴＶ）送信装置／ＴＶ受像機、
ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）、ビデオディスクプレ
ーヤ（ＶＤＰ）等に適用して好適な映像音声処理システ
ムに関する。−層詳細には、送出部では字幕スーパーを
キャラクタコードで重畳した映像信号と２力国語音声と
を送出するとともに、再生部ではキャラクタのスーパイ
ンポーズ（字幕スーパー）の有無あるいは２力国語音声
の何れか一方の再生の選択が行われることにより、その
利用の利便性が向上するようにしたものである。

［従来の技術］ 従来、テレビジョン（ＴＶ）放送等では周知の２力国語
音声による多重放送が行われている。

このような２力国語の放送を受信するＴＶ受像機では、
２力国語放送受信回路と、音声切り換え回路とを備えて
おり、ここで音声切り換え回路の切り換えを行うことに
より、２力国語の中の一方の音声を選択して再生するの
が一般的である。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記の従来の技術のＴＶ放送において、
ＴＶ受像機あるいは、これを録画したＶＴＲでは、映像
に付加された字幕スーパーはそのまま放映される。また
２力国語音声の中の何れかの一方を選択するものであり
、この場合、字幕スーパーの有無あるいは２力国語音声
の何れか一方を自由に選択できない。また、カラオケ装
置等に供されるＶＤＰでは歌詞等の字幕スーパーの有無
の選択はできないものである。

このように従来の装置では使用時の不利不便を強いられ
る欠点がある。

本発明は係る点に鑑みてなされ、その目的は映像に付加
する字幕スーパーの有無あるいは２力国語音声の中の何
れかの一方が選択でき、使用の利便性が向上する優れた
映像音声処理システムを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 前記の課題を解決するために、本発明の映像音声処理シ
ステムは、映像および２力国語音声の信号を出力する送
出部と、信号から映像および音声信号を出力する再生部
を備えた映像音声処理システムにおいて、送出部は、供
給される映像信号の映像内容に対応するキャラクタコー
ドを発生するキャラクタコード生成回路と、映像信号に
キャラクタコードを多重した多重映像信号を送出するキ
ャラクタコード多重回路とを有し、再生部には、多重映
像信号が供給されてデコートしたキャラクタコート信号
を出力するキャラクタコード分離回路と、キャラクタコ
ード信号からキャラクタを生成するキャラクタ生成回路
と、キャラクタを映像信号に合成するスーパーインポー
ズ回路と、２力国語音声を夫々再生する音声再生回路と
、スーパーインポーズの有無あるいは２力国語放送の夫
々の一方を選択するためスーパーインポーズ回路および
／または音声再生回路を制御する選択制御手段とを備え
ることを特徴とする。

［作用］ 上記のように構成される本発明の映像音声処理システム
において、送出部では２力国語音声信号とともに、字幕
スーパーの信号がキャラクタコードに変換された後、映
像信号の、例えば、垂直帰線消去期間に多重し、その多
重信号を送出する。再生部は多重信号に重畳されたキャ
ラクタコードを分離し、続いて、キャラクタが生成され
る。このキャラクタが字幕スーパーとして映像信号に合
成（スーパーインポーズ）される。この際、字幕スーパ
ー（スーパーインポーズの有無）の有無の選択あるいは
２力国語音声、例えば、日本語音声か外国語音声の一方
が自由に選択される。

これにより、受信における利便性が向上する。

［実施例］ 次に、本発明に係る映像音声処理システムの実施例を添
付図面を参照して以下詳細に説明する。ここではＴＶ放
送、すなわち、ＴＶ送信装置／ＴＶ受像機に適用して説
明する。

第１図は構成を示すブロック図、第２図は映像信号の垂
直帰線消去期間にキャラクタコート信号を多重した状態
を示す波形図、第３図はｌフレームの画面を示す図であ
る。

先ず、構成を説明する。

第】図において、ｊＯは放送局の送信機等に併設される
送出部であり、例えば、テレビカメラ等からの出力信号
に所定の信号処理を施した送出映像信号Ｓ１が供給され
、この送出映像信号Ｓ１の内容に適合したキャラクタコ
ード信号Ｓ２を生成するキ十ラクタコート生成回路１４
と、送出映像信号Ｓ１の垂直帰線消去期間にキャラクタ
コード信号Ｓ２を重畳するキャラクタコート多重回路１
６が設けられている。このキャラクタコード多重回路１
６からのキャラクタ多重映像信号Ｓ４は、図示しない映
像送信機の変調部に供給され、さらに２力国語の音声多
重信号が図示しない音声送信機のＦＭ変調部を介し、さ
らに合成回路とを介してＮＴＳＣ方式のフォーマットに
よる周知のＴＶ電波として送出される。

２０はＴＶ受像機等に併設される再生部である。この再
生部２０はＴＶ受像機の周知の高周波増幅部、選局部、
局部発信器、中間周波増幅部、検波部等を用いて信号処
理が施されて得られる前記のキャラクタ多重映像信号Ｓ
、が供給される。この再生部２０は映像再生処理回路２
１と、多重音声信号Ｓ８が入力される音声再生処理回路
４１が備えられている。

映像再生処理回路２１はキャラクタ多重映像信号Ｓ４が
供給されて、ここで生成するキャラクタを映像信号にス
ーパーインポーズするスパーインポーズ回路２２と、さ
らに、デコートしたキャラクタコート信号を出力するキ
ャラクタコート分離回路２４と、ここからのキャラクタ
コート信号からコートに対応したキャラクタ（文字）を
生成するキャラクタ生成回路２５とを有している。スー
パーインポーズ回路２２からは映像に字幕スーパーのキ
ャラクタを付した再生映像信号Ｓ７が導出される。

音声再生処理回路４１は２力国語放送受信回路４２と、
２力国語の何れかを選択する音声切り換え回路４４とが
設けられている。

３０は字幕スーパーの有無あるいは２力国語放送の何れ
かの一方を選択するため制御回路である。この制陣回路
３０には　字幕スー（−の有無あるいは２力国語放送の
何れかの一方を選択するためのスイッチＳＷ、　　ＳＷ
２およびＳＷ３が設けられている。

次に、上記構成の動作を説明する。

第１図において、送出部１０では送出映像信号Ｓ１の内
容に適合した字幕スーパーに対応したキャラクタコード
信号Ｓ２をキャラクタコート生成回路１４で生成する。

このキャラクタコード信号Ｓ２と送出映像信号Ｓ１がキ
ャラクタコート多重回路１６に供給されて送出映像信号
Ｓ、の垂直帰線（ブランキング）期間に重畳する。

第２図にキャラクタコード信号Ｓ２を垂直帰線（ブラン
キング）消去期間に多重した状態を示す。

第１フィールド期間（ａ）の垂直帰線消去期間の水平同
期パルス期間にｍ文字分のキャラクタコート信号Ｓ２を
重畳する。さらに、第２フィールド期間（ｂ）にも同様
に垂直帰線消去期間の水平同期パルス期間にｍ文字分の
キャラクタコード信号Ｓ２を重畳する。同様に第（ｎ）
フィールド期間までｍ文字分のキャラクタコート信号Ｓ
２を重畳する。そして、キャラクタコード信号Ｓ２が重
畳されたキャラクタ多重映像信号Ｓ４は、図示しない合
成回路とを介して２プ２国語の音声多重とともに、例え
ば、ＮＴＳＣ方式のフオマットによる周知のＴＶ電波と
して送出される。

このＴＶ電波を再生部２０を備えたＴＶ受像機で受信し
た後、図示しない高周波増幅部、選局部、局部発信器、
中間周波増幅部、検波部等の信号処理部を介して得られ
たキャラクタ多重映像信号Ｓ、が再生部２０に入力され
る。この再生部２０は映像再生処理回路２１のスーパー
インポーズ回路２２に入力され、同時に、キャラクタコ
ート分離回路２４に入力される。ここでデコードしたキ
ャラクタコード信号を出力し、続いて、キャラクタ生成
回路２５でキャラクタコートに対応したキャラクタ（文
字）が生成されて、前記のスーパーインポーズ回路２２
に入力される。ここで映像に字幕スーパーのキャラクタ
を合成した再生映像信号Ｓ７が導出される。

同時に音声再生処理回路４１では多重音声信号Ｓ、が２
力国語放送受信回路４２に入力されて、夫々２力国語の
音声信号が得られ、この夫々の信号が音声切り換え回路
４４に供給される。

このようにして、再生映像信号Ｓ７を得るスーパーイン
ポーズ回路２２および音声切り換え回路４４は制御回路
３０からの制御信号Ｃ１Ｃ７により、字幕スーパーの有
無あるいは２力国語放送の何れかの一方を選択するため
に切り換えが行われる。すなわち、字幕スーパー（スー
パーインポーズ）の有無あるいは２力国語放送の何れか
の一方をスイッチｓｗ、、ｓｗ２．ｓＷ、を切り換えて
選択する。

ここでスイッチＳＷ１のオン／オフではスーパーインポ
ーズ回路２２における映像に字幕スーパーのキャラクタ
を合成する字幕スーパーの有無が選択された再生映像信
号Ｓ７が導出される。

さらにスイッチＳＷ２のオン／オフでは２力国語音声の
中、例えば、日本語音声信号のみが音声切り換え回路４
４から再生音声信号Ｓ、とじて出力され、また、スイッ
チＳＷ、のオン／オフでは２力国語音声の中、例えば、
外国語音声信号のみが音声切り換え回路４４から再生音
声信号Ｓ、として出力される。

この場合、再生音声信号Ｓ、は図示しない増幅部、スピ
ーカーを介して音声出力される。

また、再生映像信号Ｓ７は図示しないＮＴＳＣエンコー
ダ等を介して第２図に示す第１，２゜ｎフィールド期間
（ａｌ、　（ｂｌ、　（ｎ）の垂直帰線消去期間の水平
同期パルス期間の夫々文字、すなわち、第３図に示すよ
うにｍ文字Ｘｎの字幕スーパ４８が画面５０に画像表示
される。

ここで他の実施例を説明する。

上記実施例は、例えば、２力国語音声、映像信号を記録
したビデオカセット／ビデオディスクを用いるＶＴＲ／
ＶＤＰに適用することもてきる。すなわち、あらかじめ
上記送出部１０を用いて、ビデオテープあるいはディス
クにキャラクタ−コードを重畳させて記録し、そのビデ
オテープあるいはビデオディスクを再生部２０にて再生
するようにしてもよい。さらに上記と同様にＴＶ受像機
に上記再生部２０を設けて、前記送出部１０からの信号
を供給し、ここで、字幕スーパーの有無あるいは２力国
語音声の何れかの一方を選択することもできる。

さらに他の実施例として、カラオケ装置等のＶＤＰにあ
って、ステレオ音声、映像信号を記録したビデオディス
クから再生した映像信号に、併設した送出部１０でキャ
ラクタコードを重畳し、さらにビデオ信号処理部に再生
部２０を設けて歌詞の字幕スーパーの有無あるいは伴奏
等の音声の何れかの一方を選択して上記同様の作用効果
を得ることも本発明に含まれる。

このようして、キャラクタの字幕スーパー（スーパイン
ポーズ）の有無あるいは２力国語音声の何れか一方の再
生の選択を行うことができることになる。

Ｕ発明の効果］ 以上の説明から理解されるように、本発明の映像音声処
理システムによれば、送出部では字幕スーパーをキャラ
クタコードで重畳した映像信号と２力国語音声とを送出
するとともに、再生部ではキャラクタのスーパインポー
ズ（字幕スーパー）の有無あるいは２力国語音声の何れ
か一方の再生の選択を行うことができることにより、そ
の利用の利便性が向上する利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の映像音声処理システムの一実施例の構
成を示すブロック図、 第２図は実施例における映像信号の垂直帰線消去期間に
キャラクタコード信号を多重した状態を示す波形図、 第３図は第１図に示す実施例の動作説明に供される１フ
レームの画面を示す表示画像図である。 ｌＯ・・・送出部、 １４・・・キャラクタコード生成回路、１６・・・キャ
ラクタコード多重回路、２０・・・再生部、 ２１・・・映像再生処理回路、 ２２・・・スーパーインポーズ回路、 ２４・・・キャラクタコード分離回路、２５・・・キャ
ラクタ生成回路、 ０・・・制御回路 １・・・音声再生処理回路、 ２・・・２力国語放送受信回路、 ４・・・音声切り換え回路、 Ｃ２・・・制御信号、 ・・・送出映像信号、 ・・・キャラクタコード信号、 ・・キャラクタ多重映像信号、 ・・再生映像信号、 ・・・音声多重信号、 ｓｗ２．ｓｗ３・・・スイッチ。 特許出願人　ブラザー工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像および２ヵ国語音声の信号を出力する送出部と、上
   記信号から映像および音声信号を出力する再生部を備え
   た映像音声処理システムにおいて、 送出部は、 供給される映像信号の映像内容に対応するキャラクタコ
   ードを発生するキャラクタコード生成回路と、 上記映像信号に上記キャラクタコードを多重した多重映
   像信号を送出するキャラクタコード多重回路とを有し、 再生部には、 上記多重映像信号が供給されてデコードしたキャラクタ
   コード信号を出力するキャラクタコード分離回路と、 前記キャラクタコード信号からキャラクタを生成するキ
   ャラクタ生成回路と、 上記キャラクタを映像信号に合成するスーパーインポー
   ズ回路と、 ２ヵ国語音声を夫々再生する音声再生回路と、スーパー
   インポーズの有無あるいは２ヵ国語放送の夫々の一方を
   選択するためスーパーインポーズ回路および／または音
   声再生回路を制御する選択制御手段とを備えることを特
   徴とする映像音声処理システム。