JPH04112745U - ロータリ治具 - Google Patents

ロータリ治具

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JPH04112745U
JPH04112745U JP2443291U JP2443291U JPH04112745U JP H04112745 U JPH04112745 U JP H04112745U JP 2443291 U JP2443291 U JP 2443291U JP 2443291 U JP2443291 U JP 2443291U JP H04112745 U JPH04112745 U JP H04112745U
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JP
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gear box
air
rotary jig
pressure
atmospheric pressure
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輝美 国広
厚行 阪井
義男 小川
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本田技研工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリ治具のギヤボックス内に封入した潤
滑油の乳化を抑えること。 【構成】 ロータリ治具1のギヤボックス2にエア導入
孔10を設けて、ここに接続したエア導管13からギヤ
ボックス2の内部に大気圧を若干上回る程度の圧力のエ
アを導入することによって、テーブル3を上昇させた際
にギヤボックス2内に切削液が流入するのを抑えるよう
にしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オイルの乳化を防止する機構部分に特徴を有するロータリ治具に関 する。
【0002】
【従来の技術】
加工機にワークを対向位置させるロータリ治具においては、テーブルを回転さ せるのに先立ってこれを若干浮き上がらせるようにするが、この動作によってギ ヤボックスの内部に負圧が生じ、これがもとで、治具の周りにある水溶性の切削 液がテーブルとギヤボックスとの合せ目から内部に吸引され、潤滑油と混ざり合 ってこれを乳化させてしまうといった問題を惹起こす。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 切削液を取込みを抑えることのできる新たなロータリ治具を提供することにある 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案はこのような課題を達成するためのロータリ治具として、内 部にテーブルの昇降機構及び回転機構を配設したギヤボックスに、圧力調整弁を 介してエア供給源から大気圧を若干上回る程度の圧力のエアを導入するエア導管 を接続させるようにしたものである。
【0005】
【実施例】
そこで以下に図示した実施例について説明する。 図面は本考案の一実施例を示したもので、このロータリ治具1は周知のように 、ギヤボックス2と、このギヤボックス2上で回転動及び昇降動するテーブル3 とによって構成されている。
【0006】 すなわちこのテーブル3は、ギヤボックス2の下部中央に配設した油圧シリン ダ4のロッド5端に取付けられ、かつピニオン6を介してラック8と噛合う駆動 力伝達ホイール8の上部に固定され、これらに駆動されて昇降動及び回転動をす るように構成されている。
【0007】 ところで図中符号10は、内部に充填した潤滑油の液面Lより上方に設けたエ ア導入孔で、ここには、圧力調整弁11を介してエア供給源12に連通したエア 導管13が接続していて、大気圧を若干上回る程度の圧力、例えば1.02kg /cm2 程度の圧力のエアがギヤボックス2内に導入されるように構成されてい る。 なお、図中符号14はギヤボックス2とテーブル3の合せ目15に設けたシー ル部材、16はワークの載置台をそれぞれ示している。
【0008】 このように構成されたギヤボックス2内には、常時圧力調整弁11を介してエ ア供給源12から大気圧を若干上回る程度の圧力のエアが導入されていて、内部 が正圧をなしている。
【0009】 このため、いま図示しないワークの被加工部位を加工機に対向位置させるべく 、はじめに油圧シリンダ4を作動させてテーブル3を若干上昇させると、テーブ ル3とギヤボックス2との合せ目15には若干の隙間が形成される。ところが、 上述したようにギヤボックス2の内部には、外部より若干高い圧力のエアが導入 されているため、例えこのギヤボックス2の周囲に切削液が付着していたとして も、この合せ目15から切削液が流れ込むようなことはなく、したがって、潤滑 油中に切削液が混入することによって生じる錆の発生等が未然に防がれる。
【0010】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、ロータリ治具のギヤボックス内に、常時大 気圧を若干上回る程度のエアを導入するようにしたので、テーブルを回動させる に先立ってこれを上昇させても、ギヤボックスの周りの切削液が内部に流入して 、潤滑油を乳化させたり、内部の機器に錆を生じさせるといった不都合を未然に 抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す装置の断面図である。
【符号の説明】 1 ロータリ治具 2 ギヤボックス 3 テーブル 4 油圧シリンダ 8 駆動力伝達ホイール 10 エア導入孔 11 圧力調整弁 12 エア供給源 13 エア導管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にテーブルの昇降機構及び回転機構
    を配設したロータリ治具のギヤボックスに、圧力調整弁
    を介してエア供給源から大気圧を若干上回る程度の圧力
    のエアを導入するエア導管を接続させたことを特徴とす
    るロータリ治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010504222A (ja) * 2006-09-21 2010-02-12 エアバス・フランス 工作機械のパーツ用固定支持体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60180362A (ja) * 1984-02-28 1985-09-14 Tokyo Tatsuno Co Ltd インタ−ホン
JPS6157530A (ja) * 1984-08-24 1986-03-24 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト ヨノンの製法

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