JPH04112725U - 彫刻機 - Google Patents

彫刻機

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JPH04112725U
JPH04112725U JP1754291U JP1754291U JPH04112725U JP H04112725 U JPH04112725 U JP H04112725U JP 1754291 U JP1754291 U JP 1754291U JP 1754291 U JP1754291 U JP 1754291U JP H04112725 U JPH04112725 U JP H04112725U
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Japan
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cutter
nose guard
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nose
engraving machine
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JP1754291U
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数人 宮本
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ローランドデイー.ジー.株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 彫刻機において所望深さのきれいな切込を行
なう。 【構成】 ノーズガード22の底部から突出したカッタ
21によってプレート8の表面が切削される。切削によ
って生じた切り粉はノーズガード22の底部に設けられ
た開口部27とノーズガードサポート23に設けられた
吸引口28およびホース26を介して収塵機に吸引され
る。ノーズガード22はノーズガードサポート23とネ
ジで結合されているため、ノーズガード22を回転させ
ることによってカッタ21のノーズガードからの突出
量、すなわちプレート8の切込量が加減される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は彫刻機に関し、特に所望の切込深さと一定の線幅を有するきれいな 彫刻面が得られる彫刻機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年においては、種々の切削加工機が開発されており、その中に図9に示すよ うな、板状体等の被加工物の表面に文字等を刻むための彫刻機がある。すなわち 、この彫刻機1は、台部2の上面に、コ字形(上方から見下した状態)の本体3 を、コ字形の両端3aを前方に向けた状態で配置し、この本体3の両側部4に1 対のガイド棒5を前後(図示のY方向)移動自在の状態で設けるとともに、この ガイド棒5にスピンドルヘッド6を左右(X方向)に移動自在の状態で設けてい る。そして、スピンドルヘッド6の下部に切削用の刃部7を取付け、この刃部7 の下端部を、台部2に固定したプレート8に押し当てた状態(Z方向)で、スピ ンドルヘッド6を前後左右に移動させることによって、プレート8の表面に文字 等を刻むようになっている。
【0003】 次に図10を参照して刃部7の詳細を説明する。図10は図9のXで示した部 分の拡大断面図である。図10を参照して、刃部7は、プレート8を切込むため のカッタ21の突出穴を有する定量切込装置となるノーズガード22と、ノーズ ガード22をスピンドルヘッド6で支持するためのノーズガードサポート23と を含む。
【0004】 スピンドルヘッド6がプレート8の表面上を前後左右に動くとき、ノーズガー ド22の凸面(ノーズ25)はプレート8の表面に沿って移動する。ノーズガー ド22とノーズガードサポート23とはネジで結合されているため、ノーズガー ド22を回転させることによって、スピンドルヘッド6とノーズガード22の下 端部との高さが調整される。その結果、カッタ21のノーズガード22からの突 出量、すなわち、カッタ21によるプレート8への切込み量が一定に保たれる。 この切込み量を一定に保つため、ノーズガード22の回転位置を固定する必要が ある。そのためにストッパ24が設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の彫刻機は以上のように構成されていた。カッタ21によるプレート8へ の切込深さがノーズガード22を用いて一定の値に保たれていた。
【0006】 しかしながら、カッタ21によるプレート8の切削が行なわれると、切削時に 切り粉が発生する。その切り粉がノーズガード22のノーズ(先端部)25に付 着したり、ノーズ25とプレート8との間に切り粉が挟まり、プレート8に傷が ついたり(かじり)、カッタ21による深さがばらつくという問題点があった。
【0007】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、所望深さと 一定の線幅を有するな切込が可能な彫刻機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る、カッタを用いてプレート表面を彫刻する彫刻機は、カッタを 突出するための穴を有し、プレートの表面に沿って移動される底部を含む定量切 込手段を含み、定量切込手段はカッタの切込方向に移動が可能であり、それによ ってカッタによるプレートへの切込深さが変化し、定量切込手段の近傍に設けら れ、カッタがプレート表面を彫刻する際に発生する切り粉を吸引するための吸引 手段とを含む。
【0009】
【作用】
この考案によれば定量切込手段で定量切込んだときに発生する切り粉が吸引手 段によって吸引される。所望の切込深さで切込んで切り粉が発生しても、定量切 込手段とプレートとの間に切り粉が挟まることがない。
【0010】
【実施例】
図1はこの考案に係る彫刻機の要部を示す断面図であり、図9のXで示す部分 に対応する。
【0011】 図1を参照して、この考案に係る彫刻機の刃部7は、カッタ21により発生し た切り粉を集塵するための開口部27を有するノーズガード22と、切り粉をホ ース26を介して図示のない収塵機へ吸引するための吸引口28を含むノーズガ ードサポート23とを含む。
【0012】 カッタ21によりプレート8の表面が切削されて切り粉が発生するとその切り 粉はノーズガード22に設けられた開口部27、ノーズ25の先端穴、ノーズガ ードサポート23に設けられた吸引口28およびホース26を介して、図の矢印 で示すように図示のない収塵機へ収塵される。その結果、ノーズ25とプレート 8の表面との間に切り粉が付着することはない。
【0013】 図2は刃部7を外から見た図である。カッタ21によるプレート8への切込深 さを一定に保つようにストッパ24によってノーズガード22の回転が阻止され ている。すなわち、ノーズガード22の外周表面には図2に示すように複数の溝 が形成されており、隣接する2つの溝にストッパ24の突出部が係合することに よってノーズガード22の回転が阻止される。なお、このノーズガード22の外 周には1回転すると切込深さが1ミリ変わるように、たとえば1周を20等分し た溝を設けるのが好ましい。
【0014】 図3は図1のIIIから見たノーズガード22の底部を示す図である。図3を 参照して、この実施例においてはノーズガード22の底面には4つの開口部27 が設けられている。
【0015】 図4はこの考案に係る彫刻機の要部を示す斜視図である。
【0016】 図4を参照して、図示のない収塵機へ切り粉を搬送するホース26の内部には コイルバネ31が設けられており、これによって切り粉が収塵される場合のホー ス26の折曲りが防がれる。
【0017】 次に図1および図5を参照してノーズガードサポート23とカッタ21の支持 方法について説明する。図5は図1に示したスピンドルヘッド6とカッタ21と を図1の右方向から見た図である。図5を参照して、スピンドルヘッド6の下部 には、直径の異なる2段の円筒状段が設けられ、そのうち、上の方の段には平面 部32が設けられる。ノーズガードサポート固定ネジ29をノーズガードサポー ト23の穴を通して平面部32に押し当ることにより、スピンドルヘッド6にノ ーズガードサポート23が固定される。
【0018】 またカッタ21は図1に示すように下部に段を有した形状をしており、下部カ ッタ固定ネジ30がカッタ21下部の側面に設けられた平面部に当接することに よって、カッタ21がスピンドルヘッド6に固定される。カッタ21はさらに図 4に示すように上部カッタ固定ネジ36でもスピンドルヘッド6に固定される。
【0019】 上記実施例においては、切り粉はノーズガード22、ノーズガードサポート2 3の内部を通って収塵装置へ収塵された。
【0020】 この考案は上記実施例に限るものではなく、切り粉は図6〜図8に示すように ノーズガード22の外部を経由して収塵されてもよい。
【0021】 すなわち、図6においては、ノーズガード22による切込深さに追随できるよ うなノーズガードカバー34をノーズガード22を覆って設け、そこに吸引口3 5を設けてそれを介してホース26によって収塵機へ切り粉が吸引される。
【0022】 図7はこの発明のさらに他の実施例を示すもので、図8は図7におけるVII Iで示す方向の矢視図である。図7および図8を参照して、この発明のさらに他 の実施例においては、ノーズガード22の外周部に沿ってこれと同期して上下す る吸引リング37が設けられる。吸引リング37の内径側には複数の吸引孔38 が設けられ、吸引孔38と吸引口39を介して切り粉が収塵機へ吸引される。
【0023】 なお、図6および図7においては、図1に示したノーズガードサポート23や カッタ21の固定方法を示す部分は省略している。
【0024】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、定量切込手段で定量切込んだときに発生する 切り粉が吸引手段によって吸引される。所望の切込深さで切込んで切り粉が発生 しても、定量切込手段とプレートとの間に切り粉が挟まることはない。
【0025】 その結果、所望の深さのと一定の線幅を有するな切込が可能な彫刻機が提供で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る彫刻機の刃部の詳細を示す断面
図である。
【図2】この考案に係る彫刻機の刃部の外観図である。
【図3】図1のIIIで示す矢視図である。
【図4】この考案に係る彫刻機の要部を示す斜視図であ
る。
【図5】スピンドルヘッドとカッタとを図1の右方向か
ら見た図である。
【図6】この考案の他の実施例を示す断面図である。
【図7】この考案の他の実施例を示す断面図である。
【図8】図6のVIIで示す矢視図である。
【図9】従来の彫刻機の外観を示す図である。
【図10】従来の彫刻機の刃部の詳細を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
6 スピンドルヘッド 7 刃部 21 カッタ 22 ノーズガード 23 ノーズガードサポート 24 ストッパ 25 ノーズ 26 ホース 27 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッタを用いてプレート表面を彫刻する
    彫刻機であって、前記カッタを突出するための穴を有
    し、前記プレートの表面に沿って移動される底部を含む
    定量切込手段と、前記定量切込手段は前記カッタの切込
    方向に移動が可能であり、それによって前記カッタの前
    記プレートへの切込深さが変化し、前記定量切込手段の
    近傍に設けられ、前記カッタが前記プレート表面を切削
    する際に発生する切り粉を吸引するための吸引手段とを
    含む、彫刻機。
JP1991017542U 1991-03-22 1991-03-22 彫刻機 Expired - Fee Related JP2536278Y2 (ja)

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JPH04112725U true JPH04112725U (ja) 1992-09-30
JP2536278Y2 JP2536278Y2 (ja) 1997-05-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0631915U (ja) * 1992-10-01 1994-04-26 三菱マテリアル株式会社 転削工具
WO1995017992A1 (fr) * 1993-12-30 1995-07-06 Horkos Corp Dispositif d'evacuation des copeaux d'une machine-outil
KR101917231B1 (ko) * 2018-04-06 2019-01-24 편장호 절삭유 재순환을 위한 흡입뭉치 및 이를 이용한 절삭유 재순환장치

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JP2536278Y2 (ja) 1997-05-21

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