JPH0723158Y2 - 彫刻機 - Google Patents

彫刻機

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JPH0723158Y2
JPH0723158Y2 JP1988120280U JP12028088U JPH0723158Y2 JP H0723158 Y2 JPH0723158 Y2 JP H0723158Y2 JP 1988120280 U JP1988120280 U JP 1988120280U JP 12028088 U JP12028088 U JP 12028088U JP H0723158 Y2 JPH0723158 Y2 JP H0723158Y2
Authority
JP
Japan
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suction
cutter
hole
spindle
nose
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JP1988120280U
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JPH0243139U (ja
Inventor
富雄 増田
Original Assignee
大橋 徹郎
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アクリル、アルミニウム等によって形成され
たネームプレート等の表面に文字、記号等を刻設する時
に用いる彫刻機に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にネームプレート等の表面に文字、記号等を刻設す
るための彫刻機には、ならい工作機が使用される。当該
ならい工作機は、加工物に刻設する文字、記号等を予め
切り抜いたテンプレートと接触するスライラスと、加工
物の表面に文字、記号等を刻設するカッタと、上記カッ
タを回転させるための駆動機構と、上記スタイラスの動
きをカッタに伝えるためのリンク機構によって構成され
ている。
そして、上記スタイラスをテンプレートに沿って移動さ
せると、この動きがリンク機構を介してカッタに伝えら
れ、加工物の表面に所定の文字や記号等を刻設するよう
になっている。
上記彫刻機に用いるカッタを支持した主軸ヘッド部の一
具体例を第4図及び第5図を参照して次に示す。まず第
4図に示すように、上記主軸ヘッド部(1)は本体
(3)に固定され、先端に刃面(2a)を有するカッタ
(2)を回転自在に支持してなるもので、本体(3)を
支持枠(4)に植設した支軸(5)に上下動自在に支持
することによりカッタ(2)と共に上下動する。そして
第5図に示すように、上記主軸ヘッド部(1)は、カッ
タ(2)と、カッタ(2)を固定・支持するスピンドル
(6)と、スピンドル(6)をベアリング(7)(8)
を介して回転自在に支持すると共に、本体(3)に固定
された主軸(9)とを具備する。上記スピンドル(6)
の上端には、止めねじ(10)を有するカッターヘッド
(11)が固着され、スピンドル(6)内を貫通するカッ
タ(2)を止めねじ(10)によってスピンドル(6)と
一体に固定する。又、スピンドル(6)の上部外周に
は、プーリ(12)が固着され、ベルト(16)〔第4図参
照〕を介してスピンドル(6)の回転駆動機構〔図示せ
ず〕と連結する。更に、主軸(9)の下端には、カッタ
(2)の先端部外周を保護するスリーブ(13)がカバー
部材(14)及びカッタ深度目盛管(15)を介して固定さ
れている。又、第4図に示すように、上記カッタ深度目
盛管(15)にカッタ深度目盛(15a)を設けると共に、
主軸(9)の外周にはカッタ降り圧調整スプリング(1
7)が外嵌されている。
そして、カッタ(2)を支持しているスピンドル(6)
を回転させた状態で、主軸ヘッド部(1)の本体(3)
をリンク機構を介して平行移動させ、かつ、スピンドル
(6)を支持している主軸ヘッド部(1)を垂直移動さ
せることにより、カッタ(2)によって加工物の表面に
所定の文字、記号等を刻設している。
ここで、上記カッタ(2)によって加工物の表面に文
字、記号等を刻設すると、加工中に生じる切削粉が四方
に飛散するといった不都合があるため、従来、第6図に
示す環状吸塵ノーズ(18)をカバー部材(14)に代えて
カッタ深度目盛管(15)の下端部に取付けていた。上記
吸塵ノーズ(18)は、内径がカッタ径よりやや大径の環
状でその側周面に貫通した吸引孔(18a)を有する下部
吸引部(18b)と、吸引部(18b)に一体に形成すると共
に、内周面にネジ溝を設けた上部取付け部(18c)と、
吸引部(18b)の外周に吸引孔(18a)を塞ぐように嵌め
た吸引環(18d)と、連結部(18e)を圧潰して吸引環
(18d)に溶接・連結され、上記吸引孔(18a)に連通し
た吸引管(18f)とからなる。そして、第7図及び第8
図に示すように、カバー部材(14)を外して上記目盛管
(15)の下端部に吸塵ノーズ(18)の取付け部(18c)
を螺合して取付けると共に、吸引管(18f)を吸引装置
(図示せず)に接続する。そうすると、第7図に示すよ
うに、加工中に生じた切削粉が、吸引部(18b)の内周
とカッタ(2)との隙間より吸引孔(18a)と連結部(1
8e)を経て吸引管(18f)に吸引・除去される。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところで、上述した彫刻機において、吸塵ノーズ(18)
を主軸ヘッド部(1)に取付け、加工中に生じる切削粉
を吸引して除去しようとする際、吸塵ノーズ(18)の吸
引管(18f)の連結部(18e)をスペース上の都合から圧
潰して吸引環(18d)に連結している。そのため、連結
部(18e)が細くなって細かい塵埃しか吸塵できず吸塵
効果に制限があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、底面に所定径の貫通孔を穿設したカップ状吸
引体と、上記吸引体の側方より連通して導出し、かつ、
吸引装置に接続された均一内径の吸引管とからなる吸塵
ノーズを具備し、上記吸引体を、先端に刃面を有する円
柱状カッタの先端部周囲に配置されたカバー体に密閉的
に外嵌して上記貫通孔よりカバー体の下端面及びカッタ
を各所定距離、導出させ、貫通孔内周面とカッタとの隙
間から上記吸引体のカップ内部及び吸引管に連通する吸
引空間を形成したことを特徴とする。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、吸塵ノーズの吸引管の内径を
やや太くすることにより、カップ状吸引体の貫通孔内周
面とカッタとの隙間から吸引体内部及び吸引管に連通す
る吸引空間を経て大小の切削粉を吸引・除去する。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図乃至第3図を参照して以下説明
する。第4図及び第5図と同一又は相当部分には同一参
照符号を付してその説明を省略する。まず第1図及び第
2図において(2)はカッタ、(3)は本体、(4)は
支持枠、(5)は支軸、(6)はスピンドル、(8)は
ベアリング、(9)は主軸、(11)はカッタヘッド、
(12)はプーリ、(13)はスリーブ、(14)はカバー部
材、(15)はカッタ深度目盛管、(16)はベルト、(1
7)はスプリング、(19)は本考案に係る吸塵ノーズで
ある。上記吸塵ノーズ(19)は、第2図及び第3図に示
すように、底面にスリーブ(13)の先端外径よりもやや
大径の貫通孔(19a)を穿設したカップ状吸引体(19b)
と、吸引体(19b)の側方より連通して導出し、かつ、
吸引装置(図示せず)に接続された均一内径で比較的太
い吸引管(19c)と、吸引管(19b)の側方に設けた取付
けネジ(20)とからなる。
そして、第1図及び第2図に示すように、カッタ(2)
の先端部周囲に配置されたスリーブ(13)とカバー部材
(14)とカッタ深度目盛管(15)とからなるカバー体に
上記吸引体(9b)を外嵌し、かつ、上記貫通孔(19a)
よりカッタ(2)を導出させて取付けネジ(20)にて吸
塵ノーズ(19)を上記カバー体に固定するそうすると、
第2図に示すように、貫通孔(19a)の内周面とカッタ
(2)との隙間から吸引体(19b)のカップ内部及び吸
引管(19c)に連通する吸引空間(A)が形成される。
そこで、カッタ(2)によって加工物の表面に文字、記
号等を刻設すると、加工中に生じた切削粉が上記吸引空
間(A)を経て吸引・除去される。この時、吸引管(19
c)の内径は均一で、かつ、比較的太いため、吸引装置
の吸引力を大きくすることにより、小さいものは言うま
でもなく大きい切削粉まで確実に吸引・除去される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、彫刻機のカッタ先端部周囲に配置した
カバー体に、均一内径で比較的太い吸引管が連通したカ
ップ状吸引体を外嵌し、その底面の貫通孔よりカッタを
導出させたから、上記貫通孔内周面とカッタとの隙間か
ら吸引体内部及び吸引管に連通する十分大きい吸引空間
が形成され、かつ、吸引力を大きくすることにより加工
中に生じた切削粉を大小に拘らず確実に吸引・除去す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案に係る彫刻機の一実施例を示す
主要部の正面図とその要部側断面図、第3図は本考案に
係る吸塵ノーズの一具体例を示す斜視図、第4図と第5
図は従来の彫刻機の一具体例を示す主要部の正面図とそ
の要部側断面図、第6図は従来の吸塵ノーズの一具体例
を示す斜視図、第7図と第8図は第6図の吸塵ノーズを
取付けた従来の彫刻機の主要部の正面図とその要部側断
面図である。 (19)…吸塵ノーズ、(19a)…貫通孔、(19b)…吸引
体、(19c)…吸引管、(2)…カッタ、(13)(14)
(15)…カバー体、(A)…吸引空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面に所定径の貫通孔を穿設したカップ状
    吸引体と、上記吸引体の側方より連通して導出し、か
    つ、吸引装置に接続された均一内径の吸引管とからなる
    吸塵ノーズを具備し、上記吸引体を、先端に刃面を有す
    る円柱状カッタの先端部周囲に配置されたカバー体に密
    閉的に外嵌して上記貫通孔よりカバー体の下端面及びカ
    ッタを各所定距離、導出させ、貫通孔内周面とカッタと
    の隙間から上記吸引体のカップ内部及び吸引管に連通す
    る吸引空間を形成したことを特徴とする彫刻機。
JP1988120280U 1988-09-12 1988-09-12 彫刻機 Expired - Lifetime JPH0723158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988120280U JPH0723158Y2 (ja) 1988-09-12 1988-09-12 彫刻機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988120280U JPH0723158Y2 (ja) 1988-09-12 1988-09-12 彫刻機

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Publication Number Publication Date
JPH0243139U JPH0243139U (ja) 1990-03-26
JPH0723158Y2 true JPH0723158Y2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=31366246

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988120280U Expired - Lifetime JPH0723158Y2 (ja) 1988-09-12 1988-09-12 彫刻機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63139638A (ja) * 1986-11-27 1988-06-11 Om Seisakusho:Kk プリント基板孔明け機における切削屑除去装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0243139U (ja) 1990-03-26

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