JPH0411254Y2 - - Google Patents

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JPH0411254Y2
JPH0411254Y2 JP1984168872U JP16887284U JPH0411254Y2 JP H0411254 Y2 JPH0411254 Y2 JP H0411254Y2 JP 1984168872 U JP1984168872 U JP 1984168872U JP 16887284 U JP16887284 U JP 16887284U JP H0411254 Y2 JPH0411254 Y2 JP H0411254Y2
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cassettes
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばテレビジヨン放送局において
長時間に亘る連続ビデオ再生や録画を行うのに最
適なものであつて、多数のカセツト収納棚と、そ
の複数のカセツト収納棚と、該複数のカセツト収
納棚に沿つて移動するカセツト移送機と、装填さ
れたカセツトから情報信号を再生する再生装置と
を有し、上記カセツト収納棚の前面側から上記カ
セツトが挿入され、収納された上記カセツトを上
記カセツト収納棚の上記前面と隣接する第1の側
面側から排出して上記移送機に装填するようにな
されたカセツトオートチエンジヤに関するもので
ある。
〔従来技術〕
第7図及び第5図は、複数のビデオカセツト
(以下単にカセツトと記載する)を記録再生装置
に順次選択的に自動供給して長時間に亘る連続ビ
デオ再生や録画を行うカセツトオートチエンジヤ
の従来例を示したものである。
先ず、第7図はカセツトオートチエンジヤの全
体を示したものであつて、数10個もの複数のカセ
ツト1を上下1列状に収納する複数のカセツト収
納棚2と、上下に積み重ねられた複数個の記録再
生装置3と、これら両者間に配されたカセツト移
送機4とから構成されている。なおカセツト移送
機4は上下2段のカセツト収納部5を有してお
り、駆動機構(図示せず)によつて上下方向に昇
降駆動されるように構成されている。またカセツ
ト移送機4はカセツト収納棚2と記録再生装置3
との間でカセツト1の受け渡しを行う上下2段の
カセツト送り機構(図示せず)が設けられてい
る。
そして各カセツト収納棚2にはその前面側にカ
セツト挿入口6が設けられていて、当初カセツト
1がそのカセツト挿入口6から各カセツト収納棚
2内に矢印a方向から1個づつ水平に挿入されて
収納されている。
次に、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画を行
う際には、先ず、カセツト移送機4が矢印b又は
cで示す上方又は下方へ移動してカセツト収納部
5が指定されたカセツト収納棚2の横に位置決め
された後、その指定されたカセツト収納棚2内の
カセツト1がその各カセツト収納棚2の上記前面
側に隣接する第1の側面側に設けられているカセ
ツト排出口7からカセツト送り機構によつて矢印
dで示す横方向に水平に送出されてカセツト収納
部5内に受取られる。
次に、カセツト移送機4が再び上方又は下方へ
移動してカセツト収納部5が指定された記録再生
装置3の横側面に設けられているカセツト挿排口
8の横に位置決めされた後、そのカセツト収納部
5内のカセツト1がカセツト送り機構によつて再
び矢印dで示す横方向に水平に送出されてカセツ
ト挿排口8から指定された記録再生装置3内に供
給されてビデオ再生や録画が行われる。
一方、このビデオ再生や録画が行われている間
に、カセツト移送機4が再び上方又は下方へ移動
してカセツト収納部5がビデオ再生や録画が既に
終つている他の記録再生装置3のカセツト挿排口
8の横に位置決めされた後、その記録再生装置3
にて使用済みとなつたカセツト1がカセツト送り
機構によつて矢印eで示す横方向に水平に送出さ
れてカセツト収納部5内に再び受取られる。
次に、カセツト移送機4が再び上方又は下方へ
移動してカセツト収納部5がカセツト1を元に戻
すべきカセツト収納棚2の横に位置決めされた
後、そのカセツト収納部5内のカセツト1がカセ
ツト送り機構によつて再び矢印eで示す横方向に
水平に送出されてカセツト排出口7から元のカセ
ツト収納棚2内に送戻されて再び収納される。
そして、この一連の動作の繰返しによつて複数
個の記録再生装置3によりカセツト1が順次連続
的にビデオ再生されることになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来例では、第8図に示す
ように、いじわる操作等によつて、カセツト1が
カセツト挿入口6からカセツト排出口7にかけて
矢印f方向から斜めに挿入された場合、そのカセ
ツト1がカセツト移送機4の移送通路9内にはみ
出してしまい易かつた。なおこのように、カセツ
ト1がカセツト排出口7から移送通路9内にはみ
出した場合には、その後においてカセツト移送機
4が上下に移送される際に、そのカセツト移送機
4によつてカセツト1が引つ掛けられて容易に破
損されてしまう。
また、カセツト1をカセツト挿入口6からカセ
ツト収納棚2内に矢印a方向から水平に挿入する
際、カセツト1はカセツト排出口7とは反対側に
設けられている1つのガイド部材10によつて片
側のみを案内されるだけである為に、カセツト1
を矢印a方向に平行に挿入させ難かつたり、或い
はカセツト収納棚2内でカセツトを正確に位置決
めさせ難くて、後におけるカセツト排出口7から
カセツト移送機4への矢印d方向へのカセツト1
の送出しに支障を生じ易い等、カセツト挿入口6
からカセツト収納棚2内へのカセツト1の挿入に
も不便があつた。なお11は後部ガイド壁であ
る。
本考案は、いじわる操作等によつて、カセツト
がカセツト挿入口からカセツト送出口にかけて斜
めに挿入されて、そのカセツトがカセツト移送機
の移送通路内に不測にはみ出してしまうようなこ
とを未然に防止することが出来、またカセツト挿
入口からカセツト収納棚内へのカセツトの平行な
挿入を容易かつ正確に行えるようにするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前述したカセツトオートチエンジヤ
において、各カセツト収納棚は、第1の側面側及
び該第1の側面側と対向する第2の側面側に夫々
カセツトを案内するための第1のガイド部材及び
第2のガイド部材を有し、上記第1のガイド部材
は、上記カセツト収納棚から上記第1の側面側に
上記カセツトが排出される際に上記カセツトと当
接しない位置に移動するようになされていること
を特徴とするカセツトオートチエンジヤである。
〔作用〕
本考案が、いじわる操作等によつて、カセツト
をカセツト挿入口からカセツト排出口にかけて斜
めに挿入しようとしてもカセツト排出口に設けら
れている移動可能な第1のガイド部材によつてそ
のカセツトの斜めの挿入を阻止出来るので、その
斜めの挿入によつてカセツトがカセツト移送機の
移送通路内にはみ出すことを未然に防止出来る。
またカセツト挿入口からカセツト収納棚内にカセ
ツトを挿入する際には、移動可能な第1のガイド
部材がカセツト収納棚の第1の側面側に位置を占
めて第2のガイド部材と協働し、挿入されるカセ
ツトを案内するから、カセツト挿入口からカセツ
ト収納棚内へのカセツトの平行な挿入を容易かつ
正確に行える。なおカセツト排出口を通して各カ
セツト収納棚とカセツト移送機との間でカセツト
の受け渡しが行われる際にはガイド部材移動機構
によつて第1のガイド部材が逃がされるので、そ
のカセツトの受け渡しを何等支障なく行える。
〔実施例〕
以下、本考案をビデオカセツトのオートチエン
ジヤに適用した実施例を第1A図〜第6C図によ
つて説明する。なお第7図及び第8図に示した従
来例と同一構造部には同一の符号を付してその説
明を省略する。
先ず、第5A図に示す如く、前記各カセツト収
納棚2は水平な上下の棚板13によつて仕切られ
ていて、後述する第1のガイド部材14及びガイ
ド部材移動機構15は各カセツト収納棚2の上面
の棚板13の下面に取付けられている。
次に、第1A図〜第2図に示す如く、前記各カ
セツト収納棚2の各カセツト排出口7には、断面
がほぼL形をなす第1のガイド部材14が設けら
れている。この第1のガイド部材14は、上記カ
セツト排出口7があるカセツト収納棚2の第1の
側面側と対向する第2の側面側に既設された前記
ガイド部材10、すなわち第2のガイド部材と平
行に配されていて、これら第1のガイド部材14
と第2のガイド部材10とは前記カセツト挿入口
8からカセツト収納棚2内へのカセツト1の挿入
方向である第1A図で矢印a方向に対して平行状
に配置されている。なお第2のガイド部材10は
棚板13の下面に固着された固定ガイドである。
一方、第1のガイド部材14は上記矢印a方向と
平行で水平な支点軸17を介して棚板13の下面
に第2図で実線の位置と1点鎖線の位置との間で
上下に回動自在に枢支されている。
次に、第3図〜第6C図によつてガイド部材移
動機構15の詳細を説明する。
先ず、第3,6A図に示す如く、第1のガイド
部材14は合成樹脂等にて成形されていて、その
後端部に一体に設けられているアーム14aと棚
板13の後壁部13aとの間に係止された引張り
ばねからなる戻しばね19によつて第6A図で矢
印g方向に回動附勢されている。なおこの第1の
ガイド部材14は支点軸17に枢支されている前
後一対の円筒部14bに一体に設けられているス
トツパー14cを棚板13の下面に当接させるこ
とによつて第6A図に示す如く垂直状に位置規制
されている。
次に、第4図に示す如く、支点軸17の後端部
には合成樹脂等にて成形されたほゞ扇形をなすカ
ム板20が回転自在に枢支されている。そしてこ
のカム板20の垂直な後面20aの上端側にはカ
ム面20bが設けられている。なお第5A,6A
図に示す如く、第1のガイド部材14のアーム1
4aに一体に設けられたピン14dがカム板20
の前面側に設けられた回転方向に長い長孔20c
内に遊嵌されている。そしてアーム14aとカム
板20との間で支点軸17の周りに巻装された捩
りコイルばねからなる戻しばね21によつてカム
板20が第1のガイド部材14に対して第6A図
で矢印g方向に回動附勢され、ピン14dに長孔
20cの一端が当接されている。
次に、第3,5A図に示す如く、第1のガイド
部材14の横側部に合成樹脂等にて成形された制
御板23が設けられている。この制御板23は第
1のガイド部材14と平行に配置されていて棚板
13の下面に前後一対のガイドピン24及びガイ
ド孔25を介して前後方向である矢印h,i方向
に摺動自在に取付けられている。そしてこの制御
板23は引張りばねからなる戻しばね26によつ
て矢印h方向に摺動附勢されており、この制御板
23の後端部に一体に設けられたアームピン23
aが戻しばね26のばね力によつてカム板20の
後面20aに第4,5A図に示す如く矢印h方向
から当接されている。なお第1のガイド部材14
に設けられた前後一対の切欠き14eに対応され
た前後一対のストツパー片23bが制御板23に
一体に設けられている。
次に、第1A図〜第2図に示す如く、カセツト
移送機4には、カセツト収納棚2内に収納されて
いるカセツト1を矢印d方向に押して、このカセ
ツト1をカセツト排出口7からカセツト移送機4
のカセツト収納部5内に送出すカセツト送出アー
ム28が設けられている。このカセツト送出アー
ム28は駆動軸29を回転駆動するモータ(図示
せず)によつて第1B図に示す如く矢印j,k方
向に往復回動されるように構成されている。なお
カセツト送出アーム28の先端にはゴムやプラス
チツク等からなるローラ30が枢着されている。
そして、駆動軸29の外周でカセツト送出アー
ム28と一体に回転されるカム31によつて駆動
されるガイド部材解除機構32がカセツト移送機
4に設けられている。このガイド部材解除機構3
2は支点軸33を中心に第1A図で矢印l,m方
向に回動自在に構成されたカム従動アーム34と
解除アーム35とによつて構成されている。そし
てカム従動アーム34が引張りばねからなる戻し
ばね36によつて矢印m方向に回動附勢されてこ
れに枢着されたゴムやプラスチツクからなるロー
ラ37がカム31の周面に押圧されている。また
カム従動アーム34と解除アーム35との間に係
止された引張りばねからなるリミツターばね38
によつて解除アーム35がカム従動アーム34に
対して矢印l方向に回動附勢されてカム従動アー
ム34に一体に設けられたストツパー34aに当
接されている。また解除アーム35の先端には前
記ガイド部材移動機構15のカム板20を回転駆
動するピン35aが一体に設けられている。
次に、本考案の第1のガイド部材14及びガイ
ド部材移動機構15の動作を説明する。
先ず、当初第1のガイド部材14は、第2図に
実線で示すごとくカセツト排出口7の近傍にしか
も垂直状に垂下されていると共に、固定された第
2のガイド部材10と平行に配置されて、挿入さ
れて来るカセツト1を案内するように構成されて
いる。
なお、この時には、第5A図に示す如く制御板
23の両ストツパー片23bが第1のガイド部材
14の両切欠き14eに対して矢印h方向に偏倚
されているので、第1のガイド部材14が戻しば
ね19に抗して第6A図で矢印n方向に回動され
て逃げようとしても、その第1のガイド部材14
が両ストツパー片23bに当接されるので、第1
のガイド部材14は矢印n方向へは逃げることが
出来ない。
即ち、この時には、第1のガイド部材14は第
2図に実線で示す如くカセツト排出口7にて垂直
状態にロツクされている。
従つてカセツト1をカセツト挿入口6からカセ
ツト収納棚2内に矢印a方向に挿入する際、第1
A,2図に示す如くカセツト1の左右両側面1
a,1bを第1および第2のガイド部材14,1
0によつて案内して挿入することが出来るので、
第1A図に実線で示す如くカセツト1をカセツト
収納棚2内に平行状に正確かつ容易に挿入するこ
とが出来る。
一方、この状態では、カセツト排出口7に第1
のガイド部材14が有るので、第1A図に1点鎖
線で示す如くカセツト1をカセツト挿入口6から
カセツト排出口7にかけて矢印f方向から斜めに
挿入しようとしても、カセツト1が第1のガイド
部材14に当接されるので、その斜めの挿入を行
えない。従つてこのカセツト1の斜めの挿入によ
つて第8図で説明したようにカセツト1がカセツ
ト移送機4の移送通路9内にはみ出すようなこと
を未然に防止することが出来る。
一方、第1B,2図に示す如くカセツト送出ア
ーム28によつてカセツト収納棚2内のカセツト
1がカセツト排出口7からカセツト移送機4のカ
セツト収納部5内に矢印d方向に送出される際に
は、第1のガイド部材14は第2図に1点鎖線の
位置へ矢印n方向に逃がされる。
即ち、カセツト送出アーム28は第1A図に示
された復動位置から駆動軸29の回転によつて矢
印j方向に回動されるが、このカセツト送出アー
ム28が上記復動位置から第1B図に実線で示す
如くローラ30がカセツト1の側面1bに近づい
た位置に達する間に、第1B図に示す如くガイド
部材解除機構32のカム従動アーム34のローラ
37がカム31の低所部31aから斜面31bを
経て高所部31c上に押上げられる。この結果、
カム従動アーム34が戻しばね36に抗して矢印
l方向に回動され、リミツターばね38を介して
解除アーム35も矢印l方向に回動される。そし
て解除アーム35のピン35aが第6B,6C図
に示す如くガイド部材移動機構15のカム板20
の下端部20dに当接して、このカム板20を矢
印n方向に回動する。
しかしてこの際、カム板20が第6A図の復動
位置から第6B図の位置まで矢印n方向に回動さ
れる間は、戻しばね21が捩られるだけで、第1
のガイド部材14は何等回動されず、カム板20
が第6B図の位置まで矢印n方向に回動された時
にピン14dが長孔20cの他端に当接される。
そして、カム板20が第6A図の復動位置から
第6B図の位置まで矢印n方向に回動される間
に、制御板23のアームピン23aが第5A図の
復動位置からカム板20のカム面20bをすべり
上つて第5B図の如くカム板20の後面20a上
に乗り上げられる。この結果、制御板23が第5
B図の復動位置から第5C図の往動位置まで戻し
ばね26に抗して矢印i方向に摺動されて、両ス
トツパー23bが両切欠き14eに対向された位
置へ移動され、第1のガイド部材14の垂直状態
でのロツクが解除される。
そして、カム板20が第6B図の位置から第6
C図の往動位置まで引き続き矢印n方向に回動さ
れる際に、長孔20cの他端がピン14dを同方
向に押す為に、第1のガイド部材14がカム板2
0と一体に戻しばね19に抗して矢印n方向に回
動される。
以上の結果、第1のガイド部材14が第2図に
1点鎖線で示された位置へ矢印n方向に逃がされ
て、第5C図に示す如くカセツト送出口7が開放
されることになる。なおこの時第5C,6C図に
示す如く両ストツパー片23bが両切欠き14e
内に相対的に挿入される。
そして、以上の如くして、カセツト送出口7が
開放された後に、第1B,2図に実線及び1点鎖
線で示す如くカセツト送出アーム28のローラ3
0がカセツト1の側面1bに当接して、このカセ
ツト送出アーム28の矢印j方向への回動に伴つ
て、ローラ30がカセツト1を押し、このカセツ
ト1が上記開放されたカセツト排出口7からカセ
ツト移送機4のカセツト収納部5内に矢印d方向
に何等支障なく送出されることになる。
なお、カセツト1がカセツト移送機4のカセツ
ト収納部5内に矢印d方向から完全に挿入される
と、カセツト送出アーム28は駆動軸29の逆回
転駆動によつて第1A図の復動位置まで矢印k方
向に復動され、カム従動アーム34及び解除アー
ム35が戻しばね36によつて第1A図の復動位
置まで矢印m方向に復動されて、解除アーム35
のピン35aがカム板20から離間される。
この結果、カム板20及び第1のガイド部材1
4が戻しばね19によつて第6A図の復動位置ま
で矢印g方向に復動されると共に、制御板23も
戻しばねによつて第5A図の復動位置へ復動され
て、第1のガイド部材14がカセツト送出口7に
て再び垂直状態にロツクされる。
なお、カセツト移送機5には、図示しないが、
カセツト移送アーム28と同様の構造で但し逆方
向に回動駆動される別のカセツト送出アームが設
けられていて、第7図で説明したように、使用済
みのカセツト1をカセツト移送機4のカセツト収
納部5からカセツト排出口7を通して元のカセツ
ト収納棚2内に送戻す際には、その別のカセツト
送出アームが第2図でカセツト1の側面1aを矢
印e方向に押戻すことによつて行われる。
しかしてこの際、第1A,1B図に示す如く、
上記別のカセツト送出アームに連動されている連
動部材39の先端がピン40及び長孔41を介し
てカム従動アーム34に連結されていて、その別
のカセツト送出アームの回動開始初期段階でかつ
その別のカセツト送出アームがカセツト1の側面
1aに当接される以前に、連動部材39は第1B
図に示す如く矢印o方向に引張られ、その連動部
材39によつてカム従動アーム34が戻しばね3
6に抗して矢印l方向に回動される。この結果、
前述同様に、解除アーム35のピン35aがカム
板20を第6C図の往動位置まで矢印n方向に回
動して、第1のガイド部材14が第6C図の如く
矢印n方向に逃がされて、カセツト送出口7が第
5C図の如く開放される。そしてカセツト収納部
5内のカセツト1は上記別のカセツト送出アーム
によつて押されて、上記開放されたカセツト排出
口7からカセツト収納棚2内に何等支障なく押戻
されることになる。
以上、本考案の実施例に付き述べたが、本考案
は実施例に限定されることなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の変更が可能である。
また本考案は、ビデオカセツトのオートチエン
ジヤに限定されることなく、各種の記録担体が収
納されたカセツト、カートリツジ及びジヤケツト
のオートチエンジヤに適用可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、いじわる操作等によつて、カセツト
がカセツト挿入口からカセツト排出口にかけて斜
めに挿入されて、そのカセツトがカセツト移送機
の移送通路内に不測にはみ出してしまうようなこ
とを第1のガイド部材によつて未然に防止するこ
とが出来るので、カセツト移送機の移送時に上記
移送通路内にはみ出しているカセツトをカセツト
移送機が不測に引つ掛けて破損させてしまうよう
な不都合を未然に防止することが出来て、安全性
が極めて高い。また第1のガイド部材によつてカ
セツト挿入口からカセツト収納棚内へのカセツト
の平行な挿入を容易かつ正確に行えるので、後に
おけるカセツト排出口からカセツト移送機へのカ
セツトの送出し動作を何等の支障も発生させずに
常に円滑かつ確実に行える。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第6C図は本考案を適用したカセツ
ト自動録再装置の実施例を示したものであつて、
第1A図及び第1B図は要部の下面図、第2図は
第1図−線矢視図、第3図及び第4図は要部
の斜視図、第5A図〜第5C図は第1A図−
線矢視状態の動作図面、第6A図〜第6C図は第
5A図〜第5C図に対応させた第5A図−線
矢視状態の動作図である。第7図は本考案の従来
例を説明する全体の斜視図、第8図は同上の要部
の下面図である。 図面に用いられた符号において、1……カセツ
ト、2……カセツト収納棚、3……記録再生装
置、4……カセツト移送機、6……カセツト挿入
口、7……カセツト排出口、10……第2のガイ
ド部材、14……第1のガイド部材、15……ガ
イド部材移動機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のカセツト収納棚と、該複数のカセツト収
    納棚に沿つて移動するカセツト移送機と、装填さ
    れたカセツトから情報信号を再生する再生装置と
    を有し、上記カセツト収納棚の前面側から上記カ
    セツトが挿入され、収納された上記カセツトを上
    記カセツト収納棚の上記前面と隣接する第1の側
    面側から排出して上記移送機に装填するようにな
    されたカセツトオートチエンジヤにおいて、各カ
    セツト収納棚は、上記第1の側面側及び該第1の
    側面側と対向する第2の側面側に夫々カセツトを
    案内するための第1のガイド部材及び第2のガイ
    ド部材を有し、上記第1のガイド部材は、上記カ
    セツト収納棚から上記第1の側面側に上記カセツ
    トが排出される際に上記カセツトと当接しない位
    置に移動するようになされていることを特徴とす
    るカセツトオートチエンジヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60182046A (ja) * 1984-02-28 1985-09-17 Sony Corp カセツト自動装填装置

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JPS60182046A (ja) * 1984-02-28 1985-09-17 Sony Corp カセツト自動装填装置

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