JPH0411223B2 - - Google Patents

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JPH0411223B2
JPH0411223B2 JP58191046A JP19104683A JPH0411223B2 JP H0411223 B2 JPH0411223 B2 JP H0411223B2 JP 58191046 A JP58191046 A JP 58191046A JP 19104683 A JP19104683 A JP 19104683A JP H0411223 B2 JPH0411223 B2 JP H0411223B2
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tube
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    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/60Containers for suction drainage, adapted to be used with an external suction source
    • A61M1/61Two- or three-bottle systems for underwater drainage, e.g. for chest cavity drainage
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61M1/71Suction drainage systems
    • A61M1/73Suction drainage systems comprising sensors or indicators for physical values
    • A61M1/732Visual indicating means for vacuum pressure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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    • A61M1/71Suction drainage systems
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、体腔からの流体の排液、更に詳細に
は、胸腔から流体を排液する際使用される装置に
関する。
胸腔は、本質的に胸の骨格及び筋肉によつて形
成される閉鎖構造物である。胸腔の内部は、縦隔
によつて区分され、それは食道、気管、心臓、動
その他の主要臓器を囲みそして共に保持する。縦
隔は、胸腔の内部を肺室(胸膜腔と称される)に
分ち、その各々は肺の一方を含む。
肺は、正常な呼吸過程の間拡張しそして収縮す
る弾性繊維より構成される。肺の拡張は、吸入の
間に起こる。人が吸入する時、横隔膜(大部分筋
肉である)は収縮し、下方に引かれる。同時に、
胸の筋肉は、胸壁を引き上げ広げ、その結果胸腔
の内側の2個の室は拡張される。胸腔内の2個の
室の拡張は、負の圧力を生じ、それが肺を引張
り、肺を拡張させ、それによつて空気が肺の中に
引き入れられる。同様にして、呼息の間に肋骨及
び横隔膜は収縮し、2個の室中の負の圧力が低下
し、それが肺への力を低下させ、肺が収縮される
ので空気が呼出される。
外科的干渉によつてか又は事故により、胸腔に
穴があく時には、空気は胸膜腔にはいれるように
なる。空気が入るにつれて負の圧力が肺にかから
なくなり、気胸、肺の弾性繊維が後退又は虚脱す
る状態が生じる。空気が胸膜腔中に漏れ続ける場
合には、緊張性気胸として知られる状態が発生す
ることがある。この状態においては胸膜腔内の圧
力が縦隔(縦隔中支持されている心臓その他の主
要臓器を含む)が侵されていない肺の方に押され
るようになる点まで上昇する。圧力が十分大きく
なつたならば、侵されていない肺を虚脱させ、心
臓の作用に干渉し、かくして数分内に死に至るこ
とがあり得る。
気胸の後正常な呼吸を回復するためには、胸膜
腔内に入つた空気その他の流体を肺の周囲から除
かなければならない。このことは、典型的には1
個又はそれ以上の胸カテーテルを胸膜腔内に挿入
し、次に胸膜腔から排液される流体を集めるのに
使用される排液系にカテーテルを連結することに
よつて行なわれる。
この目的に使用されている数種の型の先行技術
の排液系がある。例えば、一つの型の系は、重力
を利用して胸膜腔からの流体の排液を行なう。こ
の型の系においては、びんが患者の胸の水準より
下に置かれる。びんをゴムせんによつてその上端
において密閉し、それに排液管が挿入される。排
液管は、一端において患者の胸に挿入されるカテ
ーテルにつけられる。排液管の他端は、せんを通
してびんの底に近い点までのばされる。食塩水の
ような無菌の液体を使用して排液管の末端を覆う
点までびんを充たす。この無菌液体は、空気が排
液管を通して患者の胸に戻るのを防止するシール
又は1方向の逆止め弁として作用することが意図
されている。このびんは又、ゴムせんを通して大
気に開放されているので、びんが患者の胸の水準
より下に置かれる時、重力が胸膜腔から排液びん
中に流体の排液を行なわせる。
肺が完全に虚脱した場合にはこの系は作用せ
ず、更にカテーテルの周囲の空気の漏れを克服す
ることが困難であるという欠点を有する。その
上、時に重大な流体の漏れがあることがあり、そ
れは追加の排液容量を必要とする。かくして、排
液容量の増大を得るために吸引排液系も先行技術
において使用されている。吸引排液系は、典型的
には吸引源に連結されており、そして吸引の水準
が管理されていないと周囲の組織を傷つけること
があるので、患者の胸膜腔に加えられる吸引の水
準を管理する水マノメーターを含む。次にマノメ
ーターびんは、重力排液系中使用される型の水封
じと類似の水封じを有するびんに連結される。次
に水封じを有するびんは、患者の胸腔から排液さ
れる流体を集めるための排液びんとして使用され
る第3のびんにも連結されていてよい。
この型の3びん吸引排液系の使用によつて経験
される欠点の一は、系を組立てそして3個のびん
を連絡させるためのいくぶん複雑な操作である。
又、びんは、他の患者に再び使用することができ
る前に、すすがれ、洗われそして滅菌されなけれ
ばならないので、この系は使用するのにいくらか
不便である。
この3びん吸引排液系の欠点のいくつかを克服
する更に新しい系が米国特許第3363626及び
3363627号に例示され説明されている。これらの
特許は、使い捨て可能なプラスチツクで構成され
る合同「3びん」装置を記載している。別々のび
んを使用するのではなく、この装置は、びんの代
りに単一の容器の一部分として形成される別々の
室を用いる。この装置の室の一つはマノメーター
として使用され、そして水封じとして使用される
第2の室に連結されているので、この装置は、3
びん吸引排液系の基本的な考え方を保持してい
る。第2の室は、患者の胸腔から排液される流体
を受取るための排液室として使用される第3の室
に連結されている。
これらの特許中に記載されている装置は、基本
の3びん吸引排液系の組立て操作を簡単にし、各
使用の後系の便利な処分を可能にするが、この装
置は、構造が比較的複雑であり、製造及び使用が
高価である。その上、重力排液系及び3びん吸引
排液系と同じく、これらの特許の装置は、患者の
胸膜腔に流体が再進入するのを防止することが意
図されている水中シールの使用に依存したままで
ある。しかし、実際には、水中シールは、必らず
しも流体が患者の胸腔に再進入するのを防止しな
い。例えば、患者の気管が閉塞されている場合に
は、患者は、肺を拡張してこの閉塞部の周囲に空
気の流れを可能にするためにより深い呼吸をしな
ければならない。患者が息を切らすか連続してこ
の種の深い呼吸をする時には、水封じを生じるの
に使用される液体が管及びカテーテルを通して胸
膜腔内に吸い戻される程高い負の圧力が発生する
ことがある。このことは、明らかに患者の汚染の
危険を増大させ、かつ患者の正常呼吸の回復を妨
害する。
かくして、この技術分野に必要なものは、より
安価であり、各使用の後に経済的に処分すること
ができ、かつ水中シールの使用を要する先行技術
の型の系の欠点と付随する欠点を克服することも
できる吸引排液系である。このような発明がここ
に説明されそして特許請求されている。
本発明の重要な一目的は、有効に排液系を密封
して排液される流体の逆流を防止するが、この密
封が水中シールの使用なしに行なわれる構造を含
む、患者の体腔から流体を排液する装置を提供す
ることである。
本発明の他の重要な一目的は、その構成が簡
単、コンパクト、取扱いが容易であり、各使用の
後に経済的に処分することができる、患者の体腔
から流体を排液する装置を提供することである。
本発明の尚別の重要な一目的は、吸引排液系の
圧力規制及び密封を行なう構造を簡単かつ有効に
組合わせる装置を提供することである。
本発明のこれらその他の目的に従い、現在好適
な一実施態様において、小型使い捨て吸引管理室
は、新規な逆止め弁及び患者の胸膜腔中に挿入さ
れるカテーテル及び排液管に加える吸引の量を規
制する構造を含む。この使い捨て可能な吸引管理
室は、胸膜腔から排液される流体を受取るのに使
用される標準吸引収集装置上に除去可能なように
載せることができる。逆止め弁は、先行技術の型
の吸引排液系のような水中シールの使用なしに排
液された流体の逆流に有効に防止する。吸引管理
室の圧力規制構造は又、水マノメータの必要をな
しにし、かくして吸引収集室を非常にコンパクト
な寸法で作り上げることが可能になるので、各使
用の後経済的に処分することができる。
本発明の前記その他の特徴、利点及び目的は、
その特定の実施の態様の次の詳細な説明から、特
に添図面と関連して調べる時、更に十分明らかに
なるであろう。添付図面中: 第1図は、胸腔の排液を行なうために患者に連
結された本発明の装置の図式例示である: 第2図は、典型的な吸引収集装置に連結された
吸引管理室を例示する本発明の吸引排液系の全体
の例示である; 第3図は、本発明の吸引管理室の垂直断面であ
り、又部分断面で吸引収集容器の部分を示す図で
ある; 第4図は、第3図中の装置に示されている吸引
管理弁に代えることができる流れレストリクター
の垂直断面図である; 第5図は、加えられる吸引の水準を測定する際
使用することができる本発明の構造物の拡大図を
例示する垂直断面図である。
添付図面の第1図を特に参照すると、患者10
は、彼の胸腔に流れが通じる状態で連結されてい
る排液管12,14と共に模式的に例示されてい
る。このように使用される管の数は、操作の性質
によつてきまり、本発明を限定する特徴ではな
い。排液管12,14は、コネクター16の幹部
に連結されている共通の流れ管18に供給するよ
うにY型コネクターの夫々の脚部に連結されてい
る。流れ管18は、22は全般的に示されている
吸引収集容器のカバー24から上向きに突き出て
いるフイツテイング20(第2図参照)に連結さ
れて第1の流路23を形成する。又カバー24を
通して突き出て第2のフイツテイング26(第2
図参照)があり、それに更に一つの流れ管28が
その末端の−28aで連結されている。管28の
他の末端28bは、30で示される吸引管理室の
最上部の壁又はカバー34から上向きに突き出て
いる入口フイツテイング32に連結されている。
出口フイツテイング36もカバー34から上向き
に突き出ており、調節可能な管理弁38に連結さ
れている。入口フイツテイング32及び出口フイ
ツテイング36は、直列で連結されて第2の流路
37を形成し、それを通して負又は吸引圧力が弁
38によつて吸引管理室30の内部に調節可能な
ように加えられ、弁38は、管40及び41によ
つて負の圧力又は真空源(示されていない)に連
結されている。
比較的小さい吸引管理室30は、カバー34に
よつてそれより大きい吸引収集容器22の上に載
せることができる。カバー34(第2図参照)
は、開き口43を通してフイツテイング20とか
み合つている水平突起42を含む。後に更に詳細
に説明されるように、室30に加えられる吸引
は、管28を経て容器22に伝えられる。容器2
2から吸引は、管18,12及び14を経て患者
10の胸腔に加えられる。管12,14及び18
を通して引出された液は、容器22に吸入され集
められ、一方排液されるガスは、集められた液の
上を管28を通して室30に送られ、そこで真空
源によつて管40及び41を通つて抜かれる。
更に特に第2及び3図を参照すると、全般的に
22に示される吸引収集容器は、例えば米国特許
第3719197号(参考文献として本明細書に組入れ
られる)中例示される説明されている装置のよう
な、任意の適当な型の胸排液用吸引収集装置であ
つてよい。簡単に説明すると、吸引収集装置22
は、形が同筒状である固定外側カニスター43を
含むが、形は重大ではない。固定外側カニスター
43は、カニスター43の上部開放末端の上で気
密にかみ合わせるための懸垂フランジ45を有す
るカバー24によつてその最上部において密封さ
れている。プラスチツクのレシーバー又はカニス
ターライナー44は、カバー24から懸垂し、4
7に示されるようにライナー44の上部外塚の周
囲全体にカバー24の下側に溶融その他固定され
ている(第3図参照)。カバー24は、好適には
比較的堅いプラスチツク材料のものであり、カバ
ー24から懸垂するライナー又はレシーバー44
は、好適には柔かい熱可塑性材料である。ライナ
ー44の上部末端部分のカバー24への固定は、
完全に気密かつ陽性である。従つてライナーレシ
ーバー44は、フイツテイング20及び26を除
いて完全にシールされ、それはカバー24の一部
分として成型されるのが便利であり、又それはカ
バー24からライナーレシーバーの内部に突き出
ている。
外側カニスター43は、カニスター43の壁の
中のニツプル51に固定されているT型フイツテ
イング49(第2a図も参照)を有している。第
2及び2a図に最もよく示されているように、T
型フイツテイング49の一腕部は、管40によつ
て吸引管理室30上の管理弁38の出口フイツテ
イング36に連結されている。T型フイツテイン
グ49の他の腕部は、患者の胸腔の排液を行なう
のに使用される吸引源(示されていない)に連結
されている管状材料41に連結されている。弾力
のある1方向のフラツター弁53は、ニツプル5
1につけられており、T型フイツテイング49の
カラー部分70によつて封じられている。管41
を通じる吸引が停止される場合には、その出口末
端53aからその入口末端53bに弁53を横切
つて陽圧がつくられ、それがシール弁53を助け
るのに役立つ。弁53はかくして、何かの理由で
真空源が断たれた場合、カニスター43の内側か
らの真空の損失及びその後のライナー43の崩壊
を防止する。
管41を通して加えられる真空又は負の圧力
は、T型フイツテイング49のカラー部分70を
通し、又弁53を通して固定カニスター43の内
部に連絡される。前記の特許中説明されているよ
うに、レシーバー又はライナー44の内側でつく
られる負の圧力又は真空は、このようにしてカニ
スター43の内側、ライナー44の外側につくら
れる真空によつて相殺され、かくして真空が加え
られる間のライナーレシーバー44の崩壊を防止
する。
有利なことに、ライナーレシーバー44がカバ
ー24に加熱密封その他固定されているので、一
旦ライナーが患者の胸腔から排液される流体で完
全に充たされたならば、カバー24及びライナー
レシーバー44は、単に取り外してそのまま処分
すればよい。このことによつて、吸引収集容器2
2を洗浄し再滅菌する必要はなくなり、又看護婦
その他の病院スタツフに更に汚染する危険がなく
なる。
本発明の吸引管理室30の現在好適な実施の態
様の特定の構造及び操作は、第3図を参照して最
もよく例示され説明される。入口フイツテイング
32は、室30のカバー34を通して延び、46
に全般的に示されている偏平1方向チエツク弁
(以下ダツクビルメンバー又は単にメンバーと称
する)46の一端にかみ合うその内部末端を有し
ている。ダツクビルメンバー46は、半径方向に
平らにされ伸ばされた弾性の管であり、それは曲
げられていない状態では、その対向の平らにされ
た面55,57は互に接しているので、それを通
る軸方向の流れを防止する。メンバー46の進入
末端46aは、フイツテイング32の内部末端3
2aの上に延び、しめ環48によつてそれに環状
にしめられているか、或いはフイツテイング32
に直接結合されていてよい。フイツテイング32
の入口開口32bは、かくしてメンバー46のは
ね返つて拡張された部分50の内部に通じてい
る。メンバー46は、任意の弾性材料でつくるこ
とができ、好適な実施の態様においては、天然ゴ
ムでつくられる。しめ環48は、フイツテイング
32の周囲でメンバー46の進入末端46aをし
めるのに適当なラテツクスその他類似の材料でつ
くられる。
出口フイツテイング36は、摩擦フイツト等に
よつてカバー34の外側弁38に固定されてい
る。弁38は、任意の適当な計量弁であつてよ
く、好適な実施の態様においては、全体を通つて
いる内部の穴52を含む。ねじ54は、穴52に
全体を通してかみ合う。出口フイツテイング56
は、管40に連結されるのに適応されており、内
部の穴52に通じている貫通穴61を有してい
る。穴52の中のねじ54の深さを調節すること
により、フイツテイング56と36との間の流れ
の制限を変えて吸引管理室30の内部に加えられ
る吸引又は負の圧力を調節することができる。
別法として、第4図に例示されるように、摩擦
フイツト中フイツテイング36とかみ合うのに適
応されているか、或いはそれに結合されていてよ
い流れレストリクター60に代えることができ
る。流れレストリクター60は、ガス状の流れを
制限し、それによつて室30に加えられる吸引圧
力を限定するせまくなつた部分62を含む流路を
有する。
実際上は、穴62(第4図参照)又はねじ54
(第3図参照)により得られる制限の大きさは、
制限を通してのガス状の流れが約0から1/2気圧
までの管40中の絶対線圧力の範囲に亘つて音速
に保たれるように設計されるべきである。例え
ば、現在好適な一実施の態様においては、レスト
リクターは0.0465インチの寸法であり、それは、
開き口66と組合わせて典型的な病院の真空壁出
口又は携帯用真空ポンプを使用して水約20cmの本
質的に一定の負の圧力を招来する一定の流速を生
じる。この吸引の水準は、周囲の組織を傷つける
ことなしに胸膜腔に安全に適用することができ
る。
続けて第3図を参照して、吸引管理室30の中
の圧力は、圧力監視管64によつて監視される。
管64は、好適にはその外部に沿つて縦に間隔を
置いたグラデーシヨン(示されていない)を有
し、圧力の単位で目盛されている。管64は、吸
引管理室30内に垂直に配置され、室30の底壁
に置かれた小さい開き口66によつて室30の外
側の外圧に通じるその下部末端を有する。開き口
66は、ねじ54又はレストリクター管60によ
り得られる流れの制限よりわずかに大きいように
寸法が合わされている。レストリクター62が
0.0465インチである上記の例を使用すると、開き
口66に対する適当な寸法は0.078インチになる。
好適な実施の態様においては管64は、壁30
の底壁と合わせて成型され、管の下部末端は、開
き口66の周囲に同心的に配置されている。1個
又はそれ以上のスロツト69を有する円形突起部
67が室30の底に形成され、開き口66を囲ん
でいる。突起部67は、指又はその他の物体によ
る開き口66の遮断を防止する。
球68又はその他の比較的軽量の圧力反応性指
示体が管64の内部に配置され、それは室30の
内部に開いているその上部末端を有する。球68
は、典型的にはポリプロピレン又は類似の材料か
らつくられる。室30中の圧力が外圧より下の水
準まで加えられた吸引によつて低下した時には、
開き口66を通して空気が進入し、球68は管6
4中上昇する。この球が達した水準は、管64を
横切つての圧力差の大きさに対応し、その故に室
30内の圧力水準を反映する。管64上の目盛グ
ラデーシヨン(示されていない)は、先細管64
内で球が達した高さの関数としてこの圧力の読み
を与える。
負の圧力が弁38を通して吸引管理室30内に
導入される時、ダツクビルメンバー46を横切つ
てその上部進入末端46aからその下部退出末端
46bまで陽の圧力差が生じる。管28、収集容
器22及び管18を経て患者の胸腔から吸引され
る、フイツテイング32を通して引出されるガス
は、メンバー46を半径方向に拡張させ、それを
通しての流れができる。次にこのガスをフイツテ
イング36経由室30から空にする。室30内の
圧力がライナー44中の圧力を起える時には、上
部進入末端46aと下部退出末端46bとの間に
負の圧力差がつくられる。ダツクビルメンバー4
6は、それによつて半径方向に圧縮され、ライナ
ー44への逆流に対するシールをメンバー46の
自然の弾力により得られるシールより強くする。
従つて、メンバー46は、水封じの必要をなくす
機械的逆止め弁として働らくことが認められる。
しかし、多くの応用に対しては、第2及び3図
に例示されるように、ダツクビルメンバー(逆止
め弁)の退出末端46bより上の水準まで室30
を無菌食塩液又はその他の無菌液59で充たすの
が望ましいことがある。液59は、シールを行な
うためのものではないが、排液されたガスが液5
9を泡立たせるのでそれを肉眼で観察することが
可能になる。このような液が存在しない場合に
も、ガスは逆流の危険なしに胸膜腔から能率よく
排液される;しかし、このようなガス状流体排液
の目に見える指示がなくなる。その上、液59
は、患者と逆止め弁46との間の系中の漏れの検
出を可能にする。このような漏れは、液59を通
してメンバー46の退出末端からの過剰の発泡に
よつて容易に検出される。しかし、重要なこと
は、ダツクビルメンバー46によつて提供される
機械的逆止め弁が存在するので、液59は、ライ
ナー44又は患者の腔部中に吸い戻されることが
できない。
吸引管理室及びその構成分の寸法の例を示すた
めに、一組の寸法値を下に示す。しかし、寸法は
例としてであり、本発明の範囲を限定するもので
ないことが強調されなければならない。この例に
おいては、室30は、内径1690インチ、外径1750
インチ、軸長4425インチを有する透明プラスチツ
クの円筒である。室の基部は、好適には円筒と合
わせて形成され、0.150インチの軸深さを有する。
圧力監視管64(第5図参照)は、好適には室の
基部と合わせて形成され、4000インチの軸長を有
する。管64の外径は0.410インチであり、内径
は、下端の0.250インチから上端の0.350インチま
で先細になつている。ダツクビルメンバー46
は、長さ4000インチ、幅0.800インチ、厚さ0.062
インチである。管64の典型的な圧力目盛範囲
は、0と水20cmとの間である。
本発明の実施の態様は、その精神及び本質的特
徴から離れることなく他の特定の形態であつても
よい。説明された実施の態様は、すべての点で例
示であり限定ではなく、従つて、本発明の範囲
は、前述した説明によつてではなく特許請求の範
囲によつて示される。特許請求の範囲と均等であ
る意味と範囲にはいる変更はすべてその範囲内に
含まれるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、胸腔の排液を行なうために患者に連
結された本発明の装置の図式例示である。第2図
は、典型的な吸引収集装置に連結された吸引管理
室を例示する本発明の吸引排液系の全体の例示で
ある。第3図は、本発明の吸引管理室の垂直断面
であり、又部分断面で吸引収集装置の部分を示す
図である。第4図は、第3図中の装置に示されて
いる吸引管理弁に代えることができる流れレスト
リクターの垂直断面図である。第5図は、加えら
れる吸引の水準を測定する際使用することができ
る本発明の構造物の垂直断面図である。 10は患者、12,14は排液管、22は吸引
収集容器、20,26はフイツテイング、38は
管理弁、30は吸引管理室、43は固定外側カニ
スター、45は懸垂フランジ、44はカニスター
ライナー、51はニツプル、49はT型フイツテ
イング、53はフラツター弁、46は弾性ダツク
ビルメンバー、60は流れレストリクターであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 胸腔から排出される流体を集めるための
    単一室吸引収集容器、 (ロ) 該胸腔と該単一室吸引収集容器間をつなぐ第
    1の流路、 (ハ) 該吸引収集容器と真空源とをつなぐ第2の流
    路、 (ニ) 該吸引収集容器から吸引管理室へ1方向流を
    生じるよう該第2の流路中に設けた偏平1方向
    チエツク弁、及び (ホ) 該第2流路中に直列で連結された入口開口と
    出口開口をもつ吸引管理室からなり、且つ該偏
    平1方向チエツク弁が該吸引管理室内に該入口
    開口と直列に配置されていることを特徴とする
    胸腔からの流体の排出に用いる装置。 2 該偏平1方向チエツク弁が入口及び出口を有
    しかつ通常は接触しているが入口と出口に正の圧
    力差を加えると離れることができる2つの面をも
    つ弾性体からなる特許請求の範囲第1項記載の装
    置。 3 該吸引管理室が、該1方向流手段からのガス
    状流体が無菌液を通して排出されるようにその中
    に無菌液が配置されている特許請求の範囲第1項
    記載の装置。 4 該吸引管理室が、該吸引管理室の該出口開口
    に連結された、該出口開口において調節可能なレ
    ストリクターを生じる調節可能な弁、並びに該吸
    引管理室を外圧に開放する開き口を含む特許請求
    の範囲第1項記載の装置。 5 該調節可能な弁が貫通されている穴及び該貫
    通されている穴をかみ合わせるねじを含む特許請
    求の範囲第4項記載の装置。 6 該吸引管理室が、該出口開口に連結される流
    れレストリクター及び該吸引管理室を外圧に開放
    する開き口を含む特許請求の範囲第1項記載の装
    置。 7 レストリクターを通るガス状の流れが0から
    1/2気圧までの絶対圧の範囲に亘つて音速に保
    たれるように該レストリクターが寸法を合わされ
    ている特許請求の範囲第4項又は第6項記載の装
    置。 8 該開き口が、該レストリクターよりわずかに
    大きい寸法に合わされており、それによつて該レ
    ストリクター及び該開き口が組合わされて該吸引
    管理室の内側に本質的に一定の負の圧力水準を生
    じる特許請求の範囲第7項記載の装置。 9 更に該吸引管理室中に配置された、該吸引管
    理室内の圧力を表示する圧力監視管をもつ特許請
    求の範囲第1項記載の装置。 10 該圧力監視管が次のものよりなる特許請求
    の範囲第9項記載の装置: 第1及び第2の末端を有し、該第1の末端が該
    吸引管理室の外部の外圧に連絡されている開き口
    を有し、該第2の末端が開いておりかつ該吸引管
    理室内に配置されている中空先細管;並びに 該外圧と該吸引管理室内の圧力との差に比例す
    る、該第1と第2の末端との間の位置をとるよう
    に該管中に配置された可動性、圧力反応性の表示
    体。 11 該圧力反応性支持体が、該圧力差に反応し
    て該管中で動くように構成されかつ準備されてい
    る球よりなる特許請求の範囲第10項記載の装
    置。 12 該排液される流体を集める手段が次のもの
    よりなる特許請求の範囲第1項記載の装置: 硬い外側カニスター; 該カニスターの内側の使い捨てライナーレシー
    バー(該ライナーレシーバーはカバーを有す
    る);並びに 真空が系に加えられる時膨張したライナーレシ
    ーバーを保つように該真空源から該ライナーレシ
    ーバーの内側と該カニスターの内側に共に負の圧
    力を連絡する1方向フラツター弁。 13 更に該負の圧力を該カニスターに連絡する
    該1方向フラツター弁が該真空源からの吸引を停
    止した際該カニスター内の真空の損失を防止する
    特許請求の範囲第12項記載の装置。 14 該吸引管理室が、該単一室吸引収集容器に
    取りはずし可能なようにとりつけられている特許
    請求の範囲第1項記載の装置。 15 更に該開き口が指その他の物体によつて遮
    断されることを防ぐ突起をもつ特許請求の範囲第
    10項記載の装置。
JP58191046A 1982-10-15 1983-10-14 吸引排液装置 Granted JPS5991963A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US43468182A 1982-10-15 1982-10-15
US434681 1982-10-15

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JPS5991963A JPS5991963A (ja) 1984-05-26
JPH0411223B2 true JPH0411223B2 (ja) 1992-02-27

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ID=23725229

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JP58191046A Granted JPS5991963A (ja) 1982-10-15 1983-10-14 吸引排液装置

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JP (1) JPS5991963A (ja)
AT (1) ATE27774T1 (ja)
AU (1) AU563105B2 (ja)
CA (1) CA1216208A (ja)
DE (1) DE3372071D1 (ja)
DK (1) DK165623C (ja)
ES (1) ES8501236A1 (ja)
IE (1) IE56123B1 (ja)

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EP0111087B1 (en) 1987-06-16
DK475883D0 (da) 1983-10-14
AU563105B2 (en) 1987-06-25
ES526478A0 (es) 1984-12-01
CA1216208A (en) 1987-01-06
ATE27774T1 (de) 1987-07-15
JPS5991963A (ja) 1984-05-26
DK475883A (da) 1984-04-16
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