JPH04112120U - アクセル操作の安全装置 - Google Patents
アクセル操作の安全装置Info
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- JPH04112120U JPH04112120U JP2293891U JP2293891U JPH04112120U JP H04112120 U JPH04112120 U JP H04112120U JP 2293891 U JP2293891 U JP 2293891U JP 2293891 U JP2293891 U JP 2293891U JP H04112120 U JPH04112120 U JP H04112120U
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Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常のアクセル操作の実用性を損なうことな
く、誤操作のみを適確に判定する。 【構成】 アクセルペダルの踏力を検出する手段1と、
この踏力の一定時間内の平均値が設定値以上となったこ
とを判定する手段2と、前方を走行する車両との車間距
離を検出する手段3と、この車間距離の一定時間内の減
少率が設定値以上になったことを判定する手段4と、前
記判定結果に基づいて一定時間内のアクセル踏力の平均
値と車間距離の減少率が共に設定値を越えたときに警告
を発する警報手段5とを備える。
く、誤操作のみを適確に判定する。 【構成】 アクセルペダルの踏力を検出する手段1と、
この踏力の一定時間内の平均値が設定値以上となったこ
とを判定する手段2と、前方を走行する車両との車間距
離を検出する手段3と、この車間距離の一定時間内の減
少率が設定値以上になったことを判定する手段4と、前
記判定結果に基づいて一定時間内のアクセル踏力の平均
値と車間距離の減少率が共に設定値を越えたときに警告
を発する警報手段5とを備える。
Description
【0001】
本考案は車両のアクセル誤操作に対する安全装置に関する。
【0002】
通常の車両の運転時には起こらないことでも、とっさの場合などアクセル操作
を誤ることがあり、たとえば減速しなければいけないのに、ブレーキペダルと誤
ってアクセルペダルを操作したり、高速道路から一般道路に入った直後など速度
感覚を失ってアクセルペダルを必要以上に大きく踏み込んでいたりすることがあ
る。
【0003】
このようなアクセル操作の誤動作を判定するために、アクセル誤操作用安全装
置が実開平1−161825号公報に開示されている。
【0004】
これはアクセルペダルの踏み込み力を測定しておき、一定時間内の踏力の平均
値がある値を越えたときにアクセル操作の誤りと判断し、強制的にスロットルバ
ルブを閉じるようにしたものである。すなわち、必要以上にアクセルペダルが踏
まれている場合をアクセル操作の異常と判定して、安全のためにスロットル開度
を閉じ、出力を低下させる。
【0005】
ところがこの装置では、登坂路を走行しているときや、意識的な急加速時など
にアクセルペダルを強く踏み続けるときも、アクセルペダルの誤操作と判定して
しまうことがあり、必ずしも適確にアクセル誤操作の判断できないという欠点が
あった。たとえば積載荷重の大きい状態で長い登り坂を走行するときなど、アク
セル誤操作と判定されると、かえって運転性が悪化し、必ずしも実用的ではない
。
【0006】
本考案は通常のアクセル操作の実用性を損なうことなく、誤操作のみを適確に
判定することの可能なアクセル操作の安全装置を提供することを目的とする。
【0007】
そこで本考案は、図1に示すように、アクセルペダルの踏力を検出する手段1
と、この踏力の一定時間内の平均値が設定値以上となったことを判定する手段2
と、前方を走行する車両との車間距離を検出する手段3と、この車間距離の一定
時間内の減少率が設定値以上になったことを判定する手段4と、前記判定結果に
基づいて一定時間内のアクセル踏力の平均値と車間距離の減少率が共に設定値を
越えたときに警告を発する警報手段5とを備えた。
【0008】
アクセルペダルが大きく踏み込まれ、しかも前方車両との車間距離がどんどん
少なくなっていくようなときは、それ以上アクセルペダルを踏み続けると追突す
る危険がある。このような場合には、アクセル操作の誤動作と判断して、両判定
手段からの出力にもとづき警報手段を作動させて運転者に警告する。
【0009】
他方、登坂路走行時や意識的に急加速をするときなどは、アクセル操作量が大
きくなっても、警報が作動することがなく、通常のアクセル操作にもとづき運転
性が損なわれることはない。
【0010】
図2は本考案の実施例を示すもので、10は前方車両の車間距離を検出するた
めの車間距離センサ、11はアクセルペダル12の踏み込み力を検出するための
踏力センサで、これらの検出信号はアンプ13、A/Dコンバータ14を介して
コントロールユニット15に入力される。コントロールユニット15では図3に
示すような演算動作にもとづいて、アクセルペダルの平均踏力と、前方を走行す
る車両との車間距離の減少率が共に設定値よりも大きいときにアクセル操作に異
常があると判定して、駆動回路16を介して警報手段17を作動させる。また、
燃料カットアクチュエータ18を作動させて燃料噴射ポンプ19の噴射量を減じ
る一方で、ブレーキアクチュエータ20を作動させて前輪と後輪のブレーキ21
と22をかける。
【0011】
コントロールユニット15で実行される演算動作を図3にしたがって説明する
と、まずステップ1において、アクセル踏力センサ11の出力から、一定時間に
おけるアクセルペダル12の平均踏力を算出する。これを図4にも示すように、
予め決められた設定値である制限値と比較し、制限値よりも大きいときは、警報
信号を出力する(ステップ2,3)。なお、制限値以下のときはステップ4に移
行して警報信号の解除を行う。
【0012】
次いでステップ5,6で車間距離センサ10の出力から車間距離を測定し、こ
れが所定の制限値よりも少ないかどうか、つまり予め決められた距離内に接近し
ているか否かを判断する。もし、制限値内に接近しているときは、それまでの車
間距離データに基づいて、一定時間における車間距離の減少率を演算する(ステ
ップ7)。そして、ステップ8において、この車間距離の減少率を所定値(正の
値で車間距離は縮まり、負のときは離れる)と比較し、とくに図5の上に凸のカ
ーブとなるように、減少率が増加しているときは、アクセル操作の異常に伴い前
方車両と追突する可能性もあると判断して、アクセルペダル誤操作信号を出力す
る(ステップ9)。この誤操作信号により、前記の燃料カットアクチュエータ1
8とブレーキアクチュエータ20が作動して、燃料噴射ポンプ19の噴射量を減
じる(またはカットする)と共に、前輪と後輪のブレーキ21と22を作動させ
て強制的に減速する。
【0013】
なお、車間距離の減少率が増加していないときは、一定の車間距離から縮まな
い、あるいは車間距離が大きくなると判断して、ステップ10に移り、アクセル
ペダル誤操作信号を解除する。
【0014】
このようにして、走行中にそれ以上にアクセルペダル12が踏み込まれると追
突などの危険が発生すると判断されたときなど、運転者に異常の発生を知らせる
ことができ、これにもかかわらず前方車両との距離がさらに接近していく時には
、強制的に車両を減速して追突などを回避することができる。ただし、通常の運
転操作範囲内のアクセルペダル12の操作、つまり登坂路を走行するためにアク
セルペダル12を大きく踏み続けたり、あるいは意識的に急な加速を必要とする
ときには、前方車両との車間距離が十分にとられている限りこのような危険回避
動作は行われず、したがって通常範囲のアクセル操作が阻害されることはない。
前方車両との車間距離を測定するセンサ10は、必ずしも車両にとらわれるわ
けではないため、たとえば前方の障害物との距離がどんどん短くなっていくとき
にも、アクセル操作の異常を判定することができる。
【0015】
なお、前記した警報手段としては、運転席に設けたランプやブザー、あるいは
電子的な合成音声による警報装置があり、またアクセルペダルにソレノイドアク
チュエータを連動しておき、これを一定の周波数で振動させることにより、アク
セルペダルを小刻みに動かして運転者に異常を知らせることもできる。
【0016】
以上のように本考案によれば、アクセルペダルが大きく踏み込まれ、しかも前
方車両との車間距離がどんどん少なくなっていくような追突の危険のおそれがあ
るときは、アクセル操作の誤動作と判断して警報手段を作動させて運転者に警告
できる一方、登坂路走行時や意識的に急加速をするときなどは、アクセル操作量
が大きくなっても、警報が作動することがなく、通常のアクセル操作性が損なわ
れることはない。
【図1】本考案の構成図である。
【図2】本考案の実施例を示すブロック回路図である。
【図3】コントロールユニットで実行される制御動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】アクセルペダルの踏力の変化の状態を示す説明
図である。
図である。
【図5】車間距離の変化の状態を示す説明図である。
10 車間距離センサ
11 アクセル踏力センサ
15 コントロールユニット
17 警報手段
19 燃料噴射ポンプ
21 ブレーキ
22 ブレーキ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
F02D 29/02 301 D 7049−3G
Claims (1)
- 【請求項1】 アクセルペダルの踏力を検出する手段
と、この踏力の一定時間内の平均値が設定値以上となっ
たことを判定する手段と、前方を走行する車両との車間
距離を検出する手段と、この車間距離の一定時間内の減
少率が設定値以上になったことを判定する手段と、前記
判定結果に基づいて一定時間内のアクセル踏力の平均値
と車間距離の減少率が共に設定値を越えたときに警告を
発する警報手段とを備えたことを特徴とするアクセル操
作の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022938U JP2534276Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | アクセル操作の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022938U JP2534276Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | アクセル操作の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112120U true JPH04112120U (ja) | 1992-09-29 |
JP2534276Y2 JP2534276Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31908329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991022938U Expired - Lifetime JP2534276Y2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | アクセル操作の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534276Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240368A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Toyota Motor Corp | 車両用運転支援装置 |
CN107472218A (zh) * | 2017-08-20 | 2017-12-15 | 重庆工业职业技术学院 | 一种吸附在刹车踏板上的防油门误踩安全装置及其使用方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59231157A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-25 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用自動減速装置 |
JPS61190135A (ja) * | 1985-02-16 | 1986-08-23 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の走行制御方法 |
JPH0169156U (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-08 | ||
JPH04215527A (ja) * | 1990-12-10 | 1992-08-06 | Mazda Motor Corp | 車両の追突防止装置 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP1991022938U patent/JP2534276Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0169156U (ja) * | 1987-10-27 | 1989-05-08 | ||
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CN107472218B (zh) * | 2017-08-20 | 2023-05-23 | 重庆公共运输职业学院 | 一种吸附在刹车踏板上的防油门误踩安全装置及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2534276Y2 (ja) | 1997-04-30 |
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