JPH04112107A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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Publication number
JPH04112107A
JPH04112107A JP2230526A JP23052690A JPH04112107A JP H04112107 A JPH04112107 A JP H04112107A JP 2230526 A JP2230526 A JP 2230526A JP 23052690 A JP23052690 A JP 23052690A JP H04112107 A JPH04112107 A JP H04112107A
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JP
Japan
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shelf
lifter
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unloading
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Pending
Application number
JP2230526A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sunaga
須永 毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04112107A publication Critical patent/JPH04112107A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は自動倉庫に関する。
(従来の技術) 現在、数多くの自動倉庫が市場に出ていて、工場や物流
機関等で稼働され、搬送系の合理化に大きく貢献してい
る。
従来より、工場で製作された自動倉庫は、現地で組立て
られ、棚や入出庫ステーション、あるいはレールの水平
、垂直のレベル出しを行ってのち、リフタが各欄や各入
出庫ステーションに対して所定の位置へ移動できるよう
、例えば各欄、あるいは各入出庫ステーション毎に設け
たセンサ類を微調整することが行われている。
また、リフタをサーボ位置決め装置で構成する場合には
、リフタは予め設定された原点位置に対して数値制御さ
れるので、各欄、あるいは各入出庫ステーションは、予
め定められた原点位置に対して所定位置にあるよう面相
に調整されなければならない。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、従来よりの自動倉庫にあっては、リフタを
センサにより位置決めするものにあっては、各棚毎、あ
るいは各入出庫ステーション毎、さらに走行軸及び昇降
軸毎に設けた多数のセンサ類をそれぞれ位置調整しなけ
ればならす、莫大な据付工数を必要とするという問題点
があった。また、サーボ位置決め装置によるものにあっ
ては、各欄、あるいは各入出庫ステーションを予め定め
た原点位置に対して合わせなければならないので、高精
度の設計が必要となると共に、かつ据付けに際しても各
欄あるいは各入出庫ステーションの微調整が必要であり
、前例と同様に莫大な据付工数か必要であるという問題
点があった。
そこで、本発明は、垂直面内に配置された多列多段の棚
と、各欄に対し移動自在のリフタとを備えた自動倉庫に
おいて、現地での据付工数を大幅に低減することを目的
とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明は、多列多段の棚と、
各欄に対し移動自在のリフタとを備えた自動倉庫におい
て、前記リフタを各欄に対して駆動する駆動装置のうち
少なくとも1つの駆動装置を、機械原点を基準点として
各棚位置へ位置決めする位置決め装置で構成し、前記位
置決め装置の機械原点に対し、各欄または複数棚毎にパ
ラメータにて任意に設定可能の原点補正量を記憶する位
置補正パラメータ記憶部を設け、前記自動倉庫の据付時
、前記機械原点位置に対して前記原点補正量を調整設定
することにより、調整された位置補正パラメータを用い
て前記リフタを各棚位置へ駆動する軸駆動装置を設けた
ことを特徴とする。
また、前記棚の面と対向する面には各欄に対し物品収納
体を入出庫する入出庫ステーションが設けられ、前記リ
フタは該入出庫ステーションに対しても位置決めされる
とき、前記位置補正パラメータは、前記入出庫ステーシ
ョンの基準点を定める機械原点に対し各ステーションま
たは複数ステーション毎に調整設定されるこ表を特徴と
する。
また、前記リフタには、各欄に前記物品収納体を出し入
れするフォークが設けられ、このフォークの駆動装置も
位置決め装置で構成され、前記位置補正パラメータは、
前記フォークの前記リフタに対する基準点を定める機械
原点に対し1つ、または適宜組み分けされた棚毎に、あ
るいは各棚毎に調整設定されることを特徴とする。
また、前記位置補正パラメータは、各軸を機械原点に復
帰させ、各軸を各欄に対して所望の位置へ手動操作で移
動させたとき、所望位置での現在位置より自動設定され
ることを特徴とする。
(作用) 本発明の自動倉庫では、予め定めた機械原点に対し、各
欄または複数棚毎に補正量を定め、この補正量を位置補
正パラメータとして記憶させておくことにより、機械原
点位置に前記補正量を加えて前記リフタ装置を各欄に対
して位置決めする。
したがって、据付時に前記補正量を任意に定めることに
より、リフタ装置を補正された位置へ駆動することかで
きる。
位置補IFパラメータは、各軸を機械原点に復帰させた
のち、リフタを手動操作て各欄の所望の位置へ移動させ
、所望位置での現在位置より自動設定することかできる
また、リフタの走行軸及び昇降軸に加え、このリフタに
対して棚方向へ移動されるフォーク軸をも位置決め装置
で構成する場合には、各軸を同一次元で制御することか
でき、かつ棚の奥行き誤差まで容易に調整可能となる。
(実施例) 本発明を実施することのできる自動倉庫の一例を示す第
2図において、ベース1の長手方向に沿っては、走行レ
ール2が敷設され、このレール2上を走行台3か走行す
るようになっている。走行台30走行方向をT方向とす
る。
前記ベース]上で前記走行レール2の後方には、多列多
段(6列10段の例で示す)の棚4が配置され、走行レ
ール2の前方側には、制御盤5と共に多列(6列の例で
示す)の入出庫ステーション6 (6−1,6−2−6
−6)か配置されている。
一方、前記棚4の上方で前方側には、前記走行レール2
と平行な上部レール7か設けられ、両しル2,7間には
垂直レール8が架設され、その上端部は上部レール7に
対して移動可能に支持されると共に、その下端部は前記
走行台3に固定されている。したかって、走行台3のT
方向への走行により、垂直レール8は棚4の前面側てT
方向に移動自在である。
前記垂直レール8には、前後方向に伸縮自在のフォーク
9を備えたリフタ]0か昇降自在に支持されている。し
たがって、リフタ10は、垂直レール8に沿って昇降す
ることにより、また前記走行台3を走行レール2に沿っ
て移動させることにより、任意の棚位置へ、または任意
の入出庫ステンヨン位置へ移動可能である。さらに、各
欄あるいは各入出庫ステーション位置にてフォーク]0
を前後動作させ、かつ適宜の動作シーケンスを動作させ
ることにより、各欄または各入出庫ステーションに対し
、物品収納体を入出庫することがiJ能である。リフタ
10の昇降方向をL方向、フォーク9の移動方向をF方
向とする。また、本例では物品収納体はバケットである
とし、さらに、入出庫の動作シーケンスは、各欄の底面
側にハ)1ツトを載せたフォーク9を伸ばせた状態てリ
フタ10を下降させ、フォーク9を縮ませて棚にパケッ
ト積載すると共に、各欄の底面高さより少し低い位置で
フォーク9を伸ばせた上でリフタ]0を少し上昇させ、
その後フオーク9を縮ませてフォグ9上にパケットを積
載するシーケンスであるとする。
前記走行台3の走行動作、及び前記リフタ10の昇降動
作、並びに前記フォーク9の伸縮動作は、いずれもサー
ボ駆動装置によって駆動されるようになっており、各部
材を生≦午位置決めするために、前記制御盤5はNC装
置を主体として構成されている。たたし、本例の位置決
め装置としては、交流サーボモータを用い、停止精度を
1mm以下程度として、エンコーダの検出位置が仮想ド
グとしての目標位置に一致したとき、その位置でブレー
キをかけて停止固定するものであるとする。各入出庫ス
テーションには、入庫指令のためのスイッチと動作状態
を示すLEDとを備えた簡易式の操作盤11. (11
,−1,、11−2,・・・1l−6)が設けられてい
る。
第3図は、上記制御盤5の操作面5aの構成を示す説明
図である。
図示の通り、操作面5aには、電源スィッチ12と、非
常停止ボタン13と、テンキー群14とか設けられ、テ
ンキー群14の右方には、上から順に、列指定スイッチ
15と、段指定スイッチ16と、実行指令スイッチ17
と、データ処理用のスイッチ18とが設けられている。
また、前記テンキー群14の上方には、準備完了、点検
、アラームを示すLEDl、9(]、9a。
19b、19c)と、列・段数をそれぞれ2桁で表示す
る7セグメント表示器20 (20a、20b)と、実
行及び予約数を示すLED表示器21(21a、21.
b)とか設けられている。予約数を示す表示器21. 
bは、点灯されたLEDの数にて示すよう、複数のLE
Dで構成されている。
さらに、前記非常停止ボタン13の上方には、横方向に
割り込み入庫指令スイッチ22と、ブザー解除のための
スイッチ23と、自己診断スイッチ24と、パラメータ
設定用のスイッチ25から成る4個のスイッチが配置さ
れ、これらスイッチの上方には、リセットスイッチ26
と、手動操作のためのスイッチ群27が設けられている
手動操作のためのスイッチ群27は、手動モード切換用
スイッチ27aと、パケットを各方向(T、F、L)に
移動させるための6個の移動指令スイッチ27b、27
c、27d、27e、27f、27gから成る。各移動
指令スイッチ27b、27c、・・・27gは、棚4及
びこの棚4に対し各方向に移動されるパケットを示す図
と、この図に対しプラス(+)及びマイナス(−)の各
方向を示す矢印図形に対し、各矢印符号の先端部に配置
されている。手動操作のための各スイッチ27 (27
a 、  27 b−27g )には、それぞれ操作ガ
イドを行うためのLEDランプが設けられている。走行
(L)方向は第2図において右h゛向をプラス(+)、
左方向をマイナス(−)に取る。
昇降(L)方向は上方向をプラス(+)、F方向をマイ
ナス(−)に取る。前後(F)方向は後方向をプラス(
+)、前方向をマイナス(=)に取る。各手動操作スイ
ッチ27b、27c・・・27 gの操作方向は第2図
の機械動作方向と一致させて配置されている。
上記構成の手動操作スイッチ27において、手動モード
時、動作可能な軸方向のLEDが点灯し、インクロック
等で動作不可能な軸方向のLEDは消灯するようになっ
ている。
また、軸をある方向に移動している場合、その軸の移動
方向を示す手動操作スイッチのLEDは点灯し、その他
のスイッチのLEDは消灯するようになっている。
さらに、オーバトラベル(OT)が発生した場合、OT
リリースにより逃げる方向の手動操作スイッチのLED
は点灯し、その他のスイッチのしEDは消灯するように
なっている。
また、OT以外のアラーム発生時は、全ての軸動作が不
可能となるために、全ての手動操作スイッチのLEDは
消灯するようになっている。詳細な操作手順については
後述する。
第4図に示すように、前記制御盤5内に組み込まれる制
御装置(NC装置)28は、CPUボード29を主体と
して構成され、これに第1のインバータ30を介してリ
フタlOを昇降駆動するための3相交流モ一タMLが接
続され、また第2のインバータ31及びこれに並列接続
されるマグネット−スイッチMSI、MS2を介して走
行台3を走行させるための3相交流モ一タMT及びフォ
ーク9を伸縮動作させるための3相交流モ一タM。
が接続されている。各3相交流モータML、M、。
MPの回転軸には位置検出器PGが設けられ、各位置検
出器PGの検出信号はCPUボード29に帰還されてい
る。Bはブレーキを示す。
マグネットスイッチMSI、MS2は、第2のインバー
タ31をモータM。またはモータMFで兼用するため、
CPUボード29からの切換信号により、インバータ3
1をモータMT側へまたはモータMF側へ切換えるため
のものである。
このように、本例ては、モータM、及びモータMFに第
2のインバータ31を切換え利用するので、その分イン
バータの個数を削減することができ、コストを低下させ
ることができる。ここに、第2図に示す如き自動倉庫に
あっては、走行台3を走行させつつリフタ10を昇降動
作させることがあり、またリフタ10を昇降動作させつ
つフォーク9を伸縮動作させることはあるが、フォーク
9を伸縮動作させつつ走行台3を走行させることは無い
。したがって、フォーク9を伸縮動作させるモータMF
と、走行台3を走行させるモータMTとを1つのインバ
ータ31に対して切換え動作させるとしても、自動倉庫
の一般的な動作において何ら支障が無いものである。
この他、前記CPUボード29は、各種センサ類よりの
信号(DI)を入力するようになっており、また各種ラ
ンプなどのアクチュエータ類を動作させるための信号(
Do)が出力されるようになっている。また、CPUボ
ード29は、マイクロプログラマブルコントローラ(M
PC)32と、ホストコンピュータ(HO3T)33と
、前記操作面5aのスイッチボード34とディジタルま
たはシリアル信号線を介して接続されている。
第5図に示すように、前記CPUボード29は、−船釣
なNC装置と同様にシステムバス35に、各種の部材3
6.37・・・51を接続して成る。36は図示しない
パトライト及びブザー装置である。
37.38.39はスイッチボード34に対する装置類
で、37はブザー装置、38は7セグメント表示器のド
ライバ、39はキーエンコーダを示す。40はDl  
41はバッテリバックアップされたRAM、42はRA
M、43はROM、44はCPU、45はMPC32に
ついてのインタフェイス、46はり、、47はHO3T
33の信号を入力するシリアルインクフェイス、48は
タイマ、49は第1、第2のインバータ30.31にア
ナログ信号を出力するディジタル/アナログ(D/A)
変換器、50及び51は第2または第1のプログラマブ
ルタイマである。
CPU44には時計52と、この時計52のクロック信
号を人力し作動するウオッチドグタイマ53とが接続さ
れている。各プログラマブルタイマ50.51には、各
位置検出器PGとの間に方向弁別するMSM54.55
.56が接続されている。57は各部材の出力信号を人
力し、CPU44に割り込み信号を出力するオアケート
である。
第6図は、前記CPU44のタスク構成を示す説明図で
ある。
図示のように、メインコントロール部58の下に、デー
タ制御部59と、状態制御部60と、軸制御部61と、
通信制御部62とが配置され、これら処理部に割り込み
処理部63か介在されるようになっている。
データ制御部59は、キー人力処理と、表示処理と、保
守処理と、データ入出力処理とを行うものであり、表示
処理では、 0列・段データ ■予約出庫工程データ表示 ■アラーム表示 を行う。また、保守処理では、 ■ダイアグ表示 ■パラノー2編集/表示 を行う。さらに、データ入出力処理では、■入出庫デー
タのチエツク ■出庫データの入力または取消し ■入庫データの人力 を行う。
状態制御部60は、運転状態制御と、軸制御部ステータ
スの解析と、D、/D0コントロールと、D、/D、デ
ータのモニタと、リモート運転制御とを行うもので、運
転状態制御では、 ■入出庫データのチエツク ■入出庫処理 ■非常停止処理 ■リセット処理 ■アラーム解析 ■インクロック解析 ■手動時の軸移動処理 を行う。また、軸制御ステータスの解析では、■ステー
タスの解r17 ■現在位置解析 ■アラーム解析 を行う。
軸制御部61は、演算処理と、軸制御と、カウンタ処理
とを行うもので、演算処理では、■指令データのチエツ
ク ■指令位置とパルスデータとの変換処理■軸データの生
成 を行う。また、軸制御では、 ■インバータコントロール ■強制減速処理 ■原点復帰処理 ■非常停止処理 ■D、/D、コントロール ■現在位置の計算 を行う。
さらに、カウンタ処理では、エンコーダからの戻りパル
スのアップ/ダウンカウンタ処理を行う。
通信制御部62ては、送信処理と受信処理を行つO 割り込み処理部63では、タイマ割り込み処理と、エン
コーダのZ相開り込み処理と、シリアル入力処理と、ア
ナログ出力処理とを行う。
第7図は軸制御データの生成方式を示す説明図である。
図では、NC装置28の電源オン後のイニシャライズ工
程において、ROM43の中に軸制御固定パラメータ6
4を持っており、これにバッテリバックアップRAM4
1の中にある軸制御用の補正パラメータ65を加えて補
正する事により、RAM42の中に、補正後の軸制御デ
ータ66を生成することを示す。各パラメータ及びデー
タの具体例を第1図に示す。
第1図において、ROM43に記憶される固定パラメー
タ64は次の通りである。
フォーク軸定位置固定パラメータ ステーション設定位置固定パラメータ ステーション列定位置固定パラメータ 棚段定位置固定パラメータ 棚列定位置固定パラメータ また、バッテリバックアンプRAM41に記憶されるパ
ラメータは、次の通りである。
ステーション段位置補正パラメータ ステーション列位置補正パラメータ 棚段位置補正パラメータ 棚列位置補正パラメータ フォーク軸原点位置補正パラメータ 昇降ステーション側原点位置補正パラメータ昇降棚側原
点位置補正パラメータ 走行ステーション側原点位置補正パラメータ走行棚側原
点位置補正パラメータ さらに、RAM42に記憶され実行される軸制御データ
66は次の通りである。
フォーク軸制御データ ステーション段軸制御データ ステーション列軸制御データ 棚段軸制御データ 棚列軸制御データ 第8図(a)に示すように、棚側の列の軸制御データ(
66−1)は、棚列定位置固定パラメタ(61−1)に
走行棚側原点補正パラメータ(65−1)と、棚列位置
補正パラメータ(656)を加えて生成される。
第8図(b)に示すように、棚側の段の軸制御データ(
66−” 2)は、棚段定位置固定パラメータ(64−
2)に、昇降棚側原点補正パラメータ(65−3)と、
棚段位置補正パラメータ(657)を加えて生成される
第8図(C)に示すように、ステーション側の列の軸制
御データ(66−3)は、ステーション列定位置固定パ
ラメータ(64−3)に、走行ステーション側原点位置
補正パラメータ(65−2)と、ステーション列位置補
正パラメータ(658)を加えて生成される。
第8図(d)に示すように、ステーション側の段の軸制
御データ(66−4)は、ステーション段定位置固定パ
ラメータ(64−4)に、昇降ステーション側原点位置
補正パラメータ(65−4)と、ステーション段位置補
正パラメータ(659)を加えて生成される。
第8図(e)に示すように、フォークの軸制御データ(
66−5)は、フォーク軸定位置固定パラメータ(64
−5)に、フォーク軸原点位置補正パラメータ(65−
5)を加えて生成される。
第9図は原点位置補正パラメータの入力(記憶)方式を
示すフローチャートである。
ステップ901て機械原点復帰を実行させ、ステップ9
02,903,904で、走行軸及び昇降軸並びにフォ
ーク軸の誤差を測定し、ステップ905でパラメータ人
力モードを設定し、ステップ906,907,908て
各軸の補正パラメータを入力し記憶させる。
誤差の測定は、機械原点に対し予定の棚または亀 入出庫ステーションへ軸移動させ、実際位置と所望の位
置とのずれを測定すれば良い。また、自動的な測定手法
として、各軸を所望の位置へ手動で移動させ、このとき
の位置をNC装置の管理する現在位置と予定の位置との
差を求め、この差を位置補正パラメータとして自動設定
することもてきる。
第10図は原点位置補正パラメータ入力後の原点確認方
式を示すフローチャートである。
ステップ]001て機械原点復帰を実行し、ステップ]
002でフォーク軸を補正原点位置へ移動させ、ステッ
プ1003で走行軸及び昇降軸を補正原点位置へ移動さ
せ、ステップ1004で確認し、許容範囲からずれてい
る場合には再度補正パラメータを入力し直す。
第11図は棚及び入出庫ステーションの列及び段位置補
正方式を示すフローチャートである。
ステップ]J01で機械原点復帰を実行し、リフタ10
を各列各段に移動させてみて、ステップ]102で各列
各段の誤差を測定し、ステップ1103でパラメータ入
力モードとし、ステップ1104で各列各段の補正パラ
メータを人力する。
なお、棚か複数列、複数段毎にユニット化されていて、
各ユニット内部の各位置か補償できる場合には、ユニッ
ト毎の誤差を測定すれば良い。
第12図は列及び段位置補iEパラメータ入力後の定位
置確認方式を示すフローチャートである。
ステップ1201て機械原点復帰を実行し、ステップ1
202て各軸を補正原点位置へ移動させ、ステップ12
03て各列、各段へ移動させ、ステップ]204で、ス
テップ]205で、全911、全段について終了するま
で確認する。
本例では、原点位置、棚及び入出庫ステーションの列設
位置の補正パラメータを設けて自動倉庫全体の管理位置
に補正をかけてやる事により、ドグ、リミットスイッチ
、エンコーダ等の微調整を実行しなくても正確に原点位
置決めすることができ、現地での据付工数を大幅に削減
できる。また、第13図及び第14図に示すように、不
等間隔の棚を制御する事も可能となる。すなわち本例の
自動倉庫では、各欄、各入出庫ステーションに対して個
別に位置調整できるので、棚あるいは入出庫ステーショ
ンを不等間隔て設計しても、その調整を容品に行える。
以上の如く構成される自動倉庫につき、以下、手動操作
におけるLED表示方式、原点復帰オペレーション、入
庫オペレーション、出庫オペレーション、出庫動作、原
点復帰後の自動荷降し方式の詳細を説明する。
第15図は手動操作におけるLED表示方式を示すフロ
ーチャートである。
第6図に示す状態制御部60では、ステップ1501て
インクロック解析処理を行い、ステップ]502で手動
モードか判別されると、ステップ1503で手動による
軸移動処理を実行する。また、データ制御部5つでは、
ステップ1504て手動モードを判別すると、ステップ
1505でステップ1501のインタロック条件に応じ
て手動操作スイッチ27b、27c=−27gのLED
の表示処理を行う。
したがって、本例では、第3図で示したように、手動操
作スイッチ27b、27c・・・27gと、各軸の移動
方向が一致する事により、手動操作スイッチに方向性が
でき、−見してどの手動操作スイッチかどの軸をどの方
向に移動するかがわがるようになり、操作ミスか減少す
る。また、動作+1J能な軸の手動操作スイッチのLE
Dが点灯する事により、どの軸がどの方向に移動iiJ
能かが一見してわかるようになり、ざらにOTか発生し
た場合、逃げる方向の手動操作S WのLEDか点灯す
るので操作性が向上する。
第16図は原点((帰オペレーンヨンの操作方式を示す
フローチャートである。
ステップ1601て電源投入し、またはステップ160
2て非常停止解除すると、−船釣なNC装置と同様に、
まず原点復帰されなければならない。
そこで、ステップ1603で、原点復帰指令として、第
3図の操作面のスイッチを、 「O」 「列J  rOJ  r段」 「実行」と、操
作することにより、ステップ16o4で自動原点復帰シ
ーケンスを動作させ、自動的に原点復帰させることがで
きる。
このように、簡単な手動操作に基いて自動的に原点復帰
させるとしても、自動的に原点復帰されることを前提と
しているので、移動領域内に人か侵入することがないよ
うに対策しておけば、何ら安全上の問題を生じない。
第17図は入庫オペレーションの方式を示すフローチャ
ートである。
ステップ1701で第2図に示す操作盤11上のスイッ
チをオン操作すると、ステップ1702で機械原点復帰
か完了しているか否かが判別され、完了してしない場合
には、ステップ1703で自動原点復帰シーケンスを作
動させたのち、ステ、ツブ1704で入庫シーケンスが
実行される。操作盤11上のLEDは、入庫動作中は点
灯し、出庫処理中は点滅する。
したがって、本例では、電源投入後、あるいは非常停止
解除後のオペレータによる機械原点復帰のオペレーショ
ンを省略でき、オペレータが機械原点復帰のオペレーシ
ョンを忘れても、自動的に機械原点復帰を実行でき、作
業性が良好で、無駄な工数が削減できる。
第18図は出庫オペレーションの方式を示すフローチャ
ートである。
ステップ1801で、第3図に示す操作キーを操作し、 「i」 「列J  rjJ  r段」 「実行」と、出
庫指令を入力すると、ステップ1.802で第17図に
示す入庫オペレーションと同様に、機械原点復帰完了が
判別され、完了していない場合には、ステップ1803
で自動原点復帰シーケンスを動作させてのち、ステップ
1804で出庫シーケンスが実行される。’+  Jは
テンキーにより入力される数値を示す。
したがって、本例では、第17図の入庫オペレーション
に併せて、入庫のあるいは出庫のオペレーションを行う
事により、自動的に機械原点復帰完了または未完了を判
断し、必要に応し自動原点復帰シーケンスにより機械原
点復帰を実行するため、オペレータの作業性が向上し、
現場での無駄な工数を大幅に削減できる。
また、ステップ1801に示した入力手順は、第19図
の1901〜1905に示すように出庫先を指定せず、
5回の操作で行えるので、操作が極めて容易で、アラー
ムを発生する恐れも少なく、操作性が良好である。出庫
先は、ステップ1906の出庫処理により、NC装置内
部の状態制御部60で、予約データとステーションの状
況を解析し、出庫可能であると判断すれば出庫動作シー
ケンスを実行させ、空いている入出庫ステーション11
 (11−1,11−2,・・・1l−6)に対して出
庫する。
第20図は出庫動作方式を示すフローチャートである。
ステップ2001て予約出庫データの有無を判別し、予
約出庫データが有る場合には、ステップ2002で空ス
テーションの有無を判別し、空ステーションが有る場合
にはステップ2003で出庫データの作成処理をし、ス
テップ2004で出庫シーケンス処理をする。空ステー
ションの有無の判別は、ステーション番号の若い順から
解析する。出庫動作のシーケンスは、予約出庫が有る場
合は常に走るようになっている。
したがって、本例では、パケットを出庫時に、自動的に
空きステーションを判断し、ステーション番号の若い順
に出庫するので、効率良く出庫動作が行え、かつ既にパ
ケットがあるステーションに対してパケットを出庫する
とき発生するアラームが発生しなくなるため、出庫動作
の合理化か実現でき、無駄な工数が削減できる。
第21図は原点復帰後の自動荷降し処理を示すフローチ
ャートである。
ステップ2101で機械原点復帰オペレーションを実行
すると、ステップ2102では機械原点復帰処理が実行
され、ステップ2103てリフタ10上に荷が有るか否
かが判別され、荷有りの場合には、ステップ2104へ
移行する。
ステップ2104では空ステーションの有無を判別し、
空ステーション有りの場合には、ステップ2105へ移
行し、ステップ2105で(入)出庫処理を行う。
したがって、本例では、リフタ上に荷が有っても、機械
原点復帰完了後、NC装置が自動的にバケラトをステー
ション(こ出庫してくれるので、オペレータは次の入庫
あるいは出庫作業を荷の釘無に拘わらず実行する事がで
き、作業性か良くなり、作業のための無駄な工数か削減
できる。
」二記実施例では、走行軸、リフタ軸、フォーク軸につ
いてそれぞれサーボ位置決めする例で示したが、本発明
は走行軸または及びリフタ軸のみてあっても同様に実現
できる。
また、上記実施例では、棚及び入出庫ステーションに対
する位置補正について示したか、本発明は棚に対しての
み実施することかできる。
さらに、各欄に対しての位置パラメータの設定に際して
は手動操作でリフタを移動させ、またはリフタの予定の
停止位置でのずれを測定することにより調整したが、後
者において各停止位置で各欄の所定の位置に設けた被検
出体をリフタ、あるいはフォークに設けた光学式センサ
て検出することなどにより自動的に測定できる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜
の設計的変更を行うことにより、適宜態様で実施し得る
ものである。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りの自
動倉庫であるので、各軸の棚に対する原点を機械原点に
対してパラメータ設定される補正量にて容易に調整する
ことかでき、据付1−散を大幅に削減できる。また、据
付後の時間経過に伴うずれも容易に調整可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いる固定パラメータ及び補正
パラメータ並びに軸制御データの構成例を示す説明図、 第2図は本発明を実施することのできる自動倉庫の一例
を示す斜視図、 第3図は第2図に示す自動倉庫の制御盤の操作面の構成
を示す平面図、 第4図は上記制御盤内に組み込まれる制御装置(NC装
置)の構成を示すブロック図、第5図は第4図に示すN
C装置のCPUボードの具体的構成を示すブロック図、 第6図は上記NC装置のタスク構成を示す説明図、 第7図は上記NC装置の軸制御データの生成方式を示す
説明図、 第8図は軸制御データの生成方式の具体例を示す説明図
、 第9図は原点位置補正パラメータの入力(記憶)方式を
示すフローチャート、 第10図は原点位置補正パラメータ入力後の原点確認方
式を示すフローチャート、 第11図は列設位置補正パラメータの入力(記憶)方式
を示すフローチャート、 第12図は列設位置補正パラメータ入力後の定位置確認
方式を示すフローチャート、 第13図及び第14図は不等間隔の棚につき補正パラメ
ータを適宜設定すれば良いことを示す説明図、 第15図は手動操作スイッチに設けたLEDの表示方式
を示すフローチャート、 第16図は原点復帰オペレーションの操作及び動作手順
を示すフローチャート、 第17図は入庫オペレーションの操作及び動作手順を示
すフローチャート、 第18図は出庫オペレーションの操作及び動作手順を示
すフローチャート、 第19図は出庫オペレーションの具体的な操作手順を示
すフローチャート、 第20図は出庫データの作成及び出庫シ、−ケンスの動
作手順を示すフローチャート、 第21図は原点復帰後の自動荷降し処理の操作及び動作
手順を示すフローチャートである。 3・・・走行台 9・・・フォーク 10・・・リフタ 28・・・制御装置(NC装置) 41・・・RAM 42・・・バッテリバックアップRAM43・・・RO
M 64・・・軸制御固定パラメータ 65・・・軸制御補正パラメータ 6 ・・ 軸制御データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多列多段の棚と、各棚に対し移動自在のリフタと
    を備えた自動倉庫において、 前記リフタを各棚に対して駆動する駆動装置のうち少な
    くとも1つの駆動装置を、機械原点を基準点として各棚
    位置へ位置決めする位置決め装置で構成し、 前記位置決め装置の機械原点に対し、各棚または複数棚
    毎にパラメータにて任意に設定可能の原点補正量を記憶
    する位置補正パラメータ記憶部を設け、 前記自動倉庫の据付時、前記機械原点位置に対して前記
    原点補正量を調整設定することにより、調整された位置
    補正パラメータを用いて前記リフタを各棚位置へ駆動す
    る軸駆動装置を設けたことを特徴とする自動倉庫。
  2. (2)請求項1において、前記棚の面と対向する面には
    各棚に対し物品収納体を入出庫する入出庫ステーション
    が設けられ、前記リフタは該入出庫ステーションに対し
    てもサーボ位置決めされるとき、前記位置補正パラメー
    タは、前記入出庫ステーションの基準点を定める機械原
    点に対し各ステーションまたは複数ステーション毎に調
    整設定されることを特徴とする自動倉庫。
  3. (3)請求項1において、前記リフタには、各棚に前記
    物品収納体を出し入れするフォークが設けられ、このフ
    ォークの駆動装置もサーボ位置決め装置で構成され、前
    記位置補正パラメータは、前記フォークの前記リフタに
    対する基準点を定める機械原点に対し1つ、または適宜
    組み分けされた棚毎に、あるいは各棚毎に調整設定され
    ることを特徴とする自動倉庫。
  4. (4)請求項1において、前記位置補正パラメータは、
    各軸を機械原点に復帰させたのち、リフタを手動操作で
    所望の棚位置へ移動させ、所望位置での現在位置より自
    動設定されることを特徴とする自動倉庫。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013147343A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Daifuku Co Ltd 物品保管設備の学習方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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