JPH0411197Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0411197Y2
JPH0411197Y2 JP16740387U JP16740387U JPH0411197Y2 JP H0411197 Y2 JPH0411197 Y2 JP H0411197Y2 JP 16740387 U JP16740387 U JP 16740387U JP 16740387 U JP16740387 U JP 16740387U JP H0411197 Y2 JPH0411197 Y2 JP H0411197Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing panel
foolproof
foolproof member
back wall
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16740387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0171695U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16740387U priority Critical patent/JPH0411197Y2/ja
Publication of JPH0171695U publication Critical patent/JPH0171695U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0411197Y2 publication Critical patent/JPH0411197Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複写機、写真フイルム現像機、電話
回線交換器等の機械装置のハウジングの側板とし
て使用され、かつフールプルーフ部材を備えたハ
ウジングパネルに関するものである。
〔従来の技術〕
上記フールプルーフ部材は、機械装置内に備え
られたレバー、カートリツジ等の機械ユニツトが
適切なセツテイング状態となつているかどうかを
確認するための部材であつて、このフールプルー
フ部材を備えたハウジングパネルは、上記機械ユ
ニツトが適正なセツテイング状態となつている場
合、ハウジングパネルを装着するとフールプルー
フ部材が適正なセツテイング状態を感知し、任意
のスイツチリレーが働き次の操作が行なえるよう
になつており、仮に不適性なセツテイング状態と
なつている場合はハウジングパネルを装着しても
フールプルーフ部材により任意のスイツチリレー
が働かず次の操作が行なえないようになつてい
る。これによつて上記機械ユニツトが非セツテイ
ング状態にあることをオペレータに知らしめ、適
当な操作をさせるようになつている。
ところで従来の上記ハウジングパネルは第7図
に示すようになつていて、板金によりプレス成形
されたパネルaに同じく板金にてプレス成形され
たフールプルーフ部材b,cを溶接にて固着した
構成となつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のハウジングパネルのパネル及びフー
ルプルーフ部材はそれぞれ板金構成で、かつ別部
材であつたため、部品点数が多いと共に、溶接作
業が伴うことによる製造工程が煩雑になることに
よりコストが高くついていた。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、フールプルーフ部材を有するハウジングパネ
ルを完全に1つの部材として製作することがで
き、フールプルーフ部材による部品点数の増加を
なくして製造コストを低減することができ、また
軽量で取扱いやすくしたフールプルーフ部材を有
するハウジングパネルを提供しようとするもので
あり、その構成は、熱可塑性プラスチツクを用い
たブロー成形により、表壁と裏壁とを離間した中
空2重壁構造とし、裏壁にフールプルーフ部材を
突設すると共に、このフールプルーフ部材の基部
周囲の裏壁に、内面が表壁の内面に当接する凹部
を、フールプルーフ部材の周囲に点在状に設けた
構成となつており、フールプルーフ部材はハウジ
ングパネルと一体成形され、またフールプルーフ
部材は凹部によつて変形することなくブロー成形
されている。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図から第6図に基づいて
説明する。
図中1はハウジングパネルで、このハウジング
パネル1は複写機の側面を閉じる構成となつてい
て、このハウジングパネル1の内面にフールプル
ーフ部材2が突設してある。このフールプルーフ
部材2は複写機2内の機械ユニツトのレバー3に
対向する位置に突設してあり、レバー3が適正な
セツテイング位置にある場合にのみ第3図に示す
ように、フールプルーフ部材2がレバー3の適正
な状態を感知し、所定のスイツチリレーが働き、
次の操作が行なえるようになつている。なおこの
ハウジングパネル1の一側部の上下にはヒンジピ
ンが係合する孔4が設けてあり、複写機に対して
回動自在に取付けられるようになつている。
上記ハウジングパネル1は熱可塑性プラスチツ
クを用いたブロー成形にて表壁1aと裏壁1bと
が離間し、かつ周囲で連接して成形した一体状の
2重壁構成となつており、これの裏壁1bに上記
フールプルーフ部材2が一体に突出成形されてい
る。そしてこのフールプルーフ部材2の基部の周
囲の裏壁1bには凹部5が設けてあり、この凹部
5の内面が表壁1aの内面に当接してある。
上記凹部5はフールプルーフ部材2の基部の周
囲の全周に設けると、このフールプルーフ部材2
の内側に圧力流体の流入が妨げられて成形不可と
なるので、基部の周囲に部分的に設ける必要があ
る。そしてその数及び形状は任意であるが、その
例を第6図のA,B,C,D,Eに示す。またこ
の凹部5の内面と表壁1aの内面との当接は単な
る接触でもよいが溶着して構成するのが好まし
い。そして両者を溶着する場合は第4図、第5図
に示すように、凹部5に点状の部分押圧部5aを
成形型で設け、この部分で成形時に点状に溶着す
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、フールプルーフ部材2を有す
るハウジングパネルを完全に1つの部材として製
作することができ、フールプルーフ部材による部
品点数の増加をなくして製造コストを低減するこ
とができる。またプラスチツクにて成形したこと
により軽量で取り扱いやすくすることができる。
またフールプルーフ部材2の基部の周囲の裏壁1
bを凹部5にて部分的に表壁1aに当接したこと
によりフールプルーフ部材2を変形することなく
成形することができ、フールプルーフ部材として
の機能を安定的に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るハウジングパネルを示す
斜視図、第2図は使用態様を示す分解斜視図、第
3図は閉じ状態を示す断面図、第4図はフールプ
ルーフ部材を示す平面図、第5図は第4図のV−
V線に沿う断面矢視図、第6図のA,B,C,D
はフールプルーフ部材の基部に設ける凹部の凹部
形状の他例を示す平面図、第7図は従来のハウジ
ングパネルを示す斜視図である。 1はパネルハウジング、1aは表壁、1bは裏
壁、2はフールプルーフ部材、5は凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性プラスチツクを用いたブロー成形によ
    り、表壁1aと裏壁1bとを離間した中空2重壁
    構造とし、裏壁1bにフールプルーフ部材2を突
    設すると共に、このフールプルーフ部材2の基部
    周囲の裏壁に、内面が表壁1aの内面に当接する
    凹部5を、フールプルーフ部材2の周囲に点在状
    に設けたことを特徴とするハウジングパネル。
JP16740387U 1987-10-30 1987-10-30 Expired JPH0411197Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16740387U JPH0411197Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16740387U JPH0411197Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0171695U JPH0171695U (ja) 1989-05-12
JPH0411197Y2 true JPH0411197Y2 (ja) 1992-03-19

Family

ID=31455665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16740387U Expired JPH0411197Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0411197Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2575281Y2 (ja) * 1989-08-22 1998-06-25 キョーラク株式会社 プリンタ装置のハウジングパネル
JP4674451B2 (ja) * 2004-08-20 2011-04-20 富士ゼロックス株式会社 外装カバー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0171695U (ja) 1989-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0411197Y2 (ja)
US3178761A (en) Hinge structure
JPS5850006U (ja) 自動車用エアダクト
JPS591967Y2 (ja) 収納容器の掛留構造
JPH02141039U (ja)
JPS61153720U (ja)
JPS6346001Y2 (ja)
JPS6159433U (ja)
JPS6117002Y2 (ja)
JPH028981U (ja)
JP2589481Y2 (ja) 手掛け部材
JPH03124897U (ja)
JP2520947B2 (ja) 射出成形カバ―の製造方法
JP3816235B2 (ja) プラスチック成形体
JPH0748551Y2 (ja) テープカートリッジの収納ケース
JPH0477509U (ja)
JPH02150271U (ja)
JPH0483734U (ja)
JPH0575129U (ja) 半透明乃至透明な折畳みコンテナ
JPH01140741U (ja)
JPS63117711U (ja)
JPH02102773U (ja)
JPH0419407U (ja)
JPH0330076U (ja)
JPH0420911U (ja)