JPH0411193A - シールド機 - Google Patents

シールド機

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JPH0411193A
JPH0411193A JP11350490A JP11350490A JPH0411193A JP H0411193 A JPH0411193 A JP H0411193A JP 11350490 A JP11350490 A JP 11350490A JP 11350490 A JP11350490 A JP 11350490A JP H0411193 A JPH0411193 A JP H0411193A
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豊 加島
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紀夫 近藤
Masami Inoue
井上 正巳
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本間 毅一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は地中にトンネルを構築する際に用いられるシー
ルド機に関する。
(従来の技術) 従来のブラインドシールドおよび土圧式シールドにおい
て、掘削土量と排土量とを一致させる掘進管理の方法と
しては、例えば土圧式シールドにおいては、 ■ ポーリングによる土質調査によって想定された掘削
土量と添加剤の注入量との合計量と、排土装置であるス
クリューコンベアの回転数により、排出土砂の量とを調
節する方法や、 ■ スクリューコンベアから排出された排土を、ズリト
ロに受けてズリトロと排出との合計重量を測定する方法
や、 ■ 本願出願人によって既に提出された特開平1146
098号に示されるように、スクリューコンベア等の排
出装置にR1を用いた密度・水分測定器と流量針で排土
量を測定する方法 等で得た排土量とを一致させて掘進管理をすることが行
われている。
(発明が解決しようとする課H) しかしながら、上記■のようにスクリューコンベアの回
転数から掘削出量と排土量とを想定する方法では、土質
や排土の性状、すなわちスランプ、含水比等によって排
土効率が異なることから、多種多樟な土質条件下では確
実なものとは言えないという課題があった。
また、上記■のように、ズリトロに積んだ排土の重量を
測定する方法も不正確であり、さらに、上記■のように
、従来の排土装置にRIによる密度・水分測定器と流量
計とを設けて土量を測定する方法では、掘進予定の地山
の密度や含水率あるいは含水比等の地山の条件が、数少
ないポーリングデータから得るため、データが部分的で
あり、排出の重量を確認できても、その掘削土と排土の
量とを比較するには不十分である、という課題があった
(問題を解決するための手段) 本発明は、これらの問題点を解決するために提案された
もので、その目的とするところは、シールドの掘進にお
いて地山の密度と含水比を測定すると共に排土量とその
排出の密度および/もしくは含水量を把握し、確実な排
土量管理、すなわち掘進管理を可能にして、地表面や地
中の沈下を最小限にすることのできるシールド機を提供
することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、シールド簡の前
部に隔壁を設け、この隔壁を介し切羽室が設けられ、こ
の切羽室に排土装置が接続されたシールド機において、 掘削具および/もしくは隔壁等にラジオアイソトープ(
RI)を用いて密度および/もしくは含水量を測定する
密度・水分測定器を設け、かつ排土装置等には排土の密
度および/もしくは水分、排土量を測定する装置を設け
、掘削土粒子重量と排出土粒子重量とを一致させ排土量
管理、すなわち掘進管理を行うことを要旨としている。
(作用) シールド機の切羽掘削用の掘削具の適位置および/もし
くは隔壁等に、ラジオアイソトープを用いて密度および
/もしくは含水量を測定する密度・水分測定器を設け、
これにより掘削土粒子重量を測定し、また排土装置にお
いて、密度・水分測定器および排土量測定装置で検出さ
れた排土の密度および含水量と排土量から、単位時間当
りの排出土粒子重量を測定し、排出土粒子重量と単位時
間当りの掘削土粒子重量とを一致させるべくシールド機
の掘進を管理するようにしている。
(実施例1) 第1図は、(イ)、(ロ)は、本発明の第1実施例を示
す土圧式シールド機lの正面図、縦断図である。しかし
て、この実施例におけるシールドIllは、シールド外
筒2の前面にある掘削具3で掘進部の切羽4を掘削し、
その掘削土砂5を切羽室6内に充満させて、主に掘削土
砂5や機内から注入した添加剤との混合体で切羽4を保
持すると共に、掘削土量に見合った排土7を例えばスク
リューコンベアやベルトコンベア等の如き排土装置8を
介して排土させながら掘進する構成となっている。尚、
掘削具3の構成は、スポーク、掘削ビット、コピーカッ
ター、フィッシュテール等である。
すなわち、図中9は掘削具3を構成するスポーク、10
は掘削具3のスポーク9の前部に取り付けられた掘削ビ
ットであり、掘削具3と連結された回転シャツ目1は隔
壁12に設けられた軸受により軸支されている。また、
掘削具駆動モータ13が、回転シャツH1に連結され、
これにより掘削具3が駆動され、また、スクリューコン
ヘア8にはこれを駆動するスクリューコンベアモータ1
4が取り付けられている。
セグメント15は、掘進に伴って略円筒状に構築され、
地山Gとセグメント15との間隙には裏込材16の如き
充填物が充填される。
しかして、この実施例では切羽4、切羽室6内および地
山Gの土質を直接に測定するためにスポーク9面板があ
る場合は、面仮に、密度および/もしくは含水量を測定
する密度・水分測定器31aがそれぞれ設けられている
。また、それぞれの密度・水分測定器31aが取り付け
られている鋼板等の如き部材は、測定に支障ない厚みで
あり、取り付は取り外しが自由となっている。なお、ス
ポーク9に設けられている密度・水分測定器31aは外
周側に位置され、掘削具3が1回転することにより、掘
削断面の略全体を測定し得るようになっている。また、
密度・水分測定器31aには得られたデータ信号を取り
出したりするケーブル32が接続されている。なお、そ
の地図中17は排土装置8の排土管、31Cは排土管1
7に設けられた密度・含水比測定器、61は排土管17
に設けられた流量測定器である。
次に、第2図(イ)および(ロ)を参照しつつ本発明の
一実施例である密度・水分測定器31aについて説明す
る。
第2図(イ)は、検出カプセル33を伸ばし検出する状
態の密度・水分測定器31aの縦断図、第2図(ロ)は
、検出カプセル33を遮蔽箱34に納めた図である。
すなわち、検出カプセル33は、遮蔽箱34内に設けら
れたジヤツキ36と接続され、このジヤツキ36を介し
伸縮が自由であり、検出時には、(イ)に示すように、
伸びた状態となりその位置で固定でき、検出しないとき
は、(ロ)に示すように2遮蔽箱34に納めることがで
き、遮蔽箱34に対し出し入れ自在となっている。また
、検出カプセル33の先端は超硬チップ33−1が付い
たり、硬化肉盛り等で強化されているので、ジヤツキ3
6等により地山Gに貫入することができる。
なお、密度・水分測定器31a、31c放射性同位体R
1(ラジオアイソトープ)を用いたもので、検出カプセ
ル33の内部には線源35が設けられ、また、検出カプ
セル33の外周にはシール37が設けられ、さらに、遮
蔽箱34内には線i1[35からの放射線を測定する標
準体38および検出器39等が設けられている。
なお、線源35には放射線を放射する放射性物質、例え
ば密度測定用としてコバルト60 (Co−60)や含
水比測定用としてカリフォルニウム252 (Cf25
2) 等をステンレスの円筒容器に入れたものが用いら
れる。
また、上記検出器39は、第1演算装置4o、表示器4
1および第2演算装置42とケーブル32a、43a、
43a“を介して接続されている。
第3図は、上記構成の密度・水分測定器31aの修理等
をするために密度・水分測定器31aを修1等する場所
であるシールド機1内に取り入れる装置の一例を示した
もので、密度・水分測定器31aはスポーク9に収めら
れ、これを取り外すためには、隔壁12を貫通する筒4
7を設け、筒47の先端を密度・水分測定器31aが取
付けられているスポーク9の後部に連結し、まだ、筒4
7の後端は蓋体47aによって覆い、この場合、筒47
の先端にシール48.49を設けて筒47内に密閉の状
態をつくっている。そして、筒47内に取り外し用棒5
oを設け、その先端を密度・水分測定器31aの後部に
あるグリップブロック51に連結し、後端は蓋体47a
の後方にあるジヤツキ46に連結し、取り外し用棒5o
で密度・水分測定器31aの後部にあるグリップブロッ
ク51をつかみ、ジヤツキ46を介して密度・水分測定
器31aを取り外す、そして、シールド機l内で修理等
した後、取り付けてもとの状態に戻すようになっている
なお、上記実施例では測定器として、密度および水分両
者を測定するものを例として説明したが、何れか一方の
みの測定で足りる場合には一方だけの測定手段を備えた
もので良いことは勿論である。
動作にあたっては、線源35がら放射された放射線Rを
検出カプセル33および地山G中を通って検出器33に
照射し、このときの放射線量を測定することで地山G中
の密度や水分量を測定することができる。
しかし、放射線物質には通常半減期があり、時間の経過
と共に放射線量が減衰する性質を持っているが、上記の
コバルト60 (Co−60)やカリフォルニウム25
2 (Cf −252)は比較的半減期が短いため、一
定の期間、例えば1・週間に1回程度線源35の減衰度
合を測定する必要がある。
この実施例では、測定する対象が掘進にともない常に変
化する地山Gであり、以下、第2図(ロ)に示す校正方
法を説明する。
検出カプセル33内の線源35は、前述のように、ジヤ
ツキ36により遮蔽箱34に納められ、放射線Rを標準
体38に当て、これを通過して検出器39に入る。そこ
で測定された値と予め標準体38の放射線の通過量を測
定していた値とを比較し、線源35の放射線の減衰を確
認し演算装置40.42の補正を行う。
なお、標準体38は物理、化学的に性質が安定し、時間
の経過でほとんど変質しない物質、例えばアクリルやガ
ラス等で形成されている。
校正を行う頻度は線源35の放射線の強さによって異な
るが、線源35にコハル) 60 (Co  60)や
カリフォルニウム252 (Cf−252)の合計線量
が100マイクロキユーリー以下のものを用いれば、法
的な規制を受けず特別な取扱い資格も不用であり、1週
間に1回程度の校正で十分である。
ここで、地山Gの密度測定の原理を説明する。
地山Gの密度の測定には、前述のように、コバルト60
 (Co −60)のガンマ線を用いる。
ガンマ線と測定物質中に含まれる電子との相互作用には
、光電効果、コンプトン効果および電子対生成等がある
が、その中で主にコンプトン効果と呼ばれるものを使用
する。
コンプトン効果とは、ガンマ線が土中を通過する場合、
土中の電子と衝突してエネルギーの一部を土中の電子に
与え、自らは小さなエネルギーになる現象を言い、その
小さ(なる割合は、途中で出会う電子の数に比例する。
また、電気的に中性の物質には、電子と同し数の陽子が
含まれるとともに、同様に陽子の数と中性子の数との比
は多くの物質でほぼ一定の関係にあることから、中性子
密度も電子密度に比例しているとみなせる。
すなわち、物質の密度は、陽子密度と中性子密度を加え
たものであるから、電子の密度と物質の密度との関係を
利用して、ガンマ線の通過量から密度を求めることがで
きる。
一方、他山Gの水分の測定には、線源35としてカルフ
ォルニウム252 (Cf −252)の中性子線ヲ用
いる。
この測定原理は、線源35と検出器39との間にある土
中を水素原子核以外の原子核に衝突しながら、透過した
速中性子を検出するものである。
ここで、連中性子は、エネルギーが高いため、検出管で
そのまま検出することは不可能であり、その周りに減速
材(例えば、水素原子を多く含むアクリル樹脂)を配置
しておき、検出可能な熱中性子にまで減速させて測定す
る。
このようにすれば、物質中の水素原子核の密度を求める
ことができ、土中の水素はほとんど水(H,O)の構成
元素として含まれていることから、水分の含有量すなわ
ち含水比を測定できる。
次に、第5図(イ)および第5図(ロ)を参照して、−
g的な流量測定器61の構成、作用について説明する。
一般に流量測定に用いられている流量計は、電磁流量計
や超音波流量計等があるが、本実施例の流量測定器61
としては、排土管17の直径に関係なく、しかも排土管
17の外面に取付けるだけで測定可能な超音波式流量針
等が用いられる。
流量測定器61の流速測定器62と接続される変換器6
3は、超音波を発信する発信素子64と超音波を受信す
る受信素子65との両方を内蔵して、超音波を電流に、
または電流を超音波に変換する。
また、流量測定器61は変換器63を移動させるガイド
6Gおよび移動ジヤツキ67、この移動ジヤツキ67の
移動速度を検出する速度検出器68、この速度検出器6
8および流速測定器62から出力される電気信号を伝達
するケーブル69a、69b、それぞれのケーブル69
a、69bの電気信号を入力し演算することで真の排土
流量を算出する第1演算装置f40A、算出された真の
流量を表示する表示計70および第2演算装f42A等
から構成されている。
なお、第1演算装置40A、表示計60および第2演算
装置42Aはケーブル43a、43a’ を介して接続
されている。
その測定原理は流速測定器62で発生させた電流を変換
Fj63内の発信素子64で超音波に変換し、発信され
た超音波は排土管17の壁を通過し、排土7中の粒子、
気泡あるいは圧力境界面に当たると、反射して受信素子
65に到達する。
この時、反射された超音波の周波数は排±7の流速に比
例して変化するため、発信周波数と受信周波数には差が
生じ、この周波数の差を流速測定器62で求めることに
より、流速を測定できる。
ところが、管内を通過する排土7の流速■、が非常に遅
い場合、例えばVl−0,1〜0.15−へetc以下
になると、周波数の差も極めて小さくなり、これを増巾
して測定しても周辺からのノイズ等と区別がつかなくな
ったり、計測誤差も大きくなり、はとんど測定できなく
なる。
二のような場合に、本流量測定器61は、第4図に示す
ように、変換器63に移動ジヤツキ67を取付けてあり
、これを排±7の流れの方向(第4図中の→方向)と反
対方向に適当な速度■よで動かすことで、変換器63お
よび流速測定器62で計測する排土の相対速度■、はV
、=V、+V、となる。
よって、変換器63の移動速度V2は、第5図に示すよ
うに電気的な速度検出器68を移動ジャ・2キロ7と平
行に取付けて測定し、電気信号を第1演算装置40に入
力する。同時に流速測定器62で計測した相対速度V、
も同様電気信号で第1演算装置4゜に入力し、この中で
、V、=V、−V、との清算を行えば、精度の良い真の
排土流速v1を求めることができる。
なお、変換器63と排土管17との外面の間にはグリー
ス等を塗布して空気の層をなくすと、超音波が伝達しや
すく、また変換器63と当接する排土管17の部分を超
音波の通過しやすいエポキシ樹脂板等で製作するとなお
良好であり、好適であるのはいうまでもない。
また、この変換器63の接する排土管の一部分を移動ジ
ヤツキ67とともに可動できるような構造にしても良い
さらに、排土の流速が充分大きい場合には、変換器63
を移動させる必要のないことは勿論である。
また、超音波の代りに、電Mi流量計などを用いてもよ
い。
次に、上述のように求められた掘削土量と排土量からシ
ールド機lの掘進管理の方法の一例を説明する。
ここで、シールド機1の掘進速度をV、(麟/翔in)
、シールド機lの掘削断面積をA + (−りおよび掘
削地山Gの土砂4の湿潤単位体積重量をγt+(t/m
3)とすると、単位時間当り(毎分当り)の掘削土粒子
重量Ws+(t/win)は、 Ws+=(γt+  Ww+)xv、xA、で表される
なお、ここでWW+は含水量である。
γ、lは、回転カッター3のスポーク9のできるだけ外
周側に設けられた密度・水分測定器31aによって測定
され、スポーク9が回転することで掘削断面全体のγt
1を知ることができる。また、この密度・水分測定器3
1aは、修理校正する必要がある場合、スポーク9には
カセット式の如く装着されており、後方の隔壁12から
前記した脱着用の装置を延ばすことによってシールド機
1内に取り入れて修理作業等を行えるようになっている
ことは前記した通りである。なお、回転シャフト11に
通路用の空間を設けることができるシールド機1におい
ては、その通路を利用して密度・水分測定器31aを取
り外し校正作業を行い、また元に戻すこともできる。密
度・水分測定器31cについても同様である。
また、このスポーク9に設けられた密度・水分測定器3
1aは、掘削断面全体を測定できるので、例えば、第5
図に示すように、掘削断面が互層になっている場合でも
、平均湿潤単位体積重量Tは、γ=(γ、■×A■+γ
、■×A■+γ、■×A■)xA のように求められる。
なお、γ、■、Ts■、γ、■:各土層の湿潤単位体積
重量、A■、A■、A■:各土層の断面積である。
よって、掘削断面の土質をより正確に把握できる。
■1は、シールドジヤツキ(図示せず)の速度計より検
出されて、かつA1は既知であり変化しないものである
から、W、1は、v、、AI、Ttl、W、を第2演算
装置42に入力し、演算することで常時単位時間当りの
掘削土粒子重量を計測できる。
また、注入する添加剤の粉体重量Wlは、流量針による
流量Qと添加剤比重β、と濃度N(添加剤の粉体重量/
水の重量xlOO)から、W */ Wm3X 100
− N W ws /βM+Wl/β、−Q 、’、  Wm−Q/(100/N+1/β脇)で表さ
れる。なお、上記においてWm3:含水量、β−;水の
比重である。
また、排土量28に設けられている密度・水分測定器3
1Cと流量計41より計測された排土の土粒子重置W、
2は、 Wsz=(γt2  wwz)  xv、  xA、2
で表される。この場合、W、2:含水量である。
なお、7wは排土の湿潤単位体積重量で、■。
は排土流速で、A2は排土装置の断面積である。
それぞれ求められたW、1とW、とWS2とを比較し、
W s x =W m + W s +となるように排
土装置8の回転速度と、シールドジヤツキの推進速度等
を適宜調節することで掘進を管理すれば、掘削土砂の取
り込み過ぎや、排土量の不足による地中や地表面の変位
および変形を最小限に抑えることが出来る。また、最適
な掘進管理土庄を設定することもできる。
第6図は本発明の掘進管理の方法の一例を示すフロー図
で、掘進を始める前に、掘進速度、添加済注入量、スク
リューコンベア回転数および管理土庄等の理論設定値を
あらかしめ入力しておく。
そして、掘進が開始されたら、掘進中に地山Gとスクリ
ューコンベア内の土砂の密度および水分量と掘進速度、
排土流量、添加剤流量を測定する。
これらの測定値を演算装置に入力して、掘削土粒子重量
WsI、添加剤の粉体重量W、および排土の土粒子重量
W。の値を算出し、W、=W、、+W。
の関係を保つようにスクリューコンヘア等の回転数やシ
ールドジヤツキ速度を調節して掘進管理を行う、尚、W
、jとW、、+W、の比較は、管理値の許容範囲をあら
かじめ、設定しておき、この許容範囲内で、掘進を管理
することもできる。
また、添加剤を注入しない場合は、W、−〇となり、W
、、−W、、となる様に、掘進管理を行う。
ここで、添加剤の粉体重量は、掘削土の土粒子重量と比
較し、少量であり、その添加剤の一部が掘進部以外に逃
げた場合でその量は微少であることから、特に問題はな
い。
(実施例2) 第7図は、本発明の第2実施例であり、この実施例では
隔壁12に設けられた密度・水分測定器31”は、掘削
具3が停止している時にジヤツキ44等により切羽室6
側へ押し出され、切羽の地山Gに本体を押し当て検出カ
プセル33を挿入し土質の測定をするもので、スポーク
9を密度・水分測定器31″が貫入したときにぶつから
ない位置に停止させ、確実に切羽の地山Gにとどかせて
測定を行うようにしたことに特徴を有している。なお、
この密度・水分測定器31”は適数個配置されており、
掘削断面内の土質を必要に応して取付力所毎に計測する
ことができる。尚、この実施例は、ブラインドシールド
等に適用できる。
また、この実施例と第1実施例とを併用してシールド機
を構成することも可能である。
(実施例3) 第8図は、本発明の第3実施例であり、この実施例では
、回転掘削装置の先端のカッタービットにRIの線源を
内蔵させ、後方の検出器で放射線を受けて測定する密度
・水分測定器である。
この例は、地山Gに深く貫入させることができるので多
くの他山のデータを得られる。また、切羽室内の土砂に
ついても測定できる。
回転掘削装置90の構造は、先端にカッター91があり
、その後方にあるスクリュウコンベア92のシャフトに
設けられている。堀り進んだ分の土砂はケーシング93
内に取り込められる。貫入する方法は、坑口ゲート94
を開けて後部のジヤツキ95を伸ばしながら駆動装置t
92でカッター91およびスクリュウコンベア92を回
転させ、掘り進む。坑口にはシール96が設けられ止水
している。
この回転掘削装置の外径寸法は、測定に遺したものであ
り、コンパクトに構成され、掘削に必要な機械強度は満
たされている。
個数は、測定に必要な数だけ設けられる。また、設置位
置は適宜最適な位置に設けられる。
(実施例4) 第9図は、本発明の第4実施例で、スポーク9の内部に
組み込まれているコピーカフター81内に密度・水分測
定器の線源35が設けられる。そして、スポーク9内に
設けたジヤツキ83を伸ばすことによりコピーカッター
81は地山Gに挿入され、スポーク9の先端にある検出
器39により放射線Rを検出する。なお、コピーカッタ
ー81は周辺の地山Gを掘削するもので充分の強度を有
する。また、伸縮自在であるので、縮めたときに線[3
5と検出器39の間に標準体38を設けて校正を行うこ
とができる。
なお、本発明はその他、泥水式シールドや泥土加圧、泥
漿、気泡、土庄バランス等のあらゆるシールド機に採用
できるものである。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、シールド筒の前部に隔壁
を設け、この隔壁を介し切羽室が設けられ、この切羽室
に排土装置の前部が接続されたシールド機において、 掘削具および/もしくは隔壁等にラジオアイソトープ(
RI)を用いて密度および/もしくは含水量を測定する
密度・水分測定器を設け、かつ排出装置等には排土の密
度および/もしくは水分の測定装置を設け、かつ排土装
置が排土される、排土量を測定する装置を設け、シール
ドの掘削土量子添加剤注入量と排土量とを一致させなが
ら、確実な排土量管理すなわち掘進管理をすることがで
きるため、地表面や地中の沈下を最小限にすることがで
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)はそれぞれ本発明の第1実施例を
示すシールド機の正面図および縦断面図、第2図(イ)
と(ロ)は密度・水分測定器の縦断面図、第3図は密度
・水分測定器をシールド内に取り出す装置の縦断面図、
第4図(イ)、(ロ)は流速測定器の縦断面図および横
断面図、第5図は掘削断面の想定図、第6図は掘進管理
の方法の一例を示すフロー図で、第7図は本発明の第2
実施例で、第8図は第3実施例、第9図は第4実施例で
ある。 ・シールド外筒、3 5・・・掘削土 ・排土、 8・・ 10・・・掘削 12・・・隔壁、 ・・スクリュー ント16 1・・・シールド機、  2・・ ・・・掘削具、 4・・・切羽、 砂、 6・・・切羽室、 7・・ ・排土装置、 9・・・スポーク、 ビット、 11・・・回転シャフト、 13・・・掘削具駆動モータ、 14・コンヘアモータ
、 15・・・セグメ ・裏込材、 17・・・排土管、 31a、31c・・
・密度・水分測定器、 32.32a  ・・ケーブル
、33・・・検出カプセル、 33−1・・・超硬ビッ
ト、34・・・遮蔽箱、 35・・・線源、 36・・
・ジヤツキ、 37・・・シール、 38・・・標準体
、39・・・検出器、40 ・・・第1演算装置、 4
1・・・表示器、42  ・・・第2演算装置、 43
a、43a・・・ケーブル、 44・・ シールドジヤ
ツキ、46・・・シールドジヤツキ、 47・・・筒、
 48.49・・ ・シール、 50・・・棒、 51
・・ ・グリソプブロンク、 61・・・流量測定器、
 62・・・流速測定器、  63  ・・・変換器、
 64・・・発信素子、65・・・受信素子、 66・
・・ガイド、67・・・移動ジヤツキ、 58・・・速
度検出器、 59a、59b・・・ケーブル、 70・
・・表示器、 80・・ビット、 81・・・コピーカ
ッター  82・・・シール、 83・・・ジヤツキ、
 85・・・筒、 86・・・シール、 R・・・放射
線 第 図 第 図 (イ) 1a 第 図 (イ) 一〇 第 図 第9 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シールド筒の前部に隔壁を設け、この隔壁を介し
    切羽室が設けられ、この切羽室に排土装置が接続された
    シールド機において、 掘削具および/もしくは隔壁等にラジオアイソトープ(
    RI)を用いて密度および/もしくは含水量を測定する
    密度・水分測定器を設け、かつ排土装置等には排土の密
    度および/もしくは水分の測定装置を設け、かつ排土装
    置等から排出される排土の排土量を測定する装置を設け
    たことを特徴とするシールド機。
  2. (2)ラジオアイソトープ(RI)を用いた測定器によ
    り掘進部の土砂の密度および水分量を測定し、この測定
    値とシールド筒の掘進速度とを演算装置に入力し、掘進
    部の土粒子重量を算出するとともに、排土装置に設けた
    ラジオアイソトープ(RI)を用いた測定器により、排
    土の密度および水分量を測定し、この測定値と排土装置
    等に設けた排土量測定装置による排土量の測定値とを演
    算装置に入力して排土の土粒子重量を算出し、単位時間
    当りの前記掘進部の土粒子重量と、排土の土粒子重量と
    が一致する様に掘進するシステムを備えた請求項1記載
    のシールド機。
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