JPH04111868A

JPH04111868A - ドライブイン・シアター・システム

Info

Publication number: JPH04111868A
Application number: JP23029190A
Authority: JP
Inventors: Masanori Ito; 昌典伊藤; Toshiichi Inukai; 犬飼　敏一; Chiyuki Kano; 加納　千之
Original assignee: Nippon TMI Co Ltd
Current assignee: Nippon TMI Co Ltd
Priority date: 1990-08-30
Filing date: 1990-08-30
Publication date: 1992-04-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、駐車場に自動車を入れてそこに駐車したまま
の状態でビデオを鑑賞することの可能な新しい形式のド
ライブイン・シアター・システムに関するものである。

〔従来の技術および解決しようとする課題〕スーパーマ
ーケットや各種の集会場所には必ず駐車場が付設されて
いる。しかし、駐車場はその施設の利用時間帯以外の時
間帯、例えば夜間などでは無駄な空間となっていること
が多い。

本発明の課題は、このように無駄な時間帯にある駐車場
の有効利用を図ることにあり、そのために、駐車場に自
動車を駐車したままの状態でビデオ鑑賞を行うことが可
能となった新規なビデオ鑑賞用のシステムを実現するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記の課題を解決するために、本発明においては、例え
ば既存の駐車場の各駐車スペースを仕切り板などで区画
し、一箇所に、ビデオストッカなどに代表される各種の
表示情報を収納した情報表示手段を配置し、ここに収納
されている情報を、制御手段の制御の下に、各駐車スペ
ースで表示できるように構成しである。詳細に説明する
と、各駐車スペースには、そこに駐車した人が所望する
情報を選択できるように、収納情報の選択を行うための
選択手段を配置しである。また、この選択された情報を
表示するための対価を受け入れる金銭処理手段を配置し
である。さらには、情報のうちの画像情報のみを表示す
る画像情報表示手段を配置しである。これに対して、情
報のうちの音声情報を担持した信号を、発信手段によっ
て発信させるようにしである。この発信手段によって発
信された信号は、自動車内に搭載のＦＭラジオを利用し
て受信できるように、その発信周波数帯域が設定されて
いる。また、隣接駐車スペース相互間で音声情報が混信
しないように、各駐車スペース毎の発信周波数を異なら
せである。

なお、各駐車スペースは、少なくとも、隣接する駐車ス
ペースにおける表示画像が見えない程度に区画されてい
ればよい。

〔作用〕

駐車スペースに乗り入れそこに駐車した車の搭乗者は、
まず、選択手段を介して所望の情報を選択し、そのため
の金銭を金銭処理手段を介して入金する。また、搭乗者
は、重塔ＦＭラジオの受信周波数をその駐車スペースに
割当られている周波数に合わせる。この後は、中央制御
手段の制御に下に、選択された情報が駐車スペースに送
り出され、画像情報が画像表示手段によって再生表示さ
れる。音声情報は、発信手段を介して車搭のＦＭラジオ
によって受信されて再生される。このようにして、外部
の雑音に患わされることなく、自動車の中に居ながらビ
デオなどを鑑賞することができる。

〔実施例〕

以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図には本例のドライブイン・シアター・システムの
全体構成を模式的に示しである。この図において、１−
１．１−２．１−３・・・は、駐車場における各駐車ス
ペースの三方（前面、両側面）を衝立により仕切ること
によって区画形成した区画室である。２はビデオストッ
カおよび再生装置である。本例において、ビデオストッ
カ内に多数本の映画ビデオソフトが内蔵されており、再
生装置は、区画室の個数だけ用意されている。３ハシス
テム全体の制御を司るメインコンピュータである。

各区画室に設置されている設備は同一であるので、以下
の説明では区画室１−２を例に挙げて説明する。この区
画室１−２内において、その側面の衝立１１の側には、
ビデオソフトの選択装置１２が設置されている。この選
択装置１２は、ビデオソフトの選択回路、金銭処理回路
および発信回路を内蔵しており、その表面には、ビデオ
ソフト選択用の複数の番号キー１２ａ、コインおよび紙
幣の投入口１２ｂ、１２ｃ並びに釣銭払出口１２ｄが配
置され、上面からは発信回路の発信用アンテナ１３が取
付けられている。区画室の前面側衝立１４には、ＣＲ７
表示装置１５が設置されている。一方、他方の側の衝立
１６の上方位置には、自動車１７を検知するためのセン
サ１８が設置されている。上記の各部は、ライン１９を
介してメインコンピュータ３の側と電気的に接続されて
おり、このコンピュータに予め格納されている制御プロ
グラムに従って制御されて、以下に述べる動作を行う。

第２図には、本例のシステムにおける基本動作の概略フ
ローチャートを示しである。このフローチャートに従っ
て動作を説明する。まず、システムは装置電源が投入さ
れると各部が初期化された後に、メインコンピュータ３
の側から各区画室（ターミナル）に向けて在庫のビデオ
ソフトのうちの放映可能なものを示しデータが供給され
る。すなわち、ビデオストッカ内の収納ビデオ情報が各
区画室に供給される（ステップ５ＴＩ）。

各ターミナルの側では、このデータを受け取ると、放映
可能なビデオソフトに対応する番号キーのバックライト
を点灯する（ステップＳＴＩ　１）。

この後は、自動車が区画室内に乗り入れるまで待機する
（ステップ５Ｔ１２）。自動車１７が区画室１に乗り入
れてそこに駐車したとすると、センサ１８によって自動
車が検知されて、ＣＲ７表示装置１５の画面上に、「い
らっしゃいませ。車載ＦＭラジオの受信周波数をｘｘｘ
Ｈｚに合わせて下さい。次に、点灯状態にある番号キー
によりビデオテープ番号を指定してしてください。」と
いう表示が行われ、自動車の乗員によりビデオが選択さ
れるのを待機する（ステップ５Ｔ１３．１４）。乗員は
、ビデオソフトと選択番号との対照表から、見たいビデ
オソフトの番号を探し、その番号を番号キーを介して入
力する。ここに、点灯状態にない番号キーを押したとし
ても、その番号のビデオソフトは他のターミナルで放映
中などの理由により選択不可であるので、番号入力がキ
ャンセルされる。放映可能なテープの番号が入力される
と、ＣＲＴ装置の画面上に、［お金を投入して下さい。

」という表示が行われ、金銭が投入されるまで待機する
（ステップ５Ｔ１５．１６）。指示されている額の金銭
が投入された後は、ターミナルからメインコンピュータ
３に向けて入力されたテープ番号が送信される。

メインコンピュータ３の側では、送られてきたテープ番
号に対応するビデオテープを、ストッカから取り出して
それを再生装置に装填して、再生動作を開始し、再生し
た情報をターミナルに向けて送信する（ステップ５Ｔ２
）。この後、再生されているビデオソフトの番号を放映
可能なビデオソフト番号情報から消去し、消去後の番号
情報を各ターミナルに向けて再送信する（ステップ５Ｔ
３）。

ターミナルの側では、供給された情報のうち、画像情報
を、ＣＲＴ装置に送って再生する。音声情報は、発信回
路を介してそのアンテナ１８から車載ＦＭラジオに向け
て発信される（ステップ５Ｔ１８）。自動車の乗員は、
音声の方を車内のＦＭラジオのスピーカで聞きながら、
ＣＲＴ装置の画面上で映像を見ることになる（ステップ
５ＴＩ９）。このようにして、選択したビデオソフトが
終了した後（ステップ５Ｔ２０）は、再び、メインコン
ピュータの側から、放映可能なビデオソフト番号情報を
受け取り（ステップ５Ｔ２１）、ステップ５Ｔ１２に戻
る。以後、同様な動作が繰替えされる。

一方、メインコンピュータの側においては、選択された
ビデオテープの再生が終了した後は、テープストッカの
所定に場所にテープを戻した後に、放映可能なテープ情
報を、放映が終わったビデオソフトの番号を加えたもの
に更新し、その更新した情報を待機状態にあるターミナ
ルに向けて送信する（ステップＳＴ４．５Ｔ５）。この
後は、ステップＳＴ２に戻り、上記の動作を繰り返す。

なお、上記の各構成は、本発明の一実施形態を示すもの
であり、各区画室に設置の画面で再生情報の画像表示を
行い、車載の受信装置によって再生情報の音声情報を再
生する形式であれば、上記の例とは異なる構成のものを
採用してもよいことは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のシステムにおいては、各
駐車スペースをビデオ放映室として利用すると共に、そ
こに乗り入れた自動車をビデオ鑑賞用の席として利用し
ている。従って、駐車場の無駄な時間帯を大幅に節約す
ることが可能となる。

また、本発明においては、ビデオの画像信号は各駐車ス
ペースに設置したＣＲＴ画面上で再生し、音声の方は発
信手段によって特定の周波数の信号として出力し、これ
を車載のＦＭラジオで受信して再生できるようにしてい
る。従って、各駐車スペースを防音構造などとしなくと
も、車内において外部の雑音にわずられされることなく
ビデオ鑑賞を行うことができるので好ましい。特に、隣
接した駐車スペースで放映されているビデオの音声にわ
ずられされることがないので好ましい。

更に、本発明においては、ビデオの選択、代金の処理お
よびビデオ再生などの全ての動作が、自動車で乗り入れ
た人の操作に応じて自動的に行われるので、監視員など
が不要である。従って、駐車場が利用されることのない
深夜などにおいて、駐車場を有効利用できるので好まし
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るシステムの概略図、第２
図は第１図のシステムの動作を示すフローチャートであ
る。〔符号の説明〕１−１．１−２．１−３・・・区画室２・・・ビデオストッカおよび再生装置３・・・メイン
コンピュータ１１．１４．１６・・・衝立１２ａ・・・番号キー１２ｂ、１２　ｃ　・・・投入口１’２ｄ・・・払出口１３・・・アンテナ１５・・・ＣＲＴ装置１７・・・自動車１８・・・センサ。

Claims

【特許請求の範囲】

　自動車を駐車可能な複数の駐車スペースと、各駐車ス
ペースで表示すべき少なくとも一種類の表示情報を収納
している情報収納手段と、各駐車スペースでの情報表示
動作を制御する制御手段とを有し、前記駐車スペースの
それぞれは、自動車が駐車していることを検知する検知
手段と、前記情報収納手段によって保持されている情報
のうちの少なくとも一つを選択するための選択手段と、
金銭の受け取りおよび払出動作を行う金銭処理手段と、
少なくとも前記検知手段により自動車が検知されると共
に前記金銭処理手段によって選択された情報に対する入
金が確認されたときに、選択された情報を前記情報収納
手段から受け取り、そのうちの画像情報を表示する画像
表示手段およびその音声情報を担持した信号を発信可能
な発信手段とを備えており、各駐車スペース毎に前記発
信手段による発信周波数が異なっていることを特徴とす
るドライブイン・シアター・システム。