JPH04111854A - 制振床下地材 - Google Patents

制振床下地材

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JPH04111854A
JPH04111854A JP23198790A JP23198790A JPH04111854A JP H04111854 A JPH04111854 A JP H04111854A JP 23198790 A JP23198790 A JP 23198790A JP 23198790 A JP23198790 A JP 23198790A JP H04111854 A JPH04111854 A JP H04111854A
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weight parts
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猛 山崎
Koichi Okumura
孝一 奥村
Jun Nakajima
潤 中嶋
Kihachi Onishi
喜八 大西
Minoru Aoki
稔 青木
Shunji Suzuki
俊二 鈴木
Shin Nishida
慎 西田
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KEEYOO KK
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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KEEYOO KK
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、制振効果を有する床下地材に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
高層・集合住宅の建設が進み、そうした中で隣接家庭、
フロア−等で発生する振動音に起因するトラブルが多発
している。
こうした状況のもとで、個々の家庭、又はフロア−で発
生する振動音を抑制する対策が各方面から検討されてお
り、その一つの手段として床材中に制振機能を付与した
ものが見られる。これらの制振機能を付与した床下材は
、複数の木質単板間に制振シートを介在した合板である
一方、合板には、日本農林規格(昭和60年12月改訂
、以下、JASという。)において、強度の規定と共に
耐水性の規定があり、下記の第−類、第二類、第三類の
三しヘルの浸せきはく離試験によって耐水性の等級が定
められている。
記 (1)−類浸せきはく離試験 一類浸せきはく離試験は、試験片を沸とう水中に4時間
浸せきした後、60°C±3°Cの温度で20時間乾燥
し、これを沸とう水中に4時間浸せきし、更に60°C
±3°Cの温度で3時間乾燥する。
(2)二類浸せきはく離試験 二類浸せきはく離試験は、試験片を70”C±3°Cの
温水中に2時間浸せきした後、60°C±3°Cの温度
で3時間乾燥する。
(3)三類浸せきはく離試験 三類浸せきはく離試験は、試験片を35°C±3°Cの
水中に2時間浸せきした後、60°C±3°Cの温度で
3時間乾燥する。
また、上記合板の原木としては、節(ふし)が極めて少
なく加工容易なことから、永年ラワンが使われて来たが
、合板の消費が増大し、それに乱伐の結果、資源が枯渇
し、森林破壊が進んで国際的な問題となって来ている。
このような状況から、今日ではラワンの入手が困難にな
るつつあり、価格も次第に上昇して来ている。一方、注
目をあびつつある原木として、針葉樹の一種であるラジ
アタパインがあり、このものは、植林が容易で且つ成長
も早く、これまでの調査では30年で50〜60c+n
φにもなると報告されている。因みに、ラワンとラジア
タパインの価格を比較すると、65 : 40程度であ
る。
しかし、ラジアタパインは、部間が短くラワンのように
長尺の無節原木を採ることができない。
これまでの調査結果では、その熱部間長は、チリ産で7
0印以下、南アフリカ産で90CIl+以下、ニューシ
ーラント産で120cm以下である。
以上の点に鑑み、本願発明者らは、特願平130382
7号において、心材の表裏面に表板及び裏板を接着一体
化した合板から成り、前記心材が、針葉樹をその外周面
周方向に沿って連続的にスライスした単板の所要枚をそ
の繊維を90度づつ交互に交叉させ積重ねて接着一体化
してなるとともに、前記表板及び裏板が、針葉樹の部間
採りした無節原木をその外周面周方向に沿って連続的に
スライスした単板からなって、その繊維が前記心材の短
辺に平行となり、かつ、前記各単板の少なくとも一つの
重ね合わせ部に、制振シートを介在、自己融着させ、そ
の制振シートを、ブチルゴムの重量部と、低密度ポリエ
チレンと極性基を有する変性ポリオレフィンの合計重量
部とが、60〜90:40〜10の比率であり、前記低
密度ポリエチレンと極性基を有する変性ポリオレフィン
の合計重量部40〜10の内、極性基を有する変性ポリ
オレフィンが30重量部未満7重量部以上であって、こ
の総合計量を100重量部として、これに平均粒径0.
8mm 〜2.Onwnの加硫粒状ゴム60〜220重
量部を加えて配合混練し、これをシート状としてなる制
振床下地材を提案した。
この制振床下地材は、植林が容易で、成長が早い針葉樹
を使用するため、森林を40年程度でローテーション利
用でき、資源の枯渇の心配がないうえに、制振シートの
自己融着性によって各板材が接合されるため、製造性も
よく、また、粒状ゴムの存在により、制振性も従来のも
のより優れたものであり、上記3種の浸せきはく離試験
においても十分に満足いけるものである。
しかし、自己の空間及び時間をより望む今日、そのスペ
ースを確保するために、より制振性の向上が望まれる。
制振性は、制振シートを厚くすれば、向上するが、反面
、その制振シートの耐加圧性の弱さに基づき、床下地材
の表裏木質板材がずれる。すなわち傾斜変形が生じ易く
なる。
本発明は、以上の点に留意し、制振シートを厚くするこ
となく、制振性を向上させることを課題とする。
(課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するために、本発明にあっては、前述の
針葉樹を使用した特願平1−303827号の制振床下
地材において、心材の全部又は一部をパーティクルボー
ドで構成することとしたのである。
なお、ブチルゴム等の重量部範囲の意義は、上記特願平
1−303827号発明と同様であるが、再度記載すれ
ば、ブチルゴムが上記範囲より小なるときは振動音(波
)の吸収効果が得られない。
また大なるときは長期静荷重により傾斜変形(床上の隅
に置かれる家財道具の静荷重による変形)が生ずる。こ
のブチルゴムは、変性ポリオレフィン等との比率におい
て、生のブチルゴムを30〜50重量部、再生ブチルゴ
ムを60〜20重量部とすることもできる。
低密度ポリエチレンが上記範囲より小なるときは、へた
りが生じ、大なるときは振動音(波)の吸収効果が得ら
れなくなる。
変性ポリオレフィンは接着性樹脂であって、下記化学構
造式(1)から(TV)で表わされるアセトキシ基、水
酸基、カルボキシル基、エステル基等を有するもので、
市販されている銘柄では次のようなものが挙げられる。
デュミラン:三井ポリケミカル株式会社製商品名アトマ
ー:三井石油化学工業株式会社製商品名タケメルト:武
田薬品工業株式会社製商品名UB[! BOND :宇
部興産株式会社製商品名(+> 1          m OH (It) OCOCR,l OH (nl) OH2 COCH3 OH −CH −CH2 (IV) OCOCH30H X X:C0OH基を含む この接着性樹脂が上記範囲より小なるときは、JASの
第−類浸せきはく離試験に合格しに(くなる。一方、2
0重量部を挿入すれば十分な効果が得られ、30重量部
をこえて投入してもそれ以上の効果は得られず、経済的
に不利であるばかりでなく、ブチルゴムによる振動音(
波)吸収効果が低下する。
加硫粒状ゴムの粒径は、小さ過ぎると振動音(波)の分
散、吸収効果が低下する。反対に粒径→− →− が大き過ぎると振動音(波)の分散が悪くなるだけでな
く混練後のシート化が困難となる。また、配合量が少な
いときは長期静荷重による傾斜変形が生ずると共に、振
動音(波)の分散効果が悪くなる。一方、多すぎるとき
は粒間のブチルゴム量が相対的に少なくなって、振動音
(波)の吸収が悪くなり、シート化も難しくなる。
上記特願平1−303827号に係る制振シートの構成
の他、充てん剤として重炭酸カルシウム、滑剤としてス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸鉛、粉末ステアリン酸、
パラフィンフレーク、安定剤として亜鉛華、軟化剤とし
てプロセス油、及び着色剤等を適宜に選択して添加する
ことができる。
〔作用〕
このように構成する本発明は、パーティクルボードの吸
音、吸振性により、制振性及び吸音性が向上する。
〔実施例〕
第1図に一実施例を示し、表裏板を木質板材1で形成し
、その間に、制振シート3を介し心材となるパーティク
ルボード2を介在したものである。
木質板材1は、第2図(a)に示すように、1.0mm
厚の単板1a、1b、1Cを積み重ね接着して一体化し
たものであり、その繊維を90度づつ交互に交叉させて
いる。その単板1a、1b、1Cは、第2図(b)に示
すように、部間採りした熱部のラジアタパインの原木W
を、外周面周方向に沿ってスライス、いわゆる“′かつ
らむき°′して形成する。
パーティクルボード2は、削り屑をバインダーを介して
圧着させた周知のものであり、厚さは9.12薗である
。制振シート3は、表1で示す混練組成(a、、b、、
C,d、、e、、f)のもので、その厚さは2.0m、
  1.6mmである。すなわち、木質板材1 (3,
0mm) 、パーティクルボード7:(9mm)、制振
シート3 (2,0mm、a、b、c、d、e、f6種
類)のもの(実施例1)と、木質板材1(3,0III
I11)、パーティクルボード2 (12mm) 、制
振シート3 (1,6mm、a、b、c、d、e、f6
種類)のもの(実施例2)を製作した。
その製作条件は、制振シート3の介在部は接着剤なし、
木質(木質板材1、パーティクルボード2)の接着は公
知の接着剤を用い、糊量:32〜39g/ボ、熱圧温度
:125°C〜130°C面圧カニ8〜10 kg f
 / c+fl 、熱圧時間:3.5〜5分である。
なお、比較例として、前記木質板材1のみの構成で15
mm厚とした構造用合板を製作した。
上記実施例1.2及び比較例を、JISΔ1418に、
準拠して、床衝撃音レベルを測定したところ、前者は後
者に比べ、3〜14dBの改善結果を得た。特に、衝撃
音が問題となる軽量衝撃音の250〜2000Hzでは
10〜14dBの改善効果があった。
フィンフレークは、必要に応シ、 2〜5重量部の範囲で添加する。
また、実施例1.2について、構造用合板の日本農林規
格の試験方法に準拠して、構造用合板1級(90°方向
)曲げ試験および2級曲げ試験を行った結果を表2に示
す。
この結果は、両実施例が、構造用合板として満足できる
ものであることを示している。
表   2 n−サンプル数 なお、心材の全てをパーティクルボード2とする必要は
なく、その一部を、特願平1−303827号の心材と
同様な針葉樹をその外周面周方向に沿って連続的にスラ
イスした単板の所要枚をその繊維を90度づつ交互に交
叉させ積重ねて接着一体化してなる合板とすることもで
きる。このとき、パーティクルボード2とその介在単板
間に制振シート3を介在してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のようにパーティクルボードを使用した
構成としたので、制振性及び吸音性が向上する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る制振床下地材の一実施例の部分
斜視図、第2図(a)、(b)は木質板材の製作説明図
である。 1・・・・・・木質板材、 1a、1b、l c ・−・=単板、 2・・・・・・パーティクルボード、 3・・・・・・制振シート。 (b)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)心材の表裏面に表板及び裏板を接着一体化した合
    板から成り、前記心材が、針葉樹をその外周面周方向に
    沿って連続的にスライスした単板の所要枚をその繊維を
    90度づつ交互に交叉させ積重ねて接着一体化してなる
    とともに、前記表板及び裏板が、針葉樹の節間採りした
    無節原木をその外周面周方向に沿って連続的にスライス
    した単板からなって、その繊維が前記心材の短辺に平行
    となり、かつ、前記各単板の少なくとも一つの重ね合わ
    せ部に、制振シートを介在、自己融着させた制振床下地
    材において、上記心材を、上記単板の所要枚とパーティ
    クルボードとを接着一体化したものとし、上記制振シー
    トを、ブチルゴムの重量部と、低密度ポリエチレンと極
    性基を有する変性ポリオレフィンの合計重量部とが、6
    0〜90:40〜10の比率であり、前記低密度ポリエ
    チレンと極性基を有する変性ポリオレフィンの合計重量
    部40〜10の内、極性基を有する変性ポリオレフィン
    が30重量部未満7重量部以上であって、この総合計量
    を100重量部として、これに平均粒径0.8mm〜2
    .0mmの加硫粒状ゴム60〜220重量部を加えて配
    合混練し、これをシート状としてなるものとしたことを
    特徴とする制振床下地材。
  2. (2)請求項(1)記載の制振床下地材において、上記
    心材が全てパーティクルボードからなることを特徴とす
    る制振床下地材。
  3. (3)請求項(1)又は(2)記載の制振床下地材にお
    いて、ブチルゴムに再生ブチルゴムを包含してなること
    を特徴とする制振床下地材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04111850A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd 制振床下地材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04111850A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd 制振床下地材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04111850A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd 制振床下地材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04111850A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd 制振床下地材

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