JPH03162951A - 制振床下地材 - Google Patents

制振床下地材

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JPH03162951A
JPH03162951A JP30382889A JP30382889A JPH03162951A JP H03162951 A JPH03162951 A JP H03162951A JP 30382889 A JP30382889 A JP 30382889A JP 30382889 A JP30382889 A JP 30382889A JP H03162951 A JPH03162951 A JP H03162951A
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vibration
damping
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Koichi Okumura
孝一 奥村
Takeshi Yamazaki
猛 山崎
Jun Nakajima
潤 中嶋
Kihachi Onishi
喜八 大西
Minoru Aoki
稔 青木
Shunji Suzuki
俊二 鈴木
Shin Nishida
慎 西田
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KEEYOO KK
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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KEEYOO KK
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、制振効果を有する床下地材に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
高層住宅あるいは集合住宅の建設が進み、そうした中で
隣接家庭、フロア一等で発生する振動音に起因するトラ
ブルが多発している。
こうした状況のもとで、個々の家庭、又はフロアーで発
生する振動音を抑制する対策が各方面から検討されてお
り、その一つの手段として床材中に制振機能を付与した
ものが見られる.本発明者等は、特願平I−17073
4号で制振床下地材を提案した。これは「心材の表裏面
に裏板及び裏板を接着一体化した合板から或り、前記心
材が、針葉樹をその外周面周方向に沿って連続的にスラ
イスした単板の所要板をその繊維を90度づつ交互に交
叉させ積重ねて接着一体化してなるとともに、前記表板
及び裏板が、針葉樹の節間採りした無節原木をその外周
面周方向に沿って連続的にスライスした単板からなって
、その繊維が前記心材の短辺に平行となり、かつ、前記
各単板の少なくとも一つの積み重ね間に、自己融着性の
ゴム、プラスチックでハインドしてなる制振用シートを
介在させてなるjものである。
上記提案によって制振効果が得られ関係方面から関心が
寄せられているが、上記提案の評価の過程で一層高い特
性を持つものが求められるようになった。
即ち、上記提案は制振効果においては十分満足するもの
ではあるが、合板の日本農林規格(昭和60年12月改
訂、以下、.J A Sという。)中に3 は強度の規定と共に耐水性の規定があり、下記の第−M
、第二類、第三類の三レヘルの浸セきはく制試験によっ
て削水+lIのw級が定められている。
記 (1)一類浸セきはく離試験 一類浸セきはく離試験は、試験片を沸とう水ψに4時間
浸せきした後、60゜C±3゜Cの温度で20時間乾燥
し、これを沸とう水中に4時間浸せきし、更に60’C
±3゜Cの温度で3時間乾燥する。
(2)  二頭浸せきG11<副31(験類浸セきはく
離試験しよ、試験片を70゜C1:3゜Cの温水中に2
時間浸せきした後、60゜C±3゜Cの温度で3時間乾
燥する。
(3)  三類浸せきはく離試験 類浸セきはく離試験は、試験片を35゜CL3゜Cの水
中に2時間浸せきした後、60゜C士3゜Cの温度で3
時間乾燥する。
この試験において、先の提案のものは、第三頻、第二類
の浸一已きはく離試験には全く問題なく合格4 ずるのであるが、第一類の浸せきはく離試験では、乾燥
後に制振用シートと木質単板との界面に浮きが見受レノ
られることがあった。
本発明は、上記に鑑み、既に提案している床下地材にお
ける制振効果を損うことなく、かつ製造工程で別途接着
剤を用いることなく、上記JAS第一類の浸せきはく離
試験に十分に合格する制振床下地利を提供ずることを課
題とする。
〔課題解決のための手段〕
上記課題を解決するために、本発明にあっては、前述の
特願平1 − 1 7 0 7 3 4号で提案した制
振床下地材において、その制振用シートを、プヂルゴム
の重量部と、エチレン−酢酸ビニル共重合体と極性基を
有する変性ポリオレフィンの合計重量部とが、60〜9
0:40〜lOの比率であり、」二記エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体と極性基を有する変性ポリオレフィンの合
計重量部40〜10の内、極性基を有する変性ポリオレ
フィンが30重量部未満7重量部以上で..l5って、
この総合計量を100重量部として、これに平均粒径0
.8mm〜5 2.Qmmの加硫粒状ゴム60〜220重量部を加えて
配合d練し、これをシート状としてなる構戒としたので
ある。
」二記ブチルゴムが上記範囲より小なるときは振動音(
波)の吸収効果が得られない。また大なるときは長期静
荷重により傾斜変形(床上の隅に置かれる家削道具の静
荷重による変形)が生ずる。
このブチルゴムは、変性ポリオレフィン等との比率にお
いて、生のブチルゴムを30〜50重量部、再生ブチル
ゴムを60〜20重量部とすることもできる。
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体が上記範囲より小な
るときは、へたりが生し、大なるときは振動音(波)の
吸収効果が得られなくなる。
上記変性ポリオレフィンは接着性樹脂であって、下記化
学構造式(+)から(iV)で表わされるアセトキシ基
、水酸基、カルボキシル基、エステル基等を有するもの
で、市販されている銘柄では次のようなものが挙げられ
る。
デュミラン 三井ポリケミカル株式会社製商品名6 アI・マ 井石油化学工業株式会社製商品名 タケメルト 武田薬品工業株式会社製商品名 11BE BOND :宇部興産株式会社製商品名(1
) 一〇C1{2 CH。→一←CH2 C I{→ー C OH (IT) 一(− CI+2 CI,)−(  CI12 CH→−←C I−1 2 CI−1 −)− l OCOCHI OH (Ill) −(−CI12 ?I1■−)−{  Cll■ ?H→−イーCH■ Cll}−ズ−CH。
CI+ −) l CH2 OCOCH3 0}] X CH ?H■ X: COOH基を含む X CH2 (IV) −{−CI−It ?H2→■←CH2 CH −}−{− CH2 CH−}−{−CH2 CH→ー l 0COCR. 0H 0X X COOH基を含む この接着性樹脂が」二記範囲より小なるときiJ、JA
Sの第一類浸セきはく離試験に合格しにくくなる。一方
、20重量部を挿入すれば十分な効果が得られ、30重
量部をこえて投入してもそれ以」二の効果は得られず、
経済的に不利であるばかりでな《、ブチルゴムによる振
動音(波)吸収効果が低下する。
加硫粒状ゴムの木も径は、小さ過ぎると振動音(彼)の
分散、吸収効果が低下する。反対に粒径が大き過ぎると
振動音(波)の分散が悪くなるだけでなく混練後のシー
ト化が困難となる。また、配合量が少ないときは長期静
GI重による傾斜変形が生ずると共に、振動音(波)の
分散効果が悪くなる。一方、多すぎるときは粒間のブチ
ルゴム量が相対的に少なくなって、振動音(波)の吸収
が悪くなり、シート化も難しくなる。
」二記の構戒の他、充てん剤として重炭酸カルシウム、
滑剤としてステアリン酸亜鉛、ステアリン酸鉛、粉末ス
テアリン酸、パラフィンフレーク、安定剤として亜鉛華
、軟化剤としてプロセス油、及び着色剤等を適宜に選択
して添加することができる。
〔作用] 上記の如く禍威1る本発明Cこ係る制振床下地4オにあ
っては、制振用シート中に分散する加硫寧)状ゴムとそ
の間隙を埋めるブチルゴム(BR)とエヂレン−酢酸ビ
ニル共重合体とによって振動音(波)は効率よく分散し
吸収される。
また、ブチルゴムの自己融着性と熱融着性を有する接着
性樹脂との相乗効果に基づき、製造時の加熱加圧により
、第一類浸せきはく離試験に耐え得る十分な接着強度が
イ」与される。
さらに、エヂレン−酢酸ビニル共重合体を」二記範囲で
配合することにより、適度な硬さが与えられ、長期静荷
重による傾斜変形が阻止される。
〔実施例〕
実施例1〜6、従来例7、8、比較例9〜11の配合を
表1」二欄に示し、まず、その配合でもってそれぞれ制
振用シートを製作した。
その製作は、まず、各剤を所定部数になる如く9 計量し、ハンハリーミキザーに、ブチルゴム、再生ブチ
ルゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体、変性ポリオレ
フィン樹脂(UBE BOND旧000)、重炭酸カル
シウム、亜鉛華、ステアリン酸亜鉛を順次投入し、若干
混練して後、加工性付与油(プロセス?llI)を投入
して130゜CI2分間7昆練し、その混練ミキサーの
ゲートを開いて調整ロールに落し原料板どする。この原
料板をカレンダーIコール番こ通し所定の厚さのシー1
・として各制振用シー1・を得た。
つぎに、この各制振用シートにより、第1図(a)に示
す床下地材aを、単板1 :  1.5mm、合板2:
5.5mm、制振用シート3:2.OTNlとしで製作
した。
この製作条件は、制振用シート3介在部は接着剤なし、
木質(単板1、合板2)の接着は公知の接着剤を用い、
糊量:32〜3 9 kg f / c1?l,熱圧温
度:I25’C〜130゜C、面圧力:8〜1 0 k
gf/c+II、熱圧時間:3.5〜5分であった。
−1二記合板2は、第2図(alに示すように、単板2
a、2b、2cを積み重ね接着して一体化したも10 のであり、その繊維を90度づつ交互に交叉させている
。その単板2a、2b、2C及び前記単板1は、第2図
(b)に示すように、ラジアタパインの原木Wを、外周
面周方向に沿ってスライス、いわゆる“かつらむき゜′
して形威する。なお、単板1は、節間採りした無節原木
からスライスして表面に節が表われないものとした。
この床下地材aで第一類浸せきはく離試験を行った結果
を表l下欄に示す。
また、各床下地材aの制振特性試験を行ったが、その試
験は、まず、第3図(a)に示す架台A(大引: 10
5X210X2680mm、根太:45X45X173
0mm)を製作し、これを測定室の架台取付孔に嵌め込
んでその周縁にパテを埋込んで装着し、同図(b)に示
すように、その架台A上に、各床下地材aを載置した。
この試験体aの床衝撃音レヘルの測定を、第4図に示す
仕様で、JAS A 1418−1978年(建築物の
現場における床衝撃音レヘルの測定方法)に準拠し、日
本建築総合試験所にて行なった。その受音室は、] 3
 4 nTの残響室でl1 あった。打撃ポイントは、第5図に示す所である。
その試験結果を表1下欄に示す。
上記両試験結果によると、実施例のものは、有効に制振
作用をしており、かつ、第一類浸せきはく離試験におい
てもはく離が生しなかった。
なお、第1図(b)及び(C)に示ず構威の床下地材a
においても同様な効果を得た。
〔効果〕
以」二説明した如く本発明に係る制振床下地材は、従来
と同様の制振効果を有しながら、それに加えてJASの
第一類浸せきはく離試験に十分合格するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(C)は、本発明に係る制振床下地材
の各実施例の部分斜視図、第2図(a)、(b)は合板
の製作説明図、第3図(a)、(b)、第4図、第5図
は試験説明用斜視図、概略図、打撃ポイント図である。 1、2a、2b、2 C −・−−−−単板、2・・・
・・・合板、      3・・・・・・制振用シート
、a・・・・・・制振床下地材、 A・・・・・・架台
。 l3 (a) 第1図 (a)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)心材の表裏面に表板及び裏板を接着一体化した合
    板から成り、前記心材が、針葉樹をその外周面周方向に
    沿って連続的にスライスした単板の所要板をその繊維を
    90度づつ交互に交叉させ積重ねて接着一体化してなる
    とともに、前記表板及び裏板が、針葉樹の節間採りした
    無節原木をその外周面周方向に沿って連続的にスライス
    した単板からなって、その繊維が前記心材の短辺に平行
    となり、かつ、前記各単板の少なくとも一つの重ね合わ
    せ部に、制振用シートを介在、自己融着させた制振床下
    地材において、上記制振用シートを、ブチルゴムの重量
    部と、エチレン−酢酸ビニル共重合体と極性基を有する
    変性ポリオレフィンの合計重量部とが、60〜90:4
    0〜10の比率であり、前記エチレン−酢酸ビニル共重
    合体と極性基を有する変性ポリオレフィンの合計重量部
    40〜10の内、極性基を有する変性ポリオレフィンが
    30重量部未満7重量部以上であって、この総合計量を
    100重量部として、これに平均粒径0.8mm〜2.
    0mmの加硫粒状ゴム60〜220重量部を加えて配合
    混練し、これをシート状としてなるものとしたことを特
    徴とする制振床下地材。
  2. (2)請求項(1)記載の制振床下地材において、ブチ
    ルゴムに再生ブチルゴムを包含してなることを特徴とす
    る制振床下地材。
JP30382889A 1989-11-22 1989-11-22 制振床下地材 Granted JPH03162951A (ja)

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JPH0573581B2 JPH0573581B2 (ja) 1993-10-14

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